My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

スイッチング・ハブを導入しました。

2022-07-31 15:16:15 | ネットワークオーディオ

我が家のネットワーク・オーディオ環境に、スイッチング・ハブを導入しました。

設置した箇所は、ルーター ~ NAS ~ ブルーレイ・プレーヤー間です。

導入された諸氏の見解と、SONY AVアンプ「DA-3600ES」のハブを通して聴くと確かに音が良かった実証が、導入に至った経緯です。

購入した機種は、取り敢えず安価でしかも評価の良い「ネットギア製」としました。

「GS105」「GS305」で少し悩みましたが、「GS305」の方が新しく、安価、保証期間も長い(3年)のでこちらにしました。

仕様に関しては、大きな違いはありませんが、電源電圧がDC12VからDC5Vへ、そのためメーカーは推奨していないが、USB電源供給で使う人もいます。

まあ、オーディオ的に考えると電源品質が音に影響するとの事なので、将来的にはこの電源も弄ってみようかな。

導入したところの写真がこちら。

導入後の音質は、音の厚みが少し後退した様な気がします。見通しは良いです。

この辺りは、電源を弄る事で変わるのかな?

 

ところで、このハブの導入により、肝心の連続再生時の曲間停止は改善されたか?

駄目です⤵。直りません。

どうやら原因はブルーレイ・プレーヤーに有りそうです。

AVアンプ DA-3600ESでのDLNA再生では、問題無く途切れずに再生出来るので、このUBP-X800特有の問題かも知れません。

次の曲に移行する時の「CUE」が、信号自体の問題なのかタイミングの問題なのか、よく分かりませんが、上手く通っていないような気がします。因みに録画番組のDLNA再生でも、場面スキップ、早送りするとフリーズする事が有ります。

UBP-X800はブルーレイディスク再生機で、ネットワーク再生はオマケなので仕方ないのかな?という事で、この際潔く諦めて、もう少し時流に沿った本格的な?ネットワーク・オーディオの導入を検討する事にしました。

この時でも、今回購入したハブは有効で、無駄にはならないと思います。

 

 

 

 

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PCオーディオに回帰、再燃?

2022-07-18 13:01:24 | PCオーディオ

暫く遠ざかっていたのですが、NASを導入してから、久々にPCオーディオ熱が再燃しそうです。

最近は殆どBDプレーヤーでDLNA再生していたので、いつ以来になるのでしょうか?2年ぶりかな?

 

以前に構築した環境で試してみます。

久々なので、ソフトウェア(アプリ)やDriverの更新が必要になりそう。

アプリは今や古臭いかも知れませんが、使い慣れた「foobar2000」を使用します。

Ver.が「v1.4」から「v1.6」に進んでいたので更新。

周辺機器(ハード)自体は以前と同じで変化ありません。

まず、USB DAC 「GUSTARD X10」に接続。

DAC ICはESS社製ES9018S(今となっては年代物?)。

USB recieverはXMOSです。

Driverの「USB Audio Class 2.0」はWindows10から標準でインストールされている様です。

「foobar2000」のoutput device「WASAPI」を選び、再生してみます。問題なく音が出ました。

あれ?以前より若干音が良くなった様な。。。foobar2000の使用は久々ですからね。

 

次に、DAC SONY往年の銘機「DAS-703ES」を活かした使い方で。

PCから再生するにはUSB→SPDIF変換が必要になります。

そこでDDCの出番です。手持ちの「musiland Monitor 01USD」を使用します。

DriverがPCから無くなっていたので、最新のものをインストール。

PCとDACとの間にこのDDCを入れる事で、PCからのグランドノイズ(コモンモード・ノイズ)は、パルス・トランスで遮断されます。テスターで導通が無い事を確認しました。

しかも、このDDCはバルク転送だった筈なので、データはロスやミスなく転送。

192KHz/24bitのデータ(wav、flac)もOK!でした。

このDDCは、FPGAを使ったUSB⇒SPDIF変換アーキテクチャなので、長い時間を掛けてプログラムがアップデートされてきた。

 

PCは手元に置いて操作したいので、DDCとPCの接続は、「フェライト練り込みタイプのUSB延長ケーブル」を使用しました。今は販売してない様ですね。

延長を使わない15cmのUSBケーブルと比較してみましたが、音質劣化は有りませんでした。

但し、一般的な安物の長尺USBケーブルを使うと確実に音質劣化します。実験済。

 

音質は、確かに良いですね。今までと同じ曲を聴いても、こんな音が入っていたかな?と新鮮な感じで聴く事が出来ます。極端に言えば、違った曲の様に聴こえます。

やっぱりPCを使わないとダメかな?と思わせます。所詮CDプレーヤ等では、PCのCPU処理には勝てない?

ただ、「foobar2000」の場合、いちいちPlaylistを作らないといけないのが面倒。

 

「Roon」もちょっと研究してみようかな?、、、。

 

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NASの電源を少し弄ってみました。

2022-07-11 13:09:01 | ネットワークオーディオ

先日購入したNAS(IO data製 HDL-TA3)の中を覗いてみました

目的は、使われているHDDの確認と、何か弄れるところが有るのか?です。

ケースを外すのに結構手こずりましたが、何とか開ける事が出来ました。

ああ~、これでメーカー保証は無くなるので、返品交換・修理依頼は出来ないですね。

後は自分で何とかするしか無いです。

内部はこの様になっていました。

NAS制御基板とHDDは、SATAコネクタで接続されていますので、固定ネジを外せば、HDD本体を簡単に引き出す事が出来ます。

搭載されていたHDDは、3.5インチのWestern Digital(WD)製でした。当たり!?

