My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

RCA製赤ベース6SL7(5691)と6SN7(5692)を使用中

2014-07-27 12:02:50 | 真空管アンプ

日本に戻って来てから、MC275を設置するスペースも無く、KT-88プッシュプルのプリメイン・アンプを使っている。

これは、中華圏のLA Audio製で、この会社は元々トランスメーカーで、使用しているトランスはOFC線巻きだそうだ。

これに私が手を加えて、カップリング・コンデンサをClarity Cap製、電解コンデンサをAreo Box製に交換している。

音質も真空管らしい暖かみのある包み込む様な音である。

私が持っている真空管アンプの中では、一番真空管らしい音と思っている。

これに使う管は、手持ちの中から

・KT-88 Gold Lion Reissue

・6SL7 RCA 赤ベース(5691)

・6SN7 RCA 赤ベース(5692)

とした。

RCAの赤ベースは貴重品なので、まだ部屋が充分にセッティング出来ていない状態での使用は、いささか勿体ない気がするので、あまり火を入れない様にしている。

 

海外からの引っ越しで、ネジが緩んだ箇所も有ったので、同時にメンテナンスも行っておいた。

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新PCでUSBオーディオの再構築(Foobar2000でDSD128再生)

2014-07-26 13:21:02 | DAC ES9018

前の記事で書いた様に、日本に帰って来てから新PCを購入したので、このPCを使って再度USBオーディオの再構築をした。

購入したPCの仕様は、

ASUS UX32LN NB / silver

( Win8.1 64bit / 13.3inch FHD / i5-4200U / 8G / 500GB HDD + 8GB SSD / GT840M )

という製品。アマゾンで10万円を少し切る価格。

 

目指すは、PCM→DSD128(5.6MHz)以上のリアルタイム変換!


使用するDACは、GUSTARD DAC-X10。(X-MOS+ESS9018)

CDのリッピングは、以前から使っているEACをインストール。こちらは問題なくインストール完了しリッピングも問題なし。

今までリッピングした音楽ソースは、WAV形式で既に簡易NASにたっぷり入っている。

再生はFoobar2000

Foobar2000本体は問題なくインストール完了。v1.3.3(2014年7月16日Version) 

しかし、ここからの色々なDriverやComponentsのインストールが大変。

XMOS+ESS9018でDSD再生するために必要なものを手順を追って説明する。


①foo_output_ASIOのDownloadとInstall

 オーディオ・インターフェース・ドライバである。

  これはfoobar2000のHPのComponentsで入手できる。

 http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_asio

 これでKernel Mixerを通らなくなる。これを入れておかないと、PCのスピーカーから普通に音が出てくる。

②ASIO4ALLのDownloadとInstall

 こちらから→http://www.asio4all.com/

 "foo_output_asio"をinstallする。どこの言語でも良いが無難にEnglishにしておいた。 

 

③"foo_input_sacd"と"foo_dsd_asio"をdownload、install

 こちらから→http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/ 

この②、③はfoobar2000のPrefernces>Componentsのところで追加(install)する。

Componentsの追加後はこの様になった。

 

④XMOSのためのTUSB Audio Driver

 "USB Audio 2.0 Class Driver"

   これが大変だった。

 Thesyconという会社が持っているDriverらしいがFreeで落とせない。

   ちなみにこちらのHomepage

 http://www.thesycon.de/eng/usb_audiodriver.shtml

 幸いにも、私はDAC-X10を購入した時にCDが同梱されていた事を思い出して、そちらからInstallした。

これで一通り準備が出来た。

ASIO Driverは次の様に追加された。

 

次はFoobar2000などの各種設定。

・ASIO4ALLの設定

   DACを接続するとXMOS XS1-L1 Audioが追加される。

  

・USB Audio Class Driverの設定

 次の様に設定。

 DSD128で出力するためには、Buffer Sizeは最大の8192が必要。(小さいとノイズが入る)

Clock Sourceを確認すると、XMOS内部Clockが352.8KHZを表示している。

・foo_dsd_asioの設定

 次の様に、DoP Maker / DSD128に設定。

 PCM→DSDへの変換設定。

・SACDの設定

 DSDで出力するために以下の様に設定する。PCM to DSDへ変換の設定。

 ASIO Driver Modeは、"DSD"

・OUTPUT Deviceの設定

 ASIO:foo_dsd_asioとする。

これで一通りの準備は完了!

1年前よりは、余計なDriverなど(WASAPIなど)ものを入れていないのでスッキリ。

さて、DACの入力表示を確認してみると、Play前は内部Clockの352.8KHZを表示している。

実際にPlayをしてみると、見事に"DSD128"を表示。

これは、44.1KHz x 128 = 5.6448MHzを意味している。

やった!成功だ!リアルタイムDSD変換!!

