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My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ストリーミングとNAS再生時のデータ通信量比較。

2025-03-30 15:18:48 | ネットワークオーディオ

前回の「Qobuzを4か月使ってみて」の続き。

Qobuzいわゆるネットストリーミング再生とNAS(ホームネットワークに接続のミュージックサーバー)再生の違いについて、もう少し調べてみた。

きっかけは「BubbleUPnP」アプリでQobuz再生時にスマホのバッテリー消費量がやけに多い事に気が付いたため。

そこでPCのタスクマネージャーを使ってQobuz再生時とNAS再生時のメモリ使用量とwifi通信量を簡易的に比較してみた。メモリ消費量、CPU使用率は該当アプリ部分のみ。

(参考)

まず、Qobuzストリーミング再生時。USB送り出し。Windows Qobuzアプリ使用。

 ・Qobuz 44.1kHz/16bit再生時:

   メモリ使用量300MB→1GB、wifi送信0~1Mbps、wifi受信0~100Mbps↗、CPU使用率28%

 ・Qobuz 96kHz/24bit再生時:

   44.1kHz/16bit再生時とほぼ同じ。

観察していて気が付いた事は、

再生リストに追加(キュー追加)して再生が始まると、Wifiの受信量はいきなり100Mbps越えになり、その後はほぼ0kbps。曲変更するとまた100Mbps越え。

メモリー使用量はアプリで設定したキャッシュサイズまで徐々に増加。最適化:1GBなら1GBまで。キャッシュしている間はWifi受信量が増える。

(参考)

スマホでBubbleUPnP→iFi streamの時もQobuz音楽データを一旦スマホに取り込み、iFi streamに送り出ししていると思われる。だからバッテリー消費量が多い?

 

NAS再生の場合。

 ・foobar2000 (USB出力):

   メモリ使用量20MB、wifi送信16kbps、wifi受信0~30Mbps、CPU使用率5%

 ・foobar2000 (iFi stream/UPnP):

   メモリ使用量15MB、wifi送信1~30Mbps、wifi受信0~30Mbps、CPU使用率4%

 ・iFi for windows(iFi専用アプリ)

   メモリ使用量 Chrome上で動作、wifi送信0~100kbps、wifi受信0~100kbps、CPU使用率3%。

この事から、foobar2000(UPnP)は音楽データを一旦PCに取り込んでからiFi streamに送り出し。一方でiFi専用アプリ使用時は、NASとiFi STREAMがNASに直接アクセスし、アプリは単なるコントローラとしてのみ機能(キュー出し)。音楽データの受け渡しはNAS→iFi STREAMが直接やり取りしていると思われる。経路が短い。介在要素が少ない。

  

やはりネットストリーミングは通信にかなり負荷が掛かっていそう。

NAS再生と同等な音質を得ようとするならば、ネットワーク環境の刷新とそこそこ高級なQobuz対応ストリーマーなどの導入が必要となってしまいそう。

比較的手頃な「Bluesound NODE 」「WiiM」「Eversolo」も有るけど、どうかな?。

その前に取り敢えず3rdパーティアプリの「Roon」や「Audirvana」を試してみるとか。

今月発売のオーディオ専門雑誌(Hivi、Audio Accessory)で大々的にQobuzを取り上げているけど、これからストリーミングを始める人でも高音質再生にはそれなりの投資が必要となってきそう(所感)。う~ん、悩ましい~。

 

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『Qobuz』ストリーミング再生を4か月使ってみて。

2025-03-23 13:59:42 | ネットワークオーディオ

Qobuzを導入後、4か月使用して私なりに感じた事を書きます。あくまで個人的見解です。

結論から書くと「ストリーミングで安定した高音質再生は難しい」です。

環境等に投資をすれば、高音質再生出来るのでしょうが、いい加減なシステム、環境ではそれなりの音質にしかなりません。

高音質追及のために色々と挑戦する事が楽しいとも言えますが、追い続けると泥沼状態になります。

まあ、オーディオの高音質追及に関しては、デジタル、アナログ問わず、詰まる処そう成りますが。

 

ストリーミング配信再生の場合、例えば以下の要素が新たに追加されます。

1.ネットワークインフラ環境

 1-1.WANの通信速度と品質

  プロバイダを含めた外部との通信回線=ストリーミング配信業者サーバーとのアクセス。

  通信速度や通信品質。ONUやHGWも影響するかも?

