My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

真空管プリアンプのE80Fを交換

2013-10-27 21:42:15 | 真空管プリアンプ

真空管プリアンプのE80FをPhillips Miniwattsに交換。

昨日、現地のガレージショップで購入。日本円で3,300円/本。2本購入。だいたい相場価格。

eBayでValvo製の赤ロゴを買おうか迷ったが、Valvoも結局Phillipsで生産していると思うので、本家のPhillips製とした。

とりあえず、いつも通り、ピンの掃除。

金メッキなので、アルコールで洗浄、その後、CARDASを塗布し、10分後に拭き取り。

管の頭に何やら記号が書いてある。

ボディの下の方に書いてある製造コードは、

VCA ⊿1E5(頭の印刷は22K)とVCB ⊿2F1(頭の印刷は24L?)

である。

⊿1E5---1961年5月第5週 生産

⊿2F1---1962年6月第1週 生産

⊿---Phillips Heerlen in Holand工場生産

となる。

http://www.audiotubes.com/mullcode.htm を参考。


交換後の音は、特に変化なしだが、交換記録として残しておく。 

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エリック・クラプトン「アンプラグド・デラックス」を購入。

2013-10-27 12:32:35 | 音楽

日本に出張していた人から、発売になったばかりのエリック・クラプトンの「アンプラグド・デラックス」を買って来て貰った。CD2枚+DVD1枚組で3,980円。

こちら現地では、発売が遅れると思い、わざわざ日本から買って来て貰ったが、昨日、こちらのCDストアに行ったら売っていた。しかも、EU盤で値段は日本盤の半額以下。

それならEU盤を買えば良かった。EU盤が音が良いに決まってる。

日本盤のライナーノーツも大した事が書いていない。

まあ、今回の発売時期は、来年2月の日本公演が決まった直後だったので、タイミング的には良いだろう。

 

さっそく視聴。

リマスタリングで音は?

CD1枚目のほうは、あれっ~? 音があまり変わってないぞ。少しは良くなったか?いや、あまり変わっていない。

どこをリマスタリングしたんだろう。

CDの2枚目。実はココが興味があった。

「My father's eyes」アコースティック・バージョン初めて聴いた。声が上ずっていて、なかなか良い。

元々のCDではカットした理由がわかる。take1と2があるが、どちらも満足できなかったんだろう。

でも、私は良いと思うけどね。

「Tears in Heaven」。take2があり殆ど変わらないが、take1のほうが良い。

 

DVDは?。

まず、オリジナルのほう。

画質があまり良くなっていない。元々、綺麗じゃないからね。

ボーナス・トラック。

こちらは、見ごたえがある。

お客がいないけど、真剣にリハーサルしている。

クラプトンのこのアンプラグドに望む意気込みと音楽に取り組む姿勢、勢威が伺える。

自由に弾いているようだが、自分が納得が行くまで、アレンジを変えながら弾いている。妥協しない感じだ。

音とか曲の流れも一つひとつ確認している様子が見て取れる。

「Tears in Heaven」もアレンジが未完成の様だ。本番とアレンジが若干違う。

噂によると、数十回リハーサルテイクがあったとか。まさに神様だ。プロ中のプロだ。

こちらのリハーサルの映像は、画質、音質ともに良い。ギターの音も良い。

これは、眠っていたマスターから落とし直したからか?

だとすると、オリジナルのほうは?

まあ、これを見るだけでも、買う価値はあると思う。

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CDプレーヤーのクロックモジュールを再換装(クロック波形)

2013-10-26 12:50:44 | CDプレーヤー

先日のクロックモジュール交換後の波形を取ったので載せておきます。

 

<16.9344MHz>

レベルシフターで、5V→3.3Vに変換後の波形(ダンピング抵抗で波形整形後)。

エンベロープで観測。

ジッターも無く実に綺麗である。このレベルはかなり良いだろう。

 

<49.152MHz>

同じく、レベルシフターで、5V→3.3Vに変換後の波形(ダンピング抵抗で波形整形後)。

エンベロープで観測。

こちらも、ジッターが無く綺麗である。ただ、デューティが崩れているが、立ち上がりエッジで取り込むので特に問題ないだろう。それよりもジッターが重要である。

 

 

今回、ついでに、ピックアップレンズのクリーニングもしておいた。2年間くらい掃除していなかった。

綿棒とアルコールで掃除。結構慎重を要するが、成功!


