My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

意外と簡単だった、CDPのピックアップ交換。

2013-11-24 11:08:17 | CDプレーヤー

待望のREVOX B226が我が家のシステムに加わったところで、今まで使っていたCayinのCDT-23のピックアップを交換する事にした。

交換用のピックアップは以前に入手していたKSM-213QCS(Sony製)である。

これは一般的に良く使われている。在庫もあるようだ。レーザーピックアップ、ドライブ・モーター、シャーシー付き。

今まで躊躇していたのは、メイン基板に繋がっているフラットケーブルが硬くて外れなかったため。

先日、ここに粘着付きPETフィルムを抱かせて外れる様になった。


交換手順は以下。

ローディングメカ全体をビスを外して取り出す。いとも簡単だった。

FLexFlatCableへのストレスも考慮して基板も一緒に取り出した。

そしてフラットケーブルを外して基板と分離。基板の裏と表。

ピックアップを見たところ。KSS-213Q。

ピックアップとモーターの拡大。

下の4隅のスプリングがあるところのビスを外す。

今のピックアップと新ピックアップの比較写真。古いほうは、だいぶ黄ばんでいる。

分解後の全体。

4隅のゴムブッシュとスプリングも移動してネジで組み付け。

レーザーピックアップには、輸送時の静電気対策用のショートパッドがあるので、これをオープンにする事を忘れない様に。写真の基板の右側。

ローディングメカ全体をCDプレーヤーに戻し、ビス止め、ケーブル接続。

作業自体は1時間掛からなかった。割りと簡単だった。

念のため、レンズの表面はアルコールで綺麗にしておいた。

CDを読み込み、音出しして、問題無い事を確認して完了!

今のところ、何の問題もなく動いている。

 

もし、同じ様に交換に挑戦される場合は、ピックアップ単体ではなく、シャーシー付きで交換することをお勧めします。

意外と簡単な作業です。値段もそれほど高くないです。

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憧れの銘機を入手:CDプレーヤーREVOX B226

2013-11-23 12:58:00 | CDプレーヤー

遂に、憧れのREVOX B226を手に入れた。

プロ的スタイルPhillipsスイングアームメカ、TDA1541、この3拍子揃いが気に入っていたところ。

さらにプロスタジオ仕様品の民生向け。BBCスタジオでも使われていたSTUDERの民生向けブランドREVOX。

STUDERはスイス生産、REVOXは西ドイツ生産らしい。

初めてCDプレーヤーが世の中に出てきたときに、「デジタル臭い!」と言われるマニアのために、出来るだけビニールレコードに近づけることを意識して設計したCDプレーヤーらしい。

いつもの通り、eBayから入手。スイスからの出品。

本体$850、送料$150。Revox workshopにてRestore/Refurbishされたもの。

説明では「The instrument was revised by a Revox workshop and running perfectly again.」と書いてあったので、一瞬revised?ってことは、Originalと変えられてる?と焦ったが、掲載写真を見ると、電解コンデンサを変えたくらいに見えたし、外観も良さそうなので、ポチってしまった。

実際に届いたものを見ても、小容量の電解コンデンサが交換して有るくらいだった。

さすがに25年の時を経て、容量抜けしたのだろう。

生産時期としては、B226の発売が1987年4月だから、1990年くらいかな?

注文して2週間後、海を渡って無事到着。

実は、eBayでこの様な高額?商品を買ったのは初めてだったので、ちょっと心配だった。

トラッキングはスイス・ポストから進まずに、未だにCarrier:SWISS Postとなったまま。

マンションの管理人から、欧州から荷物が届いていると連絡があり、行って見ると1階に大きな荷物が届いていた。

その夜、早速開梱。

梱包も厳重、丁寧にされていて、本体にはシートラップが施されていて、さすがヨーロッパは仕事が丁寧だと思った。安心できる。

設置して、我が家のオーディオ・システムに仲間入り。

この外観がマッキントッシュ275によく合う!

