My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

MC275の12BH7A(RCA)のスペア入手

2012-03-31 13:16:20 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

先日、やっとの思いで、RCA 12BH7A Black Plateを入手した。約半年間探し続けたぞ。

今、使っている球も、RCA 12BH7A Black Plateだが、使い始めてから約10ヶ月経過するので、そろそろ交換時でスペアをずっと探していた。

今の球で気に入っていたので、今回同じものを捜していた。

このRCAのBlack Plateは本当にレアですね。今回、同じ出品者からほぼ同時刻入札締め切りで4ペアがオークションに出てきたので、一番良さそうなものに狙いを定めて、競り落とした。日本円で約1万円。少し高いけど価値はある。

それでは、その勇姿を紹介します。

 

今まで使っていたのは、Oゲッターだが、今回は馬蹄形(HorseShoeと言うらしい)。さらにRareです。

しかも、白文字。本当は見た目はオレンジ文字が好きだが。

 

黒プレートで造りも良い。箱付きであった。

 

今使っている球(右)と並べて写真で比較。 印字の違い。

 

そしてOゲッターと馬蹄の違い。

今回入手したものが1950年製、今のものは忘れたが1960年位?で約6,000円で入手。値段上昇してる?

そして、音出し。

やはり良い。今のものと音の傾向は同じ。期待通りである。粘り強く、力強い

ロックとかのギターの音を聴くと、今の物より太くて艶がある感じがする。

これは、馬蹄ゲッターのせいか?、新しくなったからか?良くわからないが、結果は良好。これで、また1年近く楽しめる。

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MC275の12AX7をMullard CV4004に交換 ~その後~

2012-03-26 23:27:17 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

12AX7をMullard CV4004 Box Plateに換えてから、2週間聴き慣らして経過した。

音は、最初と違い見違えるほど良くなった。ボーカルも前に出てくる様になった。音は、今までの球とは違い、澄みきった繊細な音である。目の前が晴れた感じ。なぜか左右の分離も良い。確かに音の厚みは少ないが、これはこれで良い。弦楽器、ストリングがとても心地よく聞こえる。ロックなんかも高音がよく出ていて凄く賑やかくて良い。

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最近聴いている音楽 ~2~

2012-03-24 16:10:08 | 音楽

遅くなりましたが、1ヶ月位前に懐かしいアルバムを見つけて、即買いました。

スーパートランプSupertrampの「Breakfirst in America」です。

私と同年代の人で洋楽ファンなら、見覚えがあり、懐かしいでしょう。

1979年の作品で、ビルボードのアルバムチャート連続6週間No.1、そしてグラミー賞では、「最優秀アルバムパッケージ賞」を獲得、日本でもオリコン最高位2位。日本でもヒットしました。彼らの最高傑作です。

私が買ったのは、デラックスバージョンで、Live版がついて2枚組みとなっています。

確かに、ライブパフォーマンスも、彼らの実力があるのがわかりますが、やっぱりオリジナル版が良いですね。

今聴いても新鮮です。もともとプログレバンドでスタートしているので、音作りに思考がこらしてあり、飽きません。

ほんとに良く出来たアルバムです。メロディーラインも馴染み易く、素晴らしいです。この中から何曲かはシングルカットされているんですね。 

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ダイヤモンド・ツィーターについて

2012-03-24 15:47:42 | スピーカー

私が使っているトールボーイタイプのスピーカーには、ダイヤモンド・ツィーターが使ってある。

元々のオリジナルは、ベリリウムを使った物であり、暫く1年位聴いていたが、ダイヤモンドを使ったものが発売になったので、プラス16,000円で交換したくれるというので、交換してもらった。なんでも、能率も合わせる必要があるため、それまで使っていたものと、同能率のもので物々交換となった。約2週間待った。

店員の話によると、ベリリウムに比べ、ダイヤモンドの方が、超高域までフラットな特性だそうだ。

 

実際に聞いてみると、高域が良く伸びて、フラットでしっかりした感じがする。

しかし、最初のうちは、やっぱりザラザラして耳障りに感じを受ける。

今は、使い始めてから、もう9ヶ月も経つので、耳障りな感じは無くなり、高域も心地良い。

市場では、ダイヤモンド・ツィーターは、かなり高価らしいが、この価格で買えたらお得である。

ダイヤモンドをこの形に整形するは、結構大変な様である。素材とその加工で、高価と思う。

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IL DIVO(イル・ディーヴォ)コンサート2012

2012-03-21 23:45:31 | 音楽

一昨日(3月19日)、IL DIVOのコンサートに行ってきました。IL DIVOのコンサートに行くのは、これで2回目、3年ぶりです。

妻にとっては、待ちに待ったIL DIVOのコンサートにでした。

この地に来るとは予告があったものの、なかなかIL DIVOのOfficial Siteに掲示されずに、どうなったのかな?とずっと待ってました。そしたら、日本→香港の後に、この地へ来ることが決定。発売と同時にWebでチケットをGet。前から12列目のセンター付近を手に入れる事ができました。前の席は、BMWの購入者かチケット斡旋会社の会員。

でも、あまり前の席は、音が後ろに飛んでしまうので、あまり良くない事はわかっていたので、丁度適当か。もっと前で顔を見たかったらしいが。結果は、当日、会場で席に座り、コンサートを見ると、丁度良かった。

3年前の前回は、屋外で、凄く雰囲気が出ていて良かったが、今回は屋内。やっぱり、IL DIVOには屋外が向いている。席は、今回の方が、ステージから近い。

コンサートの合間に写真を撮ったので、載せておきます。こんな感じです。さすがに、ショータイム中は撮れないので、本人たちの写真が無いのは残念ですが。

今回は、オーケストラ付きで雰囲気が良かった。でも、地元のオーケストラ。ドラムと指揮者は連れて来たみたい。

バックはカラオケもMixして使っていた。ギター、ピアノはカラオケ?

