My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

DAC-X10のオペアンプをMUSES8920Eに交換

2013-12-30 12:21:12 | DAC ES9018

DAC-X10(ESS9018 DAC IC使用)のフィルター回路と思われるオペアンプをTL072からMUSES8920Eに交換した。

交換作業は、ICが面実装(SOP)タイプであり、またICの周辺にびっしりと面実装部品がついているので、結構大変だった。

ICのピンに半田をべったり乗せ、2本のコテで半田を溶かしながらピンセットでICを引き上げる。

ひとりでは困難な作業なため、娘にICの引き上げを手伝って貰った。

<交換前>

<交換後>

まあまあ綺麗に実装できた。

 

電源投入!

目的が良くわからないがLEDが沢山光っている。ダイオード代わりかな?一部スケルトン抵抗も使われている。

音だしも問題なくOK。

 

交換後の音は、これぞESS9018の実力発揮か?っていう感じで、しっかりとした厚みのある音になった。

低音から高音までしっかりと出ている。クリアーな音だけど厚みがあり切れもあり押し出す感じです。

低音域のバスドラ等の太鼓の音やベースの音は弾ける感じがする。これはMUSESの持ち味かな?

オペアンプの価格差相当の違いは感じられる。

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ブログ開設から1,000日経過。

2013-12-21 15:15:50 | その他

昨日ブログを開設してから1,000日目になった。

祝!!! 1,000日継続。

継続は力なり!

PVも28万アクセスを超えた。30万アクセスも目の前だ。

皆さん、閲覧して頂きありがとうございます。

私のオーディオ改造の備忘録として始めたものでしたが、多少は参考になる内容がありましたでしょうか?

感想等がありましたら、コメント欄への書き込みをお待ちしております。

 

 

 

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CDプレーヤーのカップリングコンデンサーをDynamicap0.47uFに交換

2013-12-14 12:08:20 | CDプレーヤー

CDプレーヤーの出力をトランジスタ出力だけにしたところで、出力のカップリングコンデンサをWIMA3.3uF+JENSEN0.1uFから、手持ちのDynamicap0.47uF単発に交換した。

計算上は0.47uFでも問題ないであろう。

プリアンプの入力インピーダンス約30kΩ。

f=1/2πCRで、1/(2x3.14x0.47x10-6x30x103)=11.3Hz

のカットオフ周波数になる。


音質チェックは、Dynamicap(ダイナミキャップ)は生命感があって良いですね。音が生きています。

付け加えておくと、このDynamicapはUSA製でひとつひとつフィルムを手で巻いて作っているらしくハンドメイド品である。

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CDプレーヤー真空管出力部を切断

2013-12-14 11:24:56 | CDプレーヤー

最近はCDプレーヤーを良く弄ってる。

私のCayin CDT-23はトランジスタと真空管の両方の出力を持っているが、本日真空管出力部を切断してトランジスタ出力のみとした。

理由は以下である。

 ・トランジスタ出力のほうが音がクリアーで良い。真空管出力の音には少し不満があった。

 ・音源(音の入り口)はクリヤーな方が良い。

 ・音に色づけするには後段のプリアンプ、パワーアンプで出来る。私のシステムはプリアンプ、パワーアンプとも真空管。

 ・真空管のメンテナンスが面倒になってきた(ECC88)。寿命が来るとすぐに高域が出なくなる。

 ・出力波形の確認結果、真空管出力は高域部で少し歪みがある。一方トランジスタ出力はフラットで歪みも無い。

 ・真空管出力部への電源供給も同じトランスからなので、トランジスタ出力にも何か影響があるのではと考えた。

 

真空管への電源供給切断後の電圧をチェックしておいた。

切断前→切断後。ダイオード整流後の電圧。

○Op amp/Trへの電源レギュレーター入力電圧

 +19.2V  →  +19.8V 、 -18.2V → -18.8V

○その他(5V系、3.3V系)電源レギュレーター入力電圧

 +9.0V → +9.4V 、 +4.3V → +4.5V

少し電圧がアップしたが良い感じ。

Op amp後段のディスクリートTrアンプへはカップリングコンデンサなしで直結なので、ついでにOp ampの出力のオフセット電圧も測定しておいた。

Op amp(OPA627AP)output DC Lch -11.6mV  Rch +7.2mV

まあ、こんなもんだろう。


真空管出力ブロックへの電源、信号は全部切り離したので、今は真空管出力は使えない。

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BELDEN 8412 RCAケーブルの作り直し(正しい接続方法)

