飛行機さつえい奮闘記
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2013年04月23日(火) JJP183便 成田→那覇 09:10→12:00
A320-200 JA 座席:13F 成田SPOT:101 那覇SPOT:26 高度: 30000ft 速度:850km/h 984mile 8340円(内訳:運賃5490円 コールセンター予約手数料1800円 座席指定料850円 支払い手数料200円)

MD-90のラストフライトからもうすぐ一ヶ月。未だに私の心はポッカリ穴が空いている感じです。
空港に行こうとしても『MD-90いないんだよなぁ…』と思ってしまい、気が向かない状態です。
そんな状況を打破するべく、またと言うか毎度と言うか、沖縄へ行って参りました!予約したのはMD-90のラストフライト前ですが^^;

今回は諸事情で往復ともジェットスタージャパンを利用したのですが、予約プロセスで3つのトラブル的なものがありました。搭乗記の前にそのことを書きたいと思います。

予約を行ったのは搭乗の約1ヶ月前である3月16日のこと。4月23・24日に休日出勤の振休を頂いた私は、ジェットスターで何処かに行こうと企んでいたのです。
以前ジェットスターで新千歳日帰り旅行しようとしたときに往復とも欠航してしまい、その時に頂いたジェットスターバウチャーがまだ8000円分残っていたので。
そんな時に思いついたのがJTAのSWALジェット。前回沖縄に訪れた際はまだSWALジェットが就航しておらず、まだ未撮影なのです。ということでこんな単純な理由で行き先は沖縄に決まってしまいました。

さて、予約…とジェットスターのページを見てみると…


行きの4月23日は成田空港を9時10分に出発する『GK183便』に決定!


帰りの4月24日は那覇空港を17時45分に出発する『GK186便』と18時50分に出発する『GK188便』。
遅延や成田空港の門限問題も考慮して、同じ値段ならGK186便を予約したい所だったのですが…


ふとエアアジアジャパンのページを見ると、那覇空港を19時20分に出発する『JW8666便』がプロモーション価格で3480円となっていました。
往復とも違う航空会社ということで帰りはエアアジアジャパンにしようかと思ったのですが、頭の中を『ジェットスターの最低価格保証』という単語が浮かびました。

『最低価格保証』
他の航空会社のインターネット公示運賃が、それと比較対象となるJetstar.com にて販売中のジェットスター便の最低運賃よりも安い場合、弊社にお電話を頂きご予約頂くお客様に対し、日本国内線および日本発国際線では、他社の運賃より10%下回る金額とJetstar.comに掲載されたジェットスターの最低運賃との差額相当のバウチャーをご提供いたします。(ご連絡時に、他社運賃の方が安いことを、弊社が確認できることが条件となります。)対象運賃は、比較対象内の同一時間帯、同一路線の直行便の片道運賃になります。

簡単に説明すると、ジェットスターは同一路線、同一時間帯のフライトで他社の料金よりも安くご提供しますよというものです。
そして同一時間帯のフライトというものはジェットスター便の出発時刻との差が1時間以内のフライトのことを差しています。
またこの予約はコールセンターでしか受け付けることはできません。そして支払いはクレジットカードのみとなります。

ということで今回は
18時50分発 GK188便(5490円)
19時20分発 JW8666便(3480円)

この便同士で対決させることにしました。最低価格保証での予約は一度やってみたかったので、いい機会です。

ジェットスターのコールセンターは通常の電話番号とは別に、インターネット電話である『Skype』にも対応しています。通常の電話はもちろん通話料が掛かりますが、『Skype』であれば無料で電話ができます。
若干音声に遅延が発生しますが、ゆっくり、確実に会話すれば問題ありません。
伝える内容は『最低価格保証』で予約したい旨と、自分が乗る便、そして比較対象の便。そうすれば後はコールセンターの担当者が確認作業に入ります。
若干の間の後、無事にGK188便を最低価格保証で予約することができました。運賃はエアアジアジャパンの3480円より10%安い3132円。そして座席指定料の850円。これは非常口座席です。合計で4322円となりました。

