My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

レコード・プレーヤー購入検討中。~知人から借りて試聴~

2018-01-27 13:59:50 | レコードプレーヤー

せっかくのオリジナル盤のレコードも、今のDP-1200で聴くのも心苦しくなってきて、真面目にレコード・プレーヤーの新調を考えています。

今使用中のDP-1200自体も悪くないのですが、クオーツロックでもないので、やはり温度変化による回転数の変化があります。

使い始めはゆっくりで少しずつ早くなり、その後安定します。これは、35年前の購入時からこんな感じだったと思います。

これがアナログっぽくて良い所もありますが、やはり調整が面倒です。

プレーヤーの購入を検討している事を同僚のオーディオ仲間に話したところ、それなら自分が使用しているものを貸せますので、一度使って見てくださいとの事で、先週、そのプレーヤーが我が家にやってきました。

やって来たのは、デノン(そのころはデンオン)DENONのDP-59Lです。

MCカートリッジ、トランスも貸してくれました。

因みに、その代わりに私はREVOXのCDP B226を貸出しました。

写真に写っているのは、アントレのMCですが、試聴したところ音が固く感じたので、これは経年変化で固くなった?MCカートリッジもダンパー等が有って固くなる??(私は知識を持ち合わせていません)。

そこで、単純にプレーヤーの違いだけを比較する意味もあり、常用のシュアーV15-Ⅲに交換しました。針は、今月に交換したばかり(いつものJICO製楕円)。

交換後は、いつもの音を聴かせてくれました。

それで、今までのDP-1200と何が変わったかと言いますと、

音質)バックグラウンドが静かになり、クリアーな音、靄が晴れ、解像度も上がった感じです。

操作性)これはもう簡単です。針を聴きたいところへ持って行き、ボタンを押すだけ。終わればオートリフトアップ。

回転の安定性)流石にクオーツ・ロックです。安定しています。

といったところです。


暫く使いながら、予算10万円以下で中古プレーヤーの選定をしようと思います。

今の候補は、メーカーでは、マイクロ精機、ヤマハ、デノン、パイオニアといった所です。

条件は、

予算内、完動品(メンテあればなお良い)、DDドライブ、S字アーム、オートリフトアップ、V-15 TypeⅢが使える事

などです。

特性表も見ていますが、勉強不足で機械的特性が音質にどの様に影響するのかが判らず、、、。

慣性モーメント、起動トルク、ターンテーブル重量、筐体の材料、全体重量など。

 

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KT88 PPアンプ 音質調整(その6) ~音が激変しました!~

2018-01-21 10:25:50 | 真空管アンプ

EDさんの指摘で、カップリング・コンデンサを換装したところ、音が激変しました。大幅な改善です。

見晴らしが良くなり、スカッと晴れた感じです。音空間に広がりを感じます。音数も増えました。

 

今回置き換えた箇所は、ドライブ段(6SN7)とPP出力段(6550C)の間の4個です。

今までは、TRW社のフィルムコンデンサ(赤)を使用していましたが、これを偶々オークションで見つけて購入していた、かの有名な"スプラグ(SPRAGUE)製ブラック・ビューティ(Black Beauty)0.1uF/400V"に変更しました。

使用前に容量チェックもしましたが、全く問題ありませんでした。

プッシュプルのステレオですので、4個必要です。割と安価で入手する事が出来ました。

置き換え後は、こんな感じです。

置き換え直後から、素晴らしい音を聴かせてくれました。流石、文字通り"Beauty"な音です。

今まで何回も経験していますが、やはりカップリング・コンデンサは重要ですね。音質に大きく影響します。

暫くエージングしてから、EDさんお勧めのオイル・コンにも換えてみたいと思います。

これで、私の所有している他の真空管アンプを大逆転し、今では1番の音の仕上がりになりました。

EDさんに感謝!感謝!です。有難うございました。

今までの悩みが解消しました。回路設計自体は間違っていなかった様で、自信にも繋がりました。

 

