My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

アーレン・ブラッドレー(Allen Bradley)製 カーボン抵抗使用上の注意

2013-02-28 20:13:18 | その他

前の記事で書いたアーレン・ブラッドレー製抵抗だが、今回初めて使用して気づいた事があるので、書き留めておく。

まず、抵抗値。

許容差が大きい。表示の許容差よりも大きいものもある。

経時変化で大きくなる傾向。ビンテージ品はかなりの年数が経過しているので、大概大きい。

正確な値を求める箇所への使用は適さない。敢えてその様な箇所に使う場合は選別が必要。


使用箇所とエージング時間(これが最も大切)。

私の場合、今回、信号ライン~グランド間に使ったが、この部分はDCバイアスが全く掛からないので、エージングにかなりの時間が掛かった。約20時間後くらいから調子が出てきた。本領を発揮するには50時間は必要かと思う。

使い初めは、ノイズが多く、音も何だこりゃ?と思うが、焦らずあせらず。じっくりと待つことが必要。

本領発揮後は、素晴らしい音の世界が待っている。焦りは禁物。

DCバイアスの掛かる(電圧の掛かる)ところに使えば、もっと短時間で、本領発揮すると思う。そして、音の傾向も多少違うかも?

兎に角、ビンテージ品なので、眠りから覚めるのも時間が掛かる。


このアーレン・ブラッドレー抵抗は、ビンテージ品が特に良いとされている。

この抵抗は、ウエスタン・エレクトリック(WE)、マランツ、マッキントッシュでは、指定となっているらしい。

なんせ、このアーレン・ブラッドレーは、他の抵抗では出せない音を持っていて、オーディオ通の間では神話的になっており、信者も多い。他のブログでも書き込みが多い。自作の抵抗には、必ずこの抵抗を使うという人も多い。

周波数帯域、情報量とも、カーボンとは思えない。特別な旨味、趣を持っていて、いつまでも、音楽に浸っておれる。

しかし、とうの昔に生産が終了しており、序所に入手が困難になってきている。最近はメキシコ産のレプリカ品がある。(色が少し薄い)


今まで、抵抗をデール(Dale)、タクマン(Takuman)、アーレン・ブラッドレー(Allen Bradley)と使ってきて思ったが、抵抗だけでも、随分と音を作る事が出来る。ひょっとしたら、真空管を交換するよりも影響が大きいかも。

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MC275のボリュームをバイパスし、直結にする

2013-02-28 18:14:47 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

この数週間、色々と大変だったので、暫く、ブログのアップが出来ていなかった。

現地の旧正月休みを利用して、家族で沖縄旅行。

沖縄を離れる朝に、妻の母親が亡くなったという、悲しい知らせ。

一度、現地に戻り、翌朝の飛行機で、また日本へ。

そして、その日の通夜、翌日の葬式。その後、本七日法事にも出席。と大変な数週間だった。

海外に住んでいると、こういう急な時に移動で時間が掛かってしまう。結局、死に目には会えなかった。


ということで、今やっと一段落したので、久々にブログを書きます。

この激動の前にやっていた改造なのですが、マッキントッシュのパワーアンプMC275に遂に手を付けてしまった。

入力のボリュームをバイパスして直結にしてしまおうと言う改造である。

ボリュームの音質への影響は、プリアンプのボリュームを東京光音に変更した時から実証済みである。DACのボリュームを抵抗アッテネーターに換えた時もその効果を確認済みである

直結にすると言っても、単にVRを取るだけでは無く、入力インピーダンス合わせのため、プルダウン抵抗が必要である。

そこで、ここの抵抗に何を使うか? 悩んだ挙句、アーレン・ブラッドレー(Allen Bradley)を使ってみた。下の写真がそれである。

元々250KΩのVRが付いていたので、270KΩ 2W品を選んだ。(偶々、その店には近い値がこれしか無かった)

抵抗値を測ってみると、かなり高め。+10%をオーバーして300KΩ位ある。使用箇所が箇所なので、まあ問題は無いでしょう。恐らく製造されてから、何十年も経過した抵抗なのだろう。カーボン抵抗は、経時変化でだいたい高めにシフトする様だ。

改造後の周辺の写真。

そして、電源ON!