CDPはやっぱこれでしょう。フェースがベストマッチ。プロユース的なフェースがGood。

デザイン・風格とも申し分無い。

275と管球プリアンプを購入したガレージメーカーに置いてあったのも、この組み合せ。

自分もいつかはこの組み合わせにしたいと思っていた。

でも、この店に置いてあったのは「STUDER」だったので、多分A725かA727かな。

Vintage品で揃えたぞ。

 

電源を入れてさっそく聴いてみようと思いきや、付属の電源コードが欧州仕様になってる。

そこで手持ちのプラグを使って加工。贅沢にフルテック。

電源ケーブル自体が細くて品粗に見えるが、今は仕方ない。

そして、AC電源電圧がマルチ対応になっているので、メタルキャビネットを開けてロータリスイッチを回し120Vに設定。日本で使う場合は100Vの設定も可能。

ヒューズの所には、220V 250mA、110V 500mAと書いてあったが、一旦そのままにしておいた。

電源スイッチをON! ランプが点灯、リレーが働く音がした。

CDを入れて、読み込み、音出し。---- OKだ。

デジタル出力2系統、アナログ固定出力1、可変出力1 ---全て出力問題なし。

ヘッドフォン出力 --- いきなり大きな音が出てビックリ!、ボリューム調整して問題なし。

それにしても、前面にある多数のボタンは何をするのか良く判らない。

プログラミングとかだろうけど、、??。

Index scanも出来る。懐かしい。確かに昔は有ったなぁと思い出した。

あれ、前のTrackに戻るボタンが無い。色々やってみたが出来なそうだ。? まあ良いか。

 

こういうものを買うと、すぐに中を見たくなってしまう性分なので、取りあえず、一旦電源を落として、内部を覗いて見た。

それでは大公開!!!

全体

中央にメカ、左に制御基板、右側にDACと音声基板を配置。プロの配置。

Rev.May13とサインがあり、最近修理したことを書いてる。


DAC、音声基板部

 (拡大1)

電源部に使われているコンデンサはFRAKO(Made in West Germany)製。これが、このRevoxの音を作り出してる一因かも?。基板への液漏れは無かった。

コネクタは何故かYAMAICH。付け替えられた電解コンの中には日ケミ製も。日本製も頑張ってる。

 (拡大2)

真ん中に鎮座しているのが、あの「TDA1541」。A付きじゃない。残念ながら王冠(CROWN)マークは無し。

いまどき、こんな大きなDAC ICは見かけないぞ。

青いコンデンサは「emz」製フィルムコン。ドイツ製。

 (拡大3)

 (拡大4)

右側の放熱板についているのが電源用のトランジスタ。

 

制御基板部

銅テープが貼ってあるのはEPROMかな?昔は、こうだったなぁ。

 (拡大1)

このメカはベルトがよく劣化してへたる様だが、問題なさそうだ。

 (拡大2)

なんだかワイヤーが出ているが、何かを調整した後かな?


メカ部

これが、かの有名なPhillips Swing Armメカ CDM-1である。これだけでも価値がある。

なんでもデータのロスが少なく音が良いらしい。このメカの差で、出てくる音が違うらしい。

トレイ移動のモーターはスイス製。Good!

スイングアーム、ピックアップが微かに見える。

ピックアップレンズにLEDライトを当てて観察したが、すごく綺麗で光輝いていた。

さすがガラスレンズ!まったく問題なさそう。


トランス部

ここには「STUDER」の名前が。おそらく共通部品なのだろう。

電源電圧の選択が出来る様になっている。全世界で使ってもらおうと考えたのであろう。


リア部

STUDERの名前も書かれている。西ドイツ製。

シリアルNo.は、メカにも同じNo.が書かれている。前の写真で確認が出来る。


製品からは、昔の電気・電子製品の匂いがする。部品の匂いか、基板の匂いか。懐かしい匂いだ。

TVとかラジオの裏から、よくこんな匂いがしたのを覚えている。

 

ここで、やっと音の印象について

一言で言うと、憧れていた音を初めて聴いてみて、これは良い!!!!!

