My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

半田コテをメンテナンスしました。~こて先交換だけでは終わらなかった~

2019-05-23 11:31:43 | オーディオ

およそ4年前に白光の温度調整付き半田コテFX-600を購入して以来初めてコテ先を交換しました。

まずは、このタイプに合う使い易そうなこて先を購入。

知人からのお勧めも有りT18-D16を注文。

これは先がマイナスドライバー型で線と面の2通りの当て方が可能です。

白光 こて先 1.6D型 T18-D16
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白光(HAKKO)

 

ところが、こて先が到着して、いざ交換しようと思ったら、古いこて先が保護パイプに固着して取り出せない(泣き)。

押しても金槌で叩いても取り出せない。反対から叩いて押し出そうと思って駄目。困ったなぁ~。(汗;)

仕方ないので、保護パイプも再度注文することに。

白光 保護パイプ B3469
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白光(HAKKO)


  

こういう事なら初めからこて先と保護パイプを一緒に注文すれば良かった。

2度手間となり、その間作業が止まってしまった。

保護パイプも到着して交換。

 組立完了!

これでまた暫く使えそうです。

この半田コテは手元で温度調整が出来るので便利で重宝しています。

白光 ダイヤル式温度制御はんだこて FX600
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白光(HAKKO)

今度は早めにこて先を交換するようことにしよう。

 

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6AS7G PPアンプの初段管12AX7を交換してみました。

2019-05-22 10:39:10 | 真空管アンプ

初段管12AX7(ECC83/E83CC/ECC803S)に今迄TUNG-SOLの現行管(ロシア製)を使用していて音質も悪くは無かったのですが、所謂普通の音で面白味に欠けるので飽きてきました。 もう少し個性があっても良い様な。

歌手とかアーティストでも個性が無いと新鮮味がありませんし人気も出ませんよね。

特に最近はJ-POPでもジャンルを超えた色々な特徴ある楽曲が溢れていますので、単に歌が上手いとか演奏が巧いだけではヒットしませんよね。今の時代、逆に昭和歌謡を聴くと新鮮だったりします。(笑)

と言う事で手持ちの他の球に交換してみました。

こういう時は、年代物のビンテージ品に登板してもらいます。

Baldwin12AX7です。印字がカッコ良い!!

この球は、Raytheonが製造、選別したうえでオルガンメーカーのBaldwinに供給したものと思われます(購入時のsellerの説明を引用)。

焼き入れのブラックプレートです。プレートに光沢が有ります。

こちらの写真はピンを磨いた後の写真ですので、足元、ピンが綺麗です。

ピンの掃除には、いつもの銀磨きクロス「ポリマール」を使用しました。

光陽社 ポリマール SP 銀みがきクロス
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光陽社

 

交換後の音は、狙い通りの音です。

ボーカルの張り出し(ゾクッとします)、音の広がりとも良いです。音の伸びもあります。

面白い音になりました!。

この球は、6年振りくらいに使ったためか?、通電直後暫くの間、1本だけ「ボソッ、ボソッ」と音がしたのですが、一度電源オフし再通電後は無くなりました。

しばらくこの状態で聴いてみます。 

 

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HDMIケーブルにも方向性がある様な、、、。

2019-05-18 12:15:12 | ケーブル

久々にHDMIケーブルを購入しました。

我が家にHDMIケーブルは既に何本もありますが、購入したのは何れも4年以上も前の事。

それに既存品は比較的太いうえに外皮にシールドの編み(ナイロンメッシュ?)が被せて有り取り回しが宜しくないです。

今では特性の良いものが手頃な価格で買えるのではと思い、購入に至りました。

 

今回購入の選択肢としては、どうせならと思いプレミアムの意味もよく調べないで「Premium HDMI Cable」を候補に、また太さもそこそこ有るもの(細いものは自分的に少し不安)、長さは1.5mです。

この仕様に合致したものを家電量販店の店頭で調べると、メーカー間で差は有りますが大体3,000円以上に見えました。ちょっと高いなぁ~。

しかしAmazonで調べてみると、定価≒6,300円のものが販売価格≒2,000円で有ります。

これは買うしかないなと思い、即購入しました。この分野でもケーブルの値段は有って無い様なもの?

