My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

焦っては判断を誤る。~素性の良い物は熟してから真価が出る~

2020-04-28 21:55:07 | 真空管プリアンプ

部品の評価には、やはりそれなりのエージング(鳴らし込み)時間が必要ですね。

プリアンプの初段管E80Fのカソード・パスコン用に使ったフィリップス製の電解コンデンサ470uF/40V

換装して早々の出音は、なんだか籠った固い音。

以前、出力管のカソードに使った時もそんな感じで、この時はすぐに駄目出ししてROE製電解コンデンサに交換してしまったが、今回はもう少し我慢強くじっくりと鳴らし込んでみる事にした。

そう思ったのは、今は低域から中域にかけての音が固く前面に張り付いて少し不自然だけど、高音は良く出ているしザラツキも少ない。この固さは時間を掛けることで解けてくるのではないかと期待をしたからです。

以前にGOODMAN製のオイルペーパーコンデンサ使用時に、音が解けるのに300時間くらい掛かった事も教訓となっている。

 

使い始めて100時間くらいから少しずつ音が解けて、良くなる兆しが見えてきた。

毎日約8時間くらい鳴らし込んで、1ゕ月位経過しましたが、ほぼ期待通りの良い感じになりました。

粘りのある低音とシンバルなどの高域も綺麗です。空気感も良いです。

電解液の活性化には最低200時間は必要なのでしょうかね。多分、電解液の流動性が良くなるのでしょうね。電気部品も生もの? (何の科学的な調査もしていない個人の勝手な想像です。)

やはり良い部品は、鳴らし込んでみないと判断を誤り、部品箱に眠る事になってしまいますね。

電気を通わせて熟成する事が必要です。

 

また、今回このプリアンプは他の部分にも手を加えています。

 ・初段E80Fのグリッド~グランド間に高抵抗620kΩを追加。

    万一のボリューム摺動の浮きによる入力浮き防止。

    ボリュームを回した時のガリ対策にもなるかと思いましたが、関係ありませんでした。

 ・負帰還(NFB)のDCカット。0.1uFのフィルムコン追加。

    出力への僅かなDC漏れを防ぐため。もともと殆どDC漏れは有りませんでしたが念のため。

 ・初段のB電源用電解コンに並列に抵抗270kΩを追加。

    初段プレート電圧が安定した様に思います。

    プレート電圧は若干下がりましたが、問題は無さそうです。

 

〇本日の一枚:

私は普段クラシックは聴きませんが、何故かボーカルとバイオリンだけは偶に聴きます。

今回は日本人ヴァイオリニスト「諏訪内晶子」さんのアルバムを紹介します。

このアルバムは、オケの音も良いですが、ヴァイオリンの音が最高に良いです。

なんでも、ストラディヴァリウスの銘器<ドルフィン>を使っているそうです。

楽曲の内容について、私はクラシックに疎いのでコメント出来ませんので、Amazonのレビューを参考にして下さい。

 

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300万アクセス達成しました。

2020-04-20 13:56:27 | その他

このブログを書き始めてから9年が経過。

本日、300万アクセスを超えました!!!。 

ここまで続けてこられたのも皆様の訪問が励みになっています。

訪問して下さった皆様、有難うございます。

不定期な更新にもかかわらず、またくだらない記事にお付き合い頂き感謝します。

 

今後も、私の実験結果及び考察、調査して役立ちそうな内容、また製品を購入し実際に使ってみた感想、観たり聴いて感じた事などを備忘録的に書き綴っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

そして内容が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

 

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SONYのDSEE HX 進化した?

