My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

AVアンプを導入(その3) ~目的は達成出来たのか~ 

2020-08-31 10:42:10 | トラ・アンプ

購入したAVアンプ(SONY TA-DA3600ES)は、近年発売のAVアンプから見れば、かなり時代遅れですが、私は本格的なサラウンドをするわけでもなく、使用目的からすれば充分です。

要は、このアンプを導入して当初の目的は達成できたのか?です。

(目的)

①HDMI転送を使って、ブルーレイソフトのハイレゾ再生。

②AAC 5.1chの音質改善。

 

(結果)

流石に、かないまるさんが最後に手掛けた中級クラスの製品だけあって、良く出来ています。

かないまるさんは、この製品にはかなり力を注ぎ、その後体調を崩されたそうです。

開発インタビュー(ソニー):

https://www.sony.jp/audio/interview/TA-DA5600ES_3600ES/index.html

私は、このアンプのPRE OUTを使用して、

(BDP)UBP-X800 → TA-DA3600ES PRE OUT → 球プリアンプ → 球パワーアンプ → スピーカー

と接続しました。 

アンプが何台も入って妙な接続ですが、レコード再生を考えた場合、球プリのEQは外せません。

また、DA3600ESのSP OUTで鳴らしてみましたが、やはり平面的で音の広がりが無いので、球のパワーアンプは使いたい。

という事でこの様な接続になっています。

DA3600ESのPRE OUTは、SP OUTと同じ信号が出力され、信号レベルは次段がパワーアンプを前提とされているので、私の様に次段がまたプリでボリュームで絞る場合は、DA3600のボリューム位置はほぼMAX状態です。

ボリュームが何段も入るのが気になるのですが、DA3600は電子ボリューム、球プリのボリュームは抵抗ラダー型アッテネータを使っているので、まあ良しとします。

 

さて、本題。

①について、

ばっちりハイレゾ再生が出来ました。

アンプの表示窓に、サンプリング周波数96kHzや192kHzが横スクロール表示されます。この様に表示される事は知りませんでした。役に立ちます。

LPCM192kHzだけでなく懸念していたFLAC96kHz音源も問題無くデコードされました。

因みに、この機種はSACD(DSD)には対応していませんが、再生してみると「PCM 176.4kHz」になっていました。

下はモニターTVの画面表示です。アンプのスクロール表示は上手く撮影出来ませんでした。

音質は良いです。

通常のCD音源44.1kHzをHDMI AudioとSPDIF(COAXIAL)で音質比較してみましたが、HDMI Audioの方が濁りが無くひとつひとつの音が整理されて細かい音まで再現されています。デジタル臭さもあまり感じません。

これはHDMIがパケット通信だから?伝送帯域が広く能力が高い?ジッターが少ない?双方向通信で制御しているから?chが多いから?受信側で一旦RAMに保存するから? (そう言えば映像に対し音声が若干遅れる様な気がする)

HDMIの音声って、映像信号の隙間を使って転送していて付属的なものだと思っていたのだけど。。。もっと勉強しなくては。

そう言えば、最近マランツがHDMI入力のステレオアンプを発売していたけど、HDMI音声にメリットがある事を掴んだのかな?

結果:合格

 

②について、

AAC2.1chは、ダウンミックスPCMに比べてさほど良くなったとは思わないが、AAC5.1chは素晴らしく良くなりました。

ダウンミックPCMの音質とは雲泥の差です。臨場感が有ります。

これでBS放送から録画した5.1chサラウンドの番組を楽しく観る事が出来ます。

結果:合格

 

それとこのAVアンプを使うことで、DTS-HD音質の素晴らしさを初めて知る事が出来ました。

2ch STEREOモードでも臨場感たっぷりです。各楽器の音が映像通りに前後左右に配置されます。

LPCMとも比較してみましたが、明らかに違いますね。

音楽ライブの映像を再生すると、まさにその会場の客席中央に居る様な感じです。(言い過ぎかも)

購入される時は、Blu-ray盤をお勧めします。

DTSは、DTS-HD Master Audioです。

 

当たり前ですが、やはりBD/DVDソフトで音楽を楽しむには、AVアンプが必要な事がわかりました。

手持ちのBD、DVDソフトを再度鑑賞したくなりました。

 

これを機に本格的なAV環境を構築?

