My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ヘッドホン・アンプの回路図紹介 ~回路改良したいのですが、、~

2015-12-29 11:06:07 | ヘッドホン・アンプ

私が使用しているヘッドホン・アンプの回路を紹介します。

今まで何度か改造履歴を投稿してきましたが、回路図については未だ載せていませんでした。

手書きでは持っていたのですが、電子化していませんでした。

下の図が回路図です。既製品のものを回路図展開しました。

回路構成としては、オペアンプ(OP AMP)2段(1段目はバッファー)で受け、出力段は定電流(?)+プッシュプルで、出力からNFBが掛かっています。

過去の改造履歴を見て頂くとわかるのですが、

OP AMPはNJM製MUSES8920、抵抗類はALPHA製FLCXとVishay製VSRのプレート抵抗を使用しています。

また、定電流回路のLEDはシリコンダイオードの3直にしています。

 

このヘッドホン・アンプは充分にパワーがあり、音質にもそこそこ満足しているのですが、

プッシュプルの定電流回路がダイオードとFETの単純回路になっているところが気になります。それにオペアンプの出力に常に0.9V程度のDC電圧が掛かっているのもどうかと思っています。

そこで、ここにダイヤモンド回路にでも変更しようと思っているのですが、私はダイヤモンド回路の経験が無いので、どなたか詳しい方に、今の回路からの変更メリット、デメリット、注意点等のご意見を頂ければ幸いです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真空管プリアンプの整流管6X4の交換(RCA製斜めゲッター)

2015-12-27 11:47:03 | 真空管プリアンプ

真空管プリアンプの整流管6X4を交換しました。

今回使用したものは、以前に購入していて未だ使っていなかった管です。ちょっと虎の子の1本です。

珍しいRCA製の斜めゲッター(クリアトップ?)です。斜めと言うより垂直に立っていますね。

 ブラックプレート(焼き入れ)、スクエア・ゲッターです。

 USからNOS品を購入したと思います。

 

整流管は高熱になり他の球に比べて寿命が短くなるので、これをずっと使うのではなく、早く代替品を入手し選手交代させたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CDPピックアップ出力のカップリングコンを交換

2015-12-27 11:23:30 | CDプレーヤー

CDプレーヤーのレーザー・ピックアップの出力からRFアンプに入力される所のカップリング・コンデンサ(セラコン)を交換しました。

RFアンプとしてはフィリップス製のTZA1024が使われています。このTZA1024からSAA7324(フィリップス)へという信号の流れです。

動作原理とか詳しいことは、よく分かりませんが、RFアンプの入力カップリングコンに安物のセラコンが使われていたので、ここも音質に影響するかも知れないと思い、最近のモールド型のセラコンに交換しました。もちろん容量値は同じで。

交換の写真がこちらです。

取り外してあるのが円盤型の安物セラコン。それを青いものへ。温特C0G(最良)、許容差±5%(AVX製)です。

交換前後でRF波形を取っておけば良かったのですが、時間がなくて忘れました。

しかし、交換後の聴感上の音質は、気のせいかもしれませんが、音がより繊細になり澄んでて良くなったと思います。

不要な振動、セラコンの高調ノイズが無くなったのかな?

こういう小さい事の積み重ねでも音質改善に繋がります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高音質CD? ~盤面が黒いCD(レコードをデザインしたCD)~

2015-12-23 12:49:45 | 音楽

珍しいCDを見つけました。それは、CDの読み取り面が黒いCDです。

読み取り面が黒いと言うことは、音質面でも有利と思います。

理由は、レーザーが盤面で乱反射しないから、ジッターの少ない読み取りが出来ます。

以前にCDプレーヤーのトレイを緑色にすると、盤面で反射したレーザーを吸収するので音が良くなると言うことも聞いたことがあります。

実際に今回買った盤面の黒いCDを再生してみると、確かに音質が良いです。

それは、リマスタリングのおかげもあると思いますが、それだけでは無いように思います。黒盤面の効果が有るように思います。

Made in the EUなので、リマスタリングも、どこかの国の様な音圧を上げ、派手にして、あたかも音が良くなったように見せかけるのではなく、きちんとマスターテープから落としてオリジナルの音を大切にしていると思われる。信頼がおけます。