 1-2. 家庭内LANの通信速度と品質

  同一LAN(有線、無線)回線で接続されているTV、PC等も影響?。

   1-2.1.ルーター

   1-2.2.スイッチングHUB

   1-2.3.LANケーブル類

2.デジタル再生系

  2-1.コントローラ(アプリ)

  2-2.ストリーマー(プレーヤー)

 

デジタル→アナログ変換のDAC以降は、従来と同じですので、ここでは除外します。

1、2ともにオーディオ記事の中でもよく取り上げられます。私も実験でいくつか経験しています。

ただでさえ、音質的変化要素の多いオーディオの世界なのに、さらに要素が加わり複雑です。

私にはそこまで投資する余裕は有りませんし、本当に良くなる保証もありません。

ここは評論家にお任せしたい。

特に、1.は我が家の場合、とりあえずインターネットが出来れば良いと思っているので、通信サービス契約も1Gbps、ホームルーターも1900Mbpsクラスのものです。実測300Gbps位(5GHz)。

一応NAS再生のためにスイッチングHUB(NETGEAR製)は使用しています。

ストリーミングの場合は、同一ネットワーク内NASの再生時の1-2、2-1、2-2に加えて、1-1の外部とのネットワーク環境が入ってくるので、ハードルが一段高くなりそれなりの投資が必要になります。

また、コントローラー(アプリ)によっても、ストリーミング提供業者のサーバーとのやり取りに独自のアーキテクチャが工夫されている様で、これでも音質に違いが出る様です。

 

今の我が家の環境で再生した時の評価は以下。

Qobuz for Windows + ES9018S DAC使用。DACを他のものに変えても同様な傾向。

 1.何となく高域寄りで粗削りに聴こえる。何かが抜け落ちている様な感じ。

 2.遠くで鳴っているストリングスが雑音の様に聴こえるのは私だけ?

 3.ジッターノイズか?可聴帯域外のノイズが混じるのか、長時間聴くと頭が痛くなる。

 4.稀に勝手にログアウトしてサーバーにアクセス出来ない事がある。数時間後に復帰。

 

専用のアプリを持つDAC内蔵ストリーマーを新たに購入してQobuzを使い続けるか、Qobuzを一旦解約するか悩んでいます。

或いは「Qobuz Connect」リリースの予定もある様なので、そのテスト後に考えるか、若しくは他のアプリ「Audirvana」等を使ってみるか? 悩ましいです。。。

 

ここで音質の良い邦楽CDを一枚紹介しておきます。

自身の名曲をゆっくりじっくりと噛みしめながらと歌い上げていて、玉置ワールドに惹きこまれます。今の歌い方に共通するものが有ります。発売は古いですが古さを感じさせない優秀録音盤です。訴えかける様な、囁き掛ける様な歌声に「ゾクッ!」とします。

これはサブスクには無いので買うしかないです。

やっぱりCDの音質は介在が少ないため安定しています。CDも将来的にはアナログレコード(ビニール盤)の様な存在になるのかな?

 

サブスクと物理メディアの違いって、映像の世界に例えるなら、地上波放送、BS放送(特にWOWOWは綺麗)、ネット配信(TVer、Hulu等)よりも、ブルーレイディスクで映画を見た方が断然綺麗ですよね。質感、鮮やかさ、奥行き。そんな感じかな?

 

サブスクを否定するつもりは有りません、今回はあくまでも我が家の環境での音質評価に関してのみです。定額料金で何億曲の中から自分の聴きたい曲がいつでも何処でも聴けるのは大変メリットがあります。

 

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foobar2000がいつの間にかUPnPに対応していた。

2025-03-02 10:37:25 | ネットワークオーディオ

久々にfoobar2000をアップデートしたら、いつの間にかUPnP(DLNA)に対応していた。

これで、レンダラー(ストリーマーやBDP等)とネットワーク上の無線コントローラーとして使えます。

出力可能デバイスの一覧。 (exclusive)は排他モード。「bits」は「32bit」まで選択可能。

その中でUPnP対応(無線)ネットワーク機器は以下。

我が家の多くのネットワーク上の機器と繋がっています。これは便利です!