私の想定では、インターネットでは諸手数料込で6000円で買える往路の便も合わせて、支払額を10000円にし、バウチャーの8000円を当てて支払額を2000円程度にする予定でした。
ところが、最低価格保証の便と、他の便の料金をまとめることは出来ないようで、別々の支払いになるとのこと。
であれば往路は6000円の運賃に8000円のバウチャーを当てるのは勿体ないので、自身で予約する旨を伝えたら、今ここで予約すれば支払い手数料を纏めることができますよ!とのこと。ここでいう支払い手数料というのはクレジットカード支払い手数料の200円のことです。
なんだかよく分からず面倒くさくなった私はそのままコールセンターで予約することにしました。そしてコールセンターから提示された往路のGK183便の運賃は『7290円』。インターネットで表示されてる額と1800円ほど違うなぁ…まぁバウチャー当てるし面倒くさいからいいか、と考えつつそのまま予約。
最終的にはGK183便は運賃が7290円、座席指定料が850円、クレジットカード支払い手数料が200円の合計8340円、バウチャーを8000円分当てて340円となりました。
全ての予約を終えてコールセンターの担当者に聞いた話なのですが、インターネットの表示額とコールセンターの提示額の差額である1800円というのは、コールセンター予約手数料であるとのこと。こんな話聞いてないんですけど…と心の中で思いつつも予約を終えてから揉めてもしょうがないのでそのまま電話を切りました。

なんだか自分でも訳が分からなくなってきたので纏めると
4/23 GK183便(往路)
運賃:5490円
コールセンター予約手数料:1800円
座席指定料(非常口):850円
支払い手数料:200円
バウチャー:-8000円
合計:340円

4/24 GK188便(復路)
運賃:5490円
最低価格保証での割引:-2358円
座席指定料(非常口):850円
※支払い手数料はGK183便と一緒にした為無し
合計:4322円

総合計:4662円


自分でインターネット予約をせず、コールセンター経由で予約したお陰で340円余計にお金がかかってしまいました。
往路はインターネット予約をして、バウチャーを当てず、また別の機会で使うという手もありました。
電話しながら判断するというのは難しいですね。少し損をしてしまった感がありますが、これも勉強料ということで。
といっても沖縄往復を5000円切る値段なのですから全然いいのですが^^;
学んだこと:最低価格保証で予約する時はその便のみコールセンター予約。それ以外は全てインターネット予約!

実はトラブルまだ一つ目。まだ二つあったのです…。
ジェットスターでは予約したらすぐに私が登録しているメールアドレスに旅程表が送付されてくるのですが、往路はすぐに送付されたのですが、復路が送付されてこない…。
24時間経過しても送付されてこなかったので、ジェットスターのホームページで予約番号とメールアドレスを入力して、確認してみることにしました。そうすると…


2358円が未払い状態になっています。これは最低価格保証で引き下げた分の額。このまま未払い状態になっていると予約が破棄される恐れがあった為、即コールセンターに電話。
コールセンター曰く、『処理は48時間以内に行われるため、まだ処理が行われていない可能性がある。予約から48時間経過してもまだ旅程表が送付されない場合は再度連絡願う』とのことでした。
その電話の1時間後、復路の旅程表が私のメールアドレスに送付…処理を忘れていたんじゃないの…?と思ってしまいますが、とりあえず問題解決。
学んだこと:予約番号を手に入れたからといって安心はしてはいけない。しっかり予約をインターネットで確認!

トラブル3つ目は座席指定トラブル。
搭乗3日前、往路と復路の座席がちゃんと指定した通りになっているか、また座席の埋まり具合を見るためにインターネットで確認を行いました。
そうすると復路は私が指定した『13A』で取れていたのですが、往路が『12F』を指定したにも関わらず、『15F』となっていました…。『15F』は座席指定料250円で座れる普通席。私が予約したのは座席指定料が850円で足元広々の非常口座席。
これも即コールセンターに電話。そうすると今度はジェットスター側のミスのようで、再指定を受け付けてくれました。
窓側非常口である12A、12F、13A、13Fは全て空席となっていましたが、ジェットスター側のお詫びの気持ちなのか、『12F』では座席リクライニングができないので、『13F』はいかがですか?と勧められ、『13F』に移動することにしました。
これは非常口座席が全て埋まってたらどのような対応になったんだろうと思いますが、問題解決。
学んだこと:コールセンター経由で予約した時は座席指定がちゃんとされているかインターネットで確認!

