My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

次はベータ・ビデオテープの整理を始めました。~これも永久保存版はデジタル化へ~

2020-07-29 12:55:41 | 映像

家にある古いベータ(β)版ビデオテープの整理のために、中古のベータ・ビデオ・デッキ動作品を調達しました。

出来るだけ発売開始年の新しいものをと思い、ソニー製品で最終モデルのひとつ前の1990年発売開始の物を入手しました。

下段が、この度調達したベータ・ビデオ・デッキです。

上段は、デジタル化するためのDVDレコーダーです。外部入力を使ってデジタル化します。

今のデジタル時代に育った年代の人には、「ビデオテープって何?」「ベータって何?」って感じでしょうね。

一方で、ビデオデッキをご存じの方は、VHSとベータ戦争があった事をよーくご存じでしょう。

VHS陣営はビクター、松下、一方β(ベータ)陣営はソニー、三洋ですね。しかし、後にソニーもVHSを販売し、VHSに統一されました。

何故ソニーは負けた?のでしょう。ソニーは技術力で優っていても、ユーザーフレンドリーの仕様じゃないですね。どちらかと言うとマニア向け。

しかし、一度でもソニー製品を使うと、それにハマってしまいます。オーディオもそのひとつ。

1970、80年代のオーディオ全盛期のソニーの製品なんか凄い技術と物量の投入です。使い勝手よりも基本性能重視です。ESシリーズはその代表作です。ソニー信者も多かった事でしょう。

 

横道に逸れましたが、私が長年保管していたベータ版でも貴重なテープが見つかりました。

「We are the world」 これは当時レンタル落ちを買った様です。

当時、6,800円だったのですね。高価です。

この映像は何回見ても感動しますね。参加者が豪華で、これだけの人が一堂に会し一曲を歌い上げた事は後にも先にも有りません。

豪華なメンバーの心を込めた精一杯の歌声は鳥肌ものです。永遠の名曲です。

今ではDVD+CDでお安く買えるようですね。

 

何故か、音声のみのFM放送を録音したものも見つかりました。当時、カセットテープよりも音が良くて、長時間録音が出来るという事で使っていたのでしょう。確かに、音が良い。これはカセットテープよりもテープの幅が広いのと相対速度が圧倒的に速いのでより多くの情報が記録できたからだと思う。

それにしても、VHS、ベータ共、再生時のメカ(モーター)の動作音が凄く大きい。SNの良い今のデジタルの時代では煩く感じる。とても静寂の中から音が浮かび上がってくる感じはしないです。当時は気にならなかったのでしょうかね。今の時代ならとても受け入れられないでしょう。

 

ともかく、保管していたテープのなかで永久保存したい映像は、デジタル化していきます。

 

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ビデオテープの整理に着手しました。~永久保存版はデジタル化へ~

2020-07-17 11:33:47 | 映像

8mmビデオテープ、カセットテープに続き、今度はビデオテープの整理に着手しました。

ビデオテープは、β(ベータ)とVHSがあるのですが、まずはVHSから。

ベータは、ビデオデッキが壊れているので、どうするか検討中。確か、ローディング・メカのギヤが壊れていたと思う。

VHSは、最後まで使用していたDVDとVHSのダブルデッキが残してありました。多分買い替えた3台目と思う。

一応再生動作する事が確認出来たので、タイトルや実際の映像を見ながら断捨離を進めています。

VHSテープもTVから録画したものが数百本あります。なかには8mmテープからダビングした物も。

当時は、番組を後で再度見ようと思えば、テープに録るしか無かったのです。レンタル映画もVHSテープでした。

今はHDDに記録したりネット配信で観たり出来るので、便利になったものです。

TV番組を録りっぱなしで、時間がなくて一度も見る機会が無かったものもあります。

この頃はサラリーマン生活で一番忙しい時だったと思います。深夜、土日も仕事。日本、世界を飛び回っていた?。

将来、時間が出来た時に見ればいいやって感じだったのでしょうね。

それが今になって時間が出来て、やっとその時が来た、見る機会が来た様な気がします。

 

録画してあったTV音楽番組の中でイチバンの掘り出し物は、

「The Best of The Prince's Trust , ROCK GALAS」"プリンス・トラスト・ロック・ガラ"

冒頭の番組紹介では、

「1976年 英国のチャールズ皇太子により創立。毎回 イギリス内外の話題のスターが大挙して出演し、普段では見られないセッション・バンドでギグを展開する。今回は’82年 そして'86年~’90年のステージから選りすぐったハイライトシーンをお送りします。」

とあります。これは貴重です。

コンサートはダイアナ妃も観覧しています。車から降りて観覧席に着くところの映像も収められています。

お美しい~~~!

とにかく出演メンバーと共演者が凄いです。他では見れないくらい豪華です。

ざっと紹介すると、

ピーター・ガブリエル(ギター:ブライアン・メイ)

マーク・ノップラー&スティング(ギター:マーク・ノップラー、エリック・クラプトン、ドラム:フィル・コリンズ、ピアノ:エルトン・ジョン)

ジョー・コッカー(ギター:ブライアン・メイ、ドラム:フィル・コリンズ)

ティナ・ターナー&エリック・クラプトン(ギター:クラプトン、マーク・ノップラー、ドラム:フィル・コリンズ)

チャカ・カーン

プロコル・ハルム/青い影

ヴァン・モリソン

ジョージ・マイケル&ポール・ヤング(ギター:クラプトン、マーク・ノップラー、ピアノ:エルトン・ジョン)

ロッド・スチュワート(ギター:クラプトン--ここでお得意のネックにタバコ、ピアノ:エルトン・ジョン)

ジョージ・ハリソン(ギター:ジョージ&クラプトン、ドラム:リンゴ・スター&フィル・コリンズ、ピアノ:同上)

  この「While My Guiter gentry weaps」でのジョージ・ハリソンとギターの掛け合いが最高!!!です。痺れます。

  クラプトンはレスポール、ジョージはストラトです。二人とも良い音を出してます。泣きのギターです。

リサ・スタンスフィールド

フィル・コリンズ(ギター:ブライアン・メイ--サングラス掛けています)

ビージーズ(アコギ:ブライアン・メイ、ドラム:フィル・コリンズ)

エルトン・ジョン(ギター:エリック・クラプトン、ベース:スティング、ドラム:フィル・コリンズ)

ポール・マッカトニー(オール・スター)

オール・スター・バンド

殆どの出演者の場面でエリック・クラプトンがギターを弾いています。ソロも有り。パーカッションはレイ・クーパーです。

出演者の皆さんは、楽しそうに最高のパフォーマンスを見せています。

演奏曲は、何れも洋楽好きならどこかで聴いたことのある有名な曲(持ち歌)です。

ちょっとAmazonで探してみたのですが、各年毎のDVDは有りましたが、ハイライトシーンを集めたものは見つかりませんでした。

現在購入できるDVDは、これくらいでしょう。

この中に「While My Guiter Gentry Wheaps」が収められています。

このビデオはいつでも見れる様にデジタル化しました。私の永久保存版です。

 

他にも、「LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)--実際にはロバート・プラントとジミー・ペイジ」のMTVアンプラグドも見つかりました。

なんじゃこりゃ?って言うのが、ジミー・ペイジがダブル・ネックならぬトリプル・ネックのギターを持っています。

一番上が8弦、真ん中が12弦、下が6弦の様に見えます。弾き難そう。。。

 

 

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Western Electricマニアにお勧めの本 ~AT&T、WE、ベル研究所の偉大な研究者達~

2020-07-07 09:36:19 | その他

今日は、私が興味深く読んだ2冊の本を紹介したいと思います。

それは、

 「世界の技術を支配する。ベル研究所の興亡。」

 「クロード・シャノン 情報時代を発明した男」

です。

「世界の技術を支配する。ベル研究所の興亡。」では、AT&T、WE、ベル研究所の研究者達の偉業が書かれています。

この本を読むと、ますますWestern Electricというブランドが好きになり、虜になってしまいます。

洗脳されて信者となるかも知れません。しかし、この発明偉業は歴史上の事実なのです。

アメリカの巨大通信事業者AT&T傘下の開発研究会社「ベル研究所」、そして製造子会社「ウエスタン・エレクトリック」がいかに優秀な技術集団で有ったかを改めて知る事が出来ます。