以前は無かった「ブーン」というノイズが出る。かなり気になる。アレ?!

音を出して見ると、音質は、カマボコ状の音で、高域、低域ともに延びない。音のキレ、鮮明度も無い。アレ?!

もしや、失敗? アーレン・ブラッドレーの抵抗が良くなかった?本当にアーレン・ブラッドレー製か?騙された?

色々と脳裏を過ぎる。

いや、待て。音楽を聴きながら、暫くエージングをして見よう。


そして、20時間後が経過したあたりで。

あれ!?素晴らしいではないか!

最初の音は、何だったんだろう?

高域、低域も充分に延びて、悠々と鳴っている。鮮明度、情報量とも申し分なく、音が生なましい。

気になっていた「ブーン」ノイズも気にならない程度に小さくなっている。

これは素晴らしい!!!。 歌心もあり、艶やかに鳴っている。

直結にした効果と、アーレン・ブラッドレーの抵抗のおかげで、音が一段とリアルになり、今まで聴いていたCDも、もう一度聴きなおすと、以前とは違う感覚で聴くことが出来る。

これは良い!!! 

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フリート・ウッドマック 『噂』 35周年デラックス・エディション を購入した

2013-02-03 17:25:21 | 音楽

昨日、CDショップに行ったら、Fleet WoodmacのRumours(日本語タイトル「噂」) 35周年デラックス・エディションが発売されていたので迷わず購入。

なんせ、1977年発売以来、全世界で3000万枚売れたとも言われる大名盤なのである。31週No.1に輝き、1年以上トップ10に居たとも言われる。

今回のアルバムは、その35周年記念盤である。そして、未発表のライブ音源とレアテイクの付いたCD3枚組のものである。買わない手はない。

最近、この手のオヤジをターゲットとしたリイシュー版とかデラックス版が多く、その度に買ってしまっているが、今回もまんまと嵌まって買ってしまった。

日本では明日(2/4)発売らしいが、海外在住の私はいち早く輸入版を購入。

アルバムのジャケットと中は、こんな感じで少し豪華である。いち早く大公開。

 

 

 

 

 

 

CD1のオリジナルアルバムのほうは、内容的には、もう何も説明必要ないでしょう。

内容的には勿論いいです。バラエティに富んでいて、よく練られた作品ばかりです。

音質的には、2004年リマスター版に比べると、さらに高音が強調されてクリアーになった感じ。

私としては、2004年版のほうが、音に纏まりがあって良かった。今回のものはちょっと耳に突き刺さる。

万人受けにする(どんなシステムでもそれなりに音良い様に聴かせる)ためか。

CD2は、アルバム発売直後の1977年のワールドツアーのライブ音源(未発表)である。

内容的には良い。ライブでもきちっとアルバムを再現できている。しかし「Dreams」はちょっと端折り過ぎ?

ライブとしては、1997年に「ザ・ダンス」が発売されているが、それよりも充実していて良い。何と言っても、一番乗っている時期のライブなので。

CD3は、レコーディングセッションの模様でしょう。

ここでのお勧めは、「Dreams(Take2)」!!! ギター1本バックに、スティーヴィー・ニックスのアカペラに近い、超セクシーな声が、ぞくっ!とする。

他にも、スティーヴィー・ニックスのセクシーな声が前面に出て、ゾクッとする曲が多い。

兎に角、お買い得です。

すでに、2004年版を持っていても、買って損は無しです。そりゃすですよね。20世紀の超名盤ですから。

できればDVDも見てみたい。

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2012年 My Audio System 改造成果のまとめ 

2013-02-03 16:30:58 | オーディオ

遅ればせながら、2012年の改造のなかで、特に改善効果が大きかったものTop10と、その改造から学んだ事を纏めました。改造による収穫と習得。

内容をこの1ページにギュっと詰め込み、かつ出来るだけ簡潔に書いていますので、参考にしてください。きっと、システムのチューンアップに役立つものと思います。

また、私の備忘録としても書き留めておきたいと思います。

それぞれの詳細内容については、私の過去のブログ投稿を見てください。

No.1 : クロック回路の改造  (CDプレーヤー)  効果★★★★★

やはり、音源としてデジタルソースを使う限り、この改造が1番良く効く。投稿記事も多く、成功体験も多い

デジタル・ソースを扱う機器では、一般的に良く知られた内容である。

デジタル・ソースはいくら頑張っても、情報量ではアナログに敵わない。でも扱いやすさでは絶対にデジタル・メディアの勝ちである。

それで私は、扱いやすさからデジタル・メディアのCDを使っている。このCDのデジタル・ソースを如何にしてアナログに近づけるかが、私の求めるところである。

DACやSRC(Sampling rate converter)のクロックを単なる水晶発振子+Cではなく、高精度・安定のクロックモジュールを使い、電源は専用の電源を使い、且つ、バッファーで波形整形して、安定した波形にする事により、低ジッターの波形を作る事が出来る。

この改造により、解像度が飛躍的に上がり、鮮明な音が得られた。今まで聴こえなかった音も聴こえてくる。

ちょっと手が掛かりますが、それだけの価値はあります。

改造した部分の回路図。

- Decorder部分。

- SRCとDAC部分。

 学んだこと>

デジタル信号はクロックを正確かつ安定させ、忠実にDigital→Analog変換することが重要であるという事。特にジッター(波形の揺らぎ)の影響が大きいという事。

キーポイント>

クロックは低ジッターにすること。


No.2 : ボリュームの影響 (プリアンプ、ヘッドフォンアンプ)  効果★★★★

機器に使われている音量調整用のボリュームは、一般的には抵抗体としてカーボンが塗られていて、その上を金属の摺動子が動く。

このカーボンの材料そのものと、カーボンと金属の接点が音質に悪影響を及ぼす。

このボリュームの変わりに、抵抗素子を数珠繋ぎしたアッテネータを使うと、音の鮮明度が格段に向上する。

私の場合、プリアンプに東京光音のアッテネーター(ちょっと高価)とヘッドホンアンプに一般的な22ステップのアッテネータを使ってみたが、音がはっきりし、音の見通しが良くなった。

一般的なSMT抵抗を使ったアッテネータでも高価は充分にある。

(右が東京光音のボリューム、アッテネータ)               (配線後)

 

(HPAに使用したアッテネータ)      (換装後)

 

学んだこと> 

ボリュームの音質に与える影響は大きいということ。抵抗体材料、接点によるものと思われる。

キーポイント>

ボリュームは、できれば使わないほうが良い。


No.3 : 抵抗の変更    効果★★★★

抵抗は機器の回路で大変多く使われていて、カップリング・コンデンサ、ケーブルと同じく、信号が通る部分なので影響が大きい。

私も、この抵抗の置き換えを実施するまでは、そんなに影響ないだろう、むしろカップリングコンデンサのほうが影響が大きいだろうと思っていたが、実際に交換してみると、以外と影響はコンデンサよりもむしろ大きいと思えた。

実際に色々な回路ブロックの抵抗を交換してみた結果は、抵抗そのものの持つ音質が同じ傾向でそのまま現れた。

交換箇所:ヘッドフォンアンプ、CDプレーヤー真空管出力回路とDAC周辺、6AS7 PPアンプ、真空管プリ入力減衰回路

音の傾向としては、次の通り。推奨品を2点。

・Dale RN65D、RN60D、RN55D (電力定格W違い) 

  --- 兎に角情報量が多くなるが、決して細くならない。しっかりとパワー感のある音。

・タクマン REY 

  --- Daleよりもさらに情報量が多く、音が立体的になる。低音が良く伸びて、弾ける様な音。皮、弦の弾ける感じが表現される。今の所、私はこの抵抗が一押し。

下の写真はDale RN65D(上)とRN60D(中)、RN55D(下)

