My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

LE14A in SP-505J スピーカー台の交換 ~音質改善効果あり~

2017-12-30 13:09:09 | スピーカー

このスピーカーの低音の籠り、抜けの悪さを何とか改善出来ないかと、スピーカー台(ベース)を交換してみました。

狙いは、ウーハーを少しでも高くして床から離すということです。

過去の経験からも、床に近いと籠り気味になります。

今まではこちら↓。スピーカーはダイヤトーンの木製ブロック・ベースで床から8cmくらい上がっています。

 

これを今回、こちらに交換しました。↓ ハヤミ工産製「SB-135」。Amazonで購入。 

ハヤミ工産 【HAMILeX】 SBシリーズ スピーカーベース (H型) [2台1組] SB-135
←クリックでAmazonに移動して詳細が見れます。
ハヤミ

 

この台は、4種類の形に組み立てる事が出来るのでとても便利です。

SP-505Jの袴の内側の寸法を測り、ピッタリと入り安定感が良い形に組み立てました。

幅350mm x 奥行300mm x 高さ247mmです。

このスピーカーは重いので、奥さんにも手伝ってもらい持ち上げて、台を中に入れました。

狙い通り、ピタッと収まりました。

 

見た目もまずまずです。

それに、TVラック、アンプ・CDPを置いてるセンター・ラックも「ハヤミ製」なので統一感があり、しっくりきます。

奥さんにも、「何故、最初からこうしなかったの?」って言われてしまいました。

 

肝心な音の方ですが、こちらも改善効果がありました。

低音の籠りが後退して、ゆったりとした低音が出る様になりました。

結局、床から8cm程度を離しただけでは、まだ不足ってことですね。

現在、アンプは6AS7プッシュプルで鳴らしています。

 

今年は、これくらいで終わりにしておきたいと思います。

来年は、このスピーカーの内部配線材の変更にもチャレンジしてみたいと思います。

また、その他のチャレンジ計画は、年始のブログに書きたいと思います。


今年も閲覧およびコメント有難うございました。来年もよろしくお願いします。

そして、皆さまが健康で良き年を迎えられますに!

 

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ロックレコード名盤・オリジナル版 ~ LED ZEPPELIN Ⅰ(first)編~

2017-12-17 12:51:50 | レコード

レッド・ツェッペリンの記念すべきデビュー作「LED ZEPPELIN」UKオリジナル盤をやっと入手する事が出来ましたのでレビューします。

購入先は、先日大阪に行ったついでに某〇○〇〇ユニオンに寄ったところ、丁度UK廃盤セールを実施しており、そこでゲットしました。価格はこちらも諭吉越え。でも念願だったファーストのオリジナル盤に出会えたので、他のレコードは諦めこの一枚だけを購入!。

すでにUS盤も所有しているので比較してみます。


<ジャケット>

左がUS盤(初版と思わるもの)、右がUK盤。

ジャケットのサイズが若干違います。US盤の方が大きい。

US盤はコーティング無し(テクスチャー)、UK盤はコーティング有り(テカテカ)。

写真ではわかりにくいですが、UK盤には右下にきちんと

「Under licence from Atlantic Recording Corp. USA.」

「Manufactuerd by Polydor Records Ltd.,London.」

「Printed and made by MacNeill Press Ltd.,London,S.E.1.」

と書いてあります。

US盤も何種類か有るらしく、私が持っているもう一枚はコーティング有り。↓

裏面の曲目とメンバー紹介。「Robert Plant」だけが白文字になっているのは、何故でしょうかね?

3枚を並べてみました。一番上がUK盤。

灰色のラインがUK盤では下辺に、US盤では上辺にあります。これは単に製造上のバラつき?

