My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

PCオーディオ 進展

2011-11-20 10:30:48 | PCオーディオ

CDPに見切りを着けた訳ではないが、PCオーディオにちょっと手を伸ばしてみた。

今回は、前から気になっていたPC→USB→DDC→DACという流れにして見たかった。

私の構想は、特にPC→USBのラインをバルク転送にしてデータの精度を高める。そして、DDC→DACはSPDIFで24bit/192kHzで転送する。手持ちのFUllTuneのDACは24bit/192kHzに対応しているので問題ない。

そこで、DDCを検討していた。有名は、M2TECHのHifaceも良いが、もっと手ごろに楽しめるものは無いかと探していた所、PCオーディオ勉強中に、MUSILANDの01USDを見つけた。

中国製だが、Web上の評判もなかなか良い。値段の送料込みで$65で手頃。しかも、XILINXのFPGAを使用していて、ドライバが随時アップデートできる。

早速、手配した。さすが中国、3日後には我が家に到着した。超仕事が速いです。梱包も問題なし。

中に、説明書とドライバCDが入っていたが、説明書は中国語で良く解らない、ドライバはWebから最新版をダウンロードした。このDDCの使用者は多く、Webにも沢山書き込みがあり参考になる。

 

早速、ドライバをダウンロードして、MUSILANDをPCに接続、DACに接続して聴いて見る。

PCの音楽再生アプリは、Foobar2000を使う。

うん、ちょっと、シャリシャリした感じはあるけど、音が鮮明で精細度がありそうだ。

続いて、設定を色々といじってみる。DDCドライバの出力を192KHzにした。違いが良く解らない。

Foobar2000の出力をASIOやWASAPIにして見る。本当にその出力になっているか良くわからないが、ASIO MUSILANDやWASAPI MUSILANDが選択できているので大丈夫かな? 私のPCではWASAPIのBufferサイズを2000以上にすると駄目の様である。

音の違いは、う~ん、良くわからない。

言えることは、私が改造し続けているCDプレーヤの様な艶やかな音は出ないな。やっぱりデジタルの音は、鮮明だけど、無機質な音になって、長時間聴くと疲れるので、好きになれないな。

しかし、増えすぎたCD、音楽を整理して聞くにはとても便利である。後々、ネットワークオーディオに発展させればもっと便利になる。

と言うことで、私も1TBのHDDを買ってきたので、foobar2000を使って整理をはじめようとしている所です。

foobar2000はカスタマイズが豊富なので難しいのが今の悩み。時間がいくらあっても足りない。

それにしても、HDDはタイの洪水の影響で、かなり値上がりしていたなあ。特にWDのUSB3.0対応とか在庫がなかったりする。そこで私の買ったのは東芝製 Made in chinaである。でもこれも少し便乗値上げ。これから半年間位はPC関係は厳しいでしょう。

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真空管プリアンプの初段管交換(EF86)

2011-11-20 10:06:05 | 真空管プリアンプ

真空管プリアンプの初段の球を交換してみた。

今まで使っていたのはMiniwattsのE80F ゴールドピンである。特に悪くも無かったのだが、Mechplate品に変えて音が聴いて見たくなった。

今回交換したのは、eBayでたまたま見つけたMarconi製である。見た感じメッシュも綺麗である。

Lot刻印からMullard Blackburn 1958年8月製造品である。Square getter (aka Mullard "cage getter").

希少品。しかもNOS。期待が持てそう。写真を少し多めに。

 

 

 

早速、交換して音を出して見た。

音は、なんともまろやかな音である。サックスとか音がとてもよく響く。うっとりする。繊細さは残しているが突き刺さる様な嫌な高音は無い。綺麗な高音である。

が、しかし、、、ボリュームを絞ると、サッーとノイズが聴こえる。これには妻も気がついた様である。

しかも、ボリュームの位置でノイズの大きさが変わるではないか。ボリュームを絞ると音が大きくなり、ある位置を越えると小さくなり、最大にすると、また大きくなる。この管が原因とは判るけど、ボリュームの位置で変化するのは、今ひとつ良くわからない。Sellerの説明では、No hiss、No noiseと書いてあるけど、大抵当てにならない。

と言うことで、ノイズの小さくなるボリュームの位置で聴ける様に、もうひとつのAtt.で調整した。今はこの状態で聴いている。

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The Berliner Philharmoniker in Asia 行ってきました。

