My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

真空管アンプ用に銘板を作り、貼付けました。

2021-08-21 14:30:26 | 真空管アンプ

作り上げた真空管アンプの外観にも拘り、自作の銘板を貼り付けてみました。

見た目が重要!!!

外観の良い方が、その後の愛着も沸きます。

 

銘板は、市販のインクジェット・プリンタ用ポリエステル用紙へプリンタで印刷して作りました。

45シングルアンプの虜になったので、まずはこちらへ「銘板」を貼り付けてみました。

こんな感じに仕上がりました。いい感じです!

RCAの45、Rogersの5X4Gのマグネシウム・ゲッターが眩いです。

使ったのは、エプソンの「インクジェット・プリンター」とA-Oneの「プレミアム・メタリック・フィルム(シャンパンゴールド)」です。

A-Oneは商品名で、メーカーは「スリーエム・ジャパン」です。

専用の無料ソフトをダウンロードして作りました。

このソフトを使えば、比較的簡単に作れます。

名刺用途なので、割と厚みが有りシャキッとしています。

ご参考になれば。。。

 

調子に乗って、と言うか、ついでなので他のアンプ用にも作りました。

WE421A pp アンプ用です。

シャーシの黒にシャンパン・ゴールドの銘板。こちらのほうが映えますね。カッコ良い!

 

さらに他のアンプ用にも作っておきました。

こちらは修理・改造が完了してから貼り付ける事にします。

 

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WE421A ppアンプのカソード・パスコンを変更。~音質の微調整~

2021-08-18 15:20:49 | 真空管アンプ

性懲りも無しにカソード・パスコンの変更

今まではROE 220uF/63Vをパラ接続。

これをSpragueのExtralytic(タンタル?) 440uF/20Vへ変更。かなりの長さが有ります。

見た目がスッキリしました。

換装後にカソード電圧も測定して確認しておきました。Ik=46mAとなる様に微調整。さすがにWEの球ですので安定しています。

これにより、音に締りが出ると同時に輪郭がハッキリしました。

やっぱりコレですね。最近は好んでこのコンデンサをカソード・パスコンに使っています。

 

更に、初段のカソード・パスコンをSprague ATOM 250uF/16Vから、先ほど取り外したROE 220uF/63Vに変更しました。

(換装前) Sprague ATOM 250uF/16V 黒い円筒

もともとATOMは音が籠り気味になるため私はあまり好きでは有りませんが、かと言ってROEばかりでは音に締りが無くなるので、以前の状態では仕方なく使っていました。

しかし、出力段のカソード・パスコンをExtralyticに換装して音に締りが出てきたため、初段はROEに戻しました。

(換装後) ROE 220uF/63V

 

聴いてみると、中域~高域の音抜けも良くなり、良い塩梅となりました。低域もブヨブヨ感は有りません。

音質の微調整が出来ました。

それにしても、このWestern Electric 421Aは、芯が有って良い音がしますね

今はリビング・システム用として、JBL LE14A + LE175を駆動しています。

 

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最高級抵抗Vishay VAR エージングその後。~音も最高!~

2021-08-17 14:22:35 | DAC

世界最高(言い過ぎ?)抵抗Vishay VARを使い始めてから100時間が経過しましたので、経過時間毎の音の印象を書きます。あくまでも私感です。

 

その前にVARとは?

「Vishay Audio Resistor」の略だそうで、文字通りオーディオ用途の抵抗です。

そして、VARはZ201の「Naked Type」でモールドが無いものです。Z201はZ-foilと言う銅箔を抵抗体に使ったもので、VARはこれを裸(Naked)の状態で実装したものです。Z201よりも更に音質が良いらしいですが、取り扱いには注意が必要です。

オーディオ・マニアなら高級な抵抗として有名ですので、今更説明の必要もないでしょう。

 

さて、エージングが経過してからの音質ですが、20時間あたりから一皮剥けて本領を発揮し始めました。

まだまだ良くなって行きそうです。

エージングには、通常聴く様々なジャンルの音楽を連続的に流しました。また偶に録画したTV番組などの音声を流していました。10~15時間/1日くらいでしょうか。

ブルーレイプレイヤーUBP-X800をメディア(SSD)プレイヤーと使用し垂れ流し。聴かない時はアンプはオフしスピーカーからは音は出していません。プレイヤーとDACのみ稼働。

また、音楽を聴かない時には、偶に「ピンク・ノイズ」を30秒ノイズとインターバル5秒のリピート再生しました。特に根拠はありませんが、以前MJ誌の付録で付いていたオーディオテスト用信号です。(⇐これはあまり意味が無かった様に思う)

 

〇 30時間経過後

VSRの様にシャープでワイドレンジな感じではなく、優しく柔らかく聴き疲れない感じの音です。

これは歪や雑音が少ないからかも知れません。クラシックに向いている音。

ザラザラ、ギスギスした感じは無く、音ひとつひとつが艶やかでハリが有って光沢を持ってツルンとした感じです。これは今迄経験した欧州の音作りです。

しかし楽器が増えてくると音数が多くて整理が出来ていない感じです。まだエージングが足りないのかも知れません。

 

