My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ハイパーソニック・エフェクト。 ~超高周波が基幹脳を活性化~

2015-02-28 12:49:41 | オーディオ

皆さん、「ハイパーソニック・エフェクト」という言葉をご存知でしょうか? 私は初めて知りました。

私は、今朝、何気なく、TVの放送大学を見ていたら、「音楽・情報・脳」と言う講座を放送していまして、面白そうなので見ていましたら、デジタルとアナログの音の違いというのがありまして、どんどん興味を引かれていきました。

アナログの音は何故、音が良く、人間に心地良く感じるのか?それは、デジタルとアナログの処理方法の違いではなく、超高周波成分が含まれているか、いないことが鍵であると。

この超高周波が人の基幹脳を刺激して活性化するのだと。これを「ハイパーソニック・エフェクト」と言うそうだ。

話は電子理論から医学的なところまで。

私が見たのは、番組の最後の方だけだったので、番組のあとでWebで調べてみた。

この「ハイパーソニック・エフェクト」は、ウィキペディアにもしっかりと書いてある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88

ハイレゾとの関係を書いた記事も。

http://www.tamagawaaudio.com/blog/?p=1269

さらに、 

この放送大学の単行本も出版されている。

音楽・情報・脳 (放送大学大学院教材)
←クリックでAmazonに移動できます。
放送大学教育振興会

 

今度、時間があるときに、じっくりと読んでみたい。

このあたりを読むと、何故今、ハイレゾとかアナログレコードとか盛んに騒がれているのがわかると思う。

ハイレゾは、医学的な根拠に、デジタル技術が追いついてきたという事だろう。 

 

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ES9018S DAC(GUSTARD)の改変。

2015-02-28 12:10:42 | DAC ES9018

さきほどの電解コンデンサにファインメット・シートを貼り付けと前後しますが、先にES9018S DACをチョイ改造しましたので、紹介します。

改変したのは2箇所です。

 

①ファインメット・ビーズを電源回路のフェライト・ビーズに直列追加。

またファインメットかぁ、と言う感じですが、こんな感じで追加しています。作業があまり上手じゃなかったです。

これも効果ありでした。

アナログ部分への高周波ノイズは、人間の可聴周波数を超えていますが、音楽にこの高周波ノイズが含まれていると脳が不快感を感じると言われています。

逆にアナログレコードが気持ち良く感じるのは、元々の音源に含まれる100KHzまでの高周波が、人間の基幹脳が活性化させるためとも言われています。

 

②出力にカップリング・コンデンサを追加

このDACのアナログ出力の回路を見ると、カップリングコンデンサが入っていない。

多分、±電源を上手く調整して、出力をDC0Vにしているのだと思うが、やはり、カップリングコンデンサが無いのは、次段に繋がる機器のDC成分の影響を受ける場合もあるので、精神衛生上良くない。

また、低音が強く出る傾向があるので、幾らか低周波をカットしたい。

そこで、手持ちのDynami Capの0.22uFを追加した。このフィルムコンは結構大きいのでケースにギリギリで収まった。

このDynamiCapは色づけが殆どないフラットな音なので、音の変化は殆ど感じなかった。低音がカットされた感じもあまり受けない。

 

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ファインメット・シートをこんな所に使ってみた。~ES9018 DACに~

2015-02-28 11:38:24 | DAC ES9018

ファインメット・シートの使い道がないか色々考えていて、GUSTARD ES9018 DACに使ってみました。

使った場所は、このDACのアナログ電源の電解コンデンサ。

この電解コンデンサに15mm幅で巻きつけてみた。ついでに天面にも貼り付けた。

これは、電解コンデンサの上にコインを置くだけでも効果があるという、オカルト的な内容にヒントを得て、騙されたと思って、半信半疑でこんな感じで貼り付けた。

ところが驚き! 

これが効果絶大だった!。

音がよりクリアーになり、情報量も増え、より自然な感じで快く音楽が聴ける様になった。音の広がりも一層増した。

騙されたと思って試してみたければ、Amazonでも入手できます。

磁場吸収シート :サイズ:30cm x 23.5cm エコロガ製ALL-IN-ONE 電磁波エプロン用MS5000M 胸用シールドシート

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日立金属株式会社のファインメットシートです。


※あくまでも、私個人の感覚ですので、皆同じ様に感じるかは?ですし、機器によっても効果が違うと思います。 

コメント (4)
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また、怪しげなものを買ってしまった。~ファインメット・シート~

2015-02-22 11:14:23 | オーディオ

ファインメット・ビーズは、自作・改造マニアの中では有名になっていますが、これをシート状にしたものがあることをご存じでしょうか。

磁場吸収シート :サイズ:30cm x 23.5cm エコロガ製ALL-IN-ONE 電磁波エプロン用MS5000M 胸用シールドシート
←クリックでAmazonに移動できます。
日立金属株式会社

私が、これを使ってみようと思ったきっかけは、FURMANのAC電源AR-1215のトランスの漏れ磁束のDAC等の他の機器への影響が以前から気になっていたからだ。

確かに、この電源の近くに他の機器を持ってくると何かしらの影響がある。僅かにブーンというノイズが聴こえるときもあるので、間違いなく内部の巨大トロイダルトランスの漏れ磁束、誘導ハムである。

この電源の底面のシャーシは金属が使ってあるのでシールド効果はあると思うが、天面のケースはプラスティックっぽいので全くの垂れ流し状態である。

私の機器は、すべてこのFURMANから電源供給している。

そこで、今回、このシートを電源の天面に置いてみた。そっと置くだけ。

はっきりとして効果のほどは分からないが、システム全体で音がクリアーになって見通しが良くなったような気がする。

 

応用としては、DAC回りとかに使っても効果がありそう。。。  USBケーブルに巻き付けたりとかも? 