2011-11-20 09:11:09 | 音楽

昨夜、ベルリンフィルのコンサートに行って来ました。

私が行ったのは第2夜目。

演奏曲目は、ラヴェル「道化師の朝の歌」、ホルン協奏曲「開花の時」、ブルックナー「交響曲第9番」。

座席は前から7列目の右側、チケット代は日本円にすると2万6千円位かな。

会場に入ると、コントラバスの人達は、開演までずっと練習していた。

7時半開演予定。ほぼ時間通りに開演。

内容は、やはり世界3大オーケストラだけあって、素晴らしかった。

といっても、普段クラシックは殆ど聴かないので、物見だかさと、一生に一度見れるかのオケなので見ておきたかった。

オケの人数も多かった(Webの写真よりも演奏者が多い)し、纏まり、迫力も凄かった。音も美しい。流石、一流演奏家の集まりである。

サイモン・ラトルの指揮は素晴らしかったが、演奏者はラトルのほうを殆ど見ないにもかかわらず、ちゃんと纏まっている。ずっと一緒にやっているので、見なくても呼吸があっているのだろう。

ホルン協奏曲では、客席の3F席の中央、左右からもホルンの演奏者が演奏して、3Dっぽく、素晴らしい空間を作っていた。吸い込まれそうな美しい響きでうっとりした。

この演奏の模様は、ここ以外の3箇所の会場、市でも、16mx9mのスクリーンにFullHDで同時中継された様である。やっぱり、ベルリンフィルが来るとなると、一大イベントである。

ブルックナー第9が終わったと、会場から拍手が沸きあがったが、この国の人達は、何故かスタンディングオベーションする人は少ない。お国柄かな。

この後、来週はいよいよ日本で公演がありますが、日本の皆様は期待に胸が膨らみますね。待ち遠しいでしょう。

あと、私の席は前のほうでステージを少し見上げる感じだったので、オケの奥の人が見えないし、音は聞こえても、どうやって音を出しているのか、誰が演奏しているのが判らなくて、少し残念だった。もう少し後ろか、2F席にすれば良かった。音はよく聞こえて良かった。

昨日聴いていて思ったのは、私のオーディオも結構いけてるなと思った。さすがに同等までは行かないが再現性は結構高い。自己満足かな。

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真空管プリアンプの整流管交換(CV493)

2011-11-19 15:27:25 | 真空管プリアンプ

また、違う整流管を手に入れた。今回手に入れた整流管はTungsram製のCV493、1956年製である。

This valve features black anodes and square getter . KB/T Tungsram Tottenham UK factory mark with LD 1956 datecode marking . Tested to 34.9/35.2mA (a new 6X4 tests to 34mA per section)

なんとなく、アンティーク品の収集家の様になってきた。

この管はブラックプレート、スクエアゲッターで、希少品、しかもNOSである。造りも良さそうです。

 

早速、交換して音を聴いてみた。

NOS品なので、最初はなんだか少し眠い音がする。

2時間通電したところで、徐々に調子が出てきて、とても繊細で深みがあり、艶のある音を聴かせてくれた。

やっぱり、古くて良いものは、艶があります。但し、管自体は相当熱くなるので、放熱ケースは必要である。

整流管でも音がコロコロ変化するのは、不思議な感じがあります。

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CDプレーヤーのクロック改造、換装(第2弾)

2011-11-13 12:01:29 | CDプレーヤー

以前、CDPのDecorder部分のクロック16.9344MHzを低ジッターのクロックモジュールから別供給したところ、音が劇的に良くなったので、気をよくして、今度は、その次の段のサンプルレートコンバータ(SRC)部のクロックも同様に、別のクロックモジュールから供給する様な改造に挑戦した。

このSRCはBurrbrownのSRC4192である。このSRCで24bit/192kHzにアップサンプリングしている。

CDから読み取ったDataからの流れは多分こうである。

SAA7327 → SRC4192(Up sampling) → PCM1792 → I/V → DLPF

SAA6327のクロックは16.9344MHz --- これは前回換装済み。

SRC4192のクロックは49.152MHz。このクロックをPCM1792にも使っている。

このIC周辺のClockの流れは以下。(自分で配線を辿って展開した)

 

オシロスコープで見ると、この回路の周りは、やたらと高周波ノイズが多い。やはり49.152MHzは周波数的にも結構高い。このノイズを抑えるだけでも、効果はあるかも知れない。