現代のエレクトロニクスーー電気電子、通信、デジタル、コンピューター技術、軍事上の電気技術ーーの基礎は、この時代にここで作られたのだという事が良く分かります。

内容については、Webで調べて貰えばわかりますので詳しくは書きませんが、ビル・ゲイツが「タイムマシンに乗ることがあったら、最初に降りるのは1947年12月のベル研究所だ」。また、ピーター・ドラッカーは「現代のエレクトロニクス産業の大半を生み出したのは、ベル研究所の発明や発見である」と述べているそうです。

 

書の中で私が特に興味を持った内容が、「マービン・ケリー」による真空管の研究。これがなければトランジスタの発明も無かったと言うことと、「クロード・シャノン」によるデジタル情報技術の発明。全ては「0」と「1」で置き換える事が出来るという理論の確立です。

 

当時は真空管を大量に並べて計算機を作っていた様です。そりゃ、部屋も温度上昇しますし、信頼性も重要になります。

また、通信に関しては、何度も試行錯誤を重ね大西洋を伝達ロス少なくノイズにも強い海底ケーブルで渡す技術。例の神格化されたオーディオ用「ウエスタン・ケーブル」恐らくこの技術がベースになっているのでしょう。

最初はアナログ音声を増幅しながら送っていた(増幅には、あのトランスも使われたのでしょう)が、やがてデジタル伝送技術が発明されて「暗号化」「信号圧縮」技術を使って通信される様になったそうです。

また、現代実用化されているGPSやドローン、衛星といった技術も、この時代に、ここで、開発されていたのですね。驚きです。

何度も読み返したくなります。

WEマニアだけでなく、ビンテージ・オーディオ・マニアも読んでおきたい本です。

現代の電気技術、情報通信技術の源は、全てここに有りです。

Amazonのレビューも参考にしてください。

ちょっと厚いので読み応えがありますが、英語原本の翻訳本としては読み易いです。

 

デジタルの生みの親「クロード・シャノン」に関する本にも興味深い内容が書いてあります。

生きざま、人物的にも一般人とは違います。

恥ずかしながら、この人が情報量の単位として「ビット」を初めて使用したことや、カジノで勝つ為にウェアラブルコンピュータを開発したことは、この本に出会って初めて知りました。

 

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レコード再生用交換針を購入。~Shure VN35HE~

2020-07-04 10:12:36 | レコードプレーヤー

SHURE V-15 TypeⅢ用の交換針を購入しました。

レコード再生を始めてから、これで5本目です。

交換針はVN35*です。以前からJICO製を購入しています。

今まで、「SAS針」「S楕円針」「楕円針」「丸針」と購入して来ています。

前回の「丸針」も良かったのですが、寿命が短そうです。

そこで、今回は今迄使ってきた中から、コスト、音質、寿命の点から「S楕円針」にしました。

S楕円針は、ShureのVN-35HE相当です。HE=Hyper Ellipticalの略です。

さっそく針先の拡大写真を撮りました。

流石に新品ですね。とても綺麗です。

参考までに今迄使ってきた物と比較してみます。

JICO社の説明によると「再生可能時間:約400時間」と有ります。

私はおそらく400時間以上は使用していますが、まだ充分に使えそうです。音質的にも良好。

しかし今後高騰したり入手難になりそうなので、今のうちに購入しておきました。

これで安心して引き続きレコード鑑賞が出来そうです。

因みに、流石に丸針や楕円針は寿命が来ている様です。音質でも判断出来ます。

 

なお、JICO製の交換針はAmazonからも購入が可能です。

かなり需要がある様で、絶えず在庫数が増減しています。

 

(2020.07.04 追記)

マイクロスコープについて問い合わせがありましたので、参考までに情報提供します。

私が使っている物はこちら(←クリック)ですが、すでに生産終了となっています。

それに替わるものとしては、こちらになるかと思います。

メーカー違いで似たような物が幾つか有りますが、価格は2,500円程度ですね。

 

コメント (4)
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