今までのCDプレーヤーと明らかに違う。一線を画している感じ。

今まで体験したことの無い音だ。

なんと表現したら良いのでしょう。

音が太くてふくよか、温度感、潤いを持っていて、音楽を聴いているって感じがする。

好きなジャズ女性ボーカルなんかは、いままでより更に、色っぽく、甘く、いやらしく聴こえる。

情報量も思ったほど悪く無いように思う。

どうしたらこんな音が作れるのだろう?

Swing Armの成せる技?、TDA1541?それとも使用しているアナログ部品?トランス?設計そのもの?

いやぁ、その当時のエンジニアって凄いですね。音に対する執着があったのでしょうね。

職人技につくづく尊敬しますよ。

今は、デジタルの時代だから、情報量やスペックだけで競ってしまう。

失ってしまったオーディオの本筋である本来の楽器の音を再現するという、根本的な探求心(マイスター)を取り戻そうよ、って感じですね。

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CDプレーヤーのデカップリングをWIMAに換装。

2013-11-17 23:33:25 | CDプレーヤー

引き続き、CDプレーヤーのフィルムコンデンサをWIMAの赤い奴に変更。

①電源の平滑コンデンサ

平滑電解コンデンサ(ニチコンのES)にパラ(並列)に入っているフィルムコン0.1uFをWIMAに変更。合計7箇所。

 

②SRC4192のデカップリング

これもWIMAの赤い奴0.1uFに変更。2箇所。

 

③整流用ダイオードにパラのフィルムコン

これは逆回復時のノイズを抑えるために0.01uFが挿入されていますが、これもWIMA製の赤い奴に変更。合計8個。

 

ここまでやるのに、結構時間が掛かった。

何が大変かというと、元々実装されていたコンデンサを取り除いたあとのスルーホールの穴あけ作業。これが結構時間が掛かる。

交換後の音は、結構静寂な感じになったかな? 

低音の切れが良いというか、ドラム、ベースがボンつかないで、弾ける様な音になった。

 

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クロックモジュールのデカップリング・コンデンサ変更だけでも音が変化。

2013-11-17 22:59:41 | CDプレーヤー

クロック発振部分はちょっと変更しただけでも音の変化があるので、クロックモジュール基板の電源にフィルムコンデンサを追加して実験してみた。クロックモジュール供給電圧のロー・ノイズ化。

①16.9344MHz部

   クロック発振器への電源供給は、AC→ブリッジダイオード→三端子レギュレータ→C(電解+フィルム)+L(値不明)+C(フィルムコン0.1uF)のπ型フィルタ→クロック発振器になっている。

   このクロック発振器直近のデカップリングコンデンサ(0.01uFフィルムコン メーカー不詳)に、0.033uF(WIMA赤)をパラ追加してみた。

   音にトゲトゲしさ?ザワザワした騒音の様な感じが無くなってシルキーな音になり、一音一音がしっかりと聴き取れてかなり聴き易くなった。

   ノイズが減ったのかな?

   これなら長時間でも音楽に浸ることが出来る。音の広がり、繊細度は以前と変わらない。

   試しに、追加したフィルムコンを取り去り元に戻したら、やっぱり耳障りな音を含んでいて長時間聴くには苦しい。

   そこで、高周波ノイズの除去について少し調べてみたら、murataさんの良い資料が見つかった。

   「デジタルICの電源ノイズ対策・デカップリング」 http://www.murata.co.jp/products/catalog/pdf/c39.pdf

   かなり頁の多い資料であるが、役に立つ事が沢山書かれている。

   このなかで、今回の参考になったのが、コンデンサの周波数特性である。

   

              ※「村田製作所の資料より引用」させて頂きました。

    この資料によると、このクロック発振器から出るであろう16.9344MHz及びその高調波ノイズには、0.1uFが良さそうである。

    さらに、Lとの組み合わせによるπ型フィルタにすると、Cのピークから上の高周波の挿入損失が改善される。

    まあ、0.01uFよりも0.033uFが良いであろう事がわかったので、元々の0.1uFを取り去りWIMAの0.033uFを取り付けた。


②49.152MHz部

  この箇所のデカップリングコンデンサは、値は元々の0.01uFのままとしてWIMA製に交換した。

  気持ちの問題、安心感の問題かな?

