My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

REVOX B226 TDA1541A-S1 クロック用コンデンサを交換。

2018-11-13 11:34:35 | CDプレーヤー

TDA1541Aの内部クロック発振用のコンデンサを交換しました。

写真左---元々実装されていたオリジナル(ごく普通のセラミックコンデンサ)470pF。

写真右---東信のUPZポリプロピレン・コンデンサ 470pF

 

交換前オリジナルの状態: セラコンが安っぽい。

 

交換後の状態: 赤い豆。ポリプロピレン。

  

恐らく、常温での動作、音質、機能には何も影響しないと思いますが、気持ち的に少し高級品に交換しました。

実は、音質に影響ある部品は、DAC ICの廻りにずらっと並んでいる0.1uFのDEM用コンデンサですが、ここを変更すると、オリジナルから懸け離れてしまいそうで、躊躇っています。

試すなら、まず今回交換したクロック用コンデンサの値を変更して、周波数を変更してみる位かなと思っています。詳細はここを参考にします→ diyAudio 今回ついでに、数種類のコンデンサを調達しました。


ところで、このCDPは、2013年にREVOXのワークショップでメンテされ、スイスから直輸入したものですが、基板をよく眺めてみると、また新たな発見がありました。

デジタル・フィルタ用の水晶発振子をVALVO製に交換した痕跡がありました。これも音質に貢献?


現在のDAC/アナログ基板の状態です。IC上の放熱板も増強しています。

写真左の電源Tr用放熱板上に、メンテした時のサインが赤マジックで記されてます。

Rev. May 13 (2013年5月にメンテしたのでしょう)

Sellerの説明では、

"The instrument was revised by a Revox workshop and running perfectly again.”

とありました。

パネルの左側に並んだボタンですが、今になって少しづつ使い方が分かってきました(笑)。

 

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高域安定、発振防止? パワーアンプの出力にCRフィルタを追加しました。

2018-11-11 13:43:12 | 真空管アンプ

以前から気になっていた6AS7 PPアンプの電源投入時に偶に発生する”キーン"と発振した様な音

球が温まると無くなるのですが、やはり気になります。

と言う事で、アンプのスピーカー接続端子に、CR微分フィルタを入れました。

値は、適当に、手持ちのオイルコン0.1uF/630Vと10Ω/1Wを直列にしました。

カットオフ周波数は、f = 1/(2 x π x Cx R) ≒ 160kHzと言ったところでしょうか。

最近は、発振音もあまり出なくなったので、その効果が有ったかどうか分かりませんが、無負荷時の球の発振、暴走を抑えるためには、入れておいた方が安心でしょう。

音質への影響を懸念して、贅沢にも、JENSEN製のオイルコン(銀リード)とA&Bのカーボン抵抗を使用しました。

空中付けですが、抵抗の足が太いので、ある程度固定されて大丈夫でしょう。オイルコンはケーブルにバインドしておきました。

気のせいと思いますが、幾分か高域が落ち着いたような。。。

 

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今宵は、アナログ・レコードでプログレッシブ・ロックを聴く!

2018-11-06 13:41:40 | 音楽

往年のプログレッシブ・ロックと言えば、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、イエス、EL&Pなどが思い浮かびますが、私個人的には、やはりピンク・フロイド(Pink Floyd)」です。

ピンク・フロイドの中でも名盤と言えば、「狂気」「炎」でしょう! 

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Wish You Were Here [12 inch Analog]
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私の持っているピンク・フロイドのアナログ・レコードのオリジナル盤を聴いてみました。

「狂気(The dark side of the moon)」(HRAVEST(Gramophone/EMI) SHVL804) UKです。

 因みに、US盤も持っていましたが、手放してしまいました。

このアルバムは、Billboard 200に15年間(741週連続)にわたってランクイン、さらにカタログチャートでは30年以上(1,630週以上)に渡ってランクインするというロングセラーのギネス記録を持っている歴史的なアルバムです。全世界での売上枚数は5,000万枚以上とされています。(Wikiより)

久々に聴いてみましたが、やっぱりオリジナル盤は良い!!! 

しかも、WEのSPケーブル、トーレンス+SMEを導入してから聴くのは初めてかも?

元々、オリジナルのUK盤は、重心が低く、重苦しい感じです。雰囲気が良く出ています。立体感も申し分ないです。

多重に録音された音が鮮明に聴こえ、音作りへの拘りがわかります。

6C33Cとブラックビューティの組合せで、低域の重心がかなり低いです。

 

続けて、「炎(Wish you were here」も聴いてみました。

こちらは、US盤とUK盤の両方のオリジナル盤を持っています。

面白いのは、US盤とUK盤でジャケットの写真が違うことです。

こちらがUKオリジナルです。写真右側の男性が傾いて握手してます。


こちらはUSオリジナル盤です。右側の男性は直立して反り返って握手しています。国民性?体格も良さそう。炎も大きい。

しかも、背景の倉庫の様な建物の屋根もこちらは三角です。UKはドーム形。

殆ど同じような景色なんですが、微妙に違うのですね。面白いです。

下はUK盤のラベルです。Made in GT BRITAINの表記があります。

 内袋の写真です。出たぁ~!「犬神家の一族」。

 

