ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

珠玉のひととき

2014年07月09日 | えっせー
 ☆ ロマンチックなトワイライト
 夫の見舞いの帰りに、暑気払いの幹事になってしまった私は、美しい夜景を見な
がらディナーをする会のために、三軒茶屋キャロットタワーのレストランに行った。 
 そろそろ暗くなり始めた7時ごろ、私は隣にあるラウンジへ入ったのは、先日
娘が「一人で入れるし、ムードもとても良いから」と誘われたからだ。
 時には一人も良いなと思ったから、窓際にすわり一人ワインを飲みながら
だんだん暮れて行く街並みを眺めた。先日六本木ヒルズの展望台へ行って、やはり
トワイライトから暗くなるまで夜景を見たが、その日は曇っていたためか、26階
にあるそこの夜景の方がとても素敵だった。
 ふと考えた。私は都会に生まれ、育ち、そこで生活し、その地で死ぬ「都会人間」。

 自然も大好きで、時にはたまらなく自然が恋しくなるが、それが長いと、東京の
雑踏がとても懐かしくなり、すぐにも東京へ帰りたくなるのは、再三経験している
ことだ。空が暗くなるとともに、灯りがまたたきながらだんだん増えていく…
 何とも言えない、心に沁みるような素敵なムード。
私は海外国内を問わず、夜景が美しと言われるところは数知れず見たが、きらびやかな
ネオンではないが、何とやわらかく、やさしく、愛しい灯り達だろう。
 生まれて初めてたった一人で見た夜景は、地平線がまるく見えるのに気がついた。
誰にも邪魔されず自分の感慨に浸れる、こんな素敵だと思えるひと時に気がついた
のは、もしかして年齢を重ねたからこそかも知れない。
 ※ 時間の経過とともに変わってくる夜景

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