今回は、74HC04に入力されているClockをLow jitter clock moduleに変更、換装。

換装前後でオシロのEnvelope Mode(残念ながらジッターを図れる測定器は持っていない)で波形を比較して見たが、波形自体はさほど変わらない。少し綺麗になったかな?程度である。49.152MHzになると、波形に高調波ノイズが乗る。

ついでに、この74HC04/125のICの電源根元にOSコン68uFを追加して様子を見ることに。

あと、気になる点は、SRC4192の入力はトレラント機能が無いにもかかわらず、5Vp-pが入力されている事。しかし、トレラント機能のあるバッファ等が手元に無い。前回、16.9344MHzの時に使用したバッファを兼用しようとしたが、多分、グランドループのマッチングが取れないため、良くないだろう。 今までずっと使っていて特に問題も起きていないようなので一応そのままにした。

さてさて、肝心の音はどう変化したか?

前回、16.9344MHzのクロックを変えたほどの効果は無い。ちょっと精細度が良くなったかな?程度である。低音が減ったような気もする。(1週間エージングした後も同じ)。期待した割りにはちょっと残念。

改造後のCDP内部は、こんな感じである。

今回、ついでにこの74HC04と125のロジック部の電源を別供給として見た。AC8Vから作っている。

ちなみに、2つのCLock Moduleとも同様にAC8Vからブリッジ整流と3端子レギュレータで作っている。

右上が49.152MHz、左下が16.9344MHz。

回路図。16.9344MHzのクロックは、SAA7327の出力ではなく、元のクロックモジュールからバッファで分岐して直接取った。

 

・・・・・・・・。

ところで、クロックの改造をしていて、もう一度、冷静になって、このクロックのジッターと音への影響について考える事にした。

DAC等でクロックについて、白熱の議論がされている記事を見ると、やはり周波数精度より、このジッターが影響すると書いてある。周波数精度は長期による変動なので、音質にはあまり影響しないことはわかる。

でも、ジッターが本当に影響するのだろうか?

CDのディスクにピットとして書き込まれているのは、時間軸(音の高低)=44.1KHz、ダイナミックス(音の大きさ)=16bitの0/1のデジタルデータである。これを同期させてリアルタイムに読み取ってくるのである。

ここで、データのロスが出ると、前後のデータで補完する。

仮に、1bitのデータロスが出たところで、人間の耳に判るだろうか?

が、このロスが上位ビットか下位ビットかにも寄る。上位ビットなら大きな違いが出るかも知れない。

これは読み取りの話である。

読み取ったデータを如何に処理するかが、次のジッターの影響を受ける?

例えば、16.9344MHzであれば、384fsで処理するので、このシステムクロックがジッターによって変化した場合、実際の44.1KHzにどの様に影響すのか疑問である。

そこで、こう考えた。周波数の高い音の場合、1秒間にサンプリング出来る回数が少ない。例えば、10KHzなら一秒間に4.4回、20KHzなら2回くらい。それに比べ、低音ならば、サンプリング回数が多い。だからジッターでクロックが揺らいでしまうと、高音の微妙な変化が捕らえ難いのではないか?だから、音の余韻に影響するのでは?クロックを変えたら余韻がよく聞こえてなま生しいといわれる。また、高音の小さい音や短い音もしかりであろう。

そして、その後のSRCでは、またデータを処理する。ここでは最初の取り込みとは切り離されて、また別のクロックで同期を取ることになる。ここでは、PCM1792と同じクロックを使うので問題とならないのでは?

PCM1792のスペックにはシステムクロックの位相の多少のシフト、ずれは、問題ないと書いてある。確かにそのクロック周期の中に必要なData bitが納まっていれば良いのである。

色々と疑問が沸いてくる。

確かに、よくサイン波とサンプリング周期の関係を載せて、ジッターが生じると小さい音が拾えなくなると書かれているが、これは、元の音をサンプリングするときの問題であって、再生の時とは状況が違うのではないかと思ったりする。