因みにワイヤレスで繋がっているのは「iFi Streamer」とBDP「UBP-X800」。

TV「BRAVIA」も電源ONすれば繋がる。

音質的には、コントローラーなのでNASからそのまま読出して再生する分には変化無しかな。

 

Qobuz専用アプリも早く、UPnPに対応して欲しいものです。

Chrome castには対応している様ですが、他の機器でも繋がる様にして欲しい。

Qobuz対応機種のみ可能?まあ専用アプリなので汎用性は望めないかな?

 

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デジタル再生機器の音質差を波形観察で検証。

2025-02-11 11:27:55 | ネットワークオーディオ

Qobuzの導入等で再びデジタル再生に興味が沸いてきた。

それぞれの再生系統で若干音質が違う様に感じるので、我が家に有るデジタル再生機器の特性を波形観測で再確認してみました。

 

(信号源)

用意した音源は、随分前(15年位前)に"WaveGene"を使って作成したもの。

WAVファイルとCDディスクを使用。

確認する波形はサイン波の12.5kHz/16kHz/20kHz。

 

(機器たち) いずれも古い機種。

・BDP(ブルーレイプレーヤー)---SONY UBP-X800

  ※DSEE HX ONでHDMI出力44.1kHz 16bit->88.1kHz 24bitにUp sampling

・CDP(CDプレーヤー)---REVOX B226

・NAS---IO DATA製3TB(STREAMER使用時に使用)

・STREAMER(ストリーマー)---iFi製ZEN STREAM

・HDMI音声分離器---サンワサプライ 400-SW015

・DAC①---SONY DAS-703ES

・DAC②---ES9018S搭載中華製GUSTARD DAC-X10

  ※Digital filterのSLOW/SHARP切換有り

・AVアンプ---SONY DA3600ES HDMI入力で使用

 

(結果)

◎--良好。〇--波形の乱れは無いが若干減衰。△--波形周期揺れ。X--波形乱れ。

1. BDP DSEE HX OFF -> DAC①    16kHz 〇  20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

2.BDP DSEE HX OFF -> DAC② SLOW 16kHz △ 20kHz X

                     16kHz                                                                     20kHz(20us/d)                                                    

      20kHz(50us/d)

3.BDP DSEE HX OFF -> DAC② SHARP   16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

4.BDP DSEE HX OFF -> HDMI音声分離器 -> DAC② SHARP   16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

5.BDP DSEE HX OFF -> AVアンプ         16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

6.BDP DSEE HX ON -> HDMI音声分離器 -> DAC② SLOW    16kHz 〇 20kHz △

                        16kHz                                                                     20kHz

7.BDP DSEE HX ON -> HDMI音声分離器 -> DAC② SHARP   16kHz 〇 20kHz △

                        16kHz                                                                     20kHz

8.BDP DSEE HX ON -> AVアンプ   16kHz 〇 20kHz △

                        16kHz                                                                     20kHz

9.STREAMER -> DAC① 16kHz ◎ 20kHz ◎

                        16kHz                                                                     20kHz

10.STREAMER -> DAC② SHARP 16kHz 〇 20kHz 〇

                        16kHz                                                                     20kHz

11. CDP    16kHz ◎ 20kHz ◎

                        16kHz                                                                     20kHz

 

尚、12.5kHzはどの組合せでも問題ナシOK。

結果は表にして纏めておきました。

 

(この結果から判った事)

1.ES9018S搭載DACGUSTARD X10のデジタルフィルタを「SLOW」にすると、16kHzが若干周期揺れ、20kHzでは波形が乱れる(上の2.の写真)。ES9018Sの説明では”「SLOW」にすると音質が柔らかく聴き易くなる”とありますが、こういう事の様です。

2.BDPのDSEE HXを「ON」にする(HDMI出力が2倍アップサンプリングの88.1kHzとなる)と、20kHzが若干揺れる

3.STREAMER iFi ZEN STREAM -> DAC① DAS-703ESは優秀!。

4.CDP REVOX B226は優秀!。

 

CDP B226は流石!往年の名機!優秀!と言う事が判りましたので、もう少し弄ってみたくなりました。

 

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Qobuzストリーミング再生とNAS音源再生で音質比較してみた。

2025-01-18 13:17:43 | ネットワークオーディオ

Qobuzのストリーミング再生方法や設定が決まったところで、NAS音源や他のソースとの音質比較をしてみました。

全般的には、同じ楽曲でも最近にリマスターされた音源もあるのでストリーミングが有利かな?意外にも1960年代の音源でも音質が良かったり。昭和歌謡曲、ジャズなど。

 