  

  

タクマン REY (注)方向性を持っているので、信号の流れに方向を合わせる必要がある。写真の場合、右が入り口。

学んだこと>

抵抗の影響もコンデンサ以上に大きいということと、音傾向は使う箇所に依らないということ。

兎に角、昨年は抵抗体の影響を学ばさせられた。

キーポイント>

侮れない抵抗たち。

 

No.4 : 電源レギュレータの導入     効果★★★

気になっていた家庭AC電源周りについに着手。電源ケーブルの交換とレギュレータの導入。

電源レギュレータは評判も良くスペースを取らないFUMAN製AR-1215を導入。

AC→DCにレギュレート→ACにする方式のものです。

導入後は、音に静寂感が出てきて、細かい音まで聴こえる様になった。導入前に予測していた音場の狭まりも感じない。

  

学んだこと>

音を作り出す源は、電源であり、この部分がいかに安定していてクリーンで、そして強いドライブ能力を持っているかによって、最終的な出力の音に影響するということ。

キーポイント>音の源はAC電源。ここをしっかりと押さえることが重要。


No.5 :  電解コンデンサの変更   効果★★★

CDプレーヤーの真空管回路部にJJ製の電解コンデンサを使った結果、低音のもたつきが解消し、低音のスピードアップ(応答性改善)が図れた。

 

フィルムコンデンサを並列に入れると、さらに改善する。

学んだこと>

電解コンデンサは、使う物によっては、鉛を背負った様な音になる。オーディオ用は、その部分が考えられている。

キーポイント>

電解コンデンサは良質なものを使う事で、低域の音質が改善する。


No.6 : 機器接続ケーブルによる音の違い(ACコード、RCA)  効果★★

抵抗と同じで、ケーブルも音質に影響する。

RCAケーブル、AC電源ケーブルを色々と換えてみた結果、高価なケーブルほど、音に色が付き、クセが出る。

試したケーブル:

AC電源ケーブル)

 ・オヤイデ PA-23 PCOCC --- × 音が細くなってしまう。

 ・Supra --- 情報量多く、繊細でクリアー。比較的フラット。

 ・ベルデン --- 良い、お勧め。クセがなくフラット。音に芯がありパワーがある。

           このケーブルとマリンコプラグの組み合わせが良い。こんな感じで。

RCAケーブル)

試したケーブル:

・Gohsam --- 音が細くなる。繊細で音の広がりはOK。

・PCOCC(Furtech) --- やはりこれも音が細くなる。高域が綺麗。暫く使っていたが最近ベルデンに交換。

・ベルデン8412 --- 定番でしょう。力強い、骨太の音。

 

学んだこと>

電気は、水道の様に、パイプの中を通って行くのではなく、ケーブル、導体の中をトコロテンの様に突き出し式で通って行くので、ほんの僅かな距離(長さ)、たとえ5cmであっても、その材料の持つ特質で、全体的な音に影響するという事。