〇 50時間経過後

急に音が抜けて来た!更に一皮剥けた感じ! 良いゾ!その調子。

高域はツヤツヤのテカテカで輝きを放っています。水滴を弾く様にツルンとしています。

今の状態だと比較的音源を選ぶかも知れない。

J-POPはダメ。元々音源が良くないか。。。

言うほどでも無いかなと思う場面もあったが、この50時間過ぎた辺りから良くなって来た。

やはり抵抗は本領発揮まで時間が掛かる。

特に使った箇所は小信号が通る部分なので馴染むのに時間が掛かる。

 

〇 100時間経過

音楽の再現性が格段に良い。隠れていた音まで再現して目の前で自分の為に歌ったり演奏してくれている様です。作られた音では無く、リスナーに聴かせる音楽になっています。

楽器が多くても整理されてきました。ひとつひとつの楽器の音が幾分聴き分けられる様になりました。

ボーカルを聴くと、微妙なビブラートの使い方やその切れ際、声の表現力,、エコーの深さなどが手に取る様にわかります。因みにビブラートで音程がズレているのも判ります(笑)。

音の立ち上がり、キレも良いです。素晴らしい表現力です。響き広がりも良く音に包まれている感じです。

世の中で、この抵抗に優る抵抗は無いのではと思う。

投資しただけの価値は有ったと思います。

他の箇所にも使ってみたい気もしますが、如何せん抵抗にしては高価です。

そして教訓:抵抗が本領発揮するには時間が必要。まだまだ良くなるのだろうか。。。

 

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DAC出力部にVisayの高級抵抗を投入!

2021-08-08 14:35:26 | DAC

納期が11月に遅延すると案内のあったVishayの高級抵抗(VAR)ですが、早々に届きました。

これで2本揃いましたので、さっそくDAC DAS-703ES(SONY)の出力部に導入してみました。

袋を見ると「Made in United Kingdom」と書いてあります。えっ?英国で作っているの?

抵抗体(金属箔)が剥き出しになっているので取り扱いには注意が必要です。

外観からして危なそうです。写真は表と裏です。

このVAR抵抗に関しては、海神無線さんのページが参考になります。

 

使用前に抵抗値を実測。まあ、精度を気にする所に使う訳ではないのですが一応。

この様な小さい抵抗値を精度良く測定するには、本来であれば4端子法を使うべきでしょうが、測定器を持ち合わせていないので、普通のテスター(FLUKE)で測定。

2本とも「100.1Ω」でした。+0.1%。スペック通りです。

と言うか、テスター、クリップの接触抵抗が入っているので、本来はもっと100Ωに近いでしょう。だから、、、4端子法が必要。

基板のスルーホール・ピッチに合わせてリードをフォーミングします。部品本体にストレスを掛けない様に慎重に作業をしました。

半田付けを行い、取り付けたところです。

分かり難いですが、R566の所です。

オリジナルは、他の部分でも使われている青色の抵抗(理研のリノケームと思う)でした。

 

音質の変化は、

交換して直ぐは「あれっ?」と言う感じで、今までとあまり違いが感じられません。

悪くも無く、良くも無い。どちらかと言うと、低音の抜けが少し悪いかな?

まあ、私の経験上、抵抗は鳴らし込みに時間が掛かりますからね。最低100時間は必要でしょう。

ほら、この投稿を書きながら聴いていたら、少しずつ本性を現してきましたよ。高音質の片鱗が伺えます。

そりゃぁ、1本2千円の抵抗ですからね。投資効果を見せて貰わないとね。。。

 

追記) 参考までに、私が過去に金属箔抵抗を導入した例。(⇐ここをクリック)

          また、抵抗のタイプ、メーカー別での音質比較。(⇐ここをクリック)

 

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プリアンプのホワイトノイズ解消。

2021-08-03 11:19:20 | 真空管プリアンプ

プリアンプのホワイトノイズの原因が判った。

ボリュームの前段に有ったアッテネータが原因だったようだ。

このアッテネータからボリュームへシールド線も使わずに単線で引き回し。アッテネータの接点も多い。

ここでノイズを拾っていた様に思う。

入力レベル調整用のアッテネータ。

このアッテネータは以前から気になっている部分だった。

アッテネータを切り替えるとその位置によって、ソース機器側から見た負荷インピーダンスが変わってしまい、場所によっては低すぎる。

一方でボリュームは250kΩと大きいために、アッテネータからボリュームの間でノイズを拾いやすく、ボリュームまでの浮遊容量の影響で高域減衰にも繋がる。

 

そこで、このアッテネータを取り除き、入力セレクターからボリュームまでをダイレクトにシールド線で繋ぎました。

シールド線には「Belden」を使用。

丁度適当な長さで末端処理してあるものが部品箱に見つかった。何から取り外したのだろう?忘れた。

シールド網線は片側(ボリューム側)のみをグランドへ接続。

 

その結果、ホワイトノイズは殆ど気にならなくなりました。

聴感上ですが高域まで綺麗に、埋もれていたと思われる音まで聴こえます。

ちょっとした事ですが、勉強になりました。

 

今は、このプリ(ライン)アンプが良い感じで鳴っています。

以前に、プリアンプが無い方が音がスッキリすると書きましたが、今一度聴き比べてみると、無しでは音が薄っぺらく、有りだと音に厚みや深み、奥行や広がりが有り、艶も有ります。

音楽を気持ち良く聴かせてくれます。

これは今回の改良と、Mullard CV4003(ECC82)のに依るものと思う。

 

次ステップの差動増幅回路用の部品も手に入らない事ですし、暫くこの状態で聴いてみようと思います。

 

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