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「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

病児保育を考える、明日4/13、ひまわりママさんと。

2008-04-12 12:22:47 | 各論:病児保育
 明日4/13日曜日、武蔵野市で保育サービスを展開されているNPOひまわりママさんに講義に行きます。
 ひまわりママさんは、多世代交流の場(こどもテンミリオンハウスあおば等)を運営されており、以前、2~3年前でしょうか、私も視察させていただきました。そのサービスの充実に感銘を受けた覚えがあります。距離は離れていますが、是非連携して行きたいと思っているNPOさんです。
 この度、病児保育室を開設準備中とのことで、その前段階に協力会員さんに講義を行います。

 テーマは、
 ①代表的な症状や疾患への対応の仕方
 ②病児保育とリスクマネジメント、乳幼児突然死症候群
 で、いただきました。
 
 日時:平成20年4月13日(日)13:00~17:00
 場所:保育サービスひまわりママ 事務局2階
    (中央線武蔵境駅すぐ)

 すでに、45名ほどの会員さんが集まられるということで、大変緊張しております。先日の予算特別委員会でも、最高90分の質疑応答であり、240分はしゃべらなかったので、結構長丁場になりそうです。
 今後の病児保育のサービスに関わる重要な役であり、責任重大。頑張って参ります。
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ひとり親家庭支援事業~無料病児保育お迎え&お預かりサービス~開始致します。当院6歳の誕生日に

2007-11-01 00:00:00 | 各論:病児保育
私は、このクリニックを、
2001年11月1日に開院致しました。
(先行して病児保育は、2001年10月10日から)

そして、今日、2007年11月1日、6度目の誕生日。
この日、新しい事業を、
誕生日プレゼントとして世に送り出します。


『ひとり親家庭支援事業
~無料病児保育お迎え&お預かりサービス~』
(経済産業省共同プロジェクト)

新しい病児保育システムを実験的に導入致します。

登録されたご家庭のお子さまが発熱を伴うお風邪・病気(重篤なものをのぞく)になった際に、当院スタッフが、保育園または、ご自宅にお伺いし、お子さまをお引取りした後、当院病児保育施設にて、お預かりするというシステムです。

東京都内12区で派遣型の病児保育事業を展開するNPO法人フローレンスと連携し、この企画を実施いたします。


○サービス試行期間:2007年11月6日より2008年2月29日まで

○サービス対象者:中央区在住ひとり親家庭

○サービス手順
1)ご利用登録
2)サービスご利用
①子どもが発病
②当院病児保育スタッフが駆けつけ、クリニックに搬送
親御さまがご出勤される前(開始時間に制約有)に、お宅にかけつけてお子さまを当院病児保育施設に搬送
③診察後、当院施設にて、病児保育
3)サービスご利用してのご意見・ご要望等を回収
4)頂いたご意見・ご要望等を、私達が分析し、
 今後の病児保育の発展の可能性を検討
 


○料金:無料(施設使用料・人件費を含む)
※経済産業省との共同プロジェクトのため、料金はこちらで負担いたします。
※ただしタクシー代を含む交通費は別途。持ち物で不足なものはレンタル料が発生します。

○登録方法:所定の応募用紙にご記入下さい。

○応募締め切り:特になし。登録終了後、サービス施行期間終了までご利用が可能。

以上。


私達は、この事業により、
病児保育の今後の発展の可能性を
考えていこうとしています。
多くの皆様のご登録をお待ちいたしております。


 My fellow citizens of the world: ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.
ケネディ曰く「アメリカが君達のために何をしてくれるかではなく、君達がアメリカのために何が出来るか考えてほしい。」
言い換えると、
「行政に何かしてもらおうではなく、自分達が地域のために何が出来るか考えよう。」
地域は、自分達の力で作って行きたい。ただ、自分達が出来る範囲は限られる。その時こそ、自分達がやってきたことを行政に提案し実行しよう。そう私は考える。
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答えは現場にあり  日本橋と京橋の病後児保育所 見学