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抵抗のエージング時間 ~ヘッドホンアンプの抵抗をニッコームRP-24Cに交換~

2015-02-21 12:08:04 | ヘッドホン・アンプ

先週末に、ヘッドホンアンプの出力抵抗をニッコームのRP-24Cに交換したのだが、交換した直後は、「なんだ、この音?」という感じで、全体にモコモコの篭った音で、低域ボコボコと鳴ってるだけ、高域わずかに出てる、中域まったく出てない、クリアーさの欠片もない、聴くに堪えれない音だった。

元のRN55D。

プッシュプルバッファの電流制御抵抗とFBの抵抗(10Ω)をニッコームのプレート抵抗RP-24Cに交換。

抵抗にもエージングが必要な事は、今までの経験よりわかっていたが、5時間くらい経っても変化なし。

直ぐに、取り外して元のDale RN55Dに戻したい気分だった。

でも待てよ、この抵抗はもっとエージングが必要かも、更なるエージングで変わるかも知れないと、かすかな期待を持ち、暫く様子を見る事に。

Dale RN55Dの場合でも、初めは必ず篭った音だが、2時間もエージングすれば、クリアーな力強い音になる。ただ、前回のVishay VSRは使用直後から良い音だった。

RP-24Cに交換してから1週間、約20時間くらい経過したところで、やっと聴ける音になってきた。中域のボーカルもやっと出るようになり、低音のモコモコも減った。それでも、まだ本来では無い様な気がするが、音はねちっこくて、今までにない、味のある音と思う。


しかし、抵抗のエージング時間って、何で決まってくるのだろうと疑問を持った。決定的な要素は何でしょう?

抵抗体が馴染んでくるのだろうか?抵抗値は変わらない筈だが。

それとも、外装に塗ってある樹脂被覆との馴染みなのか?それならば、被覆を取ってしまえば?とか疑問が湧く。

VSRはプラスチック樹脂のケースなので、あまり影響がないのか?

塗装してあるものは、密着しているので不利か?スケルトンが音が良いのは、その関係?

今度、時間があれば、外装塗料を剥がして実験してみたい。

いずれにしても、今回のニッコームのRP-24Cのエージング時間は長すぎる。オイルコン並みだな。

Web上で見ても、この抵抗はエージング時間が長いという書き込みがある。使う人は要注意です。少なくとも20時間のエージングは必要ですので、焦らず見守る必要があります。

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念願のスピーカーを購入!~JBL銘機 L26 レストア品~

2015-02-16 21:02:07 | スピーカー

2か月以上も悩み探していたスピーカーを遂に購入し、我が家に迎え入れることが出来た。

今回、やっとの思いで購入したのはオールドJBL(ジムラン) L26 (1974頃発売?)です。

サンスイのLE-8Tにしようか、JBLのランサーにしようか?それとも大型のアルテックにしようか?と悩んでいた。

LE-8Tも銘機で他のスピーカーには無い独特な音で初めて聴いたほとんどの人が良い音と認めるそうだ。

ジャズ、ジャズボーカルには最適だそうだ。ただ、聴くにつれて、どうしても低音と高音が不足に感じてくることがあると書き込んである。

一方で、モニター用大型スピーカーアルテックの604Gの38cm同軸スピーカーにも興味があった。一度、620Bを聴いたことがあるが、その音には余裕があり格別なものだった。

ただ、その大きさでは、今の部屋に置いたら、寝る場所もなくなり大変な事になる。将来的に本宅に置くなら良いのだけれど。また、書き込みを見ると、このスピーカーを上手く鳴らすには結構苦労するらしい。

そこで、JBL(通称ジムラン)のランサーシリーズに目を付けた。書き込みにも結構良いことが書いてある。

L26、L36、L56....等。 

ランサーシリーズは、4312等のスタジオ用とは違い家庭用なので扱いやすい。見た目も木目調で良い。スタジオモニターシリーズの箱は、見た目と箱の板厚が薄く、私はどうも好きになれない。

ランサーシリーズでも色々なユニット構成があるが、モニターシリーズの4312シリーズにも使われているホワイトコーンは、どうも重くて、パワーを入れてやらないと音がもたついてしまう印象を持っていたので、ホワイトコーン以外が良さそう。

その場合、L26かL36となるが、これらは、音の印象がかなり違い、L26のほうが2wayという事もあり音の纏まりが良いとの評判。L36は3wayで中音が協調気味?