2020-04-18 12:08:09 | オーディオ

しばらくアナログ関係が続いたので、久々にデジタル音源再生について投稿します。

我が家では、サーバー(NAS)に保存した音源は、WiFi接続でホームネットワーク化してSONYのブルーレイ・プレーヤーUBP-X800で再生しています。ホームネットワーク上では他にもTVのHDD等も繋がっています。

このプレーヤーの音声設定には『DSEE HX』と言うアップサンプリング(ソニーはアップスケーリングと呼んでる)機能が備わっています。

『SONY DSEE HX』の技術については、こちら。

1年位前に、このDSEE HX』モードをONにした時は、さほど良い音とは思いませんでしたが、先日久々にONにして聴いてみるとこれがなんと!意外と良いのです。

そう言えば、ひと月の内に何回かソフトウェアアップデート通知があるので、その時に『DSEE HX』もアップデートされて進化したのかな?

そこで、同じ楽曲の音源を使ってダウンロード音源と比較をしてみました。

使用した音源は、「ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~/中森 明菜」です。

このアルバムは以前にも紹介しましたが、中森明菜のアルバムの中でも特に高音質で有名なアルバムです。

マスタリングはワーナーミュージック・マスタリングの名匠、菊地功氏によるリマスター盤です。

個人的にお気に入り曲は、「駅」「難破船」「十戒」松岡直也作曲・編曲の「ミ・アモーレ」です。

SACD盤やMQA盤もありますが、比較したのは、

  ・国内某音楽ダウンロードサイト(e-Oxxxo)からダウンロード音源:FLAC 96kHz/24bit

  ・CDリッピング音源:44.kHz/16bit

です。

ダウンロードしたFLAC 96kHz/24bit音源は、繊細だけど少し曇ってもっさりとした音。

一方、44.1kHz/16bit音源をHSEE HXでアップサンプリング処理した音はクリアーでスッキリとして響きも良い。因みに周波数は88.2kHzにアップ。元音源の44.1kHz/16bitとも比較してみたが、違いがはっきりと聴き取れます。

表現が難しいのですが、音の立体感、臨場感の深度が高い、前後の奥行き、天井と床が広がった様な感じです。

因みに、使用しているDACは「ESS社のES9018」です。今ではES9038が主流かも知れませんが、私はES9018で頑張ってます。ASCのX363を送り出しのカップリング・コンデンサに使っています。

過去の経験から、アップサンプリングするときのポイントは、元の周波数に対し整数倍でしかもむやみに倍率を上げない事で2倍まで。それ以上にすると、破綻して不自然になるし意味も無い。

そのあたり、ソニーはよく分かっていて自動で整数倍の2倍となっています。

44.1kHz → 88.2kHz        48kHz(映像音声) → 96kHz  

他のサンプリング周波数も確認したら、96kHz → 96kHz  192kHz → 192kHzとなっていた。

これらの音源は、もうそれ以上のアップサンプリングは必要無いと言う事なのかな。

この『DSEE HX』に関しては、学習機能があるのか、聴けば聴くほど良くなって行きます。今流行りのAI搭載したのか。SONYのHPを読むと『最新版DSEE HX』にはAIを搭載したと記述がある。この機種にも適用かは不明。

所々不自然になる所もあるが概ね良好。兎に角、聴いていて気持ちが良いです。今後更にアップデートされていくことでしょう。期待してます。

他に音質の変化の要因として、最近、Wifi環境も中継器をさらに1台追加して増強しました。今度はバッファローではなく世界のTP-Link製とした。接続・速度に関しては、さすがTP-Linkはバッファローに比べて安定しています。

しかし、これでも音が変わる?データ転送時に何かの処理ノイズ?が加わる? 理由が良く分かりません。

まあ、デジタル・ファイル再生に関しては、ファイル名を変更しただけでも音が変わると言う人もいるほど微妙ですからね。

デジタル音源の再生も難しいですね。アナログ再生よりも難しいかも?。

 

そもそも音楽って、元々は連続性のあるものなので、デジタル化して再生する事自体が難しいかも?

