My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

エージング半ば。

2011-06-19 17:22:03 | オーディオ

ここ1ヶ月で、色々変えているので、今までと音がガラリと変わって、実は、ちょっと落ち着きの無い、ザラザラした音だなと思うところもあった。

それもそう、MC275の球を全部揃えて(新品出力管6550も)今の状態で音出しをしてからから、まだ1週間くらいなのだ。

しかも、トールボーイタイプのスピーカーのツイーターをベリリウムからダイヤモンドに変更してから、あまり音を出していなかった。

細かい所では、スピーカーケーブルも、OCCに変えている。ケーブルもエージングが必要な様だ。

昨日と今日の休みで鳴らし続け、多少はマシになってきた。

マッキントッシュの力強い、骨太で押し出す感じの音は相変わらずだ。高音がちょっと丸くなったきた。

だぶん、もっと良くなるだろう。

DACを通して、Music DVDを見ても、今までとは音が違う。

アンプの影響の大きさを改めて思い知らされる。

 

それにしても、部品を交換したり、機器を変更した直後は、いつも悔しい感じになる。必ずエージング、鳴らし込みをしなくてはならず、本領発揮まで待たないといけないのだ、辛抱堪りません。

子供を手をかけて育てて、一人前にするまでの親の気持ちと同じである。最初は何も知らない、暴れん坊なので、色々な音楽、ミュージックソースを聞かせて幅広く対応できる様にしてやる必要がある。

オーディオ機器の場合、早くて100時間、遅くて500時間は必要と言われている。一日、平均3時間聴いたとして、半年必要だ。

しかも、電気を入れて置くだけでは、駄目である。音楽を聴かせて、教えてやらないといけない。結構、手のかかる事である。

それでも、人間の場合、成人まで20年かかるけど、機械なら半年で大体落ち着く。そう思えば早いかな。

でも、その間にまた部品を変えたくなる、変えたら、また、そこから振り出しに戻るので、悔しい限りである。

暫く、浮気心を抑えて、じっと我慢かな。

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タイタニック/セリーヌ・ディオン K2 HD CD

2011-06-18 14:51:52 | 音楽

今年になって、タイタニック(TITANIC)のK2 HD MasteringのCDが発売されたので、購入してみた。

確かに、音が柔らかく繊細なのだが、なんだか迫力に欠ける。寝ぼけた感じである。

皆さんよくご存知の「My Heart Will Go On」だが、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)の声が、彼女のアルバムに入っているものと全く違う。別人の様で、声が細く靄がかかっていて、奥で歌っている様だ。

しかも、クレジットには、「My Heary Will Go On」となっている。別の曲??それとも彼女のアルバムに入っているものは、録音し直したもの。

改めて、彼女のアルバムに入っているものを聴きなおしたが、声の張り、溜め、かすれ具合が、やっぱり違う。

私は、彼女のアルバムに入っているものの方が好きである。

タイタニックのものは、かなり若いときの歌声?

 

セリーヌ・ディオンは、好きで良く聴くが、彼女のアルバムの中でも、フランス語のアルバム「on ne change pas」が好きである。母国語なので、力強く、のびのびと歌っている。 Made in EUなので、音も良い。

いずれにしても、セリーヌ・ディオンは、世界一流の歌姫であることには、間違いない。

 

アンドレア・ボッチェリとのデュエットの「Prayer」も好きだ。この曲は色々な人が歌っているが、このバージョンが一番好き。

あと、バーバラ・ストライザントとのデュエット「Tell him」も好き。

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McIntosh MC275を聴く。

2011-06-10 23:29:25 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

注文していた出力管Tung sol 6550が到着。

記念撮影後、早速、装着し音だし。

 

味のある魅力的な音。聴いていてうっとりとする。なんと味わい深い濃厚な音。ずっと聴いていたい気持ちになる。

やはり、マッキントシュは素晴らしい。すご~くいい。

6550を装着したところ、こんな感じです。

 

(現在、プリアンプなし。CDPの真空管出力を直接繋いでます。入力ケーブルは写真からMonster Cableに換えています)