…ここまで自分で確認しないといけないの?と思ってしまうくらいトラブルだらけでした。『LCCだから仕方がない』と見るか、『ジェットスターもっとちゃんとしてよ!』と見るかは利用者次第ですが、私は『ジェットスターちゃんとしてよ!』と思ってしまいました。いくらLCCといっても金銭に関わることなのですから…。


とっても長い前置きでしたが、ようやく搭乗記です。9時10分という比較的ゆったり目の時間に出発するGK183便ですが、やはりLCC。余裕を持たないと怖いので、出発の1時間前に成田空港第二ターミナルに到着。
キオスク端末でチェックインを行おうとした所、どうやら決済した際のクレジットカードでもチェックインができる模様。試しに決済の際に使用したクレジットカードを端末に読み込ませてみました。


…『これは搭乗券ではありません』と書かれたチケットが出てきました。このチケットをチェックインカウンターに持っていくことによってチェックインができるようです。
カウンターは荷物預けの乗客で列が出来ており面倒くさいので、端末に予約番号を入力した所、無事にチケットが出てきました。
クレジットカードによるチェックインは予約番号を紛失した際の最終手段みたいな感じですね。


まだ搭乗まで時間があるので、成田空港のカードラウンジに行ってみました。
第二ターミナルは展望デッキなどがある4階の北端にあります。


どうやら成田空港のカードラウンジは、アルコール類が1杯目のみ無料になる模様。折角ですが朝からビールはやめておきましたw

私が搭乗するバスゲートは『G』いつものバスゲートだろうと思い、セキュリティチェックを受けて何も考えずに1階に降りてしまいましたが、『G』のバスゲートがない…。


2階に戻った所、バスゲート『G』、『H』は今までなかった所に新たに増設されていました。ジェットスターは乗るたびに何かしらが変わってて飽きませんw


国際線の64番ゲートの横を通り…


エスカレーターを降りたら…


バスゲート『G』、『H』がありました。とても広い待合室。さらに増築もできそうです。


一番奥がバスゲート『G』、手前が『H』となっています。


今までの国内線バスゲートは駐機している飛行機は見れませんでしたが、このバスゲートは64番ゲートの目の前。このように見ることができます。


定刻30分前の8時40分、バスへの搭乗開始。16列目から30列目、全てのお客さんと2回に分けて案内され、私は13列目でしたが、なんとか1台目のバスに乗ることができました。
私が乗るGK183便はJALとの共同運航便のようで、JALでの便名は『JAL6183便』となります。


バスで101番スポットに向かいます。駐機しているジェットスター機は5機。シャークレットを装着しているJA08JJの姿はありませんでした。


101番スポットに到着。


本日の機体はJA10JJ。3月31日に路線投入されたばかりの新しい機体です。


左側の主脚にPower Pushが装着されました。ジェットスターの成田空港でのプッシュバックは前輪にトーイングカーを付けるのではなく、このPower Pushを使用します。
リモートでプッシュバックをすることができ、地上業務の効率化につながるとのこと。


背後には7号機、JA07JJの姿。タラップや地上支援車両が周りにいないことからまだ寝ているのでしょうか。
ジェットスターは機数が増えたことから、機材運用がイマイチよくわからなくなってきました。
機数、便数は増えたものの、全ての機体をフル活用している訳ではないようで、一日に成田-沖縄を1往復のみという機材もあります。
開いた時間を使用して機体整備に当てているのでしょうね。