20年以上前にサラウンド環境構築しようと購入したBOSEのリア用スピーカーやブラケットも持っているのですが、これに手を出すと、泥沼にハマり、お金がいくら有っても足りませんし、ピュアオーディオから離れていきそうです。

 

とりあえず結果として、今回は良い買い物が出来ました。

 

あと、HDMI Audio再生のために、HDMIケーブルも新規購入しました。一説ではHDMIケーブルも音が変わるとか。

信頼のおける国内メーカーの「HDMI Premium」品を買いました。

これも方向性がありそうな。。。私はアンプ側をケーブルの文字の頭にしました。

 

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AVアンプを導入(その2) ~SONY TA-DA3600ES~ 

2020-08-29 12:02:44 | トラ・アンプ

選択肢の中から、中古のソニー製TA-DA3600ESを購入しました。US型番:STR-DA3600ES

購入した個体は、動作品ですが、液晶ガラスに傷が有るというもので、そのため敬遠した人が多かったのか、予算内の割と安価で落札が出来ました。発売当時の定価は13万円。

しかし写真をよく見ると、液晶パネルそのものでは無く、前面の化粧パネルにヘアライン状の傷の様です。

現物が我が家に到着して、さっそく外観確認と電源投入。

液晶ガラスのキズと言うのは、やはり化粧パネルの傷でした。電源投入すると殆ど気になりません。

しかも、これは液晶ではなくFLDですね。まあ、どうでも良いですが。

前面。ラックにギリギリ収まりました。これも条件のひとつでした。上はCDプレーヤー。

リアの端子群。すごい端子の数です。

左ブロック。HDMI入力の一番左に IN4 for Audioが有ります。

PRE OUTが有ります。AC電源もインレット型です。

電源投入すると、ほのかに半導体モールドや基板の熱せられた匂いがします。前所有者の使用時間が短いのかな?

ひとまず今の設定状態を確認します。

AVアンプは仕様が複雑で設定項目が兎に角多い。取り扱い説明書はWebから入手しました。

ここで重要なのは、細かい設定をするには、リモコンが必要不可欠という事です。

リモコンは簡易型と多機能型が標準で付いていた様ですが、少なくとも簡易型が必要です。

リモコン無しで出品されている物も有りますが、これでは詳細設定が出来ません。

しかも、LANは使わないにしても、LANを接続しないと設定できない項目も有ります。

「Network Stanby」など。ここを「OFF」にしないと電源を切っても、電力消費しアンプが暖かいです。

設定を確認していると初期設定状態のままのところが多々有ったので、前の所有者もそこまで使いこないしていない感じです。

何せ取扱説明書が216ページもあるので目を通すだけで大変です。

取り敢えず、「2ch STEREO」で音出しに関係ありそうなところだけ設定します。

設定が全て完了して消費電力測定してみると、電源ONで52W(VOL- ∞)、電源OFFで0Wでした。

音を出してみます。普通に鳴ります。

音質評価については次回(その3)で書きます。

 

さて、折角なので開腹してみます。いつもの悪い癖です。

真上から。全体。

デジタル部分は殆どFPGAにパッケージ化されています。色々なロジックやアルゴリズムが組まれているのでしょう。

壊れた時は、私には修理出来ないでしょう。弄ろうと言う気にもなれません。

左部分の拡大。電源部分です。

右部分。デジタル、ロジック部分です。

左横。トランス、電源基板部分です。

右部分。デジタル部分です。

少し埃が溜まっていましたので、エアダスターで吹き飛ばしておきました。

 