 

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真空管プリアンプの整流管6X4の交換(RCA製馬蹄ゲッター)

2013-10-23 23:13:22 | 真空管プリアンプ

CDプレーヤーを弄り倒してから、ここ2,3日、ちょっと音がおかしくなって、おやっ?と思った。

おかしいと言うのは、気持ち程度だけど、音が偶に大きくなったり小さくなったりするのだ。

音も、何だか生き生きしていない。

弘法も筆の誤りか?いや、そんな筈は無いと色々と原因を考えた。

CDプレーヤーからの音も、PC~DACからの音もほぼ同じ。弄り倒したCDPが悪いわけじゃなさそうだぞ。

マッキンのパワーアンプは、少し前に管を新調したばかり。ここじゃない。

それで、消去法で考え行きつたところがプリアンプ。しかも思い当たったところは整流管。

そういえば、前にもその様な事があった。整流管の寿命は短いのだった。

ブログを遡ってみると、前回交換したのは、ちょうど6ヶ月前の4月28日。

その前の交換スパンが8ヶ月だったので、こんなもんだろう。

今使っているのが、Tung-sol製。

これを、前回4本纏め買いした内の1本。RCA製6X4Wに交換した。買い込んでおいて良かった。

スクエアゲッター(馬蹄ゲッター?)、ブラックプレート。

交換後は、予想通り、音が生き返った。

やはり、整流管は早め、早めの交換が必要ですね。

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CDプレーヤーの真空管入力カップリング・コンデンサ追加

2013-10-20 23:20:45 | CDプレーヤー

以前から気になっていたOpampの出力のDC成分。

差動Opampから若干オフセット電圧が出ている。Lch:+11mV、Rch:-7mV。

この程度ならほぼ気にならないが、これが次段の真空管のグリッドに抵抗を介して直結されているのだ。

真空管の受け回路は以下。 IN(CN4)に、このDC成分が直結される。

この39KΩの手前にカップリング・コンデンサを入れてみることにした。

ずっと気になって精神的に痞えるものがあったが、やっと実行できた。

容量値は、まあ受けがこの抵抗なら、0.47uFでも良いであろう。

ということで、どうせならと思い、奮発して手持ちのDynamiCap(ダイナミキャップ)を投入した。

物が大きいだけに設置後は大変な事になった。

赤い煙突が2本建ってしまった。

このまま使い続けるなら、なんか考えなきゃ。

コンデンサを通った後の電圧はDC 0V。良い感じ。

音は、まだヘッドフォンでしか聴いていないが、ちょっとクリアーになったかな?

音が生き生きと生命を感じるのは、ダイナミキャップのお陰?。

このダイナミキャップは暫く眠っていたのでエージングも必要。


(後記)

こんな事をしてみたが、実際にスピーカーで聴いてみると、あまり音が良くなかった。音に力強さや広がりが無い。

初めは、ヘッドフォンで大きな音で長時間聴いていたので、自分の耳が調子悪くなったと疑ったが、暫くしても、以前より音が悪いので、少し考えた。。。

そう言えば、ここはOPampの出力やTrの入力にも繋がっているので、バイアスとか信号の分圧に影響が出たのかも知れないと思い、このコンデンサを外して、元通りにした。

そしたら、以前の様に音が良くなった。

原因は、上の要因のほかに考えられることは、真空管に入力する結線の半田をやり直した事くらいだが、これも影響するかもしれない。

今度は、オーディオ用の半田が手元にあるので、これを使ってみるとしよう。

 

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BLUES BREAKERS WITH ERIC CLAPTON(DELUXE)購入

2013-10-20 23:07:55 | 音楽

本日、CDショップでブルース・ブレイカーズ with エリック・クラプトンのCDを発見購入した。

このCDは既に持っているが、今回のものはデラックス・エディション。これって結構見つけ難いものかな?。

しかも、Made in Germanyなので音質も信頼できるだろう。実はノーマル盤もMade in Germanyで持っている。

最近は、CDを購入するときに、この部分を結構気にしている。経験則ではEU盤のほうが音質が良い。マスターとかカッティングマシンの違い?。

演奏の内容的のほうは、ジョン・メイオールのボーカルは於いて置いて、エリック・クラプトンの20代初期の頃の演奏で、アンプの音を歪ませてギンギンに弾きまくっていて、なかなかカッコ良い。若さがみなぎっている。

この頃って、レスポールを弾いていたのかな。まあ、皆さんご存知なので説明は不要でしょう。クラプトンはここから始まったのですから。

 さて、この2枚のCDの違いですが、デラックス盤にはその当時BBCに出演した時の演奏とか、クラブハウスでの演奏が2枚目に収められている。1枚目はMonoとStereoでノーマル盤と同じ構成。