ステージは、DVDで見るような、凝った演出はなかった。香港の翌日だったので、無理か。

内容的には、4人とも、歌がうまくなっていた。歌唱力さらにアップ。

しかし、セバスチャンが歌いだしの部分を間違えて、自分で「しまった!」と仕草する場面も。思わず、プロでも間違えるんだ、と思ってしまった。前日香港でも公演をして翌日なので、流石にお疲れか。お客は、現地の言葉で、あいさつやMCをする場面もあり大喜び。

結局、アンコールは「Time To Say Good bye」1曲だけで終わり。

2階、3階席には空席もあり、ちょっと申し訳ない感じと、盛り上がりに欠けた。

妻は、大ファンなので、パンフ、ブロマイド、Tシャツまで買っていた。

 

この地で見たコンサートのなかでは、3年前のサラ・ブライトマンが一番豪華だった。もう来ないのかな?今は何をやっているのだろう。CDも出さないし。ブームが去ったから?是非、もう一度見たい。

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真空管6550が不慮の事故で生涯を閉じる

2012-03-18 00:40:41 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

あぁあぁ~。今日、私のちょっとした不注意から、Tungsol 6550がその生涯を閉じた。

このTungsol、Reissueといっても、私のMC275では、良い音を聞かせてくれていて、お気に入りだった。

本日の事故の顛末は、こうである。

今日久々に、以前使っていてが暫くお休み状態だったKT88 PPのアンプを引き出してきて、MC275と音の比較をしていたのである。さらにMC275は12AX7をBrimarとMullard、Telefunkenを交換しながら行った。なんとこれだけでも豪華な面子である。そしたら、なんと以前使っていた写真左のKT88 PPの方が音が前に出てきて良く聞こえるではないか。今まで、マッキントッシュ信者の如く、マッキントッシュMC275が一番と思い込んでいたのに意外でちょっと残念な結果である。

 

MC275の12AX7をMullardに変えてから、ちょっと調子が変だなと思っていた。妻も音がわかる様になり、最近ちょっと変だと感じてるようだ。気のせいかも知れないが、音量にも大きな周期で波がある様にも思える。

それで、ふと思ったのが、ひょっとして、出力管の寿命?(プリ管より、出力管が寿命が短いのは知っていた)と思い、片方のアンプについているKT88 Gold Lion reissueと交換してみることに。この時、悲劇がーーー起きたーー。私の不注意で、真空管を落としてしまったのである。床は人口大理石なので、ものの見事に、ガラスが割れて、飛び散った。球の無惨な姿は下の写真。 年を取るとどうも注意散漫になってしまう。

 

ついでなので、内部の写真も取ってみた。ゲッター用の電極が綺麗だ。

 

MC275にこの球を取り付けてから約9ヶ月、いい音を聞かせてくれて有難う。私の不注意で、その生涯を終わらせてしまい、御免なさい。冥福を祈ります。

で、MC275の球をKT88に交換してから、どうなったかと言えば、音が蘇りました。

やっぱり、球の寿命だったのか? 家内も聞くので、毎日10時間は点けっ放し、時には12時間で、約3,000時間経過。こんなもんかな?プロは、1,000時間で交換するらしい?。 この球はreissue品なので、そんなに高価でもないが、それでも1万円以上はする。Running Costを考えると、、、まあ、こんなもんか。良い音で音楽を楽しむのに、投資を惜しんではいけない。

1万円なんて、飲みに行ったら、すぐに無くなるぞ。

この前の投稿で、システムの調子が良いと書いたけど、その時が最後の華だったのか?

真空管は、音が良いけど、やっぱり寿命がね~。と、こういうときに思う。だけど、これも別の球に変えるトリガーになるかな。

良い音を奏でる、良い仕事をするもの、美しいものは、やっぱり儚い命、短命か。

これで、次の球探しに走る踏ん切りがついた。これも、自分で壊してしまった後悔からの逃げか。

今は、とりあえず、このKT88 GoldLion reissueを使っているけど、次の球選びを始めたい。 

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MC275の12AX7をMullard CV4004に交換

2012-03-13 21:04:10 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

またまた、MC275パワーアンプの初段12AX7の球を交換した。

今、使っているCV492に不満があった訳ではないが、なんとなく、巷で評判の良いMullardもどんな音がするか聞いてみたくなった。気になっていたのは、下の写真の管である。

ボックスプレートのMullard CV4004。1984年製。買ったのはSeimens ECC88と同じ店である。見た目は怪しそうな店だけど、自分的には信頼している。

 

  

外観も綺麗である。

KQDD/KでロットNo.にRがあるので、Mullard Micham工場製である。

ちゃんと紙に包まれている。

で、出てくる音はと言うと、まだ2日目なので、正しい評価はできないが、

今までの球に比べて、なんとも暗い、しっとりとやさしい感じである。なんと表現したら良いか?朝靄の森林の感じかな? でも、高音は繊細で、おとなしく、キンキンした所が全くなく、優等生っていうところかな。しかし、音に力強さがなくが無い。音が痩せていて、BrimarのCV492と比べるとボーカルの張りがなく、前に出てこない

音楽ソースも選ぶようだ。

でも、まだ2日目なので、これからかな? 

10,000円/本で購入したVintage管なので、期待しながら、鳴らしこみます。

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