さて、肝心な音ですが、やっぱりオリジナル盤のアナログ・レコードは良いですね。

こちらもUK盤は重心が低く、重苦しく、暗い感じで雰囲気が良く出ています。対してUS盤は少し明瞭な感じになっています。

このアルバムは、CDも持っていますが、2011年のリマスターで音質が良くなっています。 

あらためてREVOX B226(DAC IC TDA1541A-S1に載せ替え品)で聴くCDも悪く無い。

炎~あなたがここにいてほしい(完全生産限定盤)(紙ジャケット仕様)
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秋の夜長は、プログレッシブ・ロックも良いものですね。 

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この1台で毎日の掃除が楽しくなります。

2018-11-04 11:40:11 | その他

先日、スティック型のコードレス・クリーナーを購入しました。

このタイプの掃除機では「ダイソン」が有名ですが、値段もさることながら、騒音が大きく、また手入れが大変だと言う噂も聞きます。

そこで、私が購入したのは、電動工具で有名な「マキタ製」のものです。

たまたま新聞の折り込みチラシに掲載されていて、家内が"これ良いね!"と言ってました。

我が家では、犬2匹と同居しているので、抜け毛が凄く、毎日の掃除は欠かせません。

早速、いつものAmazonで調べて購入しました。

重要なポイントは、サイクロンアタッチメントも一緒に購入する事です。

このアタッチメントが有ると無いとでは大違いです。

本体には、小さい容量の紙パック或いはダストパック(繰り返し使用)しか付いていないので、アタッチメントが無い場合は、すぐに一杯になります。

マキタ 充電式クリーナ 10.8V バッテリー・充電器付 CL107FDSHW &サイクロンアタッチメント A-67169
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お薦めのポイントは、以下です。

 ・軽量:1.1Kgです。ほんとに軽くて取り回しが楽です。因みにダイソンは1.5kgくらい?

 ・バッテリーだけを取り外して充電。本体をコンセントの近くまで持って行く必要なし!

 ・急速充電!ほんの22分で充電完了です!!! ファンで冷却しながら充電するので早いのです!。

 ・バッテリーは他のマキタ製機器とも共通仕様です。

 ・LEDランプ付き。暗い所を照らしてくれます。また、バッテリ切れも点滅で事前に知れせてくれます。

 ・垂直に自立してくれます。大げさなスタンドが不要です。

 ・ノズルが薄いので、狭い隙間にも入りやすいです。

 ・サイクロン・アタッチメントのダストケースは、取り外し、取り付けが簡単です。

 ・殆どのゴミ、粉じんがこのサイクロンの中に溜るので、本体の紙パックは汚れず、吸引力を維持します。

 

充電器:

バッテリーを装着し充電する時: 充電状態も一目でわかります。

 

我が家で実際に使ってみた写真です。1日でこれだけです。

 

これ1台あれば、毎日の掃除が楽しくなります。私も、面白がって掃除をしています。

ゴミが取れているのが、目に見えて、気持ちが良いです!!!。

電動工具等で信頼のあるマキタ製なのでモーターが強く、構造もシンプルなので、故障し難いと思います。

ホントにお薦めです!!!。

 

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NHKで4K、8K放送の紹介をしてました。

2018-11-02 11:08:54 | LCD TV

NHKの"ニュース7"(鈴木アナがお休みで残念ですが、5日から復帰!)のあとに、昨日は「4K、8Kテレビ放送」の紹介をしていました。

"徳井義実さんと体感! 4K・8Kテレビとは? ~開局まであと1か月!これが4K・8Kだ!~"

これが4K8Kだ!橋本マナミの発言に爆笑!宝塚&モナリザの美!超高精細のすごさ。

というタイトルでした。

12月1日からの本放送開始に先立ちBSの4K、8Kを紹介。

1時間少々の放送でしたが、素人にも非常に分かり易い内容でした。

しかし、8Kをスケールダウン無しで見ようと思うと、当然8K対応のテレビが必要でありまして、いったい幾らするのだろうと、Amazonで調べてみたら、有りました! なんと107万円! まあ、その位はするでしょうね。

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更に、パラボラ・アンテナも8K対応品にする必要があるそうです。

一般人には、敷居が高く、まだまだ手が届きません。せいぜい4Kかな? 8Kが出て来た頃には少し安くなるでしょう。

 

それはそうと、私にとって、番組の中で興味深かったのが、古い映画のリマスターです。

やはり元のフィルムを洗浄して、デジタル化の時にノイズ除去したり、画像にメリハリをつける処理をするのですね。

これは、アナログ・レコードのデジタル化と同じです。ただ違うのは、音源か映像かの違いです。

キズやノイズを見つけ出したり、メリハリをつけるのは、人間の五感、目や耳などを駆使して、手作業行われ、まさにプロの成せる技ですね。

仕上がりは、人の能力次第ってところでしょうか。ここは凄くアナログです。芸術作品とも言えるでしょう。

前にも書きましたが、結局のところ、ハイレゾは、限りなく連続性のある状態(アナログ)に近づける技術です。

元音源、元画像は、そのままで聴く、見るっていうのが、元の魅力をそのまま伝え感じる事が出来るという事ではないでしょうか。

映画の場合ですと、映画館でフィルム上映してくれると良いのですが。70mmフィルム、35mmフィルム上映している映画館が今でも存在するのでしょうか?

因みに、『2001年宇宙の旅』は、70mmフィルムで製作されていたのですね。

保管状態が気になりますが、見てみたいものです。

 

私もオリジナル・レコードを集めていますが、一生懸命洗浄して鮮度を保ちたいと思います。

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