地デジ放送なんか見ても、雨降りなど電波の弱い時に、遠目では分かりませんが画面に近づいてみると、ザラついていますからね。

所詮、デジタル化って、取り扱い易さ・複製のし易さ・処理のし易さ・持ち運びのし易さの為のものですからね。

 

ところで、このSONYのブルーレイプレーヤーは、現在はアップグレード版のUBP-X800 MK2になっています。

映像系が少しアップグレード。音質に関しては変わりないそうです。X800でもX800MK2でも画質音質とも良好です。コスパ良しです。

Amazon Prime Video、NETFLIX、hulu、Spotify、YouTubeなども楽しめます。特にYouTubeの音が良いです。

 

このブルーレイプレーヤーには、音声専用HDMIが有り、SACDとかDVD/Blu-ray Audio出力も出来るのですが、接続するAV系機器が無いので試せていません。現状充分に使いこなせていなく残念です。

 

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12インチ45回転シングル・レコード。 ~名曲 Time after time~

2020-04-16 11:55:20 | レコード

12inch(30cm) 45rpmのシングル・レコードは、やっぱ音質が良い!!!

 

前回投稿した買い直しのシングル・レコードが届きました。

購入したのは、どうせならと思い同じ曲の12インチ盤です。

収録曲は若干違います。

 A1:Time After Time

 A2:I'll Kiss You

 B1:Girls Just Want To Have Fun(Extended Version)

 B2:Girls Just Want To Have Fun(Instrumental)

https://www.discogs.com/ja/Cyndi-Lauper-Time-After-Time/release/909813

以前の7インチ盤と並べて撮影してみました。大きいですね。どちらもUKオリジナル盤です。

ジャケットは薄い紙で出来ています。

盤そのものも薄いペラペラです。

偏心は今回は大丈夫でした。綺麗に再生できます。

UKオリジナル盤の割には「パチパチ・ノイズ」も少ない。

聴いてみると、ダイナミック・レンジが広くて音が素晴らしく良いです。

LPの収録されている同曲とはまた違う感じがします。

音が迫ってきます。彼女が目の前で歌っている様です(言い過ぎ)。奥行き、左右の広がり、音数も多く粒立ちが良く、音抜け、鮮度とも申し分無いです。

やはり12インチ45回転は、構造上、理論的に収録できる情報量、周波数、音量レンジも広く取れるのでしょうね。

同曲を音質順に並べるとこの様になります。原理的に当然ですね。

12inch 45rpm Single > 7inch 45rpm Single > 12inch 33rpm LP > CD

1983年発売ですから、おそらく録音、ミキシング、マスタリング等はデジタル処理かな?

しかし、その割には音が厚い。やっぱりアナログ録音かな? この頃が丁度移行期?。

 

ところでこの曲、誰でも聴いたことがありますよね。80年代のポップスを代表する曲です。

この曲とその他ヒット曲を4曲も収録した1stアルバム『She' So Unusual』は全世界で1,600万枚も売れたそうです。

後に、色々なアーティストにもカバーされています。あの巨匠マイルス・デイビスもカバーしたそうです。

 

あまり知られてないと思いますが、2008年にはシンディーサラ・マクラクランとのデュエットもあります。

 ※因みに、サラ・マクラクランは世界中でアルバムを4,000万枚以上も売り上げている。

私は、こちらのバージョンも大好きで良く聴いています。下のアルバムの3曲目です。

このアルバムは、かなり高音質でオーディオ・ファイル的にもお勧めです。是非、聞いてみて下さい。神秘的な歌声に魅了されます。輸入盤がお勧め。

 

 

この曲を高音質で聴いてみたいと思いませんか? 感動ものです。

そして先ほど、セルフカバーのこんなアルバムも見つけました。

これも良さそうですね。曲の古臭さを感じさせません。

 

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偏心と音の揺れ ~レコード再生は難しい~

2020-04-09 14:34:52 | レコードプレーヤー

やはり気になるレコードのワウ・フラッター、音の揺れ。

アンプの性能が良くなったためか、以前よりも余計に気になる。

気になり出したら止まらない。原因究明しなくては精神的に落ち着かない。

 