さて、これをどの様に使いこなすか?。そして音質は? 次回(その3)で書きます。

 

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AVアンプを導入。(その1) ~HDMI Audio~ 

2020-08-27 10:27:59 | トラ・アンプ

この内容もBDP UBP-X800(ソニー ブルーレイプレーヤー)導入時より考えていた事です。

UBP-X800を導入したのが2018年12月ですから、随分と悩んでいたものです。

まず、何がやりたいのか?目的を明確にしておかないと後悔する事になります。

 

<目的>

 ①X800のHDMI for Audio端子出力を使ってハイレゾ再生する。

   Blu-ray DiscがLPCM96KHzやDTSでも規制上COAXIAL出力からは48kHzまでしか転送出来ない。

   SACDも然りでPCM再生となってしまう。

   但し、ネットワーク上やHDDの音源は、192KHzでもCOAXIALから出力可能。

   折角HDMI OUT2(AUDIO ONLY)出力端子があるので、これを生かしたい。

 

 ②BS放送、特にWOWOWの5.1chサラウンド音源(AAC)の音を良くしたい。

   COAXIAL出力を一般的なDACで受けるには、AAC→ダウンミックスPCMのモードを選択せざるを得ない。

   この場合、2ch AACはそこそこ聴けるが、5.1ch AACは音が小さく帯域の狭いショボい音になる。

   これが何とかならないか?

 

<目標>

 上記2点が達成できれば良いのだけど、最悪はどちらか片方でも可。

 

必要条件>

 ①HDMI入力の有るデコーダ或いはAVアンプ

   一般的なHDMIデコーダは、映像/音声を分離し、映像はHDMI、音声は同軸/光やRCA出力も可能。

   一方、AVアンプであれば、当然HDMI入力を備えており、HDMI for Audio入力を持った製品も有る。

 ②AACデコーダを備えたHDMI映像音声分離器(スプリッター)。

   この機能を備えた機種は少ない。AAC専用デコーダなるものもある。

 ③様々な形式の音源フォーマットに対応。

   Dolby Digital surround、DTS、DTS-HD、FLAC、AAC、MP3などがデコード出来る事。

 ④信号出力端子

   デジタルCOAXIAL/OPTICAL(どちらかでも可)---手持ちDACが使える。

   または、

   アナログPRE OUT---真空管アンプが使える。

   

<投資金額>

  ~20k。

 

これらの条件で抽出した候補機種、及び優位点と懸念点など。

〇AVアンプ系

  SONY 中古 TA-DA3600ES/5400ES/5500ES/5600ES

   中古動作品で、TA-DA3600ESのみが予算内。他は予算オーバーしそうな可能性大。

   TA-DA3600ESはSACD(DSD)が再生出来ないが、予算の都合上として諦める。

   そもそもSACDは2枚位しか持ってない。

   取扱書を何回も読み直し、仕様について事前に勉強した。

   (優位点)

    HDMI for Audioの入力端子を持っている。入出力端子が豊富。DAC性能の比較も出来る。

    5.1ch用PRE OUT端子があるので、FL/FRのみ使用して、手持ちの真空管アンプに繋ぐ事が可能。

    AAC 5.1chの音質も期待出来そう。

   (懸念点)

    取説を見ても、PCM 192kHzが再生出来るか不明。FLACフォーマットの音源に対応しているか不明。

    HDMI入力時のデジタル出力はHDMIのみで同軸/光出力は無し。アナログ出力はPRE OUT/SPから。

  マランツ NR-1200/NR-1710/NR-1606

   HDMI入力、192kHz再生可など。PRE OUTを持った製品も有り良さそうだが、予算オーバー。

   CDのHDMI INが有る。これがHDMI for AUDIO用か。

   PCM、FLAC 192KHz対応、DSD対応、AAC対応。AAC 5.1ch不明。

デジタルデコーダ系

  サンワ 400-SW015

   私と同じ様な悩みを抱えている人が導入して192kHz再生に成功している書き込みがある。

   しかし良く調べるとESS社のES90XX系のDAC受けではSRCの関係で音飛びが発生するらしい。

   ES9018は内部でクロックを再計算して同期を取り直しているらしい。それでジッターが少ないとか。

  ラトック RS-HD2HDA-4K

   良さそうだけど、サンワと同じ懸念がありそう。

  ヤマハ AC-100

   まさにAACデコーダと謳ったもの。AACだけに特化してしまう。

   HDMI入力無し。光入力のみ。X800に光出力無いため、同軸→光変換が必要。

 