2007-09-19 17:15:25 | 各論:病児保育
一般質問をひかえ、
日本橋と京橋の病後児保育所を見学して参りました。

日本橋は、
さわやか保育園
(東京リビングサービス株式会社)
日本橋浜町3-3-1トルナーレ日本橋浜町2階
電話3249-7141
定員4名の病後児保育所。
看護師2名と保育士1名の配置。
入室前に、 塙小児科医院の診察を受ける。
病後児保育での服薬は可能。


京橋は、
ポピンズナーサリー京橋
(株式会社 ポピンズコーポレーション)
*同系列で千代田区の病後児施設運営経験あり。
銀座1-25-3 京橋プラザ1F
電話3538-2101
定員4名の病後児保育所。
看護師1名と保育士の方は、
隣接の普通保育の方から、
お預かりにあわせ、スタッフを回す。
入室前に、厚生内科診療所の診察を受ける。
病後児保育での服薬は可能。
こちらは、昼ごはんを保育所の給食室で
対応して出すことも可能。



課題としては、
1)利用者本位
中央区の病児・病後児保育全体にいえることであるが、
(そして、当院の自主運営の病児保育にもあてはまるが)
利用がってをいかによくするかということ。
*入室時前診断のところ。
*施設ごとに登録することになっており、利用者は、
各施設ごとに同じ書類を書いて提出しなくてはならない。
*ある施設が、いっぱいの場合、利用者が、他の二つを当たって、
空きを探さねばならない。


2)急変時のバックアップ体制の整備
急変の時の不安が、
どうしても、保育所併設型には、
ついて回る。
協力医院が休診の場合もある。
たとえ、あいていても、
協力医院との距離は、近くはないので、
なかなか、つれてはいけない。
協力医院側も、なかなか駆けつけることは出来ない。
急変時のバックアップ体制の整備の必要性を
私は感じた。


3)人員配置
具体的に出た意見として、
隔離室2人、観察室2人。の保育を行っていたとする。
この場合、隔離室に1人のスタッフ。
観察室に1人のスタッフの配置となる。
例えば、観察室の子ども1人が具合が悪くなり、
救急車を呼ばなければならなくなった時、
だれが、救急車に乗るかという話が出た。
たしかに、誰も乗る人がいないように一見思えるが。。。さて。

4)お互いの施設間の情報交換やスキルアップの場
中央区の病児・病後児保育のスタッフが、
お互い情報交換したり、スキルアップを目指す場が
あってもよいかもしれない。

以上、

両施設の、施設長様をはじめ、
スタッフの皆様には、お時間を作り、
ご説明いただき、ありがうございました。
よりよい、病児・病後児保育を中央区で
行っていけるよう努力して行きたいと考えます。
今後とも、よろしくお願いいたします。

利用者の皆さんも、是非、
利用された実際の声を
届けてください。

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さて、一般質問 一題目はお約束の『病児保育』で入ります。

2007-09-18 23:59:32 | 各論:病児保育
さて、一般質問の御題の第一題目は、もちろん「病児保育」で行きます。
私は、選挙のマニフェストで、皆様とお約束を致しました。
「病児・病後児保育の利用希望者に100%対応する体制整備」
このことの実現に向け、一般質問を致します。

以下、原稿案です。あくまで案!!

「病児・病後児保育事業のさらなる充実について」
 病児保育とは、保育園・小学校に通園している子どもが、発熱などの病気になった時、保育園の代わりに子どもを一時的に保育する施設です。これは、国の健康支援一時預かり事業として開設され、自治体からの助成金で運営されています。規定により保育士1名、看護師1名の計2名で4人の子どもを保育する、2:1保育することが決められており、通常の保育より手厚い保育がなされています。自治体により異なりますが、ここ中央区では生後7ヶ月から小学校3年生までの子どもが対象で、利用者は一部負担金2000円で1日利用できます。
 近年の少子化、核家族化、地域社会の喪失、女性の社会進出などの状況下で、病児保育は子育て支援の重要な施策ですが、保護者の就労支援だけが目的ではなく、病気の子どもに必要な看護、保育、環境を提供することが重要です。
 病児保育は、厳密に言うと、病児保育と病後児保育に分けられます。病児保育は、医療機関に併設されているので、医師が常にいることから、入院や点滴の必要のない急性期の病気から回復期の病気、つまりはほとんどの病気の子どもを預かります。それに対して、病後児保育は保育園などに併設されており、医師は常時いるわけではありません。そのため、利用できるのは回復期の病気の子どもだけに限定され、元気でも38度以上の熱があるときなどは預かれないことがあります。
 現在、中央区には、医療機関併設型、すなわち病児保育可能な施設は、月島の1施設定員4名。保育園併設型、すなわち病後児の保育をおこなう施設は、日本橋と京橋の2施設定員4名づつ。全施設を合計しますと1日に12名の病気の子を預かることが可能な状態です。
 これから、冬場に向かう中で、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかる子ども達が増えてきます。是非、これら3箇所の病児・病後児保育の施設が有効に利用されることを願っており、ご質問させていただきます。

 子どもが病気のときは保護者が看病すべきである、単に労働力の確保に利用されているなどの批判があります。これらは正論ですが、現在の社会体制の不備のために子どもが犠牲になっているのであり、私達は、これらの批判を率直に受け止めながら、しかし、病気の子ども守っていかねばならないと考えております。
 病児・病後児保育に対する倫理的な批判もある中、この事業を遂行しているわけでありますが、
1. 病後児保育事業に対する区の理念をお聞かせ下さい。

2. 病後児のリスクマネジメントについて、特に子どもの急変時への対応
 病児・病後児保育の特徴として園内で服薬をおこないますが、誤った薬の内服をしないように二重、三重のチェックをしている状況であります。また、子どもの病気は急変することがあり、保育室から入院することもまれではありません。そのため看護師はもちろんのこと、保育士も子どもの体と病気について十分な知識と経験が必要であります。
 中央区の各施設は、保育園併設型の場合、協力医療機関がそれぞれ定められております。また医療機関併設型はもちろん医療機関が隣接していてよいのではありますが、それら医療機関が、休診の場合に何かあった場合の想定をする必要があります。
 私は、中央区にある医療機関がネットワークを組んで、病児・病後児保育事業の安全を見守る体制の構築が必要だと考えますが、いかがでしょうか?

3. 病児・病後児保育施設間の連携について
 冬場にかけて、風邪やインフルエンザの流行期になりますと、たくさんの子ども達が病気になり、病児・病後児保育施設への利用希望者も急増します。わずかな定員12名の枠を有効に活用させるためにも、定員オーバーの場合、他施設を紹介しあいながら、3施設間がうまく連携をとりあう必要があると考えます。現在、一つの施設で利用の登録をしても、他の施設では、あらためて再度利用の登録をしなおさなくてはならないという状況であり、施設間の情報交換、情報共有は取れていない状況にあります。
 また、利用は前日の予約制になっておりますが、当日利用者のキャンセルが出た場合など、他施設の定員オーバーの子を積極的に受け入れる情報交換をしていくと利用率の向上に有効であると思いますが、いかがなものでしょうか?

4. 地域の社会資源の活用による病児・病後児保育の可能性について
 ここ中央区では、保育園児は、認可保育園だけでも1386人(H19.5.1現在)。風邪のシーズンにおいて、わずか12名の枠では、病児・病後児保育施設を利用したくても、利用できない人が、多数出てくるのが現状です。現在、地域の社会資源の一つとして例えば、ファミリーサポートがあります。ファミリーサポートの提供会員さんが、病児も預かることができうれば、さらに病児・病後児保育の問題も解決されていくことになると思います。
 このときに問題になってくるのが、リスクマネジメントでありますが、ファミリーサポート会員さんへの、保育・看護の研修の充実とともに、質問2で、致しましたように、病児・病後児保育施設の安全を見守る医療機関のネットワークがしっかりしていれば、ファミリーサポートの提供会員さんも、そのネットワークに同時に見守られながら、病児保育を行うことが可能と考えます。
 このような、地域の社会資源の活用によるこのような病児・病後児保育の可能性についてお聞かせ下さい。


以上。


*病児保育の解説の文章は、いなみ小児科 稲見誠先生のまとめが非常によくまとまっていたため、お借りしています。
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さらなる病児保育事業の充実を目指し、新事業開始