UK盤は流石にAtlanticロゴの上にSD8216が無いですね。ごもっとも。

しかも、UK盤には「STEREO」のマークも無いですね。

背の部分、UK盤には両端に厚みの絞りがあります。これも特徴のひとつです。

背にも「STEREO」の記載がありません。

UK盤はジャケットサイズが少し小さいです。


<内袋>

US盤はAtlantic Recordの宣伝印刷あり。UK盤は普通の白袋。

 

<レコード盤ラベル、レーベル>

いきなりUK盤。

いやぁ~、いつ見ても綺麗ですね。レッド/マルーン(プラム)色。このレコードを持っていると優越感に浸れます。自己満足。。。

レーベルの周りの無音部(RUN OFF部)をよく見ると判りますが、両面とも溝がラベルの近い所まで掘ってあります。無音部が少ないです。ひとつひとつの溝が余裕を持ってしっかりと掘り込まれているのでしょう。これが音質にも影響しています。

次にUS盤です。まずは米2ndプレスと思われるもの。アトランティックのレッド・グリーンのラベルです。

しかし、後に出てくるアトランティック・レーベルとは、よく見ると色が少し白っぽいです。「Whity Label」とも言うらしいです。

しかもフラットラベルです。これが米2ndプレスの特徴でしょうか。ATCOレベルを米1stプレスとするとこれが2ndプレス?。

英盤に比べると、ランオフ部が広いです。

こちら↓もUS盤ですが、先ほどよりも色が濃いです。これが一般的なレッド・グリーン・ラベル。

ラベルに凹凸もあります。SD8216なので再発では無いです。再発盤は、SD19126でWarnerのロゴが入っています。

 

<音質>

音質はやはりUK盤オリジナルが一番です。

ブリティッシュ・ロックらしく厚い音を聴くことが出来ます。ひとつひとつの音がしっかりしていて聴きやすいです。音の鮮度が高いです。

これは、Ⅰ~Ⅳまで共通して言えると思います。

米2nd盤は、アメリカンっぽい、ハード・ロック系の音です。ちょっと派手な音です。好みによっては、こちらの音も良いかも。

以降のUS盤は、音が少し籠ります。

ちなみに日本盤(アトランティック盤)も持っていますが、音が薄っぺらいです。UK、US盤を聴いた後では聴く気になれません。

また、CDのリマスター盤(2014年盤)も持っていますが、繊細でクリアーになったのは良いのですが、UK盤の厚みがあって雰囲気のある音とは違いますね。やっぱり、レコードのオリジナル盤には敵いません。

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SP-505J with LE14A + LE175DLH + LX10がやって来た。(3) 音質

2017-12-03 10:31:54 | スピーカー

スピーカー台の上に乗せるインシュレーターをソルボセインにするかハネナイトにするか悩みましたが、ソルボセインは既にL26で使用中でその効果はわかっていますので、今回はハネナイトを使ってみました。


 

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こんな感じで、ベースが90mm角に対し、ハネナイトが100mm角なので少し大き目です。

切るのも面倒だったので、そのままにしています。

ベース・ブロックは、3点支持のトライアングル置き(3個使用)から4点支持(4個使用)としました。

ハネナイトの沈み込みを期待して4隅に置いたのですが、ハネナイトはあまり沈み込まないため、どうしても一箇所に浮きが出ています。

スピーカーが歪んでいるのか?それとも床が歪んでいるのか?

 

肝心な音質です。購入してから、まだ1か月も経過していませんが、以下の様な感じです。

以前のフロアタイプ(20cmウーハー+ダイヤモンドツィーターのトールボーイ)に比べると、明らかにスケールの大きい音がします。

そして、音が厚くて太いです。湿った感じ。

自分のオーディオルームで使用している JBL L26と比べると、明らかにタイプの異なる音です。

JBLのL26は、カラっと乾いていて抜けが良くトランジェントが良い音です。それでいて、26cm(正確には25.5cm)とは思えない低音も出ます。

流石に評判も良く人気の高いスピーカーだけあって纏まりが良いです。

それに対し、今回のスピーカーは、抜けは今一つで低音が少し曇り気味でモコモコした感じです。

これがLE14Aの特長なのかも知れませんし、まだ何か手を加えれば、もう少し抜けが良くなるのかも知れません。

もう少し弄るとなると、内部配線とかでしょうかね?。

それとももう少し鳴らし込めば、抜けが良くなってくるのか? 一旦、年内は弄らずそのまま鳴らしてみます。

 

コメント (6)
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