しかし今回の比較目的で使用する音源は同じ楽曲で同じサンプリングレートのもの。

使用した音源は「空港/テレサ・テン」

NAS/ストリーミングとCDはこちら。

アナログレコードとも比較してみました。発売当時のEP版。

 

私の耳では、レコード>>ストリーミング>NAS>CD という結果になりました。

NASやCDよりもストリーミングのほうが音に張りがあります。

CDとNASは再生機器の違いから要因理解出来ますが、NASとストリーミングは再生機器が同じでも音質が違うのは何故?理解に苦しみます。ストリーミングに何か音質劣化させない技術があるのでしょうか?確かに可逆圧縮音源配信のAmazon Music/TIDAL/Qobuzでも音質が違うと言われてますからね。圧縮方法の違い?NASはWAVのままなのに。??

それにしても、やはりアナログが断トツに良い!!!

なんと言うか、デジタル音源は音に厚みが無いです。

テレサ・テンの歌声やサックスの音の線が細い。糸が張った様な感じ。これがデジタル臭さと言われる所以でしょうか?

アナログは太くて潤いがあり妖艶です。これが本来の音なんでしょうね。

個人の好みも有るでしょうが、やっぱりアナログレコードは良いですね。手放せません。

以前にも書いた様に「電気特性が良い=音質が良い」とはなりません

デジタルの最大の利点は「扱い易さ」に有りますね。

いくらハイレゾと言っても結局デジタルで作られた不連続な音で、アナログは連続性のある自然な音です。

レコード万歳!!!\(^o^)/。

 

 

 

 

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Qobuz専用アプリ(Windows)からの出力。

2025-01-13 21:20:15 | ネットワークオーディオ

Windows上のQobuz専用アプリでのストリーミング再生を試す。

PCの方が見易いし、アーティストや楽曲検索、また関連アーティストや楽曲も探し易い。

抽出した後は、「お気に入り」に保存!

しかし、このアプリではネットワーク上のレンダーがGoogle Castくらいしか検出されない。

DLNA/UPnPには対応していない?。

そのため、PC上で再生しUSB or HDMIでデジタル音源データを送り出す方法で試した。

 

まずはQobuzアプリの設定。

PC用QobuzアプリならPC上にキャッシュする量を設定できるので「快適さ:30.0GB」にし、再生前のバッファサイズは「5s」に設定。

再生モードは「排他モード」とした。その方が高音質。

時間は掛かりますが、再生前に「インポート...」からPCに取り込んだ後に再生した方がより安定して再生できます。でも面倒(泣;)

 

①PC--->USB--->XMOS + ES9018S DAC

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりは有りませんが、少しノイズっぽい?

②PC--->HDMI--->HDMI音声分離器--->ES9018ES

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりは無く、①よりも音質良好!

③PC--->HDMI--->AVアンプ

 ハイレゾ音源もそのまま再生できます。

 曲頭が切れたり乱れたりはありません。古いAVアンプなので音質はそれなり。

 HDMI入力の有る最近のステレオアンプ(MARANTZやDENON)を使用すれば高音質再生が望めると思います。

 

我が家でハイレゾ再生する時はの方法かな。

 

これまで色々と試して評価も出来たので、暫くは「BubbleUPnP」(前回書いた設定) --> 「ifi Stream」 「44.1kHz/16bit」 -->SONY DAC DAS-703ESで聴こうと思います。

この方が使い易く安定再生が出来ます。音質も良好。なんと言ってもスマホひとつで操作出来るのが便利!。

ただ、ライブラリ編集はPC上のQobuzアプリを使った方が作業が楽です。ここで編集した内容は同一アカウントなら即座にBubbleUPnPにも反映されます。

 

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Qobuzストリーミングを安定再生するため試行錯誤。

2025-01-11 11:58:57 | ネットワークオーディオ

ストリーミングを安定且つ高音質で再生するのに更に良い設定はないものかと、1ヵ月も試行を繰り返してきました。

その結果、より安定して再生出来る様になったので、その顛末を忘れないうちに書き留めておきます。

以前の状態では、曲の冒頭でノイズが入ったり稀に楽曲の途中で次の曲にスキップする事が有り、鬱陶しく音楽に没入どころか聴く気を削がれていました。

 

〇再生環境:

 ・音源---Qobuz(コバズ) ストリーミング

 ・再生アプリ---BubbleUPnP for Andorid <---今回、この設定変更です。

 ・再生プレーヤー(レンダー)---ifi ZEN STREAM(ネットワーク・ストリーマー)

 ・DAC1---ES9018S搭載DAC(COAXIAL SPDIF入力)

 ・DAC2---SONY DAS-703ES

 

<BubbleUPnPの設定>

色々と設定変更してみましたが、ハイレゾ再生時に曲の冒頭が切れたり乱れたりで安定動作が出来ません。

原因は我が家のネットワーク環境(それでも速度は300Mbps位出てる)に有るかも知れませんが、取り敢えずBubbleUPnPのsettingsから必要の無いものを全てdisable(無効)にして動作を軽くしてみました。

しかし、多少は改善するものの、まだ特に192kHz/24bit音源で曲の頭で乱れる事があります。

最終手段?妥協案?として、ハイレゾ配信の楽曲も含め全ての音源をデータ量の少ない44.1kHz/16bitモードで再生する事にしました。

Qobuzでは再生装置に合わせ44.1kHz/16bitでの配信設定も出来る様になってるんですね。

結果は、改善しました!ほぼ完璧!です。曲頭で乱れる事は無くなりました!

しかも音質も良い!!!安定しています。配信データが軽くなった事が功を奏した?

こちらの方が、音像や定位がハッキリとしていて聴いていて気持ちが良いです!私の耳では充分満足できる音質です。

ハイレゾだと音像がちょっとぼやける様に感じます。

ハイレゾ音源を完璧にストリーミング再生するにはネットワーク環境の再構築が必要に思う。中途半端なネットワーク環境ではデータの取りこぼしやジッターも発生するでのしょう。リアルタイムの垂れ流しなのでデータの補間も有りません。そのためにダウンロードが用意されているのでしょう。きっと。

 

少し長くなりますが、現在のBubbleUPnPアプリの設定を書きます。

「Setting」歯車を押すと現れる最初の画面。

「Now Playing」の設定

  

「Library」の設定

   

「Local Renderer」「Andriod Media Library」「Local storage and... 」「Local Render」の設定 --- 使わないので無効(disable)に。

   

「Local and Cloud」の設定 --- この中にQobuzの設定があるので有効(enable)に。

Use proxyは有効にしておきます。

有効にする事でBubbleUPnPのproxy経由で配信されます。データ取りこぼしや曲途中での音切れが軽減される?。

 

いよいよ「Qobuz」の設定です。

※1.FLAC 44.1kHz/16bitに設定しました。

※2.「Show HiRes info」は有効にしておきます。

  アルバムや曲目(トラック)のリスト表示で元々提供されている最大サンプルレートが表示されます。

  

「Renderers settings」の設定。先ほどと同じようにProxy tracksを有効にします。

 

 

「Chromecast transcoding」は使わないのでdisableにします。

 

「Audio Cast」の設定。iFi Streamerの設定でSample rateは44.1kHzとします。

また、Audio buffer durationは1000ms~10000msで設定が可能で"8000ms"としました。頭切れ防止?

 

「Internet access with Bubble UPnP Server」 外出時にアクセスして再生する機会は無いのでdisableにしておきます。

 

「Control」の設定。以下の様に設定しました。

    

「UPnP Tweaks」「Downloads」「Chromecast ...」はdisableにしました。

  

Bubble UPnP画面の左下の三本バーの「More」を押すと以下の画面が現れます。

「Local and Cloud」は、「Qobuz」「NAS」だけになったので、ここから迷うことなくアルバムを探せます。

 

 

<ifi ZEN Streamの設定>

前回、書いた設定のままです。

 

<DACの違い>

44.1kHz/16bit音源になったので、往年の名機SONY DAS-703ESも使う事が出来る様になりました。

このDAC、やはり良いですね!部品の物量が違います。今造ったら価格は?(って言うかそもそも部品が存在しない)

 

暫くこの状態で使ってみますが、更に良い設定があるかも知れないので模索中です。

ストリーミング音源を安定且つ高音質で再生することは、なかなか難しいと感じています。

ネットワーク環境(LANケーブル、スイッチングハブ、ルーター等)を少し変えただけも音質が変化すると言われていますからね。

まだまだ不確定要素が多く奥が深そうです。

でも、デジタルなのでアナログの感覚的なものと違い、きちんと目に見える形で波形を捉えたら解りそうですけどね。

オーディオ談義で「LANケーブル交換で音質が良くなった。」とか言っても波形で示された記事を殆ど見かけないのが残念です。素人うけしないから?