あれっ? レーベルを良く見ると、ノーマル盤は『DERAM』、デラックス盤は『DECCA』となっている。

『DERAM』はDECCAの傘下のレーベルで、ロックに対応するために設立したサブ・レーベルらしい。

詳しくは、こちら。 http://homepage2.nifty.com/recordcollectors/deram.html

また、ジャケット写真を良く見ると、DELUXE盤は上が若干切れている。右上の落書きが消えている。

裏面も当然違う。中のブックレットも違う。

肝心の音質は、DECCAだけあって決して悪くはないが、なぜかノーマル盤の『DERAM』のほうが音が厚い様な気がする。

まあ、デラックスの2枚目のライブを楽しむのと、中のブックレットも違うし、ディスクの印刷も違うので、両方持っておいても良いか。

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CDプレーヤーのクロックモジュールを再換装(16.9344MHz)

2013-10-19 10:54:28 | CDプレーヤー

先日のSRC用クッロクの再換装に続き、今日は、デジタル・デコーダー部16.9344MHzのクロックを再換装(取替え)した。

SRCで再クロックするので、この部分は関係しない様に思うが、以前、ここにLow Jitter Clock基板を搭載したところ、音の情報量、精細度が格段にアップしたのである。実は、この時がクロック交換の始まりだった。

この部分のクロック・モジュールをSRCの時と同じ、Valab製16.9344MHz 0.3ppm Low Jitterとした。同じくGold(金)仕上げ。如何にも高級そう。$20だった。

サイト上の注文商品は1ppmとなっていたが、実際に送られてきたものは、『0.3ppm Low Jitter』と刻印されていた。前回の49.152MHzと同仕様かな。期待できそう。

交換後の写真。ゴールドが眩しい。

出てきた音は、まだエージングしていないが、いきなり鮮明で密度が高く、切れの良い音を聴かしてくれた。

今まで聴こえなかったバックの小さい音とか余韻もよく聴こえる様になった。鳥肌もんです。

クロックを交換すると、いつもの事だが、音のグレードアップにドキッして、緊張して、集中して聴き入ってしまう。

それだけ変化がある。

過去のクロック変更で、一番変化が大きかったのは、クロック発振子から低ジッターのクロック・モジュールにした時だ。これには本当に驚いた。

今まで、CDの中の情報をきちんと捕らえて再生出来ていなかったのじゃないかと思わされたくらいだ。

それから、クロック換装の度に、今まで聴こえなかった音が、またひとつ、またひとつ鮮明に聴こえる様になっていった。

今回で、この部分は、もうそろそろ限界に近いんじゃないかな?と思っている。

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祝! エリック・クラプトン来日! ~私のクラプトンCD/DVDコレクション~

2013-10-13 13:39:09 | 音楽

エリック・クラプトンが来年2月に来日することが決まった。

何と20回目の来日、しかも70歳になったらツアーは止めると言っているので、おそらく最後の来日で、見納めになるだろう。

大のクラプトン好きの私は、早々、チケットの先行予約した。

私は海外から飛行機に乗って見に行くことになるので、今から期待していますクラプトン様。昔の曲を沢山演奏して下さい。

実はクラプトンのコンサートは、私が学生時代に2度ほど、武道館に見に行っている。

一度は、プロコルハルムのゲイリー・ブルッカーと来たことを覚えている。なんか前座の日本バンドも居たような。誰だったかな?

演奏内容は、武道館の遠い席だったのと、今ほどクラプトン・ファンではなかったので、さほど覚えていない。ただ、音が悪かったことは覚えている。

もう一度は、あまり覚えていないが、確か「Just One Night」の頃だったと思う。

 

ここで、私の所有しているクラプトンのCDとDVDを紹介しよう。(自分での整理のつもり)

年代順に並べてみた。写真がちょっと暗かったのが残念(悲)。

①クリーム時代~ブラインド・フェイス時代

クリーム再結成コンサートCDも含まれる。クリーム自体は私はあまり好きじゃないので、「コレクション集」があれば、まあ良いか。

ブラインド・フェイスのDELUXE EDITIONは貴重だ。苦労して入手した。音が良い。結構お気に入り。


②エリック・クラプトンのソロ活動以降

ソロ活動以降で、一番気に入ってるアルバムは、「From the Cradle」でその中でも「Old love」。クラプトンのブルジーなソロが痺れる。このオールド・ラブは、「24nights」、「アンプラグド」、「ライブイン・ハイドパーク」でも演奏されていて、どれも渋くて、クラプトン泣きのギターに痺れるが、これがオリジナルである。