『Jetstar』の大きな文字を見ながら機内へ。


今回の座席は13Fの非常口座席。この席では離着陸時は全ての手荷物を荷物棚に上げる必要があります。
客室乗務員さんより非常時の際の脱出援助のお願いがされ、非常口座席専用の安全のしおりが手渡されます。
客室乗務員が『脱出!脱出!脱出!』と叫ぶまでドアは開けず、必ず外の安全を確認してくださいとのこと。非常時の際はお手伝いしますm(__)m

早く搭乗開始したことも相成り、定刻7分前の09時03分にドアクローズ。客室乗務員によるセーフティデモストレーションが行われます。
すべてのデモストレーションが終了しても機体はまだプッシュバックしない。結局プッシュバックを開始したのは定刻よりも8分遅れの9時18分。
成田空港は南風運用のようで、テイクオフランウェイは16L。先日新たにできた西側誘導路をタキシングしランウェイ16Lを目指します。
今までB滑走路から離陸する際は東側の誘導路を遠回りしてタキシングしていたので、西側誘導路ができてタキシング時間が短縮されましたね。
09時32分、ランウェイ16Lよりテイクオフ。眼下に成田空港のA滑走路側を眺めつつランウェイヘディングで上昇。一路沖縄を目指します。


9時38分、ベルトサインが消灯。うっすらとですが九十九里海岸が見えています。


この日の乗客は159名。この機体は180人乗りなので搭乗率は88%と上々。
平日ですが9時10分発という便はちょうどいいのでしょうね。


非常口座席は前の座席との間隔が広く、足をおもいっきり伸ばすことができます。
成田-沖縄線のような長距離・長時間路線では最適なシートです。


上空は青空。気持ちよく飛ぶオレンジライナー。


三宅島上空を飛行中。窓からは神津島が見えました。


ブランチにスモークサーモンとクリームチーズの田舎風サンドを注文しようとした所、売り切れと言われ…。どうしようか渋っていると、カルツォーネを勧められました。
『卵とソーセージ』と『チキンとチンゲン菜』の二種類があるようで、とりあえず『チキンとチンゲン菜』を1個注文しようとした所、2個お買い上げになると500円になりますよ!とのこと。1個で350円なので、これはお得!と感じ、2個買ってしまいました。売り方うまいですねw


カルツォーネはオーブンで温めるらしく、10分ほどでサーブされました。『キャビンスナック』や『ピザバー』と書かれています。機内で食べるために特化したものなのですね。
パッケージの左側にはジャンボ機らしきイラストも書かれています。


裏面は原材料等が書かれていました。名称は『ピザ』で冷凍物なのですね。オーブンで10分ほどかかるのも納得です。


冷凍食品とは思えないほどホクホクで美味しくいただきました。2種類ありますが、『卵とソーセージ』のほうが美味しく感じました。『チキンとチンゲン菜』はチンゲン菜のアクが強くて好き嫌い分かれますね。


その後も機体は順調に飛行を続けていきますが、時に雲の中を飛行したり、気流の悪い所を飛行する為にベルトサインを点灯したり。
徐々に降下を開始し、11時30分に電子機器使用制限のアナウンス。そして11時38分にベルトサインが点灯。
那覇空港は混雑しているようで、到着予定は定刻より8分遅れて12時08分とのアナウンス。
機体は右へ左へちょくちょくと振られ、GCAアプローチのような感じ。粟国島上空をパスし、ライトターン。約1000ftほどの低空飛行を続け、高度を落とし始めたかと思えばすぐにランウェイ18にタッチダウン。


定刻より14分遅れの12時14分、那覇空港26番スポットに到着。非常口でノビノビ、快適なフライトでした。


降機中にコックピットを一枚。この機体は折り返しすぐにGK282便として関西国際空港に向かいます。
パイロットさんに目をやると、機長、副操縦士ともに肩は4本ライン。ダブルキャプテンでの運航ですね。


成田空港でドアクローズしたのにプッシュバックがなかなかされなかった時はちょっとヒヤッとしましたが、無事に那覇空港に到着できてホッと一安心です。動き出してしまえば快適なフライトでした。
次回は4月23日に那覇空港で撮影した飛行機です。

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