 

こう書いている間に別の再生方法を思いつきました。

この結果については、後日。

 

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ストリーマの設定見直しでQobuz(コバズ)を快適利用

2024-12-15 15:51:27 | ネットワークオーディオ

ストリーマ(iFi ZEN STREAM)の設定を見直した事で、Qobuzでのストリーミング再生が快適になり音質も更に良くなった気がするので、無償期間終了後も継続利用する事にした。これからは¥1,480/月の課金となるので存分に楽しませて頂きます。

 

ストリーマ(iFi ZEN STREAM)の設定変更について。

 

①バッファサイズの設定:

  MAXの64MBとします。

  iFi ZEN STREAMは64MBのFIFOバッファを搭載しているので最大限利用します。

  因みにMPUはARM製64bitクワッドコア。

バッファサイズが小さいと、ネットワーク環境によってはデータの取りこぼしやジッターの影響を受けます。

特にデータサイズの大きい192kHz/24bitではノイズが混じる事もありました。

②再生前のバッファの設定:

  Minの10%とします。

①と②の設定は相互関連します。

例えば①を64MBで②の設定をMaxの50%とすると、192kHz/24bit音源再生時に曲の冒頭が切れてしまいます。これはFIFOバッファが満杯になって溢れてしまうためかな?

 

③音量の正規化とMixer typeの設定:

  音量の正規化 ”On → Off”とします。

ここをOnにした場合、勝手に音量が大きくなったり小さくなったりすることが有ります。バッファサイズを小さく設定しデータが不安定な時に起きていました。  

  音量オプション>Mixer Type ”None”とします。

  

 

設定変更前は少し耳障りで長時間聴くと頭が痛くなる事が有りましたが、これらの設定変更で、とても聴き易く成り、且つ高音質となった感じがします。快適です!

でも、これでデータ取りこぼし無く、ビットパーフェクトで再生出来ているか自信がありません。

ストリーミングを配信元が期待する高音質で再生するのは、なかなか難しいなと感じます。

アナログ再生も難しいですが、デジタル再生も難しい。。。

因みにコントローラーは Bubble UPnP(for Andorid )を使用していますが、このBubble UPnPの設定も少し見直す必要があるかも?(項目多くしかも英語表記(辛;))

 

 

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さっそくQobuzを聴いてみた。~息をのむ高音質に驚き~

2024-11-16 09:55:34 | ネットワークオーディオ

ハイレゾ再生の準備が出来たので、早速Qobuzを使ってみました。

まずは、e-OnkyoからQobuz(コバズ)へアカウント移行。

未契約の状態では、音源がMP3ファイル形式で曲の1部分のみ提供なので、取り合えずQuobuz Studio1ヵ月の無料体験を申し込み。

体験申込後は、FLACファイル形式となりました。

 

(我が家の再生環境)

・コントローラー : SONY アンドロイド・スマホ

・使用アプリ : Bubble UPnP -- Qobuz連携済(簡単!アカウント登録だけ)

          ※HOME LAN上に有る機器ならどれでも繋がるので大変便利です。

・プレーヤー(レンダラー) :

  トランスポート : ifi Audio ZEN STREAM 

                                       排他モードにてUSBで送り出し。Active Noise CancellationⅡ内蔵。

                                       有線LAN接続、スイッチング・ハブ使用

  DAC : ES9018K2M搭載 USBはXMOS受け

 

(音質)

試しに最近リリースされたばかりの『QUEEN 1』(2024 Mix) 96kHz/24bit音源を聴いてみた。

ifi STREAMのランプは白(ハイレゾ)、DACにも96kHzと表示されている。ヨシヨシ。

音質は、これは凄い!!!今までのストリーミングとは違う!Wow!って言うか違いすぎる。

今までのストリーミングは何だったのかと思わせる高音質!。なにか壁を乗り越えた感じです。

私自身ストリーミングは音質的に敬遠していたのですが、これなら満足です!CDと同等、もしくはそれ以上です!