2007-09-03 10:35:31 | 各論:病児保育
病児保育事業は、
さらなる充実を目指すと、
お約束をしておりました。

院内スタッフの増員、マニュアル作成の
準備期間を経て、
この度、新事業を開始いたします。

新事業名:病児お迎えサービス

『病児お迎えサービス』とは、幼稚園・保育園へ行っているお子さんが急に熱が出てしまいお迎えに行かなくてはならい状況の時、親御さんに代わって病気になったお子さんを当院スタッフが、保育園から責任をもってお預かりし、保護者様の代理受診後に1日お預かりするシステムです。

1.対象 
中央区内の保育園・幼稚園に通われている子ども

2.料金
お迎え料は、2,000円です。 
※別途料金 タクシー代(当院~目的地往復分)
*持ち物で足りないものが必要な場合は、レンタル料が発生します。
 (例 おむつ・バスタオル・飲み物・御飯(おかゆ)・お手拭き)

3.送迎方法
原則としてタクシーで送迎いたします。
(交通費は、実費負担とさせて頂きます。)

4.利用日及び利用時間
月曜日~金曜日  午前9時00分から午後5時30分

5.その他
対象疾患や、持ち物は、当院実施の病児保育と同じです。

以上、

このサービスの意図は、
「保育園等で熱を出した。親が呼ばれる。
親もすぐには都合がつかず、
熱の子は、ずるずる保育園にいる。」
そのような状況に陥ることなく、
すぐに子どもに病気の
療養環境を与えてあげたく
このサービスを行うに至りました。

子育て支援の一環として、
子ども達によりよい病児療養の場を提供していきたいと考えます。
これからも、さらなるサービスの充実に努めます。

皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同がんばってまいります。
どうぞご利用下さい。
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天童市からの病児保育 見学 終わる

2007-08-29 16:23:03 | 各論:病児保育
天童市から、
保育園と児童館の職員の方が、
病児保育の見学に来られた。

天童市は、まだ、
実際開始するわけではないという。

人口は6万の市。
三世代で住んだり、
近くに祖父母がおり、
病気の子の場合、
祖父母がお預かりして、
何とかなっているらしい。

今、山形県で、病後児施設は、
3施設と言っていた。

やる気のある人、
思いのある人がいれば、
できると念を押したのだが、
なかなか、そういう出会いは、
なさそうな顔をされていた。
小児科医は結構、やろうという気を
持っている人が多いのだけれども。

“天童”市。
なんか、子どもをとっても大切にする
名前の響きがある。
もし、実際病児保育室を作られる場合、
ご協力しますとお伝えした。



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民間代表の病児保育室として

2007-08-01 05:12:51 | 各論:病児保育
病児保育利用者さんから、貴重なコメントを頂きました。(2007-07-31 19:16:27)
「視察を受けるということは、中央区の病児保育現場の代表ともいえます。
視察研修の日までに、保育現場ならびに診察室をもう少し清潔感のある空間にしていただけないでしょうか。利用者からの視点で言わせていただきます。せっかく研修先に選んでいただけたのに、今のままでは少々残念のような気がします。よろしくお願いします。」

真摯にうけとめ、改善させていきます。
診察室では、書類の整理等、
病児保育現場では、再点検致します。

なお、現在、当院の病児保育室は、
中央区行政とは独立し、
自主運営という形で行っています。

当院は、中央区内で、
一番初めに病児保育を開始致しました。
中央区内の病児保育現場の一つではありますが、
民間施設の代表として、視察をお受けする形です。
中央区行政がつくる立派なハコは、持ちえていません。
“民間魂”、“病児保育への思い”が、
売りだと私は思っています。


天童市での病児保育誕生に向け、
お役に立てるようがんばります。


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天童市から当院 病児保育見学に

2007-07-30 16:37:28 | 各論:病児保育
天童市市民部児童家庭課から、
視察研修の依頼が来ました。

当院で実施中の病児保育を
その運営や保育方法などの点で、
参考にされるそうです。

天童市は、山形県にあり、
“将棋といで湯のふるさと”だといいます。

天童市市民憲章があります。
*美しいまちをつくりましょう
*明るいまちをつくりましょう
*あたたかいまちをつくりましょう
*豊かなまちをつくりましょう
*住みよいまちをつくりましょう