今回購入したCDは、「ガソリン・アレイ/ロッド・スチュワート」ですが、私の持っているCDの中で他にも有りました。

それは「on ne change pas/celine dion(セリーヌ・ディオン)」。2枚組ですが、この中の1枚が黒い盤面です。

このCDは内容的にも、セリーヌ・ディオンが母国語のフランス語で歌っていて、英語よりも上手い、情感がこもっていると思います。お勧めのアルバムです。音質も良いです。

これらのCDは、レーベル面も凝っていて、LPレコードを模してあり、レコードの溝が再現されています。

 

Amazonでも探すのが、結構大変ですが、良く探せばRock,Jazz,Classic,Fusion,Popなど色々なジャンルでありそうです。

但し、枚数限定の様なので、見つけた時に購入しないと無くなってしまう可能性が大です。

Amazonでは、「Collectors Edition」のキーワードで検索すると見つかりそうです。 

 

今回購入したCDが、こちらです。

ロッド・スチュワートの70年作ソロ2ndで、フォーク、カントリー、ロック調などがあり楽しめます。お勧めです。

ロッドの味わい深いボーカル、そしてロン・ウッドのアコースティック・ギターもGoodです。バック・ミュージシャンは殆どフェイセズのメンバーです。

Gasoline Alley

←画像をクリックでAmazonに移動が出来ます。
Culture Factory

 こちらは、セリーヌ・ディオンのフランス語2枚組です。1枚が黒盤面、もう1枚は通常。

On Ne Change Pas
←画像をクリックでAmazonに移動が出来ます
Sony

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真空管プリアンプEQ部の改良 ~回路ブロック毎にデカップリング~

2015-12-23 11:46:18 | 真空管プリアンプ

またまた先生のご指導により、前回のフラットアンプ部の改良に続き、EQアンプ部も改造しました。

先生によりますと、元々の回路構成は、かの有名なマランツのModel7がベースになっている様です。

主な改造点は以下です。

 ・B電源供給を左右のチャンネルで分離しデカップリングコンデンサを追加

 ・増幅段毎に電源を分離しデカップリングコンデンサを追加

 ・デカップリングコンデンサは増幅段の近傍に配置

 ・グランド引き回しの最適化

 

改造前の回路図がこちら。 

後段のプレート電源が左右で分離されていません。これが改造のきっかけになりました。

 

 改造後の回路図がこちら。 それぞれの電源供給ラインに電解コンデンサが左右で合計6個と抵抗が追加になっています。

電解コンデンサには日ケミの105℃品47uF/400V、抵抗はいつものA&B 1/2W品を使いました。

抵抗追加で供給電圧がドロップするので、電源回路の抵抗値も見直し。

改造前

改造後

 

各部の電圧値は実測値。整流管6x4の直後で改造前より電圧がドロップしていますが、これは、おそらく6x4を交換したためと思われます。交換後の球がエミ減?の可能性もあり、調査が必要です。

 

兎に角、改造後の音は、グランドノイズが減ったためか、細かな音まで聞こえる様になりました。

また、歪が減少したためか、非常に聴きやすい音になりました。優等生で端正な音です。

 

ご指導を頂きました先生には感謝致します。 丁寧に教えて頂きまして本当にありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いします。