導電率が良ければ良いというものではない。結晶構造にも影響する。 

PCOCCは、単結晶のため理想的な導体となるが、音質としては、細くなる傾向にある。

今の所、ベルデンはクセが無くて、気に入っている。

情報量ではSupra、芯の太い力強いと言えばベルデンである。

オヤイデは、良くなかった。

キーポイント> 高価なケーブルほど、音に色やクセが現れるので、好みにより使い分けが必要。


No.7 内部配線用ケーブル  効果★★★

上にも書いたが、たかが5cmでも音が変化する。

使用して良かったのは、モガミのシールド線、クロスワイヤー・レプリカと、一般的なベルデン線である。

シルバーワイヤーも使ってみたが好みではなかった。

モガミ シールド線

クロスワイヤー・レプリカ

ベルデン内部配線用ケーブル。写真では見難いですが、一般的なノーブランド品よりも芯線が太い。

学んだこと>No.6と同じ。機器接続ケーブルよりも影響大かも。

キーポイント> たかが数センチのケーブルでも侮れない。思ったよりも効果がある。


No.7 : 2012年に出会った真空管たち

いろいろ試しましたが、システムの各回路ブロックで一番良かったものを列記します。

・Siemens E88CC --- CDプレーヤー

  優等生、特に味付けがなく、しっかりとした音。情報量も多い。

・Philips E80F --- プリアンプ

  Pinched waistタイプ。管の外形の中間部分が少しスリムになっている。

  何の為のクビレなのか判らないが、Web投稿でも、この1本があれば、もう充分だとか。

  しかし、レアーなので見つけ出すのが難いが、苦労して手に入れたら、それだけの価値はある。

 

・Mullard CV4003(12AU7) --- プリアンプ、パワーアンプMC275

  音が繊細で滑らかで芳醇、潤い、コクがある。ヨーロッパの香り。

・GEC CV4004(6X4) --- プリアンプ整流管 

  Good!これに換えてからは、もう他の球に変えなくて良くなった。

 

・Seimens E83CC 3mica --- MC275

  これは良い。安定したしっかりとクリアーな音。低音が弾む。傾向はテレフンケンに似ているが、こちらの方が上と思う。

・SED(Winged) 6550C --- MC275

  Tung-sol 6550よりもパワー感がある。低音が低いところまで、ボンボン出る。

No.8 : OP amp(オペアンプ)

今までOPA627が一番良いと思っていたが、真打登場。

巷で高評価の新日本無線のオーディオ用オペアンプMUSES8920を使ってみた。

これが噂に違わずなかなか良い。OPA627はとても高価であるが、こちらは手頃である。

同時に3個購入しヘッドフォンアンプ、DAC用IVに使ってみたが、解像度が高く、静粛で広がりもある。

低域に関して言えば、OPA627よりも良いと思う。OPA627A 本物2個所有。

学んだこと>高音質オペアンプはOPA627が全てではなかった。


No.9 : コネクタ接点の影響  効果★★★

機器の内部には、コネクタが沢山使われており、そこの接点の影響で、折角の良質の音が伝えきれていない。

私の機器の内部は比較的コネクタは少ないほうだが、何箇所かに使われている。

そこで、音質に影響しそうな箇所のコネクタを廃止して、ワイヤー直半田つけで接続してみた。

そしたら、やはり音は大きく変化した。さらにクリアーな音質になり、音に立体感が出てきた。

学んだこと> 

接点は鬼門である。できるだけ少ないほうが良い。できれば全て無くしたい。

キーポイント>

接点改良剤を使って悩むより、直付けで全て解決。


No.10 : PCオーディオ DDCの導入

普通PCオーディオをやっている人は、PCの出力をそのままDACのUSBに入れているが、私の場合は、PC→DDC→DACと接続している。

 

DDCを間に入れる理由としては、私が使っているDDCはバルク転送なので、PC⇔DDC間でデータのベリファイをする。そのため原理的にデータエラーは発生しないので正確なデータ転送が可能である。

一般的なUSB転送は、一方通行なので、データ垂れ流しでエラーがあってもそのままか、受け取った側でそれなりに補正している。

DDCを入れる事で、やはり音の鮮度は向上した?様に思える。

学んだこと>USBのデータ転送方式にも色々あること。どの方式が音楽再生に適しているかと言うこと。


補 : チューブ・ダンパー  音質的には悪いほうに働く

2種類のチューブ・ダンパーを購入して、試してみたが、いずれも、音の広がりが無くなり、センターに寄り、余韻も少なくなり、真空管の良い所である開放的で伸び伸びと唄う感じが損なわれてしまった。

 

放熱効果はあるかも知れないが、あまり使いたくないアイテム。

学んだこと> 真空管自体を硬く固定すると音の広がり、余韻がなくなる。


以上です。お役に立てば幸いです。

まだ、加筆、修正する可能性がある事をお許しください。

コメント (2)
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