 

今回の実験で学習した事は、デジタル回路、特に高周波回路でのデカップリングコンデンサの特性と使い方。

ノイズの周波数帯域によって、最適な容量値があるということ、また、容量をパラ接続する場合は、組み合わせの容量値によっては、逆に総合特性が悪くなることがあるという事。

そして、今回の実験、調査で、murataさんの資料に巡り合えた事。

特にDAC等、デジタル回路は、高周波ノイズに非常に敏感なので、この資料は非常に勉強になるし、今後も役立つであろう。  

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クロックモジュール(16.9344MHz)交換で元気な音が復活!

2013-11-07 23:44:55 | CDプレーヤー

先日のクロック・モジュール電源のダイオードを元に戻しても、まだ音が今一つ、以前の様に元気に出てくれない。

これには、奥さんも不満な様だ。

それで、昨夜遅くなってから、16.9344MHzのクロック発振器を以前使っていたものに戻した。

そしたら、どうでしょう。

一瞬聴いただけで、音がクリアーに、モヤモヤが取れて晴れた。音圧も増して元気の良い音が復活。音も前後左右に広がる。奥さんも、「音、良くなったね。」と納得。

コイツかぁと、やっと悪戯をしている部品を見つける事が出来た。

それで、よくよく調べて見ると、以前から使っていたものは、メーカーTFC製でこれはUK製のものであることが判った。

そして3週間前に交換したゴールド色の発振器はメーカーValab製でこれは台湾製?。

尚、実際にはブリッジダイオードは、既に以前のSMTタイプに戻している。

同じメーカー製の49.152MHzでは良かったのに、16.9344MHzでは何故上手くいかないのだろう。

そこで、スペックを比較すると、49.152MHzのほうには、位相ノイズ-130dBと記載があるが、16.9344MHzのほうには記載が無い。項目ごと消されて空欄になっている。特性が出なかったからか?

この違いか?良く判らないが、そのあたりしか見当たらないので、これが影響か?

それとも、クロック発振器そもそもの音の違いか?UK製と台湾製の音の違いか?

原因がはっきりしないが、言えることはクロック発振器ひとつで音が変わってくるという事。

また、CDプレーヤーのデジタル処理部分は、ノイズにとても敏感ですぐに音質に影響する。

実はJitterよりも効いているかも?。

兎に角、CDプレーヤーの中は、電源、グランド含め、ノイズを可能な限り抑えクリヤーにしておくことが重要そうだ。

 

結局、3週間前の改造はいったい何だったんだろう? 殆ど、また改造したり、元に戻してしまった。

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DAC Zeroのショットキー・ダイオードも他のものに交換。

2013-11-03 11:05:42 | DAC

3週間前にCDPと同時に交換したDACのショットキー・バリア・ダイオードも、昨日CDPに使ったダイオードと同じ物(Vishay 1N5062)に交換。4箇所。

こちらは音の変化はあまり無い様に思えるが、スピードが無くなった分、音の重心がちょっと下がった様な。。。

只今、エージング中。

 

それにしても、昨日のCDPのクロックモジュールの電源部のダイオード交換には驚いた。

クロックと言うか、DAC ICは、電源とかノイズに、かなり敏感である。

この部分を如何にクリーンに保つかがポイントと思う。

まだまだ、弄り甲斐があると思う。例えば、レギュレータとかノイズの少ない、高スルーレートのものを持ってくると良いかも知れない。

ただし、経験上、単純にコンデンサの追加とか、この部分に部品とか回路を追加してもノイズを拾ったり、撒き散らしたりするので、細心の注意が必要である。 

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ショットキー・ダイオード化大作戦は改悪になってしまった。。?