ハイレゾ再生可能なネットワークオーディオ環境を再構築した甲斐がありました。

『ストリーミング再生もここまで来たかぁ~。』って感じですね。

これなら音質に拘るオーディオマニアにも受けいられるでしょう。

でもちょっと補足すると、全ての音源が高音質な訳ではありません。

古い音源でリマスタリングされてなくて元々音質が良くないデジタル作品は、そのままの音質。

192kHz/24bit音源であっても音質が良くないものもあります。

逆に最近のデジタル録音作品では44.1kHz/16bitでも音質良好です。

特にデジタル録音でマスターが96kHz以上/24bit(最近はスタジオでその様に録音されていると思う)のものを96kHz/24bitで聴くと息をのむ程の高音質”です。

例えば、これ。 音が良すぎてビックリしますよ。

これも↓。録音は古いですが、今年リマスタ・リリースされたばかりです。

特にこの曲が歌唱内容共に素晴らしい。

リンダ・ロンシュタットの息遣いもわかり、目の前で歌っている様で鳥肌が立ちます。

後半はスペイン語バージョンで歌う熱の入れようです。一聴の価値ありです。

 

(使い易さ)

ストリーミング中に稀に曲が途中で途切れて次の曲に進む時がありますが、これは我が家のネット環境に因るものかも知れません。

サブスクのアルバムの中でも"extract”と表示があるものは、文言通り曲の一部分再生のみで音源もMP3です。

楽曲作品は、邦楽/J-POPも数が多いですし、洋楽は「カタカナ」でも検索できます。

聴きたいアルバムタイトルや曲はQobuzの「お気に入り」に保存しておけば、後での呼び出しが可能です。

「BubbleUPnPアプリ」ではAdd to Qobuz favoritesで「My Music」に保存します。

 

これなら、サブスク月額1,480円を支払う価値がありそうです。支払っても惜しくありません。

今後、Apple MusicやAmazon music、Spotifyと肩を並べるほどに普及するのか動向に注目です。普及が進めば提供楽曲数も増えるでしょう。

音源コーデック(ファイル形式)はFLACで44.1kHz/48kHz/96kHz/192kHz、16bit/24bitとなっています。

この様な高音質のストリーミングが登場すると、今後増々物理メディアが減少し何れ無くなってしまうのではと危惧します。悲しい~。

 

次は、再稼働させたES9018 DACを別の事にも活用してみたいと思います。

 

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ブルーレイプレーヤーUBP-X800をまた少し弄りました。

2024-09-14 14:16:05 | ネットワークオーディオ

ソニー製のブルーレイプレーヤーUBP-X800をまた少し弄ってみました。

以前にも書いたかも知れませんが、内部を見ると電源基板からメイン基板に繋がる配線のコネクタには、端子が有るにも関わらずグランド線が省略され空き端子となっています。

では何処で繋がっているかと言うと、シャーシーを介し数箇所でメイン基板と繋がっています。

何故この様にして有るのか、コストダウンか?EMIやEMSの対策か?コモンモードノイズ対策なのか?は不明ですが、何か事情が有ったのでしょう。しかし気になるので繋いでみました。

ジャンク箱にあったリード線付きEH端子で繋ぎました。片方は黒ですがもう片方はこの黄色線しか有りませんでした。

繋いだ後の動作は特に問題有りませんでした。メイン基板入口の電源ノイズをオシロで確認すると若干減少した様に見えます。

 

このブルーレイプレーヤー、今まで色々と弄って画質、音質もかなり良くなりました。

気がするだけかも。。。

って言うか、ふと気がついたのですが、画質が良くなったと思えたのは、最近メガネを新調した所為があるかも?(笑)

ある程度年齢を取ると近視が改善される事があるらしく、度数を下げて貰った。さらに遠近両用の老眼度数は同じなのに手元も良く見える様になった。

パソコン作業でも肩こりが軽減された様な気がします。メガネは定期的に度数調整をお勧めします。私は何せ約10年振りの新調でした(呆れ)。

 

ところで、先日9月11日はアメリカ同時テロ発生の日でした。本当に悲惨な事件でした。

あれから23年になるのですね。私はこの日には必ずこのビデオを見る様にしています。

CDでも販売されています。2枚組です。

著名なアーティストが集まって哀悼の意を込めて歌い上げています。

マライアキャリー、セリーヌディオン、ブルーススプリングスティーン、スティーヴィーワンダー、ビリージョエル、ポールサイモン、スティング、ボンジョビ等々。

 

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