My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

電源スイッチの交換。

2016-11-27 11:46:06 | 真空管プリアンプ

真空管プリアンプの電源スイッチの接点が不安定になり、暫く強制的に直結(ショート)して使用していましたが、やはり不便なので、スイッチを交換する事にしました。

交換前がこちら。照光式押ボタン・スイッチです。押す感触が軽くて不安になります。

 

今回選択した電源スイッチのタイプは、接点がしっかりとしているトグル・スイッチとしました。

折角ならと少し拘ってみました。今回購入したスイッチは、Carling(カーリング)製15A-125VAC(2極/単投)です。

この会社は米国の会社で1920年からスイッチ関連部品を作り続けてるそうです。品質・信頼性が高そうです。

見るからにシッカリしてそうです。

交換後がこちらです。

穴径が合わなかったので、ワッシャーを入れています。

ランプが無いので、電源が入っていることの確認が光では出来ませんが、我が家の場合、切り忘れても、大元のAC供給電源装置のほうの電源を落とすので安全上は問題ありません。

スイッチの感触がとても良くて、精神衛生上も良いです。

 

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東京光音製の高音質ボリュームの接点洗浄。

2016-11-20 10:44:43 | 真空管プリアンプ

最近気になっていた音量ボリュームの”ガリ”音。ボリュームを回した時に、所々の位置で発生する。しかもL-chのみ。

そこで、禁断のボリュームの接点洗浄に挑戦した。

プリアンプで使っているボリュームは、高音質で有名な東京光音電波製の2P-2511Sです。1諭吉/個では買えません。今では受注生産?。

高価なため、分解して壊してしまわないかという不安もあり、本当は分解などしたくなかったのですが、思い切って分解してみました。

分解はビス2本で簡単にできました。しかし高価な精密部品なので慎重に慎重に~。

分解後したところ。

 確かに抵抗が並んでいます。これが、コンダクティブ・プラスチック抵抗でしょう。2連なので基板が2枚あります。

その裏側。接点部分です。

今回はこの部分と摺動子部分を洗浄します。両方とも金です。

片チャンネルの摺動子。

もう片チャンネルの摺動子です。 金です。

回路的には、1-C端子間にプラスチック抵抗がシリーズ(直列)に並んでいて、どこから2番端子に取り出すかと言う構成ですね。


今回、洗浄には、まず、

サンハヤト接点洗浄剤 ニューリレークリーナー RC-S201 

を使ってみました。

スプレー式なので、吹き付けた後、乾燥させて、また慎重に組み立てて元に戻します。

組み立て後の試聴。おや?音が少し曇った様に感じられました。


そこで、今度は、以前Amazonで購入して、手元に置いていた

無水エタノールP 500ml

を使って、綿棒で洗浄し拭き上げ。

今度は、音の曇りも無く、良い感じになりました。


しかし、2度も、慎重に分解、組み立てしたので、少々疲れました。

やはり、綿棒が使えるところには、何の添加物も無い、「無水エタノールP 500ml」が良いでしょう。

 

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6C33C-B(FOX-BAT)真空管アンプの+B電源のLRch分離

2016-11-13 11:26:24 | 真空管アンプ

前回の6C33C-Bアンプの初段の電源の左右分離に続き、出力段の+B電源の左右分離も行ってみました。

変更前(オリジナル)の回路がこちら。

出力トランス(OPT)に供給するB電源は、左右(Lch、Rch)共通となっていました。

これを抵抗と電解コンデンサを使い、左右で簡単に分離してみました。


変更後の回路がこちらです。

 

抵抗には定番のDALE製NS-2Bの50Ω 3Wを、電解コンデンサには適当な容量/耐圧の物が無かったのでRUBY GOLD 220uF/350Vを使用しました。

このRUBY GOLDはフェンダーのギターアンプでも使われているそうです。知らなかった。

変更後のB電圧は9V低下して、217Vになりましたが仕方ありません。10%以内なので問題ないでしょう。

電解コンデンサは、大きい(φ25x49)のでラグ板を立てて固定しました。

電解コンデンサのグランド側は、出力段6C33Cのカソード抵抗のグランド側に落としました。

改造後の写真がこちらです。 右側の黒いコンデンサがRUBY GOLD。因みに、その下はWestCapのオイルコン。

なんとか空きスペースにぎりぎり収まりました。

 

改造後の音質変化は、案の定、期待通りに左右の音の分離が良くなったため、音像空間が広がり、部屋いっぱいに音が広がる様になりました。

さらに、220uFの電解コンデンサのお陰でしょうか、音が分厚くなり、低音が良く出る様になりました

 

真空管アンプの設計本を読むと、この電源供給方法も定石らしいです。最初にEDさんに指導を頂いた内容の応用です。

私が手元に置いている本は、黒川 先生著作の

はじめての真空管アンプ―回路図の読み方がわかるクラフトオーディオ入門 300Bシングル&6CA7プッシュプルアンプ完全製作

です。私が購入したのは、随分と前ですが、最近になって読み直しています。

とても分かりやすく書いてあります。


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素晴らしい歌声 ~Eva Cassidy~

2016-11-05 10:09:44 | 音楽

今まで、ジャズ、ロック、カントリー、ブルースなど散々女性ボーカルを聴いてきたが、こんな素晴らしい歌声の人に出会ったのは初めてです。 

まあ、一度聴いてみてください。

Eva Cassidy - Time After Time

Eva Cassidy - Autumn Leaves

声の伸びも良く、何よりも魂(ソウル)があります。痺れます。

そして、この人が33歳の若さで亡くなったとは残念でなりません。この歌声は、まさに世紀の遺産です。

スタンダートナンバーとか他人の歌も多く歌っていますが、完全に自分の歌になっています。

お勧めのアルバムは、取り敢えず聴くならベストアルバムの「The Best of Eva Cassidy 」。私もこのアルバムを買いました。

死ぬまでに聴けて良かったと思える様な歌声です。彼女の弾くギターも上手いです。

このアルバムを聴いて、ライブアルバム「Nightbird」(←リンク)も欲しくなりました。

こちらは亡くなる10か月前に行ったライブアルバムです。

購入した人のレビューを上のリンクから見てみてください。

 

そもそも、このアルバムを見つけたきっかけは、

女性ボーカリスト「ララ・ファビアン(Lala Fabian)」のライブアルバム「En Toute Intimite」を購入しようと探していたところ見つけたものです。

こちらも素晴らしく、記念碑的なアルバムです。価格も記念碑的ですが、価値はあると思います。小柄ながら素晴らしい声量です。 

 

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