My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

オーディオ・チェック用音源として。

2024-06-29 10:16:50 | 音楽

最近入手したEPレコード「サンチェスの子供たち/チャック・マンジョーネ」の紹介です。

LPに収録されているバージョンは、約14分の大作ですが、EPではサビ部分のみで3分少々です。LPバージョンは前後にボーカルが入っています。

この曲は冒頭からドラムの音が凄いです。マーチング・ドラム。一瞬、スピーカーが破れたかの様な破壊的な音です。ドラムも凄いですけど、ブラスの迫力も凄いです。

序盤での太鼓の音が破綻無く、レスポンス良く、アタックの有る音で再生出来るか、その中でフリューゲル・ホルンの音が優しく柔らかく甘美に響いているか、そして終盤での管楽器全体が天を突き抜ける様に切れ良く響いているかがポイントです。

我が家の現在稼働システムは、

-Record Player : Thorens TD320MkⅡ + SME3009S2 + Shure V15typeⅢ

-Amplifier : 管球プリ(Telefunken ECC88使用) + 管球パワー(RCA刻印 245ナス)

-Speaker : JBL L26

です。

アルニコマグネット・スピーカーのお陰もあって、とてもレスポンスが良いです。エッジも張り替えてますので、破綻無く再生出来ています。

ウーハーの口径がD130の様に大きければ、もう少し低音が沈みこんでスケールの大きな音が出るのでしょうが、私の部屋の広さから今のサイズがちょうど良いです。

それにしても、このフリューゲルの音って本当にメロウで他の管楽器では出せない唯一無二の音ですね。

この曲は学生や自衛隊の吹奏楽団やマーチングバンドでも演奏される様ですが、本家の様には演奏出来ない様です。演奏が結構難しいのでしょうね。

どこかで聴いた事が有るかも知れませんし、初めてでも一度聴いたら耳に残ります。

Youtubeの公式チャンネルに上がっているので聴いてみてください。「Children of Sanchez」で検索。

 

私が手に入れたEP盤は見本盤」ですので、当然マトは「1」「1」「1」です。日本初盤プレス。メタルマザー「1」スタンパー「1」、一番左の「1」は何でしょう。「ラッカー」?マスターテープを日本送って貰い日本でカッティングしたのかな?ここは深入りすると沼にはまるので止めておきます。

日本では「Feel So Good」がヒットしたので、今まではそちらばかり聴いていましたが、この「Children of Sanchez」では、二度目のグラミー賞を受賞しています。

この曲の14分フルバージョンを含め、アルバム全体を通して聴いてみたくなりました。

 

これと似たような感じでトランペット奏者メイナード・ファーガソン「Conquistador/Maynard Ferguson」も凄まじいです。

ロッキーのテーマ曲「Gonna Fly Now」アメリカ横断ウルトラクイズ「ストートレックのテーマ」でもお馴染みですね。懐かしい~!。

トランペットのハイトーンが突き抜けます。参加ミュージッシャンも有名どころが揃い踏み。

手元にあるのは、US 「Promotion Only」の盤です。

因みに、「ロッキーのテーマ」はサントラ盤LP(ビル・コンティ・バージョン)も持っていますが、何だかテンポがゆっくりで怠い感じがします。

やっぱメイナード・ファーガソン・バージョンが出来が良くてシャキッとしています。私はこちらが好きです。

 

紹介したアルバムは、どちらも元気が出る曲です。梅雨時のジメジメした気分を吹き飛ばすにはピッタリですね。

 

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こんな所にも『Rudy Van Gelder』の作品が。

2024-06-23 10:58:07 | 音楽

JAZZファンなら誰もが知っている偉大な録音技師「Rudy Van Gelder」(RVG)ですが、何とフュージョン系(クロスオーバー系)の盤でも発見しました。

Van Gelderについては、今更説明不要と思いますが、主にはBlue Note作品の殆どを手掛けています。John Coltrane,Sonny Rollins,Miles Davis etc....。 Blue Note以外にも「Impulse」「Prestige」「Riverside」「CTI」レーベルも手掛け、そのタイトル数は3000以上と言われています。

 

そして今回手に入れたレコードがこちら。

「One/Bob James」 

ボブ・ジェームスの記念すべきデビュー・アルバムです。

アルバム・ジャケットを開いた内側に「Recorded at Van Gelter Studios / Rudy Van Gelter,Engineer」と書いてあります。

オリジナルはCTI型番ですが、こちらは日本盤のSR型番です。

日本盤はSR → GP → LAXと再版されています。SRが初盤です。

片面(Side-1)にしっかりとVAN GELDERの刻印が有ります。

 

フュージョン系では、他にも「ツァラトゥストラはかく語りき(Prelude)/デオダート(Deodato)(CTI)」「Good King Bad/George Benson」「Cast Your Fate To The Wind/George Benson(CTI)」なども有ります。その殆どがCTIレーベルです。

 

先日立ち寄った本屋さんで偶々見つけた「ジャズ批評」5月号にルディ・ヴァン・ゲルダー生誕100年の特集が組んで有り、そこにはデオダードは有ってもボブ・ジェームスのアルバムは出てきません。RVGの中ではマイナーなんでしょうね。

でも、作品内容は良いです。

特に、有名な「Feel Like Making Love」も収録されていますし、A-1「Valley of the shadows」でのスティーブ・ガットの変則ドラム、迫力が半端ないです。実にスリリングでエキサイティングです。

もちろん「はげ山の一夜」も名アレンジで秀作です。

レコード探しも楽しいですね、、、。

 

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貴重な音源を入手!「サディスティック・ミカ・バンド 1989年晴天ライブ」」

2023-11-12 11:16:23 | 音楽

また貴重な音源を入手する事が出来た。

1989年4月9日東京ベイN.K.ホールで行われたサディスティック・ミカ・バンドの再結成ライブ」の音源です。

サディスティック・ミカ・バンドは、1stアルバムを発表してから今年で50年になるのですね。

これは再結成された第二期のもので、2日間だけ行われた大変貴重なライブ音源。

アナログ音源で現存するのは、このカセットテープのみ。当時、レコードでの発売は無し。

来週11月22日にリマスターした映像とLP BOXが発売される様ですが、当時の音をそのままにアナログ音源として収録したものは、このカセットテープのみ。

今度発売されるものは、恐らくデジタル加工、再ミキシング・マスタリングされた音源となるでしょう。先日発売された3枚組の1989 LP BOXも恐らくその音源が使用されていると思うが、とんでもない値段16,500円。

このカセットテープは「Dolby HX Pro」 + 「XDR」なので音質が良く、音に厚みがあり、ステージの雰囲気、臨場感が良く伝わってきます。

 

メンバーは当時の実力派メンバー。

(サディスティック・ミカ・バンド)

加藤和彦---ボーカル、ギター、キーボード

小原礼---ボーカル、ベース

高橋幸宏---ボーカル、ドラム、キーボード

高中正義---ギター、バッキング・ボーカル

桐島かれん---ボーカル

(ゲスト・ミュージシャン)

大村憲司---ギター

矢口博康---サックス

MICKEY CURRY---ドラム *CreditではMICKY CURRYとなっている。

TOM MANDEL---キーボード

 

(収録曲目)

SIDE Aは、殆どがアルバム「天晴」からの曲。当時聴いていなかったのであまり馴染みがない。

SIDE Bは、耳に馴染んだ曲が多く、聴きどころ満載。

1.ファンキーMAHJONG

2.UN COCO LOCO

3.賑やかな孤独

4.BOOGIE MELODY

  サイクリング・ブギ

  ピクニック・ブギ

  ダンスはスンダ

5.黒船(嘉永6年6月4日)

6.タイムマシーンにお願い

7.塀までひとっとび

8.Boys & Girls

 

桐島かれんのボーカルが魅力的。2006年に再々結成された時の木村カエラよりも個人的に好印象。

余談ですが、スタジオ・アルバム「天晴(あっぱれ)」とライブアルバム「晴天(せいてん)」と順番を逆にしたのは意図的でしょう。

 

デジタルリマスターの映像も見てみたいですね。

 

 

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80年代シティ・ポップ(女性)。~杏里、松原ミキだけじゃない~

2023-08-20 10:45:04 | 音楽

世間では相変わらず80年代シティ・ポップが注目されています。

女性アーティストで特に取り上げられるのは「杏里」「松原ミキ」ですが、この人「中原めいこ」を忘れてはなりません。 シンガー・ソングライターです。

80年代ポップスのコンピレーション・アルバムに収められる事は稀ですが、当時、ポスト荒井由実、女性版山下達郎とも言われてた様です。

「中原めいこ」と言えば、84年のカネボウCMソング「君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね。」を思い浮かべる人が多いと思いますが、他にも良い曲が沢山有ります。

シンガー、ソングライターとして、才能に優れた存在だと思います。楽曲もアップテンポな曲からバラードまで、アルバムを通して聴いていても飽きさせません。音使い、転調も心地ち良いです。

ラテン、ファンク、AOR、ブラックコンテンポラリー、シンセポップなど様々なジャンルを取り入れていてバラエティに富み、今の時代に聴いても全く違和感なく通用すると思います。

当時では時代を先取りし過ぎて、大衆が受け入れるには時期尚早だったのかも知れませんね。

彼女のデビューは82年ですから、同期としては、中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優などと言ったのちの大物アイドルが勢ぞろいです。

因みに杏里のデビューは78年「オリビアを聴きながら」で、本格的なヒットは82年花王CM曲「思いっきりアメリカン」ですから、これは偶然ではないでしょう。

 

中原めいこが今迄に発表したオリジナルアルバムは、全10枚。

なかでも私のお薦めは、「2時までのシンデレラ-FRIDAY MAGIC-」「MOODS(ムーズ)」

 

「2時までのシンデレラ-FRIDAY MAGIC-」での特にお薦めの曲は、タイトル曲の「FRIDAY MAGIC」「FANTASY」続く「ジゴロ」です。どちらも特にベースとドラムがカッコ良い!アレンジの良さが光っています。もちろん中原めいこのボーカルも最高!

生楽器が中心で、ホーン・アレンジはスペクトラムの新田一郎、シンセ・アレンジは椎名和夫、全体アレンジは新川博。ダンサブルで気持ちの良い楽曲が多いです。このキレキレでタイトなドラムが気持ち良い!ドラムは青山純?、ギターは鈴木茂?松原正樹? とにかく全曲カッコ良いです。

バック・ミュージシャンは、
・椎名和夫、松原正樹、鈴木茂、林仁 (g)
・岡沢茂、伊藤広規、美久月千晴 (b)
・新川博 (kb)
・青山純、山木秀夫、菊池丈夫、岡本郭男 (ds)
・斎藤ノブ (perc)
・渕野繁雄 (sax)
・新田一郎 (tp, horn arr)
・数原晋 (tp)
・向井滋春 (tr)
・EVE、桐ケ谷仁 (back vo) 他
で、このメンバーを見ただけでも胸が高鳴り、聴いてみたくなりますね。
とは言うものの、当時有名なポップ歌手のg、b、dr、keyは殆どこの様なメンバーかな。
他には、パラシュートやサディスティックスのメンバーだったり。

録音は音響ハウス(ONKIO HAUS)となっています。

ジャケットの感じも良いですね。部屋に飾りたくなります。

 

次に「MOODS」

こちらは、最初にカセットテープを購入。

オークションで500円以下。カセットテープは、送料が安くて良いですね。

しかも「DOLBY HX PRO」録音なので、音質も良い。

実は、このテープを使って前回投稿のカセットデッキ調整を行いました。

アルバム全曲、捨て曲なく大変気に入ったので、音質比較の目的もありレコードを買いました。

帯付きは価格高いので、帯び無しで購入。盤質は最高でした。

「MOODS」アルバムの中で特にお薦めの曲は、「極楽鳥のテーマ 」「Number1」「ロ・ロ・ロ・ロシアン・ルーレット」です。

先程とは違い打ち込み系が多く現代的な音作りとなっていますが、それがまたカッコ良い!

