My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

私蔵真空管の紹介~第5弾12AX7~

2012-09-23 22:16:08 | 真空管いろいろ

第5弾は、いよいよ皆さんが好んで良く使い、関心のある12AX7(ECC83/CV4004)です。

BrimarのCV4004も数日前に入手したので、これも含めてレビューします。

今のところ、私の持っている球は、7種類。 今の所と書いたのは、この球でMclntosh MC275の音がコロコロ変わるから、これからまだ増える予定だからだ。

左から、

①Raytheon製(Baldwin)12AX7A、②Tung-sol製12AX7、③松下製12AX7、④Brimar製CV492、⑤Mullard製CV4004、⑥Telefunken製ECC83、⑦Brimar製CV4004。

①Raytheon製12AX7A

有名なBaldwinのオルガンに使われていたもので、BlackPlateである。一部の人の間では、これが音が良いとの説である。このBaldwinの真空管は他にもオークションとかで見かける。

音の印象:

音自体はクリアーで硬めの音でキラキラとした音がする。どちらかと言うと高域寄り。

硬めの音を求める人には良いであろう。私には長時間聴いていると疲れる。

②Tung-sol製12AX7

ロシア製で、Tung-solのre-issue品である。金メッキ足である。管の径が他の管よりも少し大きい。

音の印象:

まあ、言うなれば普通の音。良くも無く、悪くも無い。特徴が特に無い。少し面白みに欠けるかな。

決して悪い球ではない。

③松下製12AX7

日本が世界に誇る国産真空管である。なんでも、当時、あのNHKの放送設備に使われていたそうである。秋葉原のアンチーク・オーディオで購入。

音の印象:

繊細で上品な音である。流石、日本製だけあって優等生って感じ。US管に見られる様なダイナミックさや、空間表現にはちょっと欠ける。

④Brimar製CV492

結構古い球である。いわゆるヴィンテージ管。KB/FBの印刷がある。

BlackPlateでSquareGetter。

音の印象:

コクはあるが、繊細さに欠けるといった感じ。でも、ロックのギターとかを聴くには良い。

臨場感は良い。

⑤Mullard製CV4004

ある店主の進めで、12AX7なら、これが一番でしょうと言われ購入。Boxplate。

結構値が張った。一本で1万円オーバー。

音の印象:

繊細で甘めのやっぱりムラードなサウンド。帯域は低域から高域まで延びているが、ボーカルが少し後ろに引っ込む。全体の臨場感は良い。

エージングには、かなりの時間が掛かった。

⑥Telefunken製ECC83

底にダイヤマーク入りの本物。これも一本で1万円オーバー。

リブプレート。

音の印象:

テレフンケンらしく、低域~中域~高域まで、文句の付けようもなく、フラットである。多分、周波数特性を測ってもフラットだろうなと思わせる。優等生である。空間表現も良い。

⑦Brimar製CV4004


BrimarのMilitary仕様である。

写真を見てもらえば判るが、Brimarのロゴが皆さんが見慣れたものとは違う。これはBrimarの中でも、特別仕様品だそうだ。なんでも、このBrimarを聴かなきゃ、12AX7を語った事になれないとか。

数日前にカナダから取り寄せた。これも一本1万円オーバー。

リブプレートでテレフンケンと良く似ているが、上側のマイカが2枚重ねになっている。

マイカの大きめな丸穴もBrimarの特徴である。特別に写真を載せておきます。

音の印象:

繊細で空間表現も良い。すごくコクがあってソフトである。ソフトであっても、音像がぼやける事はない。帯域も充分に広い。丁度、MullardとTerefunkenの間の音である。

ケーキに例えると、テレフンケンがバタークリームなら、こちらは生クリーム。またウイスキーに例えるなら8年ものと15年ものの違いの様だ。

長時間聞いていても、耳障りな感じが全くしない。

今、この球で聴いているが、エージングが進むともっとよくなるであろう。期待している。

NOSの為か、なかなか調子が出ない。中域が物足りない。。

もう暫く、プリアンプの使っていないフォノイコアンプ部分でバーインする事にした。

その間は、テレフンケンで楽しむ。


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私蔵真空管の紹介~第4弾12AT7/12AZ7~

2012-09-22 15:24:02 | 真空管いろいろ

第4弾は12AT7/12AZ7/E80CCの紹介です。

こちらはMclntosh MC275の出力管6550のドライブ管として使っています。

左から①RCA製12AZ7、②Brimar製12AT7、③Mullard製E80CC、④RCA製12AT7 です。

①RCA製12AZ7A

12AZ7は手に入り難い。それは、Mclintosh MC275くらいにしか使われないからだ。

市場の流通が少ない。しかし、MC275には、この球が標準だろうと思って、最初は、暫くこの球を使っていた。

音の印象:

悪くない標準的な音と思う。しかし、後で12AT7を聴くと、12AZ7より12AT7の方が力強い音がすると思う。ドライブ能力は12AT7の方が大きいのか。

②Brimar製12AT7

お店の勧めで購入。Black Plate、多分1950年代製か。マイカの大きな穴がBrimarの特徴。

音の印象:

期待したほどでも無かった。繊細さ、クリアーさに欠けていて、少し篭った感じにも聴こえる。ドライブ力はありそう。

私の好みには合わなかった。

③Mullard製E80CC

ムラードのLong Plateである。MullardのLogoは気に入っている。

音の印象:

高域がとてもクリアーであり、煌びやかである。全体的に高域よりの音。

音全体のバランスから言うと、中域~高域の繋がりが悪く、高域だけが、明後日の方から聴こえる感じである。長時間聴くと疲れる。暫く使って止め。でもNOSなので、暫く使うと変わるかも。

④RCA製12AT7

やっぱりRCA製に戻り、狙いをつけ、やっと見つけて購入。

Black Plateで、Square Getterである。1950年頃製造?

音の印象:

期待した通りの音を出してくれた。

ドライブ能力、繊細さ、クリアー、空間表現とも良く、気に入っている。今のところ、この球に固定。

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私蔵真空管の紹介~第3弾12BH7~

2012-09-22 11:57:13 | 真空管いろいろ

引き続き、私が持っている真空管と、主観になりますが音の印象を紹介したいと思います。

第3弾は、あまり使われない12BH7Aです。Mclintosh MC275に使われている。

12BH7A

これは、まだ2種類しかもっていないが、いずれもRCA製である。

まあ、この12BH7はRCAがオリジナルなので、代表格であろう。

両方ともBlack Plateである。

左が、ゲッターがO Getter、でRCAの文字がオレンジ。右がゲッターが馬蹄形(Horse Shoes) GetterでRCAの文字は白文字。両方とも箱付きで購入。ちなみにお値段は結構高かった。

今は右を使用している。

音の印象は、マッキントッシュMC275に使っての印象です。

①RCA製12BH7A(O Getter)

1960年製?BlackPlateである。BlackPlate、O Getterである。

音の印象;

初めからこの球を使用したので、他の球との比較が出来ないが不満はない。満足している。

見た目もしっかりしてそうで良い。オレンジ文字も気に入っていた。

②RCA製12BH7A(Horse Shoes Getter)

1950年製BlackPlateである。特徴はゲッターが馬蹄形(Horse Shoes)である事。

音の印象;

O Getterよりは、音が豊かでいいかな?程度の違いである。

これは、フラシボかも知れない。まあ、①とほぼ同等。①のスペアとして購入した。

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私蔵真空管の紹介~第2弾12AU7~

2012-09-17 21:39:41 | 真空管いろいろ

引き続き、私が持っている真空管と主観になりますが、音の印象を紹介したいと思います。

今回は、これも有名な12AU7です。

12AU7(5814A/ECC82/CV4003)

左から、RCA製5814A、Tung-sol製12AU7、Telefunken製ECC82、Mullard製CV4003です。

音の印象は、マッキントッシュMC275に使っての印象です。

例によって、右に行くほど、私のお気に入り。

①RCA製5814A

1963年製BlackPlateである。プレートがクロームメッキ仕上げで光沢がある。

音の印象;

あまり覚えていないが、記憶では、ブラックプレートらしく、くっきりはっきりとした音だったと思う。

少し金属質の音だったかな?

②Tung-sol製12AU7

1950年製SquareGetter(スクエアーゲッター)である。TelefunkenのRibTypeと構造が良く似ている。

音の印象:

これもよく覚えていないが、すぐに取り替えたので、まあまあと言ったところかな。

ちょっと、艶がたりなく魅力が少なかった気がする。

③Telefunken製ECC82

SmoothPlateである。

音の印象:

テレフンケンらしく、スッキリとして、低域から高域まで良く伸びていてフラットな感じ。優等生。

でも、味わいが足りなく、面白みに掛けるかなって印象です。

④Mullard製CV4003

BoxPlateである。この球はNOS品が割りと簡単に手に入る。在庫が沢山見つかったのだろうか。

ムラードらしく、繊細な上に味わい艶があり、芳醇な味わいである。暖かみのある音。

私は、こんな音が好みで、この球を今の常用管としている。

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私蔵真空管の紹介~第1弾ECC88~

2012-09-16 23:30:44 | 真空管いろいろ

前回のメインシステムの紹介に続き、今回は、私が現在持っている真空管の色々と使用した印象を一度纏めておきたいと思います。

第一弾は、まず電圧増幅管(MT管)の一部です。

ECC88(6922)、12AU7、12BH7、12AT7(12AZ7)、E80F(EF86F)、12AX7、それに整流管6X4。

沢山あるので、今回はECC88系だけにしておきます。残りは順次紹介します。

 

ECC88(6DJ8/6922/7614/CV2493)

所蔵ラインナップの写真です。

CDプレーヤーの真空管出力段に使っています。

左から順に、EH製6922、National製6922、Amperex製6DJ8、Telefunken製ECC88、Mullard製7614/CV2493、Seimens製E88CCです。

因みに、最初に申し上げておくと、右に行くほど私のお気に入りです。

①EH製6922

最初に、出会った真空管である。CDプレーヤーを購入した時に、デフォルトで付いていた物。

現在もロシアで生産中で、入手し易い、一般的にポピュラーな球である。

音の印象:

最初は、真空管って、こんな音か~、って艶やかに感じたが、色々と球を聴いてきた今となっては、普通の音に聴こえてしまう。

まあ、入手性も考えれば、真空管のビギナーには良い球でしょう。音も悪いわけではない。

②National製6922

Nationalといっても、松下Panasonicとは何の関係も無い米国の会社である。

Mullardの設備を買い取って作ったらしい。造りは良くできていると思う。

NOS品を購入したのでエージングに時間が掛かった。

音の印象:

繊細さはあるが、中音域がちょっと引っ込み、ボーカルが前に出てこない。

③Amperex製6DJ8

BugleBoy、日本語名では笛吹き童子と呼ばれているもの。童子の印刷が可愛い。

Haloゲッター(Oゲッター)である。Made in Holland

音の印象:

中高域に元気があり、少し派手な音?爽快な音である。誰かが例えていましたが、天気の良い春風の様なさわやかな音です。笛吹き童子のイメージ? フラシボが少し入っているかも知れません。

④Telefunken製ECC88

この球、実は秋葉原クラシックコンポーネンツから買ってきました。値段は結構高かったのですが、どうしても一度試しておきたかったので、触手が伸びてしまいました。

一応、ダイヤマーク付きですが、後でWebで調べて見ると、秋葉テレフンケンらしき物があるとの事。

真偽はわかりませんが、ちょっと不安。 ボトムの写真載せておきます。ゲッターはHalo。

音の印象:

テレフンケンらしく?(Webでの評判から)、くっきりスッキリしていて、少し硬めで、低域から高域までフラットで、癖の無い優等生の音。ちょっとつまらない音か。

⑤Mullard製7614/CV2493

念願のMullardを入手。この球はECC88とコンパチ。あこがれのCVナンバー。ロゴも美しい。

金足、ゲッターはリブ付きのディスクゲッターである。

KB/QDDと印刷がある。Manufacture codeは"7L1 R6D2" う~ん、これがなかなか調べても判らない。多分、Mitchan工場か?

音の印象:

これが、なかなか艶、コクがあって、真空管らしい暖かみのある音を奏でてくれる。

気に入って、暫く1年位は使っていた。

⑥Seimens製E88CC

巷での噂では、この球がECC88系では最高峰と聞いたので、早速、入手した。

やはり高い、ペアで15,000円だった思う。これでも安く買ったつもり。

金足、Haloゲッターである。

支柱に刻印があるので、Siemensに間違いない。

音の印象:

噂どおり、やっぱり良い。

MullardとTelefunkenの良いところを合わせた様な感じである。

艶、コクがあり、音もクリヤーである。

この球を今のお気に入りで使っている。 

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現在の私のオーディオ・システムを紹介

2012-09-10 23:17:19 | オーディオ

100,000(PV)アクセスを達成したところで、紹介を兼ねて、一度、私の現在のオーディオ・メインシステムを整理したいと思う。

 

◆スピーカー:Usher Audio/Mini Dander One (TwiterをDiamondに交換)

     


◆パワー・アンプ:Mcintosh/MC275 

 

 

内部は、マッキントシュMC275のカテゴリーのページで詳しく紹介しています。

自分での改造は無し。 購入時、球なし。

現在の球構成:

      6550--Svetlana Winged C

     12AT7--RCA (Black Plate,square Getter)

     12BH7--RCA (Black Plate,Horse Shoes Getter)

     12AU7--Mullard CV4004 (Box plate)

     12AX7--Telefunken ECC83 Rib type <>


◆プリ・アンプ:Gong (ガレージメーカー)/ Pre Amplifier

 

 

内部については、真空管プリアンプのカテゴリーのページで詳しく説明しています。

改造部分: 

    ・ラインアンプ部カップリング・コンデンサ--Orange Drop-->Dynami Cap

        ・ボリューム:Alps製を東京光音製に交換

    ・アッテネーター抵抗:リノケーム追加(低Gain positon追加)

現在の球構成:

 Line Amplifier Block

      E80F  --Philips Mini Watts (Pinched Waist 腰クビレ,Gold Pin)

      12AU7--Mullard CV4004 (Box Plate)

  Phone EQ Amplifier Block

      12AX7--GE

因みに、Phone EQは鳴らしたことが無い。              

但し、このブロックを無くすと全体の電圧が狂うので、給電したまま。


◆CDプレーヤー:Cayin/CDP-23

 

自分でかなりの改造を加えた。

(改造前)                            (改造後)

  

主な改造部分: 効果の大きかったものから順に。

  ・Colckを低Jitterのものへ交換し、追加した電源回路から電圧供給。 さらにBufferによるLevel shiftと波形整形。これは、驚くほど解像度が上がった。

  ・カップリング・コンデンサをDynami Capへ交換

  ・電解コン  Analog部--ニチコンKZへ、Digital部--OSコンへ交換。

          真空管B電源部--JJ製へ交換

  ・コンデンサ・抵抗  OpAmp周りのコンデンサをWIMAへ、抵抗をDaleに交換

                               真空管アンプ部の抵抗を全てDaleに交換

使用球:   ECC88 -- Seimens

使用オペアンプ OpAmp: OPA627A / LME49860

その他、沢山の改造をしている。詳細はCDプレーヤーのカテゴリーを見てください。


◆DAC/HPA(ヘッドフォン・アンプ)  Sinzen Audio/Zero 09version

 

 

これもかなり改造した。まあ、元々改造前提のDACですからね。改造も結構やり易い。

主な改造箇所:

  ・電解コンデンサの交換

  ・OpAmpの交換

  ・カップリング・コンデンサの交換

  ・ヘッドフォンアンプ用のボリュームをアッテネーター(抵抗)式に交換

  ・RCA(Line)入力の追加

  ・電源投入時のMute回路追加(PopNoiseが大きかったため)

こちらも、詳細は以前のDACのカテゴリーを見てください。


思えば、色々と改造したもんだと、自分でも関心する。

改造の中でも、特に効果が大きかったのが、1番はCDプレーヤーのClock変更、2番がCDプレーヤーの真空管B電源用電解コンをJJにしたことと、それにフィルムコンを抱かせた事、3番目が東京光音のボリュームかな。

言うまでも無いが、真空管の交換でも、音はコロコロと変わった。

次回は、今までやってきた真空管交換と音の印象について、主観的になりますが、紹介したいと思います。 

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<<祝>> 100,000(PV) アクセス !!!!!