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真空管アンプ(KT88PP)の抵抗をNS-2Bに交換

2015-12-13 12:50:00 | 真空管アンプ

リビングで主に奥さんが使ってる真空管アンプの抵抗をNS-2B(Dale製無誘導巻線抵抗)に交換しました。

この作業自体は3週間前に完了していましたが、ブログへの投稿が遅れてしまいました。

部品の調達忘れがあったために、1か月間で2回に分けての作業となりました。歳のせいか忘れることが多くなりました。

交換後の結果から先に報告しますと、高音の煌びやかさ、美しさ、低音の弾みは評判通りでした

ただ、すべてこのNS-2Bに交換してしまうと、綺麗すぎて面白くない音になるだろうという懸念も抱きました。

 

NS-2Bの入手可能な抵抗値は、3Wタイプでは10KΩ以下でしたので、その値で交換が出来そうな所を交換しました。

主にはカソード抵抗とカップリングのシリーズ抵抗になります。

交換後の写真はこちらです。

ついでにカソード電流を調整するためのバイアス調整用半固定抵抗も高級なものに(コパル製?)交換しました。

さらに、フィードバック用の配線材もWEの単線に交換しています。

写真のカップリングコン、電解コンが気になる方は、同カテゴリーの過去ページに記載していますので、そちらを見てください。

 

交換後の音は、冒頭に書きましたように、ほんとに綺麗な音です。

高音が綺麗で、かつ低音が弾むためか、音が前後左右に広がります。

このシステムで聴く、私のお気に入りのCD「テレサ・テン ラスト・コンサート(NHKホール)」では、本当にコンサート会場に居るような、それも特等席に座ってみている様な感じです。 

このCDは、録音エンジニアの技術が良いのか、もともと音が良くて、しかもテレサ・テンの絶頂期のコンサートとあって、音質・内容ともに充実していますが、今回の改造で、それをさらに引き立てます。 バックのオケ、COBAさんのバイオリンも良いです。

ラスト・コンサート
←クリックでAmazonに移動が出来ます
ポリドール

また、奥さんの好きな「ロッド・スチュワート ベスト・バラード・コレクション」でも、ロッドの声が生なましく聞こえます。こちらもロッドのバラードの名曲が主体となっていて、お勧めです。

このCDは、システムが良くないと良い音で鳴ってくれません。最近のマランツ普及アンプでは駄目でした。システムの実力チェックにも良いかも知れません。

ベスト・バラード・コレクション
←クリックでAmazonに移動が出来ます
ダブリューイーエー・ジャパン

 

今回の改造は奥さんには黙って行ったのですが、奥さんは聴いて「何かまた良くなったね」と言ってくれました。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レコード再生は冬が苦手の様ですね。

2015-12-12 13:02:59 | レコードプレーヤー

冬になって室温が下がってくると、レコード再生は調子が出ない様です。

これには、様々な要因があるようですが、例えば、ざっと考えただけでも、

 ・レコード盤そのものの溝が固くなってしまう。

 ・レコード針(スタイラス)のダンパーが固くなって動き難くなる。

などがあると思います。

これらは、アナログ再生の宿命で致し方ないでしょうね。

 

私の鑑賞環境でも最近は室温が下がって、どうもレコード再生の音が今一つと思うようになってきました。

音自体が縮こまって伸び伸びと鳴らない、広がりが無いとか、弾まなくなってきました。

とりあえずの対応として、今まで使っていたShureのV15-Type3用のスタイラスをHE針から、より溝の奥まで届くSAS針に交換して、さらに針圧も適正針圧の上限ぎりぎりのところまで上げました。

これで多少元気は出るようになりましたが、それでも夏時のようなダイナミックな音には及びません。

 

ということで、冬はまたデジタルオーディオの出番かな?などと考えています。

この機会に、CDを買ったり借りたりして、Foobar2000+WASAPIとES9018 DACで音楽を楽しみたいと思います。

久々にデジタルオーディオを聴いたら良い感じでした。

レコード再生のほうは、暖かくなったときのために、掘り出し物が有ったときにレコード盤を買ったり、プリアンプのPhono EQ部を弄ったりしたいと思います。

 

パワーアンプは6C33CのFOXBATが暖房器具の替わりになって、この時期にはちょうど良いです(笑) 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする