My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

サラウンドを試してみる。

2021-04-20 13:36:37 | オーディオ

以前に使っていた『FOCAL製Chorus 807V(Made in France)』を久々に引っ張り出してきた。

見え難いですが、前面カバー(サランネット)の下部分にあるのが、FOCALのロゴマークです。粋ですね。

 

『FOCAL』ってメーカーは、あまり馴染みがないかも知れませんが、フランスに在るスピーカー・ユニットの設計・製造メーカーです。ユニットの駆動力は強力です。カー・オーディオ用のユニットとしても使われています。

有名なスピーカーシステムでは、当時ペアで1,000万円超のUTOPIAが有ります。

私は、海外の展示会で『UTOPIA』を聴いたことが有りますが、音の洪水に圧倒されました。でも一般家庭向きじゃないです。

今調べると、ウーハーは励磁方式だったのですね。

 

私所有の『Chorus 807V』は、2.5cm逆ドーム型ツィータと18cmウーハーを備え、能率92dBと言うもので、海外在住時に購入しました。後に専用スピーカー・スタンドも現地購入。

 

これを久々に聴いてみました。

5年振り位に鳴らしたのでエージングが足りない所為も有りますが、やはり今のアルニコJBLに比べると非力で音質が平面的で薄っぺらいです。

当時は、これでも良い音だと満足していたのですが、JBLを聴き馴れてしまうと、あっさりして味気なく思います。所謂現代的な音?、音に深味が有りません。

 

さて、どうしたものかと、、、。何か使い途は無いものか?、、、。

 

折角引っ張り出したので、AVアンプ『SONY DA3600ES』のリア・スピーカー端子に繋いで、サラウンドを試して見る事に。

マニュアルに従って、簡単にサラウンドの設定をしてから「DTS-HDソース」を聴いてみました。

4chなので、なんちゃってサラウンドと思いますが、なるほど~。これがサラウンドかぁ~。

確かに音場が立体的になりますね~。音が浮かび上がりますね。

 

しかし、暫く聴いていると疲れます。。。⤵

いつも前方の音だけ聴いるので慣れてない為なのか、疑似立体音像が良くないのか、とにかく違和感が有り精神的に疲れます。

因みに、リア・スピーカーに『BOSE 100J』を使っても試しましたが、サラウンド効果は同じような感じです。

個人的な見解として、本格的なサラウンドを愉しむには、それなりの空間、大きな部屋が必要で8畳くらいの部屋では意味が無い様に思いました。

人によっては、狭い部屋でこそサラウンドで疑似的に空間が広がった様に聴く事が出来ると言う意見も有ると思いますので、あくまでも個人的な見解です。

 

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歴史的ライブ・イベントのDVDを鑑賞。~LIVE AID 1985~

2021-04-15 13:30:52 | 映像

以前からみて見たいDVDを購入しました。

このDVDは、2018年に映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開された時に、再度話題になり価格が高騰、一時中古品でも3万円位にまでなった様に覚えています。

私は、このDVDの存在をそれ以前から知っていたのですが、この高騰で手に入れるタイミングを完全に逃してしまってました。今では中古品価格が1万円程度になったので、やっと手に入れて観る事が出来ました。

このDVDの内容については、歴史的背景、内容をご存じの方も多いと思いますが、こちらを参照してください。『ライブ・エイド』

とにかく、出演アーティストが多いです。

これだけのアーティストが出演するイベントは、他に類を見ません。

 

(冊子の解説を拝借)

1985年と言う時代は、携帯電話どころかファックスも殆ど無い時代。テレックスの穴の開いたテープが文字の国際通信のスタンダードだった時代。コンピュータは一般の人々には縁遠い存在でE-Mailは未来の夢だった。

それでも二大陸を結ぶコンサートは実現した。

全世界へのテレビ中継も実現。計84か国に衛星同時生中継。地球上の98%のテレビが受信できる状態だった。

今でもこのライブ・エイドを超えるイベントは無い。

そして、何とフィル・コリンズはロンドンの会場に出演後、コンコルドで移動しアメリカ・フィラデルフィアの会場でも出演した。

このDVDは、イギリスBBCのMTV保管庫に放置されていたテープを編集したもの。

音声はDTS 5.1chモードも有る。音質的には当時のものだから仕方がない。

開催時間は約12時間だったらしいが、このDVDに収められているのは約10時間。

 

私の選んだ見どころ; (全出演者はWebで調べて下さい)。

 ロクサーヌ/スティング

 悲しきサルタン/ダイアー・ストレイツ

 ボヘミアン・ラプソディ/クイーン

 ロケット・マン/エルトン・ジョン

 恋のデュエット/エルトン・ジョン&キキ・ディー

 イントゥ・ザ・グルーブ/マドンナ

 レット・イット・ビー/ポール・マッカートニー

 いとしのレイラ/エリック・クラプトン

 ミス・ユー/ミック・ジャガー

 風に吹かれて/ボブ・ディラン with キース・リチャーズ&ロニー・ウッド

 他にも多数。。。

 