しかし、一般的なWD製は用途別に色が付いているのですが、これは無色です。このNAS用に特別に仕立てた物なでしょうか?Made in Taiwan。

参考までに、CPUには『MARVELL製』が使われていました。BGAタイプのこのチップが結構高熱になります。

もう1個実装可能になっているので、デュアルコアタイプと共通の基板になっているのでしょう。

 

テスターとオシロで電源関係を調べてみます。

HDDの電源は、SATAコネクタの所から12Vと5Vが見つかりました。

ACアダプター12V出力からLDOで12Vと5Vを作っている様です。

電源スイッチに関係なく、ACアダプタをコンセントに挿した時点で12Vが入ります。常時、基板に12Vが供給されていると言う事。

但し、丸ジャックを抜くと、LDOの12V出力がグランドに落ちる様になっています。静電気対策?

12V系には40mV位の高周波ノイズが乗っていました。そしてHDDのモーター回転変動時に一瞬(5mS位)の電圧ドロップ(0.4V位)があります。

ここに手持ちのOSコン68uFを追加すると、高周波ノイズ、電圧ドロップもかなり抑える事が出来ましたが、如何せん搭載スペースが有りません。

仕方なく、手持ちのニチコンESコン 47uF/25V(緑)を12V系と5V系に載せました。これでも高さギリギリ。波形を見る限りでは多少は効果がありそうです。

 

それで音質に対し効果があったか? 私の耳では変化は感じません。

そりゃそうですよね。NASが直接ネットワークプレーヤーに繋がる訳ではないので、ハブに対策をした方が効果有りそうです。

ただ、全体的な発熱が抑えられた様な気がします。ノイズが減ったから?HDDの動作が安定したから?

 

しかし、連続再生時に時々発生する曲間での停止は相変わらずです。

NASが原因では無い様な気がしてきました。解析中。。。

 

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ネットワークオーディオの再構築。

2022-07-05 15:12:04 | ネットワークオーディオ

IOデータのNASを導入してから、ネットワークオーディオの音質がグレードアップしたので、我が家のネットワーク環境を今一度見直してみようと思いました。

私の場合、基本的にはPCを使わずに、DLNA機能を使って、ブルーレイ・プレーヤー(SONY UBP-X800)をデジタルメディアプレーヤーとしてリモコン一つで再生したい。PCやスマホはちょっと面倒。

尚、すでに『Roon』等を本格導入されている方には、以下の内容は今更って感じだと思います。

 

調べてみると、ネットワーク環境次第で結構音質が変わる様で、要因としては、眉唾ものも含め沢山ある様です。この世界も奥が深いですね。

 ・LANケーブル:アナログと同じで電線病になりそうなので、今回は取り敢えずあまり追及しない。

 ・NAS:購入したばかりなので今は置いとく。

 ・ルーター:そうかも知れませんが、進化が目覚ましくキリがない。Wifi6、Wifi7・・・。

 ・スイッチングハブ:今は使っていませんので、まずはここから考えてみる事に。

          Web上ではかなり音が変わると言う記事を目にします。

 

オーディオ用に使えそうなハブを調査していたところ、私が持っているソニーAVアンプ「TA-DA3600ES」にハブが備わっている事を思い出しました。

ハブ単体を購入する前に、ひとまず実験的にこのハブを使って見る事に。

スイッチング・ハブ内蔵のアンプは、私が知る限りソニーのこのシリーズのAVアンプ(TA-DA3***ES~5***ES)の他には無さそう。何故アンプにハブを付けたか? ソニーの拘りなのでしょう。

 

まずは、DA3600にスピーカーを繋いで音を出してみる事に。

接続は、DA3600 HUB port"4" は NASへ , port"3" は Router LANへ  (portは写真の通り4つ有ります)

DA3600もDLNAに準拠した機器ですので、NASをサーバーとして再生可能。

アンプの設定後、早速再生してみると、HDMI、Digital Coaxal入力の時と音が違い、かなり良い! 

何故?LANでのデジタル信号伝送は、パケットを送り側と受け側で量とタイミングを制御しながら送っているのでHUBの性能が影響している? 浅はかな知識なので違うかも?

 

それならと、次はDA3600のHUBだけを使って見る事に

つまり、DA3600 HUB port"4" をNASへ , port"3"を Router LANへ , port"1"はUBP-X800(BDP)へ と接続し、ブルーレイプレーヤーをメディア・プレーヤーとして使用。

尚、X800はDACを持っていないので、DACはDAS-703ESを使用

実際にこの様にDA3600のハブを通して聴いてみると、ひとつひとつの音の粒立ちが良い。余計な物がまとわりつかず、必要な物は出てハッキリしている。低音が沈みベースラインがハッキリと聴きとれて弾ける。太鼓もしかり。歪が少ないと言う事?高調波が乗らない。奥行、左右の広がりが有り、分解能が高く今迄隠れていた様な音も聴こえ、なんと魅力的な音だろう。芯の有るしっかりとした音です。

不純物の無いピュアーな音って感じで、音楽に引き込まれます。

こんなにも違うものなの? 

DA3600は、電源オフ時でもネットワークハブをONにしておくモードがありますが、そうすると天板がかなり熱くなるので、NASを使う時だけDA3600の電源もONにしたほうが良さそう。

或いは、評判の良さそうなネットギアのスイッチング・ハブでも買ってみようかな。

 

※偶に再生の曲間で音楽が止まるのは相変わらずです。これも何とかしなきゃ。

 ソフトウェアのアップデートでも改善していないという事は、ハードウェア的な問題かな?

 原因解明には時間が掛かりそうです。

 まずは、原因の切り分けからかな。ルーター?、NAS?、プレーヤー?

 

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