My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

デジタル・オシロスコープを購入しました。

2015-09-27 12:22:26 | オーディオ

仲間に勧められて、RIGOL(リゴル)製のオシロスコープを購入しました。

デジタル・オシロスコープも安くなったものですね。100MHz/2chで5万円前後です。

オーディオをやるには、これで充分です。

50MHzですと、もっとお安いものもありますが、デジタル・オーディオの場合は、クロックとか見る必要がありますので、100MHzはあった方が良いでしょう。

実際に測定で使える範囲は、スペック値100MHzの半分と見てよいでしょう。

私が今回購入したRIGOL製は中国では大手の計測器メーカーです。ラインアップも多いです。品質的にも問題ないでしょう。

実際に使ってみましたが、日本語のメニューもありますし、最低限の機能は備わっているので問題なく使えそうです。

データをUSBに保存、直接PCと接続も出来ます。

日本語の取扱説明書はWebからダウンロードが出来ます。

本当はデジタル・フォスファが良いのですが、プロじゃないので、そこまでは必要ないでしょう。

私はこのオシロをAmazonから購入しました。

梱包は厳重でした。

まず、Amazonの外装があって、RIGOLの外装(ANA通関時のシールも貼られていました)。中国から直輸入。そして内装。

内装箱を開けると、こんな感じです。

梱包状態は、まったく問題ないです。

 

参考に、私のCDPの192KHz アップ・サンプリング用のクロック49.152MHzを測定してみました。

問題なく、綺麗な波形が測定できました。

 

Amazonでの販売価格が、私が注文した2週間前よりも、さらに下がって(安価になって)います。お買い得です。

 

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リゴルジャパン

 

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真空管プリアンプの改造 

2015-09-27 11:29:37 | 真空管プリアンプ

私の真空管プリアンプの回路の改良方法について、真空管アンプに詳しい方にご助言を頂きまして、その内容にに基づき改造を施しました。

改造後の回路図は以下の通りです。 各部の電圧の再測定と抵抗値の再確認も行いました。 

 

後段の回路構成は以前に展開した通りでしたが、怪しかった電圧値はやはり間違ってました。

改造箇所は、

 ①VR後の4.3KΩを39KΩに

 ②PG帰還の180kΩを820kΩに

 ③グリッドNo.9pinに直接接続されていた所を2.2kΩを経由させる

です。

また、EQ出力から見たときのINの入力抵抗はテスターで測定した直流抵抗値ですが、上図の通りです。

改造に使用した抵抗は、他と合わせるためにアーレン・ブラッドレー(A&B)にしました。

A&Bの抵抗はバラつきと経時変化が大きいので、いつもの店で抵抗値をしっかりと測定してもらいペアを揃えて貰いました。

A&Bで注意が必要なのは、メキシコ産のA&Bもどきです。音が全く違います。

見分け方はカラー帯の太さです。オリジナルは幅が広くしっかりとしています。

抵抗値によっては普通の幅の物もありますが、その時はボディーの色で見分けます。本物は濃い茶です。

 

改造後に気付いたのですが、基板を叩くとボソボソ、ガサゴソと音がする。

これは何?まさか半田付けが不味いかと疑ったが問題なさそう。

次に疑ったのが金ポストの緩み。以前も別な箇所でそんな事がありました。

半田付けした後だったので、裏側から無理矢理増し締め。

締めなおした後は、異音は無くなりました。ネジ締めタイプの金ポストを使用する場合は注意が必要ですね。

 

改造後の音は、エージングがまだ少ないですが、音が立体的で前後に広がる様になりました。

歪っぽさ、発振ぎみなところも無くなり、綺麗な音です。

そして何よりも安心して聴けることが良いですね。

抵抗のエージングが進むともっと良くなるでしょう。抵抗のエージングには100時間は必要と私は見積もってます。

 

教えて頂きました先生に感謝致します。ありがとうございました。 


これで初段のP-G帰還回路は良いにしても、後段のカソフォロっぽい回路は謎です。

でも試しに、このカソフォロの回路をバイパスすると、なぜか音が平面的になり、抑揚の無いつまらない音になってしまいました。

なので、今は上図の回路の通りにしています。

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真空管プリアンプの回路再考(p-g帰還)

2015-09-20 13:28:03 | 真空管プリアンプ

私のブログで真空管プリアンプの回路構成、定数の設定について、EDさんからコメントを頂きまして、改造してみることにしました。

今までもこのプリアンプについて、色々と何か怪しいなとは思いながら使っていたので、真空管アンプにあまり知見のない私には本当に有り難い指摘でした。EDさん、ありがとうございました。

この指摘を受けて、私が使用している真空管プリアンプのライン・アンプ部分の改造案です。この理解で正しかったのでしょうか?

そして、次段についても公開します。ここの回路も何か疑問が残るのですが、、、良いのでしょうか?この構成は何回路と言うのでしょう。何度、配線を追いかけても、この様になっています。

お気付きのことがありましたら、コメントを頂ければ有り難いです。


実際の改造になっても、部品調達からになりますので、実作業と結果は少し先になります。


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私のレコード洗浄方法 ~再投稿~

2015-09-20 13:02:47 | レコード

最近はアナログ・レコードを聴く機会が多くなっています。

DUの新宿ロック・レコード館もオープンしましたね。ロック好きの私もオープン2日目に行きましたが、人が多くて身動きが取れない状態でした。

店舗は相変わらずの狭さで2フロアーです。確かに品揃えは良く、オリジナル品も多かったですが、やはりオリジナル品は高価でなかなか手が出せません。 


ところで、皆さんはレコードの洗浄はどの様にされているのでしょうか? レコードは、この洗浄と置き場所が困りますよね。それがまた価値があるところですが(笑)

人によって色々と試されて居る様ですが、私の洗浄方法を再度、紹介したいと思います。私の中ではこの方法が費用、時間、手間でベストと思っています。


まず、一杯に溜めた水(水道水で可)の中にレコードを浸し、マイクロファイバー・クロスで盤面の両面を軽く拭きます。

ここでは、盤面についた大きなゴミ、ホコリを取り除きます。

 次に、水の中から取り出して、平らなところに置き、乾いたファイバークロスでレコードの溝に沿って水を拭き取ります。

 ここで使うファイバークロスに、私は小さい埃まで取れる、信頼のおける東レ製のTVクリーニングクロス「トレシー」を使っています。 

東レインターナショナル TVトレシー クリーニングクロス Lサイズ ZK3550-TVTI
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東レインターナショナル

 以前は、同じ東レ「トレシー」のメガネクリーナータイプを使っていましたが、作業性が悪いので、厚手のこの物に換えています。

次に、ここからが重要です。

仕上げに、ゼロダスト「LPレイザー」で処理をします。

付属のクロスに「LPレイザー」1~2滴垂らし、レコードの溝に沿って、反時計回りに20回くらい拭きます。 

塗布後は不思議なくらい静電気を寄せ付けません。この「LPレイザー」は洗浄効果と静電気除去効果があります。

そして、塗布後にレコードを再生してみると、再生後は、レコード針の先に大きな埃が付いてきます。溝にこんなに埃が溜まっていたのかとビックリします。

1回トレース後、2回目からは音が良くなります。

こんなに良いものがあるのに、何故皆さん使わないのだろう?と思います。お奨めです。

これ1本で200枚~300枚は使えます。私は昨年購入してからのリピートになります。

 

ゼロダスト LPレイザー
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ヒューズをサーキット・プロテクタに交換。~やはり音が良くなった~

2015-09-13 12:59:53 | マッキントッシュ パワーアンプ MC275

どのオーディオ機器でも安全のために、電源入り口に必ずヒューズが入っていますが、これが音質に影響することは良く知られています。

オーディオをやられている人であれば、経験されている方も多いでしょう。

私も以前の記事でも書いていますが、一般的なファーストブロウの透明管から、リテル製スローブロータイプの白いやつ(セラミック管)に交換して音の変化に驚いたことがあります。それからは、私の持っている殆どのオーディオ機器にこのリテル製を使用しています。

電源ケーブル以上の変化、影響度と思うときもあります。

電源系の源は重要です。ここに障害、電流の流れを遮る邪魔するような物があってはなりません。スムーズ且つレスポンス良く、電流の吐き出し、吸い込みをしなくてはなりません。機器に入って来るまでの接点の数、ケーブルロスも重要です。出来るだけ、インピーダンス、リアクタンスを抑えることが重要と思います。


今回、以前から気になっていて何とかしたいと思っていた私のマッキントシュMC275の電源入力部に手を加えました。

MC275には電源スイッチというものがありません。

そこで今まで、私は、使用することに抵抗がありましたが仕方なくスイッチ付きのテーブルタップを使ってました。

ところが、先日、サーキット・プロテクタという物が有る事を知り、スペックを眺めていました。

このサーキット・プロテクタ(IBP-1)は、スイッチとブレーカーが一緒になっているので、スイッチの設置、ヒューズの廃止と言った一つの部品で2つの事が解決ができます。

サイズ的に、今の筒型ヒューズホルダと交換が出来そうです。これは、やって見るしかない。

早速、このサーキット・プロテクタ(IBP-1)を購入し、本日交換作業を行いました。

まず、今までのヒューズホルダです。

配線の様子。

これを今回購入したサーキット・プロテクタに交換。内部配線。

ギリギリ収まりました。上の端子を曲げているのは、裏蓋を被せたときに接触しそうなので、念のため曲げました。空間距離は5mm以上を確保しています。

交換後の外観。

穴の大きさも丁度良く、上手くいきました。

このスイッチは、カチカチとON/OFFするのではなく、ブニュブニュと言う感触。

 

さて、交換後の音は、予測どおりですね。

表現が難しいですが、何の躊躇い、戸惑い、詰まりもなく、スムーズに音が素直にバンバン出るようになりました。

やはり違うものですね。 源は重要です。 電源、音源。。。

 

ネットの書き込みを見ると、これも、電源投入時のスパークで接点にダメージがある様なので、プロテクタの先にスパークキラーを入れて、さらに、このプロテクタもひとつ上のランク(ハイグレードタイプ)の金メッキ仕様が良いでしょう。

 

私の場合は、購入した後で、その記事を見つけましたので、標準タイプです。スパーク・キラーは設置しています。


(続報)

エージングが進み接点も落ち着いて来たら、さらに音が良くなりました。

ヒューズ使用時とは雲泥の差です。こう言うものがある事に、もっと早く気づけば良かったと思います。


 

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フォノ・イコライザ・アンプの球ころがし。~12AX7(E83CC/ECC83)~

2015-09-06 11:41:39 | 真空管プリアンプ

久しぶりに真空管プリアンプのフォノアンプ・ブロックの球を交換してみた。

ここに使われている真空管は3本とも高増幅管の12AX7(E83CC/ECC83)である。

マッキントッシュMC275の初段でも使われているので何種類何本か所有している。その手持ちの中から使えそうな球と交換してみた。

私の持っている12AX7は以前にも紹介していますが、今までの経験から使えそうな(良い音のしそうな)球は限られている。

この中から、入り口2本をJJのECC83Sから松下の12AX7に交換。

この松下製は、その昔、NHKの放送設備で使われていたというもの。ゲッターが斜めです。

これが帯域も広く、空間表現も良くて、なかなか良い音を聴かせてくれます!。

次に、出口をGenalex(Gold Lion)ECC83からTelefunken(テレフンケン)のECC83に交換。勿論ダイヤマーク入り。

なかなか締まったキリッとした優等生らしい音を聴かせてくれます。流石、テレフンケンらしい音です。

この1本をもう少し転がしてみます。

Mullard(ムラード)CV4004にしてみました。ボックス・プレートのものです。

音がかなり暗くなって、ヨーロッパ・テイストの柔らかい音になりました。MC275で使った時と同じ印象です。ロックを聴くには好みではないですね。

次に、MC275で特に良かったお気に入りのSiemensのE83CC 3Mica(3マイカ)に交換してみます。

やはり良いです!!!☆☆☆。 帯域もさらに広がり空間表現、艶も良いです。やっぱり良いものは良いです。

これに固定して音楽、レコードを楽しむことにしました。

ただ、MC275で結構な時間使ってきたので寿命が少し心配。。。今は大丈夫だが。

私のプリアンプの今の状態です。


付け加えておきますが、今まで使ってきたGenalex Gold LionのECC83も現代管の中ではなかなか健闘しています。

テレフンケンに迫る感じです。現代管の中では一番じゃないでしょうか。

本物かどうかわからないテレフンケンを手に入れる事を考えれば、安くて上手な買い物です。


Amazonでも売っているんですね。知りませんでした。

 

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