今回購入したHDMIケーブルがこちらです。エレコム製です。

エレコム ハイスピードHDMIケーブル 1.5m Premium イーサネット/4K/3D/オーディオリターン対応 ブラック CAC-HDPS14E15BK
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エレコム

 

到着後、早速使って見ました。

プラグにしっかりと「PREMIUM」と文字が有ります。

使用箇所は、ブルーレイ・プレーヤー(ソニー製UBP-X800)と液晶TV Panasonic ビエラ(4K2kでは有りません)の接続です。太さ長さとも丁度良かったです。

何も考えずに、普通に繋いだのですが、「あれっ?思ったほど画質良くならないな。」「まあ4K2Kでも無いし、あまり変化ないだろうな?」という感じ。

暫く見慣れたブルーレイを見ていると、「何だか、白抜けしている、黒が少し浮いているかな?」「色に締まりが無い。」「もともとがこんな画質だったかな?」と疑いを持ち始めた。

そこで、ふと思いました。

もしかして? この映像ケーブルにも方向性がある? 

確かに「アクティブ・タイプ」なら方向性がある様ですけど、これは「パッシブ・タイプ」なので関係ない筈。

でも試しに方向を変えてみると、「あれっ? 色も画質も締まって良くなった!」様に感じました。

単に私の妄想かも知れませんが、皆さんも一度は試して見る価値は有りそうです。


今回の機器の場合、

LCD TV ⇒ Premium HDMI Cable(ケーブル上の印字) ⇒ ブルーレイ・プレーヤー

の様に接続すると良かったです。

オーディオ・ケーブルの場合は、信号の流れとケーブルの印字を合わせるのが一般的なのですが、HDMIの場合は事情が違うのかな?


画質が良くなると、何だか音質も良くなった様な錯覚に陥ります。これは完全に精神衛生的な事ですが、人間の感覚ってそんなもんですよね。 周囲の環境とか他人の評価とかで感覚が左右されるフラシボって奴ですよね。


※Premium HDMI Cableとは、カテゴリー2.0に属し、伝送速度18Gbps、4K2K対応、HDMI2.0a、HDR対応だそうです。分類が複雑なので、詳しくはWebで調べてください。

 

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KT88(6550) PPアンプも初段の電圧設定見直し。

2019-05-15 14:20:55 | 真空管アンプ

KT88(実際には6550Cを使用)PP(プッシュプル)アンプも初段の初速度電流特性を考慮して、設計の見直しをしました。

このアンプの初段は12SL7によるSRPP回路になっています。

実のところ、随分前になりますが、このアンプの改造をしている時にベテランの方から初速度電流の事を教えて頂いていたのですが、その当時はその意味が充分に理解出来ずに、そのままになっていました。

6AS7Gアンプの大改造で、この初速度電流の重要性を実体験で学びましたので、そう言えばと思い出してKT88アンプも再設計しました。

再設計で、初段12SL7のバイアスを-0.74V(変更前)から-1.2V(変更後)に変更する事が出来ました。

SRPP回路の電圧設定を見直し、なんとかー1.2Vにする事が出来ました。

変更後の音を聴いてみると変更前とは劇的変化です。(大袈裟かも)

細かい音まで良く聴こえる様になっています。音数が増えて見通しも良くなっています。

やはり初速度電流の攻略は重要です!。

当然、真空管アンプ設計では他にも重要なところが沢山有りますが。

なんせアナログの世界、職人芸で設計は何通りもありますから設計次第で音質も変わるのでしょう。

これからも勉強して知識を積もうと思います。

 

今回の設計変更と合わせて、部品も一部交換しました。

 

カソード・パスコン

    Vishey BS036 220uF/25V →  SAFCO 680uF/25V 

   この電解コンデンサは初めてです。

  フランス製でレイオーディオの木下氏の推奨品らしいです。

  音質的違いは、、、よく分かりません。


初段入力カップリング・コンデンサ

  ERO MKC1860  0.47uF/400V  → ERO MKT1813 0.22uF/160V(ビンテージ品)

 このイエローの奴は音が曇り易いとかで緑(黄金電解コンの右下辺り)に交換しました。

 交換後はスッキリした音になったかな?程度です。

 

 

このKT88(6550C)PPアンプは、6AS7Gに比べると、一回りも二回りも余裕を持った雄大な音を聴かせてくれます。

そもそもパワーが違うので、6AS7G PPと比べるのが良くないかも知れません。


それでは、今日は歌姫「中森 明菜」さんのアルバムを紹介しましよう。

マスタリングは、ワーナーミュージック・マスタリングの名匠、菊地功氏が担当だそうです。

オリジナル楽曲のイメージそのままで高音質になり明菜さんの歌声が中央でハッキリと綺麗に聴き取れます。

この手の明菜さんのベスト盤は何種類も有りますが、このアルバムが音質、内容ともイチオシです!

バックの演奏もあらためて素晴らしいと思いました。今でも色褪せていません。

 

とにかく音質が良いです。SACD/CDのハイブリッド盤があります。 

ベスト・コレクション ~ラブ・ソングス&ポップ・ソングス~
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ワーナーミュージック・ジャパン

 

e-Onkyo でもハイレゾ音源がダウンロードできます。~5/31までプライス・オフ!!!

flacとMQAで96kHz/24bitで提供されています。恐らくSACDが元になっているのでしょう。

 

 

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ロシア製真空管(出力管)も好き!

2019-05-13 15:27:09 | 真空管アンプ

6AS7G PPアンプの出力管RCA 6AS7Gを交換しました。

理由は、空間表現は良いのですが、しばらく聴いていると中音域の厚みに物足りなさを感じ始めました。

我ながら飽きやすい性格です!。

もう少し厚みが欲しいなぁ~。

スリムボディでしなやかな音も良いけど、もう少し筋肉質でも良いのではと。

そこで手持ちの控え選手に登場してもらいました。

露スベトラーナ製の6H13Cです。

ここで重要なのは、スベトラーナ製品には2つのブランドが存在し、設計、形状、生産工場も違うと言う事です。

現スベトラーナ---Sロゴ、Reflector工場(サラフト)

旧スベトラーナ---Cロゴ(Winged-C)、Svetlana工場(サンクトペテルブルク)

勿論、オリジナルの旧スベトラーナが音質が良いとされています。

詳しくは、こちら(←クリック)を参照ください。

旧スベトラーナ製品にはCに羽の生えたロゴが印刷されています。

私は好んでこのWinged-Cを使用しています。

KT-88同等品の6550も、このWinged-Cの6550Cを使用しています。

現在はすでに生産終了となっています。品種によっては値段も高騰しています。

品種と言っても多くはなく、6AS7、EL34、6550、6L6Gくらいだった様です。(あやふや)

もう一つ重要なのが、"OTK"マークです。

これは軍用という意味です。ロシア製の6C33C-Bにもこのマークが有りました。

ロシアと言えば、戦闘機MIGなんかも作りますし、宇宙ステーションも持っていますから、技術力は相当高いと思います。

 

ロシア管の説明が長くなりましたが、

今回6H13Cに交換後の音質は、厚みが増しかっちりとした筋肉質の音になりました。

使い始めは音の伸び(特に高域)が足りない感じでしたが、エージングが進むにつれて50時間位で良い感じになってきました。

もう少し使い込むとさらに良くなって行くでしょう!(期待)

それにしても低音の力強さは、他の球では味わい難いです。低内部抵抗(280Ω)のなせる技でしょう。

 

ST管の縦に伸びたヒーターの明かりが眩しいです。

部屋を暗くしたときの全体の外観も良い雰囲気です。

 

では、今日もCDを1枚紹介します。

久々に取り出して聴きましたが、これは音が良いです!!!

内容はともかく、音質が良いです。

「Sophisticated Ladies / Charlie Haden Quartet West(チャーリー・ヘイデン)」

ノラ・ジョーンズ、ダイアナ・クラール、メロディ・ガルトー、カサンドラ・ウィルソンなど、錚々たるボーカリストが参加しています。

Sophisticated Ladies
←クリックでAmazonに移動が出来ます。
Emarcy / Umgd

  

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