2013-12-08 16:14:45 | ケーブル

偏人さんのアドバイスで、今使ってるBELDEN 8412ケーブルのRCAプラグへの接続方法が間違っていることがわかった。

白、黒、シールド編み線の接続方法、使い方のことである。これには悩まれている方も多いのでは思います。

8412 RCAケーブルを作るとき、ある人のブログを見て真似をして製作した。

その時の接続方法は、以前のその時のブログにも書いているが、

信号上流側:BELDENのB側で、編みシールドと白をショートしてコールドに、黒をホット。

信号下流側:BELDENのN側で、白のみをコールドに、黒をホット。編みシールドは接続しない。

にしていた。

その時から、音がなんだか篭り気味で、信号の上流側と下流側を入れ替えると、音がクリアーになるが音の高低音のバランスがちょっと悪く、ちょっと浮ついた音になるので、本当にこの接続で正しいのかと疑問を持ちながら使っていた。

質問コーナーでも、すっきりした答えが返ってこなかったし、他の製作例をみても、その接続方法が多かったので、そのまま使っていた。

そしたら、最近、ケーブルの事で偏人さんとやり取りしていたら、先週、私のBELDEN 8412接続方法が間違っていると偏人さんから指摘、アドバイスを受けたので、さっそく造り換えてみた。

指摘どおりに造りかえたら、音が劇的に変化! バランスも良い。

やっぱりこうだったのかと、改めてBELDEN 8412の良さがわかった。

正しい接続方法は以下である。ご存知で無い方やこれから作る方は参考にして下さい。

信号上流側:BELDENのB側で、編みシールドと黒をショートしてコールドに、白をホット。

信号下流側:BELDENのN側で、黒のみをコールドに、白をホット。編みシールドは接続しない。

要するに、白をホットに使う。

 

少なくとも、オーディオ機器に使う場合、この様に使う方が良い結果が得られる。

ギターに使う場合は違うかも知れないが。。。

BELDEN 8412は定番中の定番なので正しく使いましょう。

ノイズのほうも減った様な気もする。

3年目にして、やっと悩み解決!スッキリした。

 

偏人さん、アドバイスありがとうございました。

コメント (4)
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クロックモジュールの再換装で音質が大幅改善(やはり位相雑音が肝だった)

2013-12-08 15:28:39 | CDプレーヤー

またまたクロックモジュール(水晶発振器) 16.9344MHzを購入してテストしてみた。

前回はジッターが少ないと言う0.3ppm Low jitterタイプに交換したが、結果は今一つだった。

以前の水晶発振器のほうが良かった。

これには、メーカーが同じでも49.152MHzのほうには位相雑音-130dBと謳ってあったが、この16.9344MHzのほうには位相雑音のスペックが無かったことが原因ではと睨んでいた。

それで今回、Low jitterよりも位相雑音が音質、解像度に効果的ではと考え、位相雑音-135dBのものを購入した。

前回のものと今回のもののスペックを比較してみよう。

<前回のものValab製>

16.9344MHz TCXO

<colgroup><col width="36*" /><col width="88*" /><col width="109*" /><col width="22*" /></colgroup>

parameters

characteristics

technique parameter

unit

Output

Frequency

16.9344

MHz

Precision

±0.5Max

ppm

Wave form

aquare

 

Empty ratio (square wave)

50±5

%

up/down time

6

ns

Temperature

Temperature characteristics

±1

ppm

Aging

Aging

1 Max

ppm

Power

Working voltage

5±5%

VDC

Working current

30 Max

mA

Loading stability

±0.2 Max

ppm

Others

Working temperature

-40~+85

°C

Storage temperature

-40~+85

°C

Dimension

20.3*20.3*8

mm

 

 

 

※0.5ppmと書いてあるが、本体ボディには0.3ppmと刻印があった。


<そして今回購入したものD/A Mental製(Tentlabs compatible?>

Frequency : 16.9344MHz

Precision : 1ppm

Operating voltage : +3.3Vdc -- +5.0Vdc 

Operating current : 25mA (MAX)

Output Waveform : TTL/CMOS

Duty cycle : 40/60%

Frequency stability Vs Temp : +/- 5ppm (0 ~ +50 C)

Phase noise : -135dBc/1KHz(10M)

Package : 20.4 x 12.8 x 7.5mm

Aging : +/- 2ppm/Yr.


精度は今回購入したもののほうが悪いが(悪いと言っても1ppmは充分だろう)、位相雑音が-135dBと圧倒的なスペックである。
まあ、Jitterと位相雑音は特性的にお互い関係しているが、きちんと位相雑音をスペックに謳っているほうが信用できそう。
 
交換後の写真。こんな具合である。
 
ついでに電源も強化しておいた。3.3uF/35Vのタンタルコンを追加。
 
交換後の感想は「大正解!!!」。
また一段と解像度がアップして、クリアーな音になった。
音楽の細部まで聞こえる。
 
結論、やっぱり位相雑音が効く。
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