My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

防音と断熱のため簡易内窓を設置しました。~キット使用で簡単、低コスト~

2016-12-25 12:32:20 | その他

オーディオ・ルームの防音を検討して半年が過ぎ、昨日やっと、コスパに優れた簡易防音、断熱を設置する事が出来ましたので紹介します。 

検討当初は、プロに依頼して、ガラスの内窓を作ってもらい、二重窓にしようかと思ってました。

しかし、結構費用が掛かるので、もっと低コストで何か別の方法が無い物かと模索してきました。

取り敢えず、最初にやったことは、カーテンの内側にもう一枚、防音用のカーテンを追加。

これは、あまり効果が無かったです。気休め程度。

次に考えた事は、いつもカーテンを閉めているので、いっそのこと、窓に合板を打ち付けてしまおうかと。

しかし、これでは外から見たときに見栄えが悪く、怪しまれるのと、消防上で良くないので、この案は取りやめ。

そして、冬を迎えるにあたり、ホームセンターで断熱対策として窓に貼るエアキャップがチラホラ並びはじめる。

エアキャップなら過去の引越しの時にロールで貰ったものがあるので、材料費は掛からない。

しかし、これも見栄えが悪いのと、果たして防音効果があるか疑問。

そこで、最近思いついたのが、プラスチックの段ボール。これで窓を塞いでしまおうかと。

早速、ホームセンターに行き、その売り場をウロウロしていたら、良い物が目に入りました。

それが、ポリカのプラ段を使った簡易内窓作りのキット

作り方、寸法の計算の仕方などの説明書も置いてありましたので、持って帰り、我が家の窓に合うか検討。

Webでも検索したところ、製作例、設置例があり、私でも出来そうと思いました。

寸法を測り、一昨日、キットとその他の材料を仕入れ、購入。ポリカ段ボールはホームセンターでカットして貰いました。

そして、昨日、製作、設置をしました。

片側に設置したところです。

お隣の家はガラスの完全二重窓です。防音、断熱効果あり、冬は露を持たないなど、良い事づくめと聞かされてました。

製作と設置は、約3時間程度で出来ました。

両側に設置したところです。

ブロンズなので、目隠しにもなります。見た目も良く、開閉も出来ます。

これで、この窓はガラス(外側)→ポリカボード→レースカーテン→防音カーテン→ドレープカーテン(遮光)となりました。

この状態で外から音はかなり小さくなりました。数値表現が難しいですが、半分程度でしょうか。

外の音が小さくなったということは、部屋から外に漏れる音も小さくなっているでしょう。

今回、この内窓設置に掛かった費用は材料費込みで1万円以内でした。本格ガラス内窓よりもコスパが良いです。

何とか年内に設置する事が出来ました。

これで、心置きなく自分の好きな音量で音楽を楽しむ事が出来ます。

 

このキットは、アマゾンでも買える様です。

簡易内窓用フレーム&レールキット 中窓用・ホワイト PTW-C

寸法どり、製作、設置の説明書入り。

動画サイトでの紹介もあります。

 

 

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デジタル音源再生機器の波形比較(CDP/DVDP/DAC)

2016-12-24 10:57:37 | CDプレーヤー

前回の記事に書きましたが、久々に使用したDENON製DVDプレーヤー+DAC(ES9018)の音が意外にも良いので、実際に波形を調べてみました。

ついでに、廉価版のBDプレーヤーやPC+USB経由DAC(ES9018)の波形とも比較してみました。

まず、それぞれの再生機器のSPDIF信号(Coaxial Digital出力)の信号を比較しました。

オシロの信号を.wfmで保存したため、こんな絵になってしまいました。bmpに変換するのに少し苦労しました。

最初から.bmpで保存すれば良かった(後の祭り)。見難いかも知れませんがお許しを。

     <DENON製DVD-1940 SPDIF信号>       <廉価版BDプレーヤー SPDIF信号>

    

廉価版BDプレーヤーは、波形の立ち上がり、立下りで少し訛りが見られます。

次に、このSPDIF信号をDAC(ES9018)に入力し、RCA出力波形を観測。1KHzの正弦波の再生です。

  <DENON製DVD-1940+DAC >         <廉価版BDプレーヤー+DAC >

    録り忘れましたが比較的良かったと思います。

こちらはノイズの少ない実に綺麗な正弦波です。       

次に、機器から直接のRCA出力を比較します。

  <DENON製DVD-1940 RCA出力>       <廉価版BDプレーヤー RCA出力>

   

こちらも綺麗な波形です。            高周波ノイズ(デジタルノイズ?)が重畳しています。

 

ついでに、古い名機のREVOX製B226も調べてみました。

  <REVOX製B226 SPDIF信号>          <REVOX製B226 RCA出力>

    

ええっ~~!!! 驚きです! 汚い!の一言です。 見た瞬間にゾッとしました。 何じゃこりゃぁ?って感じです。

SPDIFの信号は汚いし、RCA出力にもノイズが乗っています。

次に、PCからUSB経由でDAC(ES9018)に入れてみます。 同じく1KHzです。

こちらは綺麗ですね。

 

今回の波形観測でわかった事。

 ①DENON製DVDプレーヤー(DVD-1940)は、デジタル出力、RCA波形ともに綺麗。だから音も良い。

  10年位前の製品にしては、ノイズも含めてデジタル処理がきちんとされている。

 ②DAC(ES9018)の性能には問題なさそう。

 ③今回1番の発見は、REVOX製B226の波形の汚さです。

  コンデンサ関係を交換したら多少は良くなるのか?

