チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

着物が繋ぐもの 112

2019年03月14日 18時03分41秒 | 日記
蚕の研究家たちは言う
「蚕は遺伝子の優等生」
研究のし甲斐があるということだ
必ず結果を出してくれると喜ぶ

そういう中でチャコちゃん先生は「蚕が吐く糸がどれだけ人にいい影響を与えているかを知りたいと思っている
体験では明らかに絹を身に着けていると健康になっていく(着物を着始めて病院に行ったことがないもちろん薬も飲んでいない、健康食品も不要)
それがどう科学的に証明ができるのか
それが出来ない限り今の人は絹を着ようとしない(この星は、行動体験の星であることを忘れている)

本日も15人の方たちの着付けをさせていただいた
ブラジャーはもちろんヒートテックすのインナー更には下履き
「全て脱いで絹にしてしまったほうが気持ちがいいですよ」といっても聞き入れる人は殆どいない

2時間で15人を着せなければいけないのでいちいち説明もままならずあるものでやっていく

しかしその中で学校の理事長さんだけはすべて絹をつけてくださった
いらしたときは足がいたいと引きずっていらしたが着物を着せ終わったら
「不思議ですね足の痛さが消えました」と大悦び
湯文字の効力なのだ

終わって着物を脱いだ時毎年卒業式に着ているけどこんなに楽で気持ちの良い着付けは初めてですとご感想を頂いた

つまり「絹」のちから

絹に包んだ桃と普通にしている桃を5日間くらべたら
元の形を維持しアジも全く落ちないのが絹に包まれた桃だった
つまりアンモニアや二酸化硫黄の吸収度が強く腐敗の速度を遅くしてくれる

水分を一時的に貯留するので静電気を起こさず吸湿性も優れている
肌や毛髮の表面に薄い被膜を作るので水分の蒸発を抑え乾燥を防ぐ効果も期待できる

絹は発熱するので着ていると暖かくなり余分の熱を放出するので、熱がこもらず快適だ

こんなに賢い繊維を私達はもっと日常に身に着けなきと持ったないと思う

こういう研究成果の結果
絹は直接肌につけるのが最適
傷さえ塞いでしまうそれはアミノ酸のお働き

自分の体を美しく保つには絹が一番と思う

そういう絹をついに「旅立ちの祝衣」として考えた
つまり死に装束だが直接肌に絹を着せることでもちろん本人の体はもう反応しないが
実は骨が反応、そして魂も喜ぶだろう
上記の絹の特徴がそのまま焼かれた骨に反映される
焼いたあとの骨の美しさが格別、骨に艶が出る

そういえばミイラも絹の布にくるまれていた骨は原型を保っていたという

今日はちょっと怪しい話になってしまった

#ミイラ #骨 #絹 #アミノ酸 #防湿 #アンモニア #蚕 #チャコちゃん先生 #中谷比佐子


コメント
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