2012-09-08 12:17:13 | オーディオ

 100,000 PV 達成 !!!

 


やりました。遂に、10万アクセスを達成しました。

開設530日(約)で、やっと?達成する事が出来ました。

皆さん、アクセスして頂き、有難うございます。


今後もオーディオのネタを中心に書き綴っていきますので、

今後とも、よろしくお願いします。

出来れば、見た読んだ感想などのコメントも頂ければ幸いです。

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シルバー(銀線)使用のAC電源ケーブルを試す

2012-09-08 12:04:23 | ケーブル

電源ケーブルの中でも銀線に拘りをもつ友人が、「いいから、まあ一度試して見ろ。」と銀線(Ag)のAC電源ケーブルを貸してくれたので、試して見ることにした。

借りたケーブルがこれ。プラグは確認できないが、本人はフルテックと言っていた。端子は金メッキ。

 

私は、今までは、銀線は「ギラギラしたちょっと荒っぽい、耳の痛い音がする」という印象を持っている。

今回、とりあえず、真空管プリアンプに使ってみた。

実際に使って見た印象は、今まで私が抱いていたギラついた音とは違った。

そして、私が今使っているスウェーデン製Supra(OFC)との比較では、この銀(Ag)の方が、ほんの少しソフト、甘めの音で、僅かに音がボヤケルに感じた。

暫く聴いて見たが、クリアーさ、分解能、音の密度では、ほんの僅かにSupraが上かな?。中域から高域の繋がりもSupraが良い。Supraはクセのないケーブルである。

と言うことで、30分程度で試聴を終えて、翌日には本人に返却した。

良い勉強になりました。

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CDプレーヤーのAC電源コードの交換

2012-09-02 12:10:52 | ケーブル

前回の真空管プリアンプのAC電源コードの交換に気を良くして、先週、今度はCDプレーヤーの電源コードも交換してみた。

購入してきたAC電源ケーブルは、今回は、オヤイデのPA-23にしてみた。

http://www.oyaide.com/audio/audio_products_files/pa-23.22.htm

オーディオ銘機賞2006(AEX)、ビジュアルグランプリ2006(VGP)受賞している。Tunamiは高価で手が出ない。

このケーブルは3芯タイプ(PA-23)と2芯タイプ(PA-22)があるが、私の地域では3芯。

導体には、PCOCC-Aが使われている。オリジナルはフルテックのものである。千葉工業大学の大野さん開発。大野さんの名前にちなんで、OCCとなっている。

プラグは、前回と同じ、フルテックのFI-11(Cu)を使ってもらい、お店で加工して貰った。Cuが何となく、色付けがなく、素直でいい感じだったと理由から。

ケーブルの長さは、我が家の事情に合わせて、1.8m。

ケーブル、プラグの完成品で、日本円で15,000円程度。

前回のSupraケーブルよりも、少し高くなった。

ケーブルの太さは適当だが、それにしてもプラグが大きい。私のラックの裏の穴を通らないので、加工して穴を広げた。


早速、CDプレーヤーとFurman AR-1215の電源間に接続して音だし。

いつもの、上品で繊細でいて、力図よい音が部屋に広がる。

しかし、あれ? 交換前と変化を何も感じない。 この投資は無駄だったのか?やっぱり、CDプレーヤーには効果がないのか?

まあ、焦るな。巷の噂によると、ケーブルにもエージングが必要な様だ。分子の並びが少しずつ変化する?

そして、毎日5時間位通電して待つこと1週間。 5日後くらいから、序所に、繊細さが増して、高音がキラキラしたOCCの特徴的な音が鳴り始めた。

そして、昨日、休日だったので、昼間に少し大きな音で聴いてみたら、「これ、良いんじゃない。」と言う感じになった。

前回プリアンプの電源コードのSupraと印象を比較して表現するならば、

Supra LoRad2.5(OFC)は、フラットで素直な音、しっとり繊細

オヤイデ PA-23(PCOCC)は、高音が特徴的で煌びやか (SPケーブルに使った時と同じ印象)

と、私は感じた。

まあ、この2本のケーブルを使って、システム全体としては、バランスが取れていると思う。


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