  年明け早々にでも、修理、改造に手を付けなくては。。。 来年も忙しくなりそうです。。

 

 今回私が使用したCDは、MJのオーディオチェックCDです。音楽とテスト用の信号が入っていて便利です。(2010年ドイツ製)

 

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久々に使ってみたDENON製ユニバーサルプレーヤーDVD-1940 ~意外にも音が良い!~

2016-12-18 13:14:00 | CDプレーヤー

前回の記事で少し触れましたが、オーディオラックが完成したので、デノン製のDVDプレーヤーも8年振りに引っ張り出してきました。

日本ではDVD-1930の様ですが、私が所有しているのは海外仕様モデルでDVD-1940です。

中の仕様も違う様です。DVD-1930から改良されている。(?)

かの有名な「WHAT HI-FI?」でも五つ星(five-star)です。

http://www.whathifi.com/denon/dvd-1940/review

DENON UKの製品紹介ページです。

http://www.denon.co.uk/uk/product/homecinema/DVDPlayers/DVD1940

 

これに、音声の方はデジタル出力をESS9018搭載DAC「GUSTARD X-10」に繋いで聴いていますが、音がクリアーで臨場感があり、情報量も多く、細かい音まで聴こえます。音の定位も映像とぴったりと一致しています。

映像の方も1080p(プログレッシブ)出力があり綺麗です。

同じ様に、安物の(と言っても一流ブランドですが低価格帯)BDプレーヤーをこのDACに繋いでもこの様な音になりませんし、映像の方もDVD-1940の方が綺麗に見えます。勿論、最新技術を導入した高級BDプレーヤーとは違うでしょうけど。

 

久々に引っ張り出してきたDVDプレーヤーの音と画質に感動です。流石、デノンの拘りですね。

最近は私のオーディオシステムで、DVDばかり視聴しています。

 

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オーディオラックの製作。

2016-12-11 12:57:22 | オーディオ

オーディオ・ラックを製作しました。

製作したといっても、ホームセンターで加工済の部品を買ってきて、組み立てました。

簡単だった割には、良い物が出来たと思います。


<購入した材料>

 ・支柱 4本

  すでに溝が切ってあります。

  こんな便利な物を売ってるとは今まで気が付きませんでした。

  ラックを組み立て下さいと言わんばかりです。まぁ、その部品でしょう。

 ・メラミン化粧棚板 

  芯材(桐集成)をMDFで挟み、メラミン樹脂を含浸させた紙を圧着させた化粧板と書いてあります。

  私は機器の大きさを考え長さ180cm、幅45cm、厚み16mmの物を2枚購入しました。

  これを先ほどの支柱の溝深さを考慮に入れながら、その場で何枚かに切断して頂き棚板としました。

  ホームセンターで加工してもらうと、仕上がりは綺麗ですし、何より楽ですね。

 

<組み立て>

組み立てには、径3.8mm、長さ41mmの木ねじを使いました。

支柱の溝に棚板をはめ込み、この木ねじで止めていきます。支柱に予め穴があけてあるので簡単です。

天板と底板は、棚の空間(高さ)を有効に使いたかったので、一番上と一番下にしました。

天板、底板の角には、補強のためL金具で支柱と固定しました。裏側なので写真では見えません。

結構丈夫に出来たと思います。

 

出来上がって、システムを収めたところです。

流石に、右側の5万円くらいの市販品に比べると見劣りがしますが、これでも充分にラックの役割は果たします。

投資対効果は良です。

押入れに仕舞っていた手持ちの色々な機器を収める事が出来ました。

今回、取り出したもの。

 ・液晶モニター

 ・ソニー製BDプレーヤー

 ・デノン製DVDプレーヤー:DVD-1940

このうち、デノンのDVDプレーヤーが結構音が良いです。SACD、DVD-Audio対応です。

少し手を加えてやると、もっと良くなるでしょう。

これで、やっとDVDを見る事が出来る様になりました。

 

 

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音に定評のあるASC製コンデンサをカップリングコンに使って見る。

2016-12-04 12:11:02 | DAC ES9018

安価で音が良いという評判のASC製のポリプロピレン・フィルムコンデンサをDAC出力のカップリングコンデンサに使ってみました。

DAC(ES9018 Gustard x10)のAnalog出力は、もともとDC成分が殆ど無いので、オリジナルではカップリングコンデンサが使われていませんが、私は音の味付けのためにカップリングコンデンサを入れています。

今迄はダイナミキャップを使っていたのですが、今回、ASC製に交換してみました。

私自身、このASC製のフィルムコンは値段の割には音が良いという情報を持ちながら、今まで一度も使ったことがなく、今回が初めてとなります。

さて、どんな音を聴かせてくれるのでしょう。

今回使用したコンデンサがこちら。 0.56uF/100V。 HU-56/HJ-56。(型番?)、USA、1990年製?

ASCコンデンサには何やら台湾製OEM品もあるそうですが、台湾製は磁性品で音質が劣るそうです。本家USA製は非磁性品。

リード線が太くて固いのでフォーミング作業がしにくかったです。

DACに取り付け後がこちら。 なんとか収まりました。

音出しをしてみます。

音質は、評判通り、解像力がとても高く、分離が良いです。

低域から高域までフラットでオイルコンの様な濃厚でとてもしっかりした音です。

@200以下と思えない音です。得した気分です。高価なダイナミキャップよりも好みです。

これで、私のカップリングコンデンサの選択肢がまた一つ増えました。

 

PS.

先日の6C33Cの改造後、エージングも進み、益々音が良くなってきました。


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