実は、このアルバムは「アンプラグド」の後に、原点回帰的に全編ブルースアルバムとして作られた。

 

③クロスロード・コンサート Ⅰ、Ⅱ

 初期の頃のコンサートの模様が音として収められている。

 

④その他 (ベスト版等)

「コンプリート・クラプトン」はCream時代から現代までの曲が2枚に纏まって収められているので良く聴く。代表曲を手軽に聴けるのが良い。

 

⑤DVD (セッションも含む)

DVDの中ではやっぱ「Live in Hyde Park」でしょう。

これは、まだ明るい時から始まり、徐々に夜の帳が降りて、盛り上がってくる。クラプトンの体調が良かったのか演奏最高!バックバンド良し(ドラムはガット)、バックコーラスの女性良し、また、ギターの音も、私の中では、このライブが一番と思っている。何回も視聴している。

他に、いつかNHK BSで放送していた「ブラインド・フェイス」のライブ映像も持っている。

残念ながら始めの部分が録画できていないので、アーカイブとかで再放送してくれないかな?

こちらは、クラプトンは後ろのほうで、つまんなそうにギターを弾いている。滅多に見れない光景。

これを見ると、ブラインド・フェイスは、スティーブ・ウインウッドのバンドで、解散も時間の問題だったかなと頷ける。

 

まあ、クラプトンは参加アルバムも含めると、一生かかっても集めれないくらい沢山の作品を出しているので、これでも、ほんの一部に過ぎない。

 

私も、まだまだ収集を続けている。海外からも購入したりしている。

サウンドトラックも結構出しているが、やっと「Tears in Heaven」の収められた「RUSH」を買ったところ。

DVDでは「1960's Review」も購入。こちらは全部英語版。

CDでは「Cream BBC Session」なども購入済み。

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Zero DACの整流ダイオードをショットキー化

2013-10-13 12:31:53 | DAC

本日は4連休の最終日。外は晴天なのに、朝は家に篭って改造に勤しむ。

本日はCDプレーヤーに続き、DAC電源の整流ダイオードもショットキー・バリア化

ES9018+XMOS DACを購入以来、今や、このDACはヘッドフォンアンプ用途でしか使っていない。

なので、取りあえず、このヘッドフォンアンプ部の整流ダイオードをショットキー化した。

ダイオード整流後±21Vを3端子レギュレータICで±15Vに定電圧化している。

オリジナルで搭載されていたのは、いつも通り定番の1N4007。

これをHY製SR601(1A,60V)に交換。これで、今回購入した20個を全て使い果たした。

Zero DACは、基板が簡単に取り出せて、改造し易い様になっているので、交換は短時間で終わった。

交換直後の音は、マッタリ、モサモサしていて、曲のテンポがゆっくりと感じたが、2,3曲聴いたら、いつも通りのクリアーな音になってきた。

何が、変わったか? う~ん、良くわからない。もう少しエージングが必要か?


ただ、言えるのは、今回、CDプレーヤー、DACの電源をショットキーバリア化してきたが、大概、音的にはおとなしく、繊細なハイファイな感じになる傾向にある。ノイズが減った為か?

これは、好みが分かれるところだろう。

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CDプレーヤーの整流ダイオードをショットキー・バリア化大作戦

2013-10-12 14:09:11 | CDプレーヤー

こちらは、一昨日から4連休中。一昨日は国慶節で日本の建国記念日の様なもの。

この連休を使って、CDプレーヤー電源の整流用ダイオードのショットキー化を行っている。

先日のクロックの再交換で、CDプレーヤーもまだまだいけると自信をつけて、俄然やる気が出てきた。

体、頭の中の改造意欲がメラメラと燃え上がり、熱くなってきた。

 

~第1弾~ <デジタル部電源、アナログ部電源>

さっそく、一昨日は、デジタル部分(主にDAC、SRC)とアナログ部分(主にI/V、LPFに使用)の2箇所にあるブリッジ整流回路のダイオードをショットキーに交換した。

元々実装されていたのは、1N4007 4本 x 2箇所である。計8本。それぞれのダイオードにコンデンサが並列に入っている。シリコンダイオードはスイッチングノイズが発生するので、その対策用と思う。

