My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

久々のPCオーディオ。

2020-09-27 13:28:14 | PCオーディオ

前回の「ネット配信のFM番組を聴く」の投稿で書いたように、この事がきっかけで、久々にPCを使って音楽を再生してみました。

ブルーレイ・プレーヤーを導入してからと言うもの、PCからの再生は面倒になり、もっぱらこのブルーレイ・プレーヤーを使って、ホームサーバーに保存した音源を再生していました。偶にはCDプレーヤー(REVOX B226)も使ったり。

この時の再生経路は以下。

 ホームサーバー内の音源 ⇒ BDP(SONY UBP-X800) ⇒ DAC(SONY DAS-703ES) ⇒ アンプ

  ※DAS-703ESは48kHz迄なので、ハイレゾの場合はBDP ⇒ COAXIAL DAC(ES9018) ⇒ アンプ

モニター画面を見ながらリモコンでBDPを操作し、メディアサーバー内から選曲するだけなので簡単です。

一方でPCを使った再生では以下。

 ホームサーバー内の音源 ⇒ PC ⇒ USB DAC(XMOS+ES9018) ⇒ アンプ 

アプリは「Foobar2000」を使っています。

今は、色々な方法やアプリ、DACも進化版があるので、これは結構旧来のオーソドックスな方法になります。

久々にfoobar2000を起動したところ、やはりアップデート版がありました。

最新版は「foobar200 v1.6」の様です。

何の問題も無くアップデート完了。

「Playlist」を作成して(←このひと手間が面倒)、再生してみます。折角なのでハイレゾ音源を再生

中森 明菜の「ベスト・コレクション~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~」 FLAC96kHz/24bitです。

久々に聴いたら、ナントと!音が良い!鮮明で濁りが無い! 

少し設定を調整しました。「Buffer Length」は、PCのRAM、CPU能力により調整する必要が有りそうです。

今回使用のPCはヘボイので結構大きめに取った方が良かった。高音域の歪で判断。

 

久々のPCオーディオの音に感動。暫く聴き込んでしまいました。

ただ、foobar2000上にPlaylistを作るのが少し面倒を感じた。

※注) 音質の感じ方は個人的な感覚に依るものです。

 

『中森 明菜/ベスト・コレクション』のCDはこちらです。SACD版も有ります。

リミックス、リマスタリングされて、素晴らしい明菜の歌声がはっきりと聴こえます。

個人的には、今まで聴いた明菜の音源では最高音質と思います。

ハイレゾ音源の中には、本当にこれハイレゾ音源?と疑わしきもの、要は通常音源をソフトや機械処理でアップサンプリングしただけのものも有る様ですが、この音源は、リミックス、リマスタリング段階で処理されているので、きちんとハイレゾ音源となってなっている様です。

ハイブリッドになっているので、普通のCDプレーヤーでも充分な音質で聴けますが、SACDプレーヤーをお持ちの方は、一度聴いて見られたら如何でしょうか?

 

因みに、私が聴く限り、『オールタイム・ベスト』よりは遥かに音が良いです。

『オールタイム・ベスト』は、万人受けする様に、ヘッドホン・プレーヤー等を対象にしていて、ハイエンド・オーディオを対象としていないかも?です。

 

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ネット配信のFM番組をオーディオ・システムで聴く。

2020-09-18 11:24:57 | オーディオ

以前から、手持ち音源で聴きたい音楽が特に無い時、所謂飽きた時や、気軽に聴き流したい時にFM放送でも聴いてみたいなと考えていた。

車に乗りながらFM放送を聴く度に、これを「自宅のオーディオシステムで聴けたらなぁ~。」なんて思っていた。

昔買ったFMチューナーはすでに受信出来なくなっているし、どうしたものかと。。。

中古のFMチューナーを買えば済む事ですが、それではまた機器が増えてしまう。

千円くらいでFMチューナー・キットでも組もうかとも考えた。

FM放送のネット配信は無いモノかと、調べたら有りました!。

「えっ、今頃~?。知らなかったのぉ~。」って声が聞こえてきます。

恥ずかしながら、私自身、多分そんな事は既に行われているだろうなと頭の中では思っていましたが、実際に試した事は有りませんでした。

NHK FM、民放FM共に提供されています。生配信に加え、聴き逃し配信も有ります。

因みに、

NHK FM --- https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/

民放 FM --- http://radiko.jp/#!/timeshift

 ※こちらは「radiko」で聴くのですね。承諾すると自分の地域で受信できる放送局が表示されます。

が有ります。ナルホド~。

このサービスは、2010年から開始されていたのですね。完全に時代に取り残されていました。オジサン。

これをPCでストリーミング再生すれば良いのかと。早速、試して見る事に。

オーディオシステムで聴くには、PCからUSBケーブルでDACに接続とか、色々な方法が考えられます。

しかし、我が家の場合、今回折角AVアンプ 「TA-DA3600ES」を導入したので、これを何とか上手く使えないものかと考えました。

思いついたのが、このAVアンプのHDMI入力の有効利用。

PCのHDMI出力 ⇒ TA-DA3600ES(AVアンプ)のHDMIへ入力。

 