そして結果、私はタイトルにある様にAVアンプを選択しました。

実際に購入した機種は、次回(その2)で紹介します。

 

SONY UBP-X800でも充分良いのだけど、M2でノイズ周りがさらに改善されている。

 

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LANケーブルの交換だけで通信速度アップ! ~接続ケーブルは重要~

2020-08-19 12:34:53 | ケーブル

お盆前にホームネットワーク環境の見直しをしました。

以前に投稿したTP-Linkの中継器に続き、Wifiルーター親機そのものも交換しました。

Wifiルーターの候補としては、USB HDDが接続出来て、それを簡易NAS型メディアサーバーとして、ブルーレイプレーヤー(UBP-X800)からアクセス出来る事が条件です。

この条件に当てはまるものを探すと、該当する機種はかなり限られてきます。(今はLAN接続のNASが主流なのでしょうね。)

そこで購入したのが、あまり好きなメーカーでは無かったのですが「BUFFALO WXR-1900DHP3」。

これで、我が家のホームネットワークは次の様になりました。

頭の中で考えると、何だか複雑そうですが、この様に図に整理すると分かり易いですね。後々、変更する時にも役立ちます。

  

これでPCやBDプレーヤーUBP-X800等から全ての簡易NAS(HDD3基)を見る事ができます。

但し、TVの外付けHDDサーバー内の録画番組を見るには、機器がDTCP-IP対応のDLNA機能を持っている必要が有ります。

 

さて、本題のLANケーブルについてですが、

ルーター機器の設置を見直していて、ふと思ったのが、「AU光 ONU~ホームゲートウェイへのLANケーブル」に何だか安っぽいものが使ってありました。しかも長さが長い。

ここを変えて見ようと思い、エレコムの「CAT7規格のケーブル」が安かったので交換しました。

長さも元の1mから約半分の0.5mにしました。隣に置いているので短くてOK。

 

通信速度は、交換前はせいぜい30Mbpsだったのが、交換後は2倍の60Mbps程度になりました。

ホントに~?って一瞬疑いましたが、何度測定してもその様になります。

スマホで測定しても倍以上になっています。たったこれだけで、得した気分です。

以前は、TVの外付けHDDにアクセスして録画番組を観ていると、時々止まる事があったのですが、これで止まる事無く快適に観れます。

自宅のLANケーブルを見て、「おやっ?」って思われた方は、試して見る価値ありです。それほど高価な物でもないし。

まぁ、高価なハイレゾ・オーディオLANケーブルって物が有るらしいですが、それに比べれば安いものです。

LANケーブルで音が変わるのかは懐疑的ですが、LANケーブルひとつで通信速度が変わるのは「有り」と思います。

 

今回のホームネットワーク環境の見直しは、デジタルメディアサーバー(DMS)とデジタルメディアプレーヤー(DMP)のやりとりをスムーズにし、ネットワーク再生高音質化へ向けた次なる展開のためでもあります。

これについては次回投稿します。

 

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カソード・パスコンを換装。~サウンドが更にレベルアップ!~

2020-08-04 10:40:36 | 真空管プリアンプ

プリアンプ初段のカソード・パスコンを再度換装しました。

これは良い!