L26は、JBLの銘機で当時人気があったらしい。マグネットはアルニコ。

という事でL26に決めるかな?とネット上で探していたら、ヤフオクと中古オーディオ店のサイトでL26を発見。

確かに、ヤフオクは安いのだが、出音を聴けるわけでもないし、どの様なレストアがしてあるか不安である。やはり、多少値段が張っても現物の音が聴けて、レストアの内容もしっかりしているお店が安心で後悔しないと思い、早速アキバに出掛ける事に。。。

秋葉原にあるお店で、現物を見て音も聴き、気に入ったので、即購入しました。注文の翌々日にはわが家に到着。梱包も問題なし。

そして今回購入したものが、こちらです。すでに部屋にセッティングしています。

スピーカー台は、その日のうちにAmazonでHamilex製を注文していたので、スピーカーと同時にクロネコヤマト便で到着。

ハヤミ工産 【HAMILeX】 SBシリーズ スピーカーベース (ブロック型) [4個1組] SB-125
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重量があります。

この台(ブロック)は、しっかりしていて、自由度があり良さそうです。スピーカーの大きさが変わっても対応できるし、色々な配置に対応できそうです。

そのブロックとスピーカーの間には、「ソルボセイン」を置いています。

Amazonでも購入できます。 

AV機器用ソルボセイン粘着付 TSS-747 黒
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なかなか良さそうです。


スピーカーの拡大写真です。専門業者でレストアしてあるだけあって、仕上がりも綺麗です。


L26のスピーカーユニットの構成は、

 ・ウーファー:125A

 ・ツィーター:LE25-4(前期、後期があり、こちらは後期。前期はL25-1)

になります。

こちらがウーファーの写真。

エッジは、ウレタンでレストアしてあります。ウレタンは寿命が大体5年くらいですが、他の素材(セーム皮など)よりは音が良いと言われています。

コーン紙はオリジナル。このコーン紙は極限まで薄くして作ってあるらしい。そのお蔭で、音離れの良い、軽快なレスポンスの良い音が出せるそうです。

ツィーターは前期型と後期型がある様ですが、スピーカーの周囲の線を引き出すところの2箇所がオレンジ色でクッションがウレタンのものは後期型LE25-4らしいです。前期型L25-1はエッジが茶色でクッション材はスポンジ。音は後期型のほうが繊細で大人しい感じになっているとか。こちらがバランスが良い?

ちなみに、このストア(お店)でのレストアの内容です。専門業者に委託しているそうです。

 ・ウーファー部:エッジ交換 (ウレタン)

 ・ツィーター部:センターキャップ修正、磁気スリット防錆処理、真円出し

 ・ネットワーク部:端子クリーニング、アッテネーター交換、コンデンサ交換/Daytonフィルムコンデンサーに。

 ・入出力波形およびバランス確認、音出しチェック、周波数特性確認(~42KHz)、ネットワークの周波数特性掲載。

 ・箱は、外装研磨後、オイル仕上げ。角のパテ補修、サランネット張り替え。

外観も綺麗に仕上がっていた。欲を言えば、オイルは「ワトコ」を使って欲しかったが。将来的に自分でやるしかないかな。

そして、、、問題のスピーカーケーブルですが、取り敢えず、一般的なベルデンの9497をアキバでスピーカー注文の帰りに購入したので、使ってみるこことに。例のオレンジと黒のツイストケーブルです。

なお、スピーカー端子はJBLでよく見かける、穴に線を差し込み、捻って固定するものでした。

 

スピーカーのセッティングも終わり、いよいよ音出し。

出てきた音は、まさにJBLサウンドとでも言うのでしょうか? 

オープンな感じで軽々と悠々となっている。低音もモタツキが無い。そして高音の煌びやかさは圧倒的。一瞬、どこから音が出ているのかと思うときもある。とにかく音が宙に舞い部屋一杯に広がる。スピーカーに音が張り付いている感じは無い。

そして、このスピーカーのサイズからは想像が出来ない様な、一回りも二回りも大きなスピーカーの如くの鳴ってくれる音を聴かせてくれる。

最近のJBL製スピーカーは何度か聴いたことがありますが、それらとはまた一味違う音色です。


しかし、ちょっと歪っぽい感じがする。。。。その原因は、やっぱり、このケーブルか?

という事で、ケーブルを同じベルデンの白黒8460に交換してみたが、やっぱりダメだ。

そこで、以前より使っているフルテックのAlpha PCOCCケーブルに交換したら歪っぽさも消え良くなり、さらに開放的な音になった。

やっぱり、ベルデンは、このツイストで音が固くなり、錫メッキで音が歪っぽくなるようだ。

このため、ベルデン製品のなかでもスピーカーケーブルだけは、好きになれない。

 

いま、色々なジャンルのアナログレコードLPを聴いているが、特にジャズ・ボーカルは、そのリアル感にゾクゾクっとする。

ボーカルはきちんと中央に定位して、バックのオケは前後左右に広がる。

 

今は、KT-88プッシュプルA-60を使っているが、これを早く手持ちのマッキントッシュMC275に置き換えたいところだ。

どんな音を聴かせてくれるのか楽しみだ。

 

コメント (1)
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