是非、病児保育が、
日本国中、行き渡るように、
協力して行きたいと考えています。
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病児保育の講義をしました。

2007-07-23 23:54:29 | 各論:病児保育
病児保育とは、
「病気にかかっている子どもに対しても、身体的・精神的・経済的・教育的・倫理的・宗教的な発達のニーズを満たす為に、専門家集団(保育士、看護師、栄養士等)によって保育と看護を行い、子どもの健康と幸福を守る為にあらゆる世話をすること」(全国病児保育協議会より)

本日7/23、とある中小企業診断士の勉強会で、
病児保育の講義を行ってきました。

①病児保育とは?
②病児保育の歩み
③病児保育の実施内容
④病児保育の一日の流れの様子
⑤病児保育の当院の利用状況
⑥病児保育の課題
⑦課題の中でもとくに不採算性について
⑧課題の中でもとくにリスクマネジメントについて

以上の流れで、講義を致しました。

講義後、

①ユーザーの特性の分析は?
②その分析から、広報の戦略も立つのでは?
③収益性を上げる工夫
④ニーズはあるはず
⑤稼働率を上げるには
⑥会員制をとらないのか
⑦親御さんとの保育の一日の様子についてのやり取りのやり方は?
⑧クリニックの付録としてではなく、独立した経営は?
⑨継続ある事業展開に向けて
⑩経営責任者としてのリーダーの設置
⑪犬のホテルの話
⑫ご自身のお子さんが熱を出した時にどうしていたかの話

などなど、
多くの議論が出て、
講義をしたというよりは、
中小企業診断士の皆様に、
貴重なアドバイスをいただく時間となり、
勉強させていただいたのは、
実は、私の方となりました。


自主運営で、現在、病児保育を行っていますが、
さらなる充実を図って行きたいと思います。

この夏に向け、
新たなサービスを開始できるよう
がんばりたいと思っています。

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月島にもうひとつ病後児保育施設誕生

2007-05-11 17:08:13 | 各論:病児保育
本日5/11付けで、
月島にもうひとつ病後児保育施設が
誕生いたしました。

定員は4名とのこと。
利用法、利用料金など、
基本的に私がやっていたものと、
変更はありませんが、
実施要綱を下記掲載しておきます。

私は、マニフェストに
「病児・病後児保育の
利用者希望者に100%対応する体制整備」
を掲げさせていただいております。

病児保育室、病後児保育室の数が増えると共に、
地域のボランティアが病児を預かる体制そして
それを安全に見守る医療ネットワークで
100%対応が可能になると考えます。


病後児保育室は、
日本橋に1つと、
月島に私の施設を入れて2つあり、
もうすぐ京橋に1つ
できるとのこと。
合計4施設。定員合計4×3+6=18名。

以前皆様にご提案頂きましたことを参考に、
我々こども元気クリニックの病児保育の
サービスの充実を図っていきます。

そして地域で病気の子を預かる体制整備にも
チャレンジしていきます。

***実施要綱*****
小森小児科医院(月島二丁目16番8号)
 電話03-3536-1832
利用期間:原則七日間まで
利用時間:午前9時から午後5時30分まで
(土曜日・日曜日、祝日および年末年始は除く)
対象:かぜなど日頃かかる病気や水ぼうそう、風疹などの感染性の病気の回復期で入院治療の必要はないが、安静が必要な区内在住の生後7カ月から小学校3年生までの幼児・児童
定員:小森小児科医院 1日4名まで(平成19年5月までは3名)
利用料:子ども1人につき 1日 2,000円
利用方法:事前に中央区役所の子育て支援課または、小森小児科医院、さわやか保育園・日本橋浜町で登録してください。利用したい日の前日までに利用する保育室へ直接電話等で予約。
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4月のこども元気クリニックの病児保育利用状況