今まで使った電解コンの中で一番良い、格段に違う。音が浮かび上がって空間に広がっています。

良い」と言う表現には個人差が有りますので、あくまでも私個人の主観で「良い」又は「好みの音」という事です。

以前投稿した「フィリップス製の青い奴 470uF/40V」で、エージングが進み、悪くは無かったのですが、少し面白味に欠ける音。色気が無いと感じていました。

そこで今回「Sprague(スプラグ)製の EXTRALYTIC 600D 440uF/20V」に再換装しました。

実物の写真がこちらです。形状は長いですね~。Φ10mm L=57mmです。

長さが有るので、これを搭載するには、それなりのスペースが必要となります。

よく見ると、中央付近に僅かなスリットが有ります(+マークの上)が、これは防爆用でしょうね。

この電解コンデンサは当時MarklevinsonやCello AmpのMust Itemになっていた様です(Web情報)。

実際にプリアンプの初段に載せたところです。長いのでちょっとはみ出してしまいますが、足をフォーミングして調整しました。

さて、音傾向はと言うと、冒頭に書いた様に、低音から高音まで良く出ています。使い始めは高音が突き刺さり煩く感じましたが、徐々に落ち着いてきました。色気も出てきました。兎に角、音が部屋一杯に広がります。立体的です。中域もしっかりしていてピアノの音も良いですね~。音の表現力、それぞれの楽器の主張が有ります。

特にデジタル音源のポップ系では音数多く音の広がりも良くDynamicな音でGroove感があり気持ち良く聴く事が出来ます。今までとは何だか曲の感じも違って聴こえます。

Sprague (Made in USA)は兎に角音抜けが良いのが特徴で、私の好みに合っています。

今迄カソードパスコンには色々な種類を使ってきましたが、今の所一番良いかも。

この部分での音質の変化は大きいです。カップリング・コンデンサよりも顕著かも知れません。

 

試聴に使った音源の一部がこちらです。いままでとはちょっと傾向の違う楽曲を紹介。

Perfect Angel(パーフェクト・エンジェル)/Minnie Riperton(ミニー・リパートン)

アルバム全体も良いのですが、この中の「Lovin' You」です。有名な名曲ですね。

この曲中の「鳥のさえずり」は、スティーヴィー・ワンダーが自らわざわざ公園に出かけて行って録音したとの事。

この「鳥のさえずり」が、本当に自分の部屋の外から聴こえる様に感じるかが評価のポイントです。

今回、私のシステムでは、本当に窓の向こうで鳥が鳴いている様でした。

具体的にはスピーカーの後ろ斜め30度上方向です。

歌声も美しい~!最後のエレピの音も聴きどころ。美しく爽やかです。

但し、この「Lovin' You」ですが、色々なバージョンが有るので注意が必要です。

オリジナルは、アコースティック・ギターとエレクトリック・ピアノと彼女の歌声、「鳥のさえずり」のみです。

コンピレーション・アルバムでは、ストリングスが被せて有り、肝心の「鳥のさえずり」がかき消されたり、音を再ミックス、マスタリングしたような物もありますので、ご注意を。

 

そして、もう一枚紹介。

Caravanserai(キャラバンサライ)/Santana(サンタナ)

冒頭の「虫の鳴き声」が綺麗に聴こえるか?がポイントです。部屋全体に広がって聴こえます。草むらに居るよう。

システム、特にデジタルソース再生装置に問題があると濁って聴こえます。太い音になったり細ったり。

続いて、低いサックスの音とウッドベースの低音。ウッドベースは低く、胴鳴りが聴こえます。

そして、この楽曲には沢山のパーカッションの音が収録されていますが、それが分離良く聴き分ける事が出来るかがポイントです。

夏の暑い日の夜に冒頭の虫の声を聴くと、秋の気配を先取りできます。

これらの音楽を聴くことで、自分のシステムの評価の一助けになれば幸いです。

自信が持てれば良いですが、逆にガッカリしない様に。(´;ω;`)

さて、皆さんのシステムではどの様に聴こえたのでしょうか?

 

コメント (2)
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