これでPCM→DSD128のリアルタイムDSD変換が可能になった。

出てきた音をヘッドホンアンプで聴いてみた。

DSD64の時に比べて、さらに音の密度が増して、音に厚みと広がりが出た。

さらに、かなり細かい音まで綺麗に聴こえる。スタジオのバックグラウンドのノイズやギターアンプのかすかな音も聴こえる。

DSD64とまた次元が違う。

以前使っていたPCでは、DSD128に設定すると(時々DSD64でも)、プチプチノイズとか音が途切れていたが、

PCを新しくしたらDSD128でも問題なく再生できる。

さらにDSD256にも挑戦したが、音源ソースが44.1KHZでは無理な様だ。?

 

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日本に帰ってきました。(オーディオ・システムのセッティング)

2014-07-21 11:49:06 | オーディオ

海外からの帰任、引っ越し、到着荷物の片づけとバタバタしていて、更新する時間もなかったので、

久々のブログ更新となります。

 

ついに日本に帰ってきました。

 

6月に海外から帰任して久しぶりに日本での生活を始めました。

6年振りの日本での本格的な生活となります。

6年前に比べて日本での生活環境の変化、技術の進歩に驚く同時に、私はこの進歩についていけてなく、少し戸惑いを感じます。

家電製品、モバイル関係、交通機関、電子マネー、契約内容の電子システム化などなど。

 

さて、オーディオ環境ですが、

6月後半に海外からの船便も到着して、マンションの部屋の中は荷物、段ボール箱で溢れ返った。

段ボール箱が大小合わせて113個。

心配したオーディオ関係の真空管アンプ4基、大量の真空管(MT管95本、ST管22本、出力管27本)も全部は確認していないが無事な様だ。

大量のCD、DVDも無事入国。

 CD---約800枚、DVD/Bluray---約80本(音楽DVDだけ) 

 この殆どが、6年間現地滞在中に購入したものです。 

 ジャンルは、クラシック、ロック、ポピュラー、ジャズ、歌謡曲と幅広いです。 

 なかでも多いのはロックですね。特にクラプトン先生のCDとDVD。 

 

良かった良かった!。

 

最近、やっと少し片付いて、音楽が聴ける状況になって来た。

結局、部屋にはセカンドシステムを設置する事にした。登場願ったラインアップは以下です。

・スピーカー:FOCAL CHORUS 807V

・アンプ:LA Audio A-60 (KT-88x4、6SN7x2、6SL7x2)

・CDプレーヤー:Cayin CDT-23 (これは改造の手が掛っているので外せない)

・DAC①:DAC-X10(ESS9018、XMOS)

・DAC②:Zero DAC(ヘッドホン・アンプとして使用)

・電源レギュレータ:FURMAN AR-1215(殆どのシステムが115V仕様なので、これを使用)

これに今回、オーディオラックを購入しました。

・HAYAMI 【HAMILEX】 GRATO「グラトシリーズ」 AVラック GT-9715

 本体重量58Kg、耐荷重は上下棚150Kg、中間棚50Kg

 これなら真空管アンプを載せても大丈夫。

 重いので組立は大変だった。

   

 

マッキントッシュMC275、真空管プリアンプはそのまま大事に保管して置くつもり。

UsherのMini Dancer1も、部屋の大きさを考えると設置出来ないので、本宅に持って帰るつもり。

 

また、今回、ノートパソコンも買い替えました。

PCオーディオを再構築したいので、ある程度のスペックの物が必要だろうと、Core i5にしました。

購入したパソコンは、

ASUS UX32LN NB / silver

( Win8.1 64bit / 13.3inch FHD / i5-4200U / 8G / 500GB HDD + 8GB SSD / GT840M )

で、薄型1.4Kg、8GBのSSD搭載。

見た目は、Macのクローンではないかと思うほど。ACアダプタも真四角。

 オーディオ技術はBang &Olufsen ICEpowerとの共同開発だそうだが、USBオーディオを構築するので、あまり関係ないかな。そうは言っても直接PCのスピーカーから音を出してみたが、いい感じ。

  

先ほどのオーディオラックもこのPCもAmazonから購入。

Amazonは、値段がコロコロ変わるので、下がった時を見計らってポチッた。

 

日本のマンションの部屋では大きな音では聴けないので、ヘッドホンで聴くことが多くなるであろう。

まずは、このPCを使ってUSBオーディオの構築!!!

これについては次回。

はたして、Foobar2000+XMOS+ESS9018でDSD128の再生ができるか?。

そして出てくる音は?

 

 

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