そこで取り出したのが、「DENONのテストレコード」。こんなレコードを持っていた事をふと思い出した。

12インチ(30cm) 45回転 PCM録音です。

このレコードをひと通り再生してみました。

それぞれのテスト項目毎に評価の説明があります。

B面は、実際の音楽ソースによるチェックになっています。

内には、写真では見難いですが、音楽ソース毎のチェック内容が記載されたリーフが入っています。

今回の音揺れチェックは、A面の5番目の項目。

ワウ・フラッターの項目では次のように解説があります。写真の下の方から。

下の写真の上に続きます。

「人間の耳は3kHz付近の音に対して一番敏感ですので、この信号で殆ど音の揺れが感じられない様であれば、音楽を再生する上では全く問題ないと考えてよいでしょう。」---3kHz ラテラル信号--- と書いてあります。

なるほど~、、、。

で、実際に再生して、耳を研ぎ澄ませて聴きましたが、全く問題なさそう。

これは、どうも再生系、システムには問題がなさそうと判断。

となれば、次は音源、レコードそのものに原因があるのではと思い、揺れの目立ったレコードを再生してみる。

再生したレコードは「Time after time / Cyndi Lauper」のシングルEPレコード。

言わずと知れた名曲です。なのに音揺れが発生。悔しい~。

顕著なのが、バックのストリングスの音です。音程がフラフラします。

ふと、再生している間、トーンアームを見ると、カートリッジが左右の大きく振れています

もしや、これが原因では?

何でもっと早くこれに気が付かなかったのか?曲に集中し過ぎたのか?

確かに、左右に振れる事で、線速度が本来あるべき状態(カッティング状態)から変わってしまっている。

揺れの原因は、円心のズレ。所謂音溝の偏心と考えられる。

しかも、音揺れは内周部分ほど顕著になる。内周ほど線速度が遅くなるため?。

このレコードはEP盤なのですが、ドーナッツ盤用のアダプターは必要なく、LPと同様にターンテーブルにセットします。

よく見ると、中心の穴とラベルもズレています。ラベルは最内周の土手に対してズレは有りません。加工ミス?。

取り敢えず機械的測定。溝終わりから中心穴外周まで「54mm」、反対側は「55mm」。1mmの差があります。

そこで、ターンテーブルの軸と中心穴の僅かな遊びを使って、出来るだけ偏心が無い様に盤をセット。

再生してみると、揺れは少なくなりましたが完全には無くなりません。 やはり、この偏心が原因です。

さて、どうしたものか。

穴を広げて、セットする都度に調整すると言う荒業もありますが、今後の事を考えレコード自体を買い直す事にしました。

参考までに、偏心については、ここにも書いてありました。

 

今回の事で思ったのですが、レコード盤が反ってした場合はどうなのでしょうね?。反っているだけなので、トレースさえ出来れば、線速度は本来あるべき状態と同じ?

そこで、局部的にかなり反りの有るLPを再生してみましたが、音揺れは感じなかった。

因みに、このレコードは、以前のDP-1200では針飛びを起こしていましたが、今のトーンアームSME 3009では問題なくトレース出来ます。 さすが、SME 3009はトレース能力が高い。

しかしアームの上下運動を見ているとトレーニングには良さそうですが、少々可哀そう。過酷。(笑)

 

いやぁ~、レコード再生は難しいですね。 難しいから愉しみがあるとも言えますね。

 

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不具合の連鎖。~今度はプリ・アンプ~

2020-04-05 13:48:37 | 真空管プリアンプ

負の連鎖とでも言おうか。良くない事や問題は続けて起きます。一難去ってまた一難です。

今度は、プリアンプで問題発生です。

レコードを聴こうと思ったら、全く音が出ない!!! 

CDは普通に問題なく聴けのに、あれ~?