録音は、こちらも「ONKIO HAUS」ですが、ミックスはN.Y.、マスタリングはL.A.の「CAPITAL RECORDS」となっています。確かに、LP盤面のランアウトに”MASTERD BY CAPITOL"の刻印があり、エンジニアの"wally"のサインが入っています。音質はかなり良いです。

曲は変化に富んでいて、飽きる事無く気分高揚のまま最後まで聴き通せます。

中原めいこさんの作曲は職人的ですね。小林信吾さんのアレンジの良さも光っています。

 

私は、今では杏里や松原みきよりも気に入って、繰り返し聴いています。

80年代シティ・ポップが流行っている今、「中原めいこ」さんをもっと取り上げても良いかと思います。

 

 

 

ベスト盤で聴くよりも、個々のタイトル・アルバムで聴いた方が曲構成がよく考えられています。

この辺りも、中原めいこさんのセンスの良さなのでしょう。

 

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山下達郎『FOR YOU』カセットテープが届きました。

2023-05-03 15:55:12 | 音楽

5/3発売になった山下達郎2023年リマスター第一弾『FOR YOU』カセットテープ版が届きました。

Amazonで予約していたので、発売1日前の昨日5/2に我が家に到着。

本日、Amazonを覗いてみると、売り切れの状態で「再入荷の見込みが立っていない」となっています。

それほど人気?それとも生産限定盤なので、生産数少ない? 因みにレコード盤も在庫なし。今回はCDの発売は無し。達郎さんの拘り。

Amazonで発売しているものは「ジャケット絵柄メガジャケ付き」です。

届いたものが、こちら。

私が何故カセットを選んだかと言うと、ブログにも書いた様に、今年初めにティアックのV-5010を再修理、チューンアップしたので、これで最近の新品カセットテープを聴いてみたかったためです。

 

では、さっそくレビューしてみたいと思います。

内容については、これだけの名盤ですので今更と思いますし、他の方が沢山レビューされていますので、私はその音質について個人的な感想を書きます。

全体を通して、第一印象は派手さが無く、迫力やキレのない音と思いましたが、よくよく聴くと、細かい音まで入っており、音の厚み、奥行き感があります。高音と言うよりは、低音とか音の厚みに拘った感じ。確かに、これはデジタルでは味わえない音です。

その当時の様にドライブしながらガンガン聴く音では無いですね。家でじっくりと聴きたくなる感じです。

達郎さんの音作りの世界に没入します。ノリノリで聞き流す雰囲気ではなく、一音一音まで逃さず聴きたくなります。

A-06 FUTARIのイントロのビアノの音や、B-03 LOVE TALKIN'の奥行き感が特にリアル。

各曲の多重録音コーラスの厚みも良いです。楽器もどれだけの音を重ねているのだろうと考えさせられます。私が語るのは音楽関係者に失礼なので、各楽曲のコメントはこれくらいに。。。

 

余計なお世話かも知れませんが、今現在ミュージックテープを生産出来る場所はかなり限定されていると思いますが、いったいどこで作られたのでしょうね。磁気テープのメーカー、録音、複製、大量生産などの機材設備、技術を所有している会社。こちらにも興味があります。

そして出来上がった製品を山下達郎さん自身もチェックしたのでしょうね。

ウォークマンやラジカセなどの小型システムでの再生や、ナカミチの様な高級カセットデッキでの再生で、どの様に聴こえるか確認されているのでしょう。

このカセットテープの難点は、ドルビー・ノイズリダクション(Dolby NR)を使っていないので、ヒスノイズはかなり大きいです。これはカセットテープの宿命なので仕方ないですね。

これ、音量を大きくして聴くと割と気になります。これも構成の一部なのかな?

Dolby NRを使わない事も、達郎さんの拘りと見たことがあります。

 

 

このテープを聴いた後で、『OPUS』の同曲を聴いてみましたが、かなり煩く荒々しくメリハリが効いた音に感じました。

今回のものは一音一音を丁寧にリマスタリングされた感じがします。緻密な音です。

これがリマスタリングに依るものかカセットテープに依るものかはわかりませんが、音質がソフトで以前のものとは趣が異なります。

これが達郎さんが本来意図した音なのでしょうかね?。リスナーは好みが分かれるところでしょう。

 

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古き良き時代の洋楽好きには堪らない本!持っておきたい一冊。