とりあえず、私の好きな洋楽番組を再生してみます。

「ウイークエンドサンシャイン」

ピーター・バラカンさんは、選曲が良い! 私の好みの音楽に合っています。

いとも簡単に出来ました。なるほど~。こうやって聴けば良いのだ。納得。

 

音質は、そこそこです。我が家のCDやレコードソースに比べたら良くないです。当たり前かぁ。

この音源フォーマットは「HE-AAC 48kbps」らしい。しかし、AVアンプの表示は「AAC」ではなく、「PCM 48kHz」となるので、PCの内部で変換されているのかも。

他にUSB DACでも試して見た。

PCのUSB出力 ⇒ USB DAC(XMOS+ES9018)。

これでも難なく再生できました。

チューナーでのFM 放送受信と比較して音質が云々と言う事があるかも知れませんが、電波の弱いところではノイズフリーなので良いかな。それに本格的に聴くのではなく、聴き流しなので音質はそこそこでも宜し。

 

これがきっかけで、しばらく遠ざかっていた事に再び興味が湧いてきました。

それは、また次回に。

 

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フォノEQのカソード・パスコンも交換してみた。

2020-09-15 13:10:19 | 真空管プリアンプ

以前の投稿に続き、フォノEQのカソード・パスコンも交換してみました。

使用したコンデンサは、前回と同種の「Sprague(スプラグ)製の EXTRALYTIC 600D」です。

但し、ここは搭載スペースの関係から定格270uF/15V品にしました。

440uF/20Vよりは小ぶりになります。

ハーメチック・シールが施されています。

使用箇所の回路(緑囲い)。実印加電圧(DC)1.6V程度なので、ディレーティングは大丈夫でしょう。

交換前は、ROE製の470uF/40Vを使用してました。中央の金色の円筒。赤Dynami Capの奥。

色々と試したなかで、この音は好きだった。(過去のカソード・パスコン比較テスト記事)

交換後の画像です。

収まりがちょうど良いです。

小信号部分ですので、ノイズを拾わない様に出来るだけ短距離で接続できる様に配置しました。

 

さて、肝心の交換後の音は?

交換直後は、締まり過ぎてガチガチの音。まるで安っぽいシステムを聴いている様。音数は多いですが聴いていて疲れます。

諦めず、鳴らし込んで1週間後。

少しは良くなりましたが、レコードを聴いてもCDの様な音。キレッ、キレッの音。切れ味爽快(極キレッ!)って感じです。アナログの良さが失われています。音楽って、こうじゃないですよね。って感じ。もう少しふくよかな方が良いです。

そして2週間後。かなり良くなりました。

解放感が出てきました。レコードに収められた全ての音がバラバラに分解され、丸裸で再生されている感じです。綺麗すぎます。クラシックには良いかも知れませんが、私の様にジャズやロック、ポップ系を聴くには、躍動感、Groove感が必要です。もう少し緩くて潤いがあった方が良いかな。

もう少し鳴らし込んでみます。

そう言えばこの音、思い出しました。

私の過去の記憶の中で、いつか展示会で聴いたマークレビンソンとか高級トラアンプの様な音です。

私はこの音が嫌で真空管アンプに拘り続けたのです。

さて、どうしよう。。。

 

ところで、米国では今年上半期のアナログレコードの売り上げが1980年以降で初めてCDの売り上げを上回ったらしいですが、今日はあえてCDの新譜を紹介しましょう。

あのダイアナ・クラールの新譜が発売されるらしいです。

最近の彼女の歌い方は、私的にはあまり好きになれなかったのですが、今回発売されるものは、過去に録り溜めた曲を集めたものらしいです。これは期待して買っても良いかな。

しかもプロデュサーは、名プロデューサーのトミー・リピューマ。ならば録音はアル・シュミットだろう。

とくれば音質も良いでしょう。期待せずにはいられません。

早く予約しなくては。。。

 

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CDP フィルムコンの換装。~こんな些細な事でも音質改善~

2020-09-08 13:40:02 | CDプレーヤー

前回の投稿で書きましたが、CDプレーヤー REVOX B226をまた少し弄りました。

触ったのは、オリジナルの古いフィルムコン0.022uF(14箇所)と1000pF(4箇所)を交換しただけです。

しかし、こんな些細な事でも音が変化するのですね。(プラシーボかも知れませんが)

「たかがフィルムコン、されどフィルムコン。侮るべからず」です。

 

元々実装されていた物は、かなりの年数が経過しているにも拘わらず一度も交換された形跡が無く、以前取り外した時にモールドからリード足が簡単に外れた事が有り、他の箇所も大丈夫か気になっていました。

足が簡単に外れるという事は、足と素子との接合がルーズになっているって事かな。

左がERO製の新しく交換した物(MKT1826、MKT1817)。右が元々実装されていた物。

フィルムコン交換後の基盤。未交換の部分も数箇所有ります。

因みに、DAC ICはTDA1541A(Single Crown)、デジフィルはSAA7220P/Bです。

少し発熱するので放熱フィンを載せています。

 

フィルムコン交換後の音は、以前にも増してクリアーな響きになった。様な気がします。

またB226に愛着が沸いてきました。

 

ところで、先日本屋さんに行ったら「マイ・オーディオ・ライフ」の新刊が置いて有りました。

この本を眺めていて思った事は、オーディオを極める?と大概の人がビンテージに行き着くのですね。

しかもオーディオ史上の銘機になっています。

レコードプレーヤーはガラードやトーレンス、LINN、カートリッジはSPUやGEバリレラ、トーンアームはSME、スピーカーはJBL、アルテック、タンノイ、ロジャースなど、アンプはマッキントシュやマランツ、マクレビなど、各人が同じ様な取り合わせになっている様な気がします。不思議なものですね。

皆にあまり知られていない様な銘機も発掘したいものです。

やはり自作して世界に自分だけの、自分好みの音質、外観、拘り貫いた物を仕上げた方が良いのかな?。

 

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AVアンプを導入(裏話) ~実はその間に別な物を購入していた~ 

2020-09-02 12:47:35 | トラ・アンプ

裏話として、このAVアンプを購入する前に、実は中華製の「デジタルデコーダー」なるものを購入していました。

この製品は、仕様だけを見ると優れモノです。

 ・入力:HDMI、COAXIAL/OPTICAL、AUX、USB。

 ・出力:HDMI、COAXIAL/OPTICAL、RCA 5.1ch、同時出力。

 ・様々のフォーマットをデコード:AAC、DTS、FLAC、HDCD、MP3など。192kHzまで対応。

 ・全ての音声入力を5.1chにデコードして出力が可能。

 ・リモコンで操作可能。

 ・5.1chと2ch切り替え可能

これだけを見て、良さそうと思い購入しました。

しかし、実際に現物が届き、実際に使ってみたら、全く使い物になりませんでした。

HDMI入力の音が途切れます。RCA出力、COAXIAL/OPTICAL出力でも同じです。

これは標準の48kHzでも発生。96kHzでは程度が悪くなります。192kHzに至っては「プッ、プッ。」と言う音しか出ません。HDMIの同期が上手く取れていない感じです。HDMIのケーブルをプレミアム品に交換してみましたが、同じです。

AACのデコードも単純なダウンミックPCMの様で、AAC5.1chの音は良くありません。

但し、HDMIで同期が取れている時は、HDMI Audioの評価に繋がりました。

製品の写真は敢えて載せません。

仕様だけに惑わされて飛びついて購入しても駄目ですね。安物買いの銭失いです。決して安くは無かったのですが、。(涙)

 

ところで、AVアンプを導入して以来、手持ちの音楽DVD、Blu-rayを次々と視聴していますが、特にDTSは音が良いです。

また最近収録のものは、映像、音質共に良いです。UBP-X800の性能の高さも知りました。

ライブ音源を再生する時は、音だけではなく、映像が無いと物足りなくなりました。

 

ここで特に、音質だけに拘り、CDP、DAC、AVアンプの音質を比較してみました。

 DAC(上段):SONY DAS-703ES Analog出力。 

 CDP(中段):REVOX B226 Analog出力。また少し弄っています。この小変更は次回紹介。

 AVアンプ(下段):TA-DA3600ES BDP X800からHDMI for Audio入力、PRE OUT使用、2ch STEREOモード。

一般的なCD-DA音源44.1kHz/16bitの再生に限っての評価では、好みの問題も有りますが、私は、B226 > DAS-703ES > DA3600ESで、やはりB226が音の解像度、広がり、切れ、雰囲気が一番良いと感じました。

なので、DVD、blu-ray、BS録画番組を鑑賞する時だけ、AVアンプ DA3600ESを使い、CDを聴く時はB226を使用する様にしました。やっぱ、B226は良いですね~!

 

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