NOS品に火を入れたばっかりなので、ちょっとよそよそしい感じは否めないが、最初から良い感じ。

KT88に比べて、低音に張りがあって、押し出す感じ。高音も煌びやか。

でも、全体的に今まで使ってたKT88プッシュプルのアンプに比べて、音の濃厚さが全く違う。

今までのアンプが水彩画ならマッキントッシュは油絵、またはワインにたとえるなら白ワインと赤ワインの違いがある。

決して音の鮮明度は落ちていないが、音に丸みがあり、独特の味がある。これは、倍音の再現性の違いか。

マッキントシュは倍音がしっかりとあるのだろう。音に深み、奥行き感がある。

さらに、これをフォーカルのスピーカーで鳴らすと、元々高音寄りのクリヤーなスピーカーなので少し味が落ちるが、トールボーイで再生すると丸みを帯びて良い感じになる。倍音が少し訛るのかな?。

自分的にはこちらが好きである。味があって奥ゆかしい。細かい音まで再現するが、それまでも味が付けられる。

自分の家で聴く、オーディオ装置で再現する音は、絶対がない、聞く人の感性、好みですからね。

スタジオモニター装置とは違います。

だから、オーディオとは、難しい世界で、扱いにくい、追求に尽きる事のない、金喰い虫ですね。

 

今回、カバーも購入しました。

カバーでけでも、1万円ちょっと、ブランド品のパーツは高い。

カバーをつけるとこんな感じです。

 

でも、カバーをつけると、熱が篭るので、今は外しています。

 

今日は、お気に入りのダイアナ・クラールのXRCD24版のTHE LOOK OF LOVEと、今日購入したダイアナ・ワシントンのCDを聴いています。 ダイナ・ワシントンもCD音源自体が音が良い。

うっとりしますね。


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ラッセル・ワトソン(Russell Watson) コンサート

2011-06-07 15:28:57 | 音楽

前回のアドレア・ボッチェリに引き続き、ラッセル・ワトソンのコンサートに行って来ました。

アンドレア・ボッチェリは、格調高かったが、今回のはくだけた感じだった。ちょっと、ポップス寄りかな。

フルオーケストラだったけど、指揮者もノリノリでラフな感じ。裸足だった。昔のポールモーリアって感じ?ちょっと古いかな。

歌は、聴いたことのある曲が多かった。

思い出のサンフランシスコ、フランク・シナトラ、エルビス・プレスリーの曲も、ちょっと物まねっぽい感じで歌ってた。

ステージとの駆け引きも多く、客席との一体感もあった。客席に降りてきて握手したり、写真を撮らせたり、ポーズを決めたり。

なんだか、歌謡曲のディナーショーの様な感じだった。

歌は確かに上手いが、長時間聴いていると、少し飽きる。

アンコールもあり、コンサートが終わったのは、結局、10時過ぎ。

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スピーカーケーブルの交換

2011-06-06 17:18:11 | ケーブル

こちらは、久々の連休(端午節)なので、以前から思案していたスピーカーケーブルを買いに行くことにした。

良いものがあれば買おう、無ければ、プラグだけでもと言う思いだった。

でも、こちらの店員は商売が上手い。 話し込んでいる内に買ってしまった。

話を聞くと、OCCなら高音がすっきり、低音が締まると言う事で、今のフロア型にぴったり。

結局、購入したのは、何故か日本のFurutech製 アルファ-OCC。

Furutechのバナナプラグも購入した。

なんとその場で、端末を加工処理してくれて、バナナプラグも付けてくれた。加工費はタダ。加工済みの既製品もあったが、それよりもかなり安く購入出来た。

家に帰って、早速、使ってみた。

高音がクリヤーで前に出てくる、確かに低音に締りがある。全体的に今までの歪っぽい感じが無くなった。靄が晴れた感じ。ストリングスも綺麗に鳴る。

ケーブルでこんなに違うものかと思った。もっと早く交換すれば良かった。

決してフラシボーでは無い。私には音の違いが分かる。

Web上では、スピーカーケーブルによる音の違いは殆ど無いとの説が多いし、ある程度のケーブルならば、理論上も電気的には、インピーダンスに殆ど差が無い。

でも、そこがアナログの世界の面白いところで、理論上、数値上だけで議論できない世界なのだ。

非常に微妙である。電気は導線の表面を走るので、被覆にも拘った方が良いとか。インダクタンスや寄生容量の関係があるとか。。色々な説がある。プラスとマイナスを捩って、打ち消した方が良いとか。