プレーヤの接触不良や接続を疑い、触ってみましたが、変化無し。

そもそもレコードを再生しなくても、プリアンプをPHONO MODEに切り替えただけでノイズが大きくなる筈なのに、他モードと同じノイズ量。

これはプリアンプに問題がありそう。さらに他のモードは問題ないので、EQ部に何か問題があると当たりを付けました。

さっそく開腹!

電源を入れ、EQ部に使用している真空管3本を触ってみると、冷たいままで温まりません。

こりゃぁ、ヒーターが点灯していない

真空管を抜き、テスターで真空管のヒーターの導通を確認しましたが、問題なし。

回路か配線に問題がありそう。

このアンプのヒーターはDC点灯なのですが、バイアスを与えて嵩上げしたうえに、ちょっと特殊な接続をしているので、この際ついでに回路図展開をしました。

これ、結構時間が掛かりました。回路図上は問題無し。おかしいな~。

再度電源を入れてみるとヒーターが点灯。しかし、ちょっと振動を与えただけで消灯。おや?

半田付けを疑い、木製ピンセットによる触診検査を実施。その途中で、ある事を発見しました。

それは、ヒーター電源用に使ってある三端子レギュレーターの足の1本がグラグラしています。

この三端子レギュレーターは、モトローラ製のMetal CANタイプ MC7812CKです。年代物。

表から見たところ。

裏面の端子側。(因みに、配線材にはビンテージの単線が使ってあります。)

写真では分かりに難いかも知れませんが、ICから突き出ているピンに半田付け用の端子が抱き合わせて有ります。

この端子がグラグラしています。当該端子は一番奥の端子。こりゃ駄目だ。危ない、危ない。

年代ものなので経年変化で接合が外れた可能性があります。

対応としては、ピンと端子を半田付けでがっちりと接続しました。4端子とも実施。

 

以前動作していた時は、かろうじて点で接触していたと考えられるので、供給電流容量も足りなかったかも知れません。

修理後は、快調に元気な音が出ています。

 

年代物はやはりメンテが必要ですね。

年代物を購入する時は、完全メンテ品か、自分で内部までメンテ出来る事が前提条件でしょうね。

 

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レコード・プレーヤーのメンテ。 ~スピンドルに注油~

2020-04-02 11:36:58 | レコードプレーヤー

やはりヴィンテージ機器は定期的なメンテナンスが必要ですね。

私が使用しているレコード・プレーヤーは、トーレンスのTD320MkⅡというベルトドライブ駆動のターンテーブルとSMEのトーンアーム3009 S2を組み合わせたものです。

このプレーヤーは、2年前の購入時にメンテして以来、シェルの接点の掃除と回転数の確認くらいで、他は何もしていませんでした。

購入当時のメンテナンスの様子は、こちら(カテゴリー:レコードプレイヤー)に書いています。

 

ところが最近、気のせいかピアノなどの1小節くらいの余韻のところで違和感(揺れ)を感じる様になりました。アンプの性能が良くなったのでより明瞭に聴き取れるのか?はたまた私の耳が肥えたのか?

という事で、ターンテーブルのスピンドル、所謂プラッターの軸への注油をして見ました。

深い穴が有り、そこにスピンドルが刺さる様になっています。

使用したオイルは、以前と同じタミヤのメタルオイルを使いました。

 

オイル充填後は、フラッターが減った様な気がします。さらにフロアーノイズも減って音楽そのものが、よりクリアーになった様な気がします。

オイルも種類が有り、それによって音質が変わるかも知れないので(そこまで違いが判るかな~)、色々と試して見るのも良いかも知れません。

恐らく両方とも多分にプラシーボと思いますが、何もしないよりは安心感が生まれ、気分的に落ち着きますね。

良いんです、プラシーボでも。プラシーボもオーディオを楽しむ上では必要な要素のひとつでしょう。

オーディオなんて自己満足の趣味ですから、自分が良いと思ったら良いのです。

あくまでも人間の五感ですからね。音の感じ方も人夫々なので、音質に絶対的なものは有りません。

 

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