2007-05-08 10:53:27 | 各論:病児保育
新年度4月から、
自主運営にて、
こども元気クリニックの病児保育を
運営しています。
(運営内容は、利用料金も含め、
中央区から委託をいただいていた時と、
なんら変更はございません。)

4月の利用状況をご報告させていただきます。
( )は、利用希望者数

2月 5 (14) 
3火 5 (11)
4水 5 (11)
5木 5 (12)
6金 3 (9)

9月 4 (10)
10火 1 (9)
11水 3 (9)
12木 3 (11)
13金 2 (6)

16月 3 (7)
17火 5 (10)
18水 3 (7)
19木 5 (9)
20金 3 (13)

23月 4 (12)
24火 2 (9)
25水 0 (3)
26木 3 (2)
27金 3 (7)

4月の運営日数20日
利用者数延べ67人
利用希望者数181人

利用希望者数は、定員6名より超えた場合、
キャンセル待ちとなります。
結構、4月もキャンセル待ちをしていただいた状況が、
わかります。


利用希望者の中には、
実際は当日利用できた人、
当日子どもが調子よくなり、
利用の必要がなくなった人などがいらっしゃいます。

また、定員6名なのに、利用者5名までと言う日がありますが、
おたふくや、インフルエンザの隔離を必要とする子が
いたために、スタッフが割かれ、利用定員をさげています。

私は、いつも当院の病児保育を利用したいと希望するのに、
キャンセル待ちになってしまう人をみて、
申し訳なく思ってまいりました。

すべての人に、キャンセル待ちなく
対応できる病児保育、
病児保育利用希望者に100%対応できる
体制整備を、民間・行政で力を合わせ、
作って行きたいと考えます。
病児保育を解決することが、
仕事と子育ての両立する社会をつくるための
鍵を握ると考えます。

そして病児保育を解決する、
その鍵は、先日5/6書きましたが、
子育て支援の人材養成にあると思っています。


流れ図1)

地域で子育て(子育て支援の人材養成)

病児保育が機能する

仕事と子育ての両立可能な社会

大人たちの自己実現

子どもが親の背中を見て育つ

輝く未来の日本
(少子高齢化問題の解決)


さらに言うのであれば、
この流れ図は応用が利きます。

流れ図2)

地域で介護(介護の人材養成)

在宅医療・介護が機能する

仕事と介護の両立可能な社会

大人たちの自己実現

子どもが親の背中を見て育つ

輝く未来の日本
(少子高齢化問題の解決)

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新年度からの当院の病児保育について

2007-03-28 07:56:52 | 各論:病児保育
 病後児保育についての区役所からのお知らせで、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。当院の病児保育をご利用の皆様から、多数のお問い合わせがありましたので、当院の病児保育の体制をあらためてお知らせいたします。

 こども元気クリニックは、4月からも、なんらかわることなく、今まで通り病児保育を継続していきます。

 私は、大学の勤務医時代から小児科外来の現場で、子どもが病気で、保育園に預けることができないが、突然、仕事を休むことができず困り果てた親御さんを何人も見てまいりました。これを何とかしたいと思い、ここ月島の地で、小児科クリニックを開業と同時に、病児保育も併設致しました。それから丸5年、おおきな問題も起こることなく、運営することができました。今回、行政との見解の相違から、委託中止という形になりましたが、もともと、私の信念で始めた事業であり、病児保育は、私自身の小児科診療のスタイルそのものである以上、この事業を自主運営の形でやってまいります。(経緯は、このブログでご説明させていただきましした。)

 中央区は、月島にもう一つ病後児保育施設を開設するということでございます。結果的に、病後児保育施設が増えることになり、病児への対応の幅が広がり、好ましいことと考えます。今の病児保育・病後児保育の問題の一つは、“キャンセル待ち”です。病児保育を利用したいが、定員がいっぱいで断らざるを得ないことが、病気がはやる時期にはございます。このことが少しでも緩和されることは、喜ばしいことです。私は、この事業に本気で取り組むのであれば、「病児保育を利用したい方は、100%対応できる体制づくり」が必要と考えています。

 いよいよ新年度が始まります。皆様にとっても、お子様にとっても、輝かしい一年になりますことをお祈りいたします。そして、お子様の心と体が豊かに育つことに、これからもお役にたてますよう、職員一同がんばってまいります。