今回は、カップリング・コンデンサの換装に加えて、電気制御の入力セレクタ、ボリューム調整などに使っているデジタル・ロジック部分も完全に切断、電源供給カットして動作しなくしました。

マニュアルで操作すれば良いので必要ないです。

これで、デジタル・ノイズも無くなった筈です。

この改造も今回の音質upに寄与していかも知れません。。。

 

コメント (9)
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あけましておめでとうございます。~2017年振り返りと2018年の計画~

2018-01-03 13:08:56 | オーディオ

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

今年は雪も無く穏やかな正月を迎えています。

元日は、どこへも出かける事なく我が家で音楽を楽しんでいました。

昨日は、近所の神社に初詣と買い物に出かけたくらいです。

 

さて、2017年のオーディオ関係を振り返ってみますと、私の中では主には次の様な事がありました。

 

①KT88 PPアンプの改造

 ソフトンのOPTを購入し、元々搭載されていたものと交換しました。

 同時に、回路構成の見直し、定数の見直し、部品選びなどを1月から5月にかけて行いました。

 以前よりは、音質的にも良くなったと思いますが、他のアンプのレベルが高いのか、比較すると、まだ充分に満足の行くものとはなっていないのが、残念です。

 

②6AS7 PPアンプの改造

 主に、アース周りを見直しましたが、これは大成功でした。見違える様に良くなりました。

 今ではお気に入りの1台です。


 ※①②の関連記事は、真空管アンプのカテゴリーに掲載しています。

 

③ブルーレイ・プレーヤーを買いました。

 ソニーにBDP-6700を購入。 こちらの記事に書いています。

 これは優れもので重宝しています。今年購入した機器で一番コスパが良かったと思います。

 ブルーレイ・プレーヤー、CDプレーヤー、ネットワーク・プレーヤーとして使え、他の部屋のTVの外付けHDDに録画した番組も見れます。

またPCからのキャスティングも可能です。youtubeなどを見るときにも便利です。youtubeで見て、気に入ったディスクを購入、なんて事もやっています。

 結構頻繁にソフトアップデートがあり、音質も改善されています。

 

④レコード・カートリッジのシェルリードを交換。

 噂の「吟醸リード」を購入、使用しています。こちらの記事に掲載。

 使うにつれて、音の解像度があがってきています。 音の艶、張りも良いです。

 少し値が張りましたが、購入して正解でした。

 

⑤スピーカーを購入。

 SANSUI(サンスイ) SP-505Jのエンクロージャー(箱)に、JBLのLE14AとLE175DLHを収めたものを購入しました。

 設置当初は、低音が籠りぎみでしたが、スピーカーを床から離し位置を高くすることでかなり解消しました。

 ただ、重くて設置の変更するのがしんどいです。

 関連記事は、スピーカーのカテゴリーに掲載しています。

 

⑥レコードのオリジナル盤の探求と購入

 やはり、オリジナル盤は鮮度が違います。音の密度、クリアーさ、迫りくる物、Groove感(ノリの良さ)、言い過ぎかも知れませんが、目の前で演奏されている様な感じさえします。

 これは、CDや日本盤のレコードでは味わえません。

 ただ、どれがオリジナル盤なのかを探すのが結構大変です。しかし、それがまた楽しいです。

 高価ですが、気に入ったレコードはオリジナル盤に拘って探したいです。

 関連記事は、レコードのカテゴリーに掲載しています。

 

今年、2018年の計画としては、「スピーカーの内部配線の交換」、引き続き「レコードのオリジナル盤探し」、金銭的に余裕があれば「VT-25、62等のトリタン球アンプ」にも挑戦してみたい。

それと、トランスを交換したKT88 PPも、もう少し何とか改善したい。

KT88はやめて、この際VT-62に改造も有りかも知れませんが、私だけでは設計の知識がそこまでは有りません。

 

ブログの累計アクセス数が170万PVに達しました。

これからも、不定期ではありますが、ブログを更新していきますので、今後ともよろしくお願いします。

今年も、皆さまにとって実り多き一年であります様に!

 

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