ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

いろいろと考えさせられたこと

2014年07月15日 | えっせー
長年の結婚生活で、私が海外研修で留守にしたこと以外、これほど私達夫婦が
離れていたのは初めてで、認知症とは言え、夫の存在感や有難さを改めて感じた。
 東京医療センターに緊急入院してから17日目に、娘にサポートされて、夫は
今日退院できたが、私は健康度は高いが、あまり体力がある方ではないので
さすがに疲れた。夫が緊急入院した翌朝、主治医の先生から私の携帯に「内視鏡手術
を行うので同意書は必要なため、できるだけ早く来て下さい」と電話があった。
「かしこまりました、それではすぐに伺います」と返事をしたのに、先生は息子さん
がいたら代わって下さいと言われ、すぐに息子が出たが、同じことを告げられた
ようだ。今まで何度か夫の状態について、先生から私一人で二度ほど説明を受けたので
ある程度は私の理解度や、記憶力も多分理解して下さるのではと感じたが、退院の
知らせも、私ではなく息子にだった。

 それらにいついて先日息子とも話し合ったが、高齢者は忘れたり、誤解したり
することが多いようで、それがトラブルの原因になるらしい。
 つまりいくらシッカリしているように見えても、高齢者の私より、現役世代の
子供の方が信頼できる、と言うことは高齢者は社会的にはあまり信用されてない。
 幸いなことに私達夫婦には、同居している息子、傍に住んでいる娘がいるので
何かと頼りなるが、もしも夫婦だけだったら、一体どうなるのだろう?
 高齢者の一人暮らしや、認知症の高齢者が増えつつある現代、これから社会は
どのように対応するのだろうと考え込んでしまった。

 私自身いくら気持ちが若くても、日増しに衰えていく体を、どうコントロール
すべきなのだろう。私にとっては生まれて初めての過酷?とも言えた体験だが
炭水化物はあまり食べない、アルコールも飲まない、間食はまったくしない、心身
のために毎日欠かさず行うさまざまなレッスンなど。
 かなり自分に厳しいから健康と若さをキープできているが、もう少し自分に甘く
しても良いのではと考えたが、さて、この気持ちは何時まで保てるのだろう。
 しかし、やっぱりこれ以上肥りたくないし…
とりあえず今夜は夫と二人だけで、心ゆくまで祝杯を上げるつもりだ。

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