●ロジック・ブロック用

●アナログ・ブロック用

交換後は、下の写真の様に。

見た目は変わらない。当然か。

今回使用したショットキーダイオードは、HY製SR160(1A,60V)。

お店に置いてあった中で、このサイズで耐圧が一番高いものが、これだった。 

購入後、メーカー・ロゴを見みると、もともと実装されているものと同じだった。

アナログ電源側に使うのには、耐圧がちょっと心配(実測19VDC出力)だが、取りあえずそのまま使用。

このメイン基板を取り出せないのと、クロック子基板とかあるので結構注意が必要なため。交換には2時間くらい掛かってしまった。

年のせいか、集中と無理な姿勢で腰が痛くなった。

 

因みに、整流用ショットキーダイオードの特徴は、

 ①スイッチング動作が高速。逆回復時間(リカバリー時間)が短い(存在しない?)。

   真空管整流も音が良いとされていますが、それは、この逆回復時間が存在しないためと言われています。

 ②スイッチングノイズが少ない。①に起因しています。

 ③低VF

などであるが、オーディオで効果的なのは、①、②である。


日本インターのダイオード特性(FRD、SBD)に関する詳しい論文を見つけた。

http://www.niec.co.jp/products/pdf/SBDFRD3.pdf

時間が有るときに読んで、勉強する事としよう。


交換後、音出し。

前回のクロック再交換の効果が大きかったので、最初は変化があまり感じられなかったが、良く聴くと鮮明度とスピード感が若干アップした様に思う。

 

~第2弾~ <真空管電圧出力部電源>

一昨日に続いて昨日は、真空管出力ブロックの整流ブリッジダイオードをファーストリカバリーに交換。

本当はショットキーにしたかったが、耐圧の高いものが、こちらでは入手出来なかった。

今回入手したものは、MIC製HER308(3A,1000V)。

ファーストリカバリーといえども、スペック上はHIGH EFFICIENCY RECTIFIERとなっている。

特性を見ると、リカバリー時間が75nSとなっており、ファースト・リカバリーよりも良さそうである。

元々実装されていたものは、ブリッジ型なので、一本一本組み合せてディスクリートでブリッジを構成した。

こんな感じになった。我ながら自分の作業に満足。


音は、賑やかさが引いて少し落ち着いた音になった。スイッチング・ノイズが少なくなったためかな?


~第3弾~ <クロックモジュール用電源>

今日で作業3日目。

本日はクロック用電源のダイオードをショットキーバリアダイオード(SBD)に交換。

この箇所も低ジッター化には重要だろう。

もともとクロック基板に実装されていたダイオードは表面実装用ブリッジダイオードのMB6Sと言うもの。普通のシリコンダイオード。

これを、先日購入したHY製SR160(1A,60V)を使ってディスクリートでブリッジを構成。取り付け後は、こんな感じで、まあまあの作業。こちらは49.152Hz用クロック。

さらに、16.9344MHzクロックの電源用も交換。ちょっと汚くなったが接続は問題ない。

音出し。今、ヘッドフォンで聴いているが、やっぱりダイオードもエージングが必要だ。

はじめは少し曇った音がして、あれっ?と思ったが、見る見るうちに曇りが取れてクリアーな音に。まあ、成功だろう。


こちらの16.9344MHz発振器、今は普通のものが付いているが49.152MHzと同じ、Valabのゴールドを昨日手配した。

192Hzで聴く場合、SRCのクロックが影響大と思うが、このCDPのクロックに手を付け始めた時に、最初にこのクロックの交換して劇的な変化があったため。理由は、多分デジタルデコーダーとデジタルサーボSAA7327にこのクロックを使っているので、その効果と思う。

交換が楽しみ、交換後はまたレビューします。


CDプレーヤーのショットキーの交換は、一旦ここまで。

あと気になるのは、

①第1弾のところで、ダイオードにパラに入っている0.01uF/63Vのフィルムコン。

   ショットキーになったら不要では?音に悪い影響が出ているかも?

②最近流行りのSiC(シリコンカーバイト)のショットキーを試して見たい。

などである。

このブログを読まれた方で、②SiCを試した方がおられたら、コメント・感想をお聞かせください。

 

また、CDプレーヤーの他に、Zero DACの電源ダイオードもショットキーに換えてみたい。

ただ、こちらは、14箇所もあるので大変な作業になりそう。

今は、ヘッドホンアンプとしてしか使っていないので、その部分だけでも交換してみようかな?

オリジナルで搭載されているダイオードは、一般的な1N4007.


尚、今回使ったHY製SR160だが、リードが銀メッキしてあり、非常に半田付け作業がやり易かった。

一方、MIC製は半田が載り難かった。 

 

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