とにかく出演者が多いです。これだけの有名アーティストが参加したイベントの音楽映像作品は他に類を見ません。まさに伝説的イベントライブです。1970年代、1980年代のロック、ポップファンには堪りません。

 

 

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音楽・映像の再生システム構成。 ~更新~

2021-04-10 11:47:11 | オーディオ

前回の投稿で書いた様にレコードの再生系統を変更したので、現状の音楽・映像の再生系統図を更新します。

 

 

この様な構成に成りましたが、音楽再生はSSDに収めた音源を聴く事が多くなっています。

音源サーバーをSSDにした事と、DACに少し手を加えた事により、デジタル音源が本当に良く鳴っています。

音数が増え、今迄聴こえなかった音が聴こえます。にもかかわらずデジタル臭さも後退しています。

ハイレゾ云々と言う前に、CDに収められている音源、つまりCD-DA規格の44.1kHz/16bitをキッチリと再生すべきと思います。

1TBのSSDは、すぐに一杯になりましたので、CDにして1,500枚分位は保存されていると思います。

オリジナルCDも所有していますので、部屋の壁面はCDで一杯です。おまけにレコードも。(笑)

しかし、これだけ音源が有っても、普段聴く音楽は限られていますね。

 

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レコード再生をシンプルに。

2021-04-05 12:34:42 | 真空管プリアンプ

アナログ・レコード(vinyl Recordという言い方が流行らしい)の再生系をどうしようかと考えていた。

SONYのAVアンプ(DA3600ES)にPhono入力があるものの、真空管Phono EQと比べるとやはり何か違う。

レコード本来の音を引き出すには、やはり真空管Phono EQが必須と思った。

私の真空管プリアンプのEQは音が良いとされているマランツ7型

これを何とか上手く生かす方法はないか?

しかし、この真空管プリアンプ出力をAVアンプに入れるとVR(ボリューム)を2回通る事になる。これは嫌だな~。

かと言ってAVアンプを通さず、この出力を直接真空管パワーアンプに入れるとなると、レコードを聴く度に繋ぎ換えるのが面倒。

そこで、真空管プリアンプに2系統ある出力のひとつをVRやセレクター、ラインアンプを通さずEQアンプから直出しにして、それをAVアンプにAnalog Directとして入力し、真空管パワーアンプに出力する。

そうする事で回路的に経路がシンプルになり、音的にもスッキリする筈。

 

さっそく改造を実施。

引き出しのシールド線には手持ちのベルデン2芯を使いました。いつも通りシールド編線は片側だけグランドへ接続(今回スタート・グランド)。赤、灰色のケーブルです。

右側はラインアンプを通った出力を残しました。

左側(Phono EQダイレクト出力)を使う時は、セレクターでラインアンプに入らない様に切り換え。

 

改造後、音出しをしてみると、ラインアンプを通した時よりも良い音です。音域が低域~高域に伸びていて気持ちが良いです。解像度も高そう。これがEQアンプ本来の音だったのですね。

まぁ、音質そのものはDACからの出力には及びませんが、雰囲気を変えてアナログを愉しむときは良いですね。

そもそも、アナログ音源とデジタル音源を音質的に比較すること自体が間違っていますね。アナログの良さはそんな所にはありません。

レコード盤の音は、レコードしか無い時代に沢山音楽を聴いた人が、今また改めてレコードを聴くとその頃の記憶が蘇り懐かしく思うと同時に、自分の記憶の中でそれが本来の音だと思う。

また、デジタル音源しか聴いたことが無い世代の人が、レコードを聴くと、逆に新鮮に思う。

他には、ジャケットを見て楽しむ、コレクションとして楽しむ。

オリジナル盤探しをして楽しむ。洋楽のオリジナル盤は音、グルーブ感(躍動感)が違います。

 

ついでに、この真空管プリアンプを使うにあたり、今迄無かった電源ランプをLEDで設置しました。

元々はランプ付きのプッシュスイッチだったのですが、トグルスイッチ(Carling USA製)に交換したために、電源ランプが無くなっていました。この状態では電源切り忘れの恐れがあるので、ランプを追加しました。

因みに、小型のプッシュスイッチは摩耗が早く、大電流が流れる電源スイッチには向きません。

やはり、トグルスイッチが信頼性が高くて良いです。

余談ですが、航空機コックピットのスイッチは殆どがトグル型です。ケーブルはテフロン線。

 

ランプに使ったのは高輝度タイプの青色LEDです。電源は真空管のヒーター電源(12V)から取りました。

最初は適当に電流を10mA位流したのですが、眩しくて目が潰れそうです。夜は部屋全体がブルーで明るくなります。

これでは音楽に集中出来ないので、カット&トライで良さそうな電流値を探しました。

結果、0.3mAで充分でした。恐るべし高輝度!!!。

出来上がりは、こんな感じで良い感じです。

 

 

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