もうひとつの要因としては、ジッターやノイズがDAC以降のアナログ部分に影響するのではないだろうかとも考えられる。

そうだとすると、グランドループのノイズの重要である。だから、グランドアイソレータの話が出てくるのである。

う~ん、奥が深い。色々と考えると頭が痛くなる。

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X JAPAN コンサート行って来ました。

2011-11-07 23:00:32 | 音楽

昨日(11/6)、X-JAPANのコンサートに行って来ました。

ひとことで言って、カッコよい。しかも半端なく超カッコよい。感動しました。

そのパフォーマンス、ステージ、演奏、全てにおいてカッコよすぎます

会場は開演前から、「WE ARE X」のコール、旗を持って走る回る人が居たりで、すでに興奮気味。

服装は多くの人がX JAPANのTシャツや黄色い髪、赤い髪、青い髪、コスプレ姿の人。ペンライトでXを作る。

予定の30分遅れで始まりましたが、いきなりライトが消え、Jadeの前奏が静かに始まり、ステージの中央ドラムの後ろには、Yoshikiがライトアップせれて立ち、会場はもう、いきなり興奮の坩堝。yoshiki絵になるな~。キマッテル。

そして、静かにドラムに座り、いきなりあの激しいドラムが始まった。もうもう、それは会場は大興奮。エキサイト~。

いやー、盛り上がるな~。当然、皆んな総立ち。そのまま、馴染みの曲が次々と演奏されていく。

Silent Jealusy、Rusty Nail、、、DALIA、、ん~、もう感動。きてよかった。 結局、最後まで立ちっぱなし。

私の席は、そんな前でも後ろでもなく、中間あたりだったけど、充分興奮する。

前の席は、あのPAなら、耳が痛かっただろう。相当な数のスピーカーが積み上げてあった。

今回のコンサートでは、Yoshikiの超高速、ツインバスの迫力あるドラムは当然健在でカッコ良い。そして何より、Toshiのボーカルが以前の張りのある高音が戻っていた。そして以前より味のある磨きの掛かった声になっていた。以前のオリジナルのCDの時よりも良く感じた。Pataのギターも冴えてる、新メンバーも問題ない。オリジナルメンバーは、皆、結構それなりの歳と思うが、全然歳を感じない。精気とオーラを感じた。

途中、「X」では、1万人以上は居たであろう観客が全員、Xジャンプ。この会場は4Fの展示場でフラットになっているが、床が抜けなくて良かった。

途中、Toshiとか、Yoshikiの飲んだペットボトルが幾度と無く会場に投げ込まれる、ドラムのスティック。

みんな良く知ってる曲、また台湾の歌の即興演奏やエレキバイオリンの演奏、そして、一旦、ステージから姿を消した後、暫くしてから、今度はYoshikiがナース姿で現れ、Yoshikiの挨拶、今回のアジアツアーの事、日本への地震復興義援金へのお礼、Hideの事、Taijiの事を話した後、今度は、バラードの曲を何曲か演奏した後、また激しい曲を何曲か演奏。ピアノを演奏。 Yoshikiは例のごとく陶酔の世界に入り、「WE ARE X」の連発。銅鑼を倒す。 そして、最後はメンバー皆で手を取って、挨拶のおじぎ。結局、10時半まで、2時間半の演奏だったが時間を忘れさせる演奏だった。

ああー、本当に良かった。久々に感動した。私も年齢を忘れて、跳びはねてました。

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真空管プリアンプの整流管交換(6Z31 Tesla)

2011-11-06 12:41:09 | 真空管プリアンプ

先日、端子掃除で印刷が剥がれ落ちてしまったTesla(テスラ)製の6Z31をプリアンプに装着してみた。

6Z31は、6X4、EZ90と互換品である。

さて、音質はいかに変化したか?

Orsam U78に比べて、かなり近代的で鮮明な音になった。レンジも広く音に広がりがあり、繊細である。東芝の6X4に似ているが、それほどきつさもなく、少し上品でオーディオっぽい音である。

東芝製は球に通信用と印刷があり、先入観かも知れないが、レンジは広いが粗っぽい音がする。

テスラのこの球は、やはりオーディオ用である。外観はチェコ製だけあって内部の造りもガラスも綺麗だ。

暫くこれで聴いて見る事にする。

しかし、整流管ごときでこれだけ音が変化するとは思わなかった。

調子にのって、比較用に次の候補を探していたら、GECのCV4005をオークションで見つけたが、こちらは、オークションで敢えなく敗退。なので、代わりにTungsramのV493をポチってしまった。Tottenham UK工場 1956年製造品である。到着が楽しみ。今から55年前のものである。

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