文責:小坂和輝
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申し訳ございません。交渉がうまくいきませんでした。

2007-03-16 01:49:33 | 各論:病児保育

昨日3/15、福祉部長とお電話いたしました。
福祉部長はお忙しいようでしたので、
お電話でお伝えすることと致しました。

私が、立候補を撤回するので、
是非、月島での病後児保育事業委託を
継続させてほしいと、お願いいたしました。

交渉はうまくいきませんでした。

というよりは、
区の方が、一枚うわてでございました。

すでに、お膳立てができているようでした。

月島の病後児保育事業は、
自主運営でがんばっていきます。


立候補撤回しようが、しまいが、
現実は、変わらないようでございます。


だから、子育て支援の充実のため、
たたかいます。


合わせて、当院が平成14年から
丸5年間行ってきました
月島の病後児保育事業の
契約継続を中止してきたことに対しても、
言っていこうと思います。

文責:小坂和輝

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病後児保育事業の存続に向けて

2007-03-15 05:19:23 | 各論:病児保育

病後児保育事業の存続に向けて
私の立候補白紙撤回も視野に含め
再度、中央区と交渉をしてみようと
思っています。

私も中央区の
病後児保育事業を大切に思い
守ってきたものの一人です。
私にとっても、私の立候補が、
病後児保育事業の犠牲の上になされたと、
誤解を受けられたくはありません。
中央区から次年度契約中止の文書と共に、
中止の理由を文書でお願いしましたが、
これがない以上、
人はなんとでも理由付けします。

立候補白紙撤回は、断腸の思いですが、
子育て支援をうったえて、
立候補するものとしては、
理由はどうであれ、
結果として、子育て支援策を
マイナスな方向に進めることができません。

病後児保育事業は、単年度契約です。
次の年、契約するかは、区が決めることで、
私の方がいくらお願いしても、無理なことは、
無理になります。
が、やってみます。

明らかにしておきたいことは、
私は、
月島での中央区病後児保育事業
を続行する意志が
あるということです。

文責:小坂和輝

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病後児保育事業存続の危機

2007-03-13 06:06:42 | 各論:病児保育

昨日、以下の文章を中央区福祉保健部長の方から、
突然、手渡されました。

『晴天の霹靂』とは、こういうのをいうのでしょうか。

(以下、文面)
********************
18中福子第1436号
平成19年3月12日

中央区病後児保育事業委託契約の契約期間満了について

平成18年度の中央区中央区病後児保育事業委託契約は
平成19年3月31日をもって契約期間が満了し終了いたしますので、
念のため通知します。
なお、本事業に係る同年4月1日からの契約については
締結しないことを申し添えます。

**********************
(以上、文面終わり)


来年度以降の病後児保育の委託を突然、
中止するとのことです。

理由を文書化した形で、
お願いいたしましたが、
聞き入れていただけませんでした。


この事業は、とくに施設型の場合、
家賃、人件費がかかり、委託費をいただいても、
プラスにはならないのが実情です。
以前試算したことがあったのですが、
当院での病児保育関連では、
人件費・家賃などから月100万円前後の出費でした。
それが、中央区からの委託費+利用者負担の収入で
100万円前後となり、
相殺されます。
この不採算性が、
病児保育・病後児保育が
全国的に広がらない理由のひとつです。
それが、すべて持ち出しとなると、
かなりきつい。


しかし、
当院の病児保育・病後児保育を頼りにしている
多くの家庭があります。


私のマニフェストに書きました。

『病児・病後児保育の利用希望者に100%対応する体制整備』

利用者の皆様に迷惑のかからないよう
当院での自主運営で、
なんとか、存続できるよう、
知恵を搾り出します。

思いがあれば、なんとかなる。
もともとは、病児保育は、
区の委託があろうと、なかろうと
自分がやろうと思って始めたもの。
それが、たまたま、運よく中央区も
同時期に同じことを考えていて、
委託をいただけるようになっただけのこと。

やめることは、絶対いたしません。

文責:小坂和輝

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