2022-05-21 15:13:11 | 音楽

以前から欲しかった本を買いました。

それは、

「ビルボード年間チャート60年の記録 1955年~2014年」

です。

内容は殆どがチャートで、それ以外の事はほんの少ししか書いてありません。

これで良いんです。でも、それも貴重な内容ですよ。目次の下の方を参考にしてください。

 「ナンバー1の記録」---シングル1位獲得週数No.1は?なんとあの人です。

            ---シングル1位獲得枚数No.2でもあります。

             ヒントは女性ボーカルです。

 他には、「息の長い大ヒット記録」「HOT100登場数ランキング」など。

この様にチャートを1冊に纏めてあるのは、世界にこの本だけだそうです。

私は学生時代、深夜放送で毎週発表される全米チャートをチェックしてノートに書き留めるほど洋楽好きでした。

番組名は、AMラジオで放送されていた「全米トップ40」だった様な気がします。

DJは湯川れい子さんとラジオ関東の坂井隆夫さんだったと思う。懐かしい~。

しかし、そのノートは今やどこへ行ったやら? 

でもこの本で遡る事が出来ました。この本には毎週ではなく年間ですが仕方ありません。

湯川れい子さんも大推薦です!。

詳細は、Amazonを参考にしてください。

 

また、こんな本も。

「洋楽ロック&ポップス・アルバム名鑑 1955-1970」

「同1971-1977」「同1978-1985」

こちらも懐かしく、読みごたえが有ります。

音楽を聴くときに傍に置いておきたい本です。

 

さらに、この6月にはレコードコレクターズ創刊40周年記念で70年代のロックアルバムをまとめた物も発売されました。私は当然購入しました。

 

世代なので、70年代が特に熱いです。

この頃は歌詞の意味はよく分からなくてもリズムやメロディーが身体に刺さって何回も繰り返し聴いてた曲が多いです。飽きないですね。今聴くと当時の頃が蘇ってきます。

これらは洋楽ファンなら持っておきたいバイブルです。

 

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Apple TVでネットラジオを愉しむ。

2020-10-24 12:17:34 | 音楽

以前、ネット配信のFM放送について書きましたが、コメント欄からradiojapan.orgと言うサイトで世界中のネットラジオ局が聴ける事を教えて頂き、以来ネットラジオを愉しむ機会が多くなりました。

紹介を頂いた中で、私のお気に入りは「totally 70s」です。70年代のロックが途切れなく流れています。

ネットラジオを聴きながら、ふと思った事があります。

この世界中のラジオ局のリスト、どこかで目にした事があるなぁ~。

そうだ! 思い出しました、Apple TVだ!!! 私はApple TVも持っているのでした。

我が家のApple TVはリビングのTVに繋がれたままで、殆ど出番が無くなっていた。

これをオーディオシステム、AVアンプにHDMIで接続してみよう。

接続して久々にApple TVを操作してみると、有りました! 「ラジオ」アイコン

どれどれ。。。

ラジオ局はジャンル(25カテゴリー)別に分かれていて、それぞれ100~400局。世界のラジオ局がナント合計3,000局以上は有りそうです。残念ながら日本の局は無さそう。

Classic専門局をざっと数えてみましたが、220局くらい有りました。

リストは英文字だけなので、この中から自分の好みの局を見つけるのは大変です。

頑張って取り敢えず4局をお気に入りに登録しました。

HDMI入力でAVアンプを通して聴いてみると、ナントも音が良い!!! 

radiojapan.org」よりも圧倒的に音が良いです! CDよりも音が良いかも?

ラジオ局の送り出しの音が良い?それともApple TVの音が良い? 判りませんが兎に角、音質は良いです。

少しイラッとするのが、5曲くらいフルコーラスで流れた後に1~2分くらいブレイクタイムが有りCMが入る事です。無料だから仕方ないでしょうね。これが逆にカッコ良いかも?英語の勉強にもなって良いかも?

最近はもっぱら「.011FM Classic Rock」を聴いています。

アーティストと曲名も表示されます。

70~80年代のロック。懐かしい曲が高音質でバンバン流れてきます。懐かしいグループ名も。当時レコードを買って聴きいてみたかったアーティストの曲も流れます。当然、大物アーティストの曲や日本では滅多に聴けない貴重な裏テイクなんかも。しかも全て無料。これは嬉しく有り難い。

1970年代当時、深夜ラジオで毎週Billboard Top 40 (Amerian Top 40)をチェックしていた当時のロック小僧には堪らないです。

余談ですが、当時私の住む地元の放送局ではオンエアしていなかったため、大きなアンテナを張って中部日本放送(CBC)を受信していた様に記憶しています。

 