2013-11-02 21:42:13 | CDプレーヤー

3週間前に行った整流ダイオードのショットキー化は、結局改悪になってしまった。ガックリ。orz。

 

ショットキーに交換後から、何だか音が平坦で篭り気味で前に出てこないし、腰が無いというか、元気がない。音が生きていない。

ネット上では、音がクリアーになるとか、落ち着いた音になるとか、歪みが無くなる、聴き易い音になるとか、良い事ばかり目に付いていたので、改造後しばらくエージングして様子を見ていた。

確かに、聴き易い音で、ハイファイっぽくは聴こえるのだが、どうしても音に張りががなくて、ツマラナイ音に。

音楽っぽっく鳴ってくれない。訴えるものがないのだ。

そんな事は無いとは思いながらも、既に次のダイオードを手配していた。

結果、3週間エージングしても状況は変わらず。

ダイオード交換後にクロックも交換しているから疑ってみたが、波形には問題ない。

他にも原因を考えたが見あたらない。

ひとつ気になったのは、クロック波形チェックの時に、ついでにダイオードの後のDC波形を確認した時、なんだか高周波ノイズが大きい様な気がした。以前の波形を覚えていないので定かでないが。

 

そして、一昨日、手配していたダイオードが到着したので、本日、早速交換してみる事に。

交換するダイオードは、Vishayの1N5062 800V 2A 高速でも無い普通特性のダイオードだがGlass Passivated junctionである。外観も少し変わってる。eBay上ではAudio用と書いてある。期待できる。いっきに40本購入。

メイン基板のダイオードの交換は本当に大変。もう、あまりやりたくない。

今回、全部で12本を交換。 結局、4時間も掛かってしまった。疲れた。


交換後の音は、多少は良くなったものの、改造前までの元気の良い音には未だ戻っていない。


そう言えば、クロックの電源もショットキーに交換していた。

ということで、この部分は簡単に元のブリッジダイオード(MB2S)に戻した。

調べたら、これもGlass Passivated junction Fast recoveryだった。

交換後は、CDPが息を吹きかえした。以前の様な元気の良い、解像度の高い音に戻った。今までの何だったんだと。


原因は良くわからないが、過去の改造を思い起こすと、クロックの電源とか、PCM1792、SRC4192は電源ノイズに非常に敏感だったのだ。

と言うことで、今はショットキー・ダイオード自身が発する高周波ノイズが原因かな?とか思っている。(違うかも知れないが、)

そして、PC~DACで聴いても、CDPのDigital out(Coaxial)~DAC(ES9018)で聴いても良くなかったのは、グランドのノイズが回り込んでいたのかも知れない。整流ブリッジのノイズはグランドにも回り込む?なんて事も思っている。

今はCDPのDigital out(Coaxial)~DACで聴いても、以前の様に音が良い。ひょっとしたら以前より良いかも?

整流回路は鬼門の様な気がする。他の機器にも影響を与える?


今回の教訓として、ショットキー・ダイオードに変える事が必ずしも音質改善になるとは限らないと言うこと。

しかし、ひょっとしたら、同じショットキーでもメーカーを選べば良い結果がでたかも?。私は今回、中華圏の適当なショットキーを使いましたから。甘かったかな?。


それと、その間色々と考えてました。

ノイズを取ったり、歪みを抑えたりで、理想的な特性に出来たとして、本当に音楽として楽しめるだろうかと。

音楽は、訴求力とか、それなりの魅力が備えないと、音楽として、また音として楽しめないですね。ツマラナイ音になってしまします。

ヴィンテージ品が重宝されるのは、そのあたりの魅力を備えているからではないでしょうか?

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