でも、この捩るのは、過去試したが、良くなかった。

あと、人間の耳は精神的にもかなり感じ方が違ってくる。現に、暗い部屋で聞くと、一つ一つの音がしっかりと聞き分けれる。これは、人の神経、五感が耳に集中に出来るからか。目を閉じて聴いても同じ。試聴室が暗くしてあるのは、そのせいかな。

フラシボーは、また別物。これは先入観によるところだ。

 

もう一つのスピーカーは、低音が出にくいので、こちらはOFCが良いのかな。

OFCは低音がまったり、ドロッとしているそうだ。音は厚みがある。

OCCは今回の様に、低音が締まって、フラットだそうだ。

私も知らなかった。勉強不足だった。

それにしても、やっぱ日本製は良いですね。嘘がない、安心できます。

オヤイデもあったが、OCCはフルテックだけ。

聞くところによると、オヤイデも線材は古河電工が作っているらしい。

古河は線材のメーカーですからね。

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McIntosh MC275 インプレ 

2011-06-05 12:46:13 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

Mclintoshの音だしをして2日目のインプレをします。

スピーカーを以前使用していたトールボーイのフロアタイプに交換。

以前のLAAudio KT88PPの自前フルチューン品では、ドライブし切れなかった?が、このMcintoshでは充分ドライブ出来ている。

音の印象は、今までのものとは違う。

表現が難しいが、鮮明度は無いが、音にコクがある。かなり色づけされている。

料理で例えると、色々な材料とスパイスを使い、長期間煮込んだ感じである。デザートと例えると、フルーツを沢山のせたフルーツパフェ、クリームもあっさりとした生クリームでは無く、バタークリームの感じ。

お酒だと、長期熟成のお酒である。 あっさり、すっきりとした感じでは決して無い。

ちょっと、モコモコした感じがある。

ボーカルに味、コクがある。ジャズ向きだろう。低音のパワーも凄い。

聴きやすい、長く聴いていても疲れない。年寄り向きかな?

 

でも、解像度、鮮明度は、以前のKT88PPが上である。

 

あと、気がついた事は、出力トランスが全くと言って良いほど、熱を持たない、これは、Mclintosh売りのバイファイラーのためか?それとも元々トランスが大きいから?

そうです、このアンプ、重量が30Kgもありますから。移動も大変。

また、スピーカーからのノイズは全くありません。 が、、電源トランスから「ジー」音が、、、こんなものかな?

使っていくと消えるのかな?

 

続き・・・)

スピーカーをまたFocalに戻して見た。

音が鮮明になった。いい感じ。

やっぱり、このアジア製フロアータイプのスピーカーは今ひとつかな?(高かったんだけどな。地元では評価も良いが) ちょっと中高域が歪っぽい事にも気がついた。ドライブできないのか?元々スピーカーの実力なのか?

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McIntosh MC275を購入!!!!! マッキントッシュだあ~。(球到着、音だし)

2011-06-04 11:33:44 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

手配していた球がやっと到着しました。

出力管のTung sol 6550が、まだ到着していませんが、取敢えず、手持ちのGold Lion KT88で音だしをして見ます。

その前に、今回揃えた真空管を写真でお披露目。

12AX7 Baldwin(老舗のオルガンメーカー用) sylvania製 BlackPlate

12AU7(5814A) RCA製BlackPlate Box付き

 

12BH7A   RCA製BlackPlate Tall Box付き

 

12AZ7A   RCA製BlackPlate

KT88 GoldLion製 reissue品

 

McIntosh MC275に載せたところ。一番左の12AX7は、まだシールドカバーを付けていない。

 

自分なりに錚々たる面子が揃ったと思う。

いよいよ音だし。

前に書いた様に、プリアンプが無いので、CDプレーヤーから直接、接続。

サラ・ブライトマンの「クラシックス」を聴いて見た。

1st impression(最初の印象)は、音全体が壮大で豊か、音に厚みがある。低音も沈み込んでいていい感じ。少し甘めとも思うが、聴きやすい。

サラのボーカルも、艶があって、魅力的に聴こえる。

音の鮮明度は、以前から聴いているLA Audioの改造品が上かな。。

ハムとかノイズは、驚くほどまったく無い。この部分は店主も自信を持っていた。

良く出来ている。

 

もう少し聴いてから、また、レビューします。

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