私のApple TVは第三世代の製品ですが、今は4Kバージョンで最新版が販売されている様です。Dolby Atmosにも対応しています。

今であればネット動画やストリーミング配信の楽しみ方として色々な選択肢が有りますが、これも選択肢のひとつでしょう。

 

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ブルーレイ・オーディオ・ディスク(Blu-ray Audio Disc)を聴く。

2020-10-14 14:38:46 | 音楽

AVアンプを導入した時に、試して見たかった事のひとつにBlu-ray Audio Disc」の再生があります。

「Blu-ray Audio Disc」なるメディアが存在する事は知っていましたが、今迄は再生の手段がありませんでした。

このたび、HDMI Audio再生の環境が整いましたので購入してみました。

Blu-ray Audio自体、ラインナップはそれほど多くは有りません。

私が購入したディスクは「HOW THE WEST WAS WON/LED ZEPPELIN」です。

勿論、通常のCDはすでに所有しています。CDは3枚組で音質も良好です。

Blu-ray Audio Diskは、1枚で"2時間27分31秒"たっぷりと収録されています。

このDiscには、映像は有りませんが、音質に拘った内容になっています。ただ、再生中の静止画はあります。

収録されている音源フォーマットは、

 DTS-HD Master Audio 5.1ch 96kHz/24bit 約8.5Mbps
 DTS-HD Master Audio 2.0ch 96kHz/24bit 約3.5Mbps
 LPCM 2.0ch 96kHz/24bit          約4.6Mbps

となっています。 

残念ながら我が家の環境は、5.1chサラウンドに対応していないので、「DTS-HD Master Audio 2.0ch 96kHz/24bit」で聴いてみましたが、なんとも音が良いです。CDとは比較にならないほど、圧倒的な迫力です。

ボンゾのドラムの迫力、ジミー・ペイジのギターの鮮明さ、ロバート・プラントのボーカル叫び、ジョン・ポール・ジョーンズのうねるベースライン、美しいメロトロンの響き。どれをとっても最高です。ボリュームを上げて聴くと、目の前で演奏している様と言うか、ライブ現場に居る様な感じです。

2chでこれなので、5.1chサラウンドなら本当に素晴らしいのでしょうね。また別世界でしょうね。

色々な媒体で発売されています。

12inch アナログレコード盤もありますね。

 

このBlu-ray Audioは、タイトルは多くはありませんが、ジャズやクラシックも有ります。

HDMI Audioの再生環境が有る方は、一度試聴されては如何でしょうか。

値段もCDに比べても、さほど高くはありません。

 

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『ジェット・ストリーム』のLPレコード。

2020-02-21 12:12:15 | 音楽

やっと、この音源に辿り着きました。

今までCDを何枚か買ってみましたが、私的には今一つ納得の行くものが見つりませんでした。(私が探しきれていないのだと思いますが。)

この『ジェット・ストリーム』は、音楽そのものはそれほど重要ではありません(失礼)。

私が求めている大切なものは、夜中に聴いて癒される雰囲気です。人の声だったり、効果音だったり。

声は言うまでもなく城達也さんの語り、あの声、響きです。

そして効果音は「操縦席と管制塔の交信」「機内アナウンス」「離陸、着陸のジェット音」です。

数あるCDのなかには収録されているジェット音がシンセで作られたものもあります。これでは全く雰囲気が出ません。また、城達也さんの声が、エコーが掛かり過ぎていたり、早口だったりと言う物も有ります。

特に難しいのが、「管制塔と操縦席のやり取り」が入っているものです。

私が購入したCDの中では収録されているものが有りませんでした。

やはり、「管制塔と操縦席のやり取り」「機内アナウンス」は重要な要素です。

特に、機内アナウンスはサラリーマン時代に、米国、欧州、アジア圏など海外出張した事を思い出させます。

 

