チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

もう秋

2009年07月28日 09時32分27秒 | 日記
トンボがスイスイ
蝉がなく
ボツボツ処暑
なのに梅雨前線はいまだ日本列島を狙っている

日本の四季もおかしなことになり
二十四節気もあって無きがごと
季節を愛でる人もなく
それならばと季節をなくしたのかもしれないね宇宙は

ここ十二社は江戸時代月の美しいところで
池に船を浮かべ
三味線の音色に身を任せながら
芸者と小唄、端唄の掛け合いを楽しんだらしい
殿方はーー

婦人達は昼間重箱の手弁当を持って
船で短歌を楽しんでいる
俳句は男の遊びで
短歌をたしなむのが当時の女達の教養

自然チャンも、人の目に注目を浴びたため
おおいに四季をことさら見せ付けたのかもしれない

自然も甘えん坊
見られなければ、気付かなければ
暴れて気付かせるしかない

公園の木陰で
チョットたたずむだけでも
蝉や虫たちの声
そしてこのはを震わす風の音も聞こえる

自然に目を
自然に耳を
そして自然に心を

自然はきっと人と寄り添ってくれる

はや命を終えた蝉を
白黒の猫が手玉にとって一心に遊んでいる
これも自然の景色の一つ

チャコちゃん先生は
ひたすら公園の桑の葉を盗み取り
それを袂に隠し
わが蚕に
「ホラホラ朝ごはん」
とばら撒いている
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