CDで無いのなら、レコードではどうかと試しに購入したところ、これが大当たり!。

やっと納得出来るものに出遭いました。

それがこちらです。クラウン・レコード発売。

シリーズにはもう数枚有りそうですが、取り敢えず4枚纏めて購入しました。

特に気に入ったのが、一番手前の『World Sound Graffiti』です。

「城達也の語り」、「管制塔とのやり取り」「CAの機内アナウンス」「離陸のジェット音」

 ※コックピットで「ローテイション」って言った時が緊張が走り興奮しますね。

    ⇓ 

「ミスターロンリー」 演奏:フレデリック・ダール&オーケストラ

曲間では、町の喧騒などの自然音も入っています。

最高!!! 感動ものです。 ウルウルします。

ジャケットも良いです。 飾っておけそうです。

音質も良好! レコードならではの音質です。

欲を言えば、「ジェット・ストリーム~、ジェット・ストリーム~、、、、」と遠くからフィル・インがあれば、とか

 ①「日本航空があなたにお送りする音楽の定期便ジェット・ストリーム。」

 ②「皆様の夜間飛行のお伴を致しますパイロットは私、城 達也です。」

のMCがあれば、もっと良かったと思うのですが。 無理かぁ~。

 

因みに、私がそれまでに購入したCDです。

左上は、中古CDショップでよく見かける物です。「管制塔との交信」「機内アナウンス」は入っていませんが、①、②はバッチリ入っています。

音楽は、オリジナルのフランク・プゥルセル・グランドオーケストラの「ミスターロンリー」で始まり、他もオリジナルと思います。音楽は上質で良いです。

右上は、ジェット音がシンセ(×駄目)、城達也の声にエコー掛かり過ぎで雰囲気無し。音楽演奏は、ジェット・ストリーム・オーケストラ。

下段の2枚は、CDの中では私のお気に入り。

①、②は入っていませんが、城達也の声がとても良い感じです。しかし曲間の自然の効果音(町の騒めきや人の会話)が多く、しかもレベル高めでちょっと煩い感じもします。

 

 

 

夜中にひとりで聴くにはピッタリです。癒されます。

「遠い地平線が消え、ふかぶかとした夜の間に心を休める時・・・・」で始まり、「夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは遠ざかるにつれ、次第に星のまたたきと区別がつかなくなります・・・」で終わっていきます。

いやぁ~、自分お気に入りのオーディオ装置でこれを聴くと何とも雰囲気たっぷりで良いですね~。

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吟遊詩人レナード・コーエンのトリビュート・アルバム。~豪華アーティストが参加~

2019-08-27 13:44:23 | 音楽

こんなアルバムが有ったなんて。

『TOWER OF SONG / Leonard Cohen』 (タワー・オブ・ソング~レナード・コーエンの唄)

中古CDショップで偶々見つけました。しかも500円(税込み)コーナーで。


タワー・オブ・ソング~レナード・コーエンの唄
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
ポリドール

 

レナード・コーエンは日本ではあまり有名では有りませんが、実はボブ・ディランよりも偉大かも知れません。

その偉大さは、Webで調べればわかります。代表曲では「ハレルヤ」がありますね。

このアルバムに参加しているアーティストは、

ドン・ヘンリー(イーグルス)、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル、ボノ、スティング、ピーター・ガブリエル、アローン・ネヴィル、ウィリー・ネルソン、スザンヌ・ヴェガなど豪華です。

また、内容もとても聞きやすいです。

私がレナード・コーエンと言う人を知る事になったのは、ジェニファー・ウォーンズの『Famous Blue Raincoat』を聴いてからです。

Famous Blue Raincoat: 20th Anniversary Edition
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
Shout Factory

このアルバムは高音質録音盤、優秀録音、オーディオ・チェック用としても有名です。

私は24K Gold CDとアナログ・レコードの両方を持っています。どちらも音が良いです。

1曲目のスティーヴィー・レイ・ヴォーンのギターがカッコ良すぎてやられます。 

 

それはさておき、今回ゲットしたCDのケースを開けCDを取り出してみると、その下にフェルト、ベルベット材?のこんなものが。

いったい、これは何?ディスクの読み取り面に傷がつかない様にするため?

前の所有者がこのCDを大切に扱っていたのでしょうか?

裏はこの様になっています。3つの丸パッド(紙)が貼り付けてあります。

このマットはスタビライザーに使うの? 

スタビライザーなら1枚のジャケットには入れないですよね?別に保管しますよね。それに少し厚い様に思います。

スタビライザーとして試してみたい気もしますが、万が一、大切なCDプレーヤーREVOX B226でトラブルを起こしたら泣くに泣けないので止めときます。

 

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