アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

睡蓮木

2008-09-23 18:11:22 | Weblog
 日本に近づいた台風13号の影響でしばらく不安定な天気が多かったのですが、秋の彼岸の中日にあたる23日の東京は好天に恵まれましたね。この日は二十四節気の秋分の日でもあります。昼と夜の長さがちょうど同じになり、この日を境に夜の方が少しずつ長くなり、秋が次第に深くなってくるという次第です。


 暑くも寒くもない調度よい日和でしたので久しぶりに神代植物公園を訪ねてみました。まだ秋のバラには早いものの、好転に誘われ大勢の人で賑わっていました。四季を通じて花が咲き乱れる大温室の前の池では、色とりどりの睡蓮が見頃でしたが、別の池のほとりで珍しい花に出会いました。5㌢足らずの小さい花ですが、睡蓮木というんだそうです。


 そういえば大きさは違うものの睡蓮によく似ています。さっそく調べてみたところ、睡蓮に似ていることでこの名がついたそうです。シナノキ科で花弁は5枚、上の5枚は顎片だそうですが、10枚の花びらに見えますね。南アフリカ原産ということですが、植物の世界も面白いですね。
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八の釜のザリガニ

2008-09-20 17:06:27 | Weblog
 何だ、文句あっか、コノォとばかりに大きなハサミを振り上げて威嚇のポーズをとるのは八の釜湧水池のザリガニくん。うまいこと騙されてまんまと捕まり、水から上げられいささか勝手が違うのかお冠でした。大泉の八の釜は都内でも有名な湧水池のひとつで、公園の中を澄み切った水が流れています。


 ザリガニがたくさん生息することでも知られ、連日子供たちがスルメをつけた釣り糸や網を持って集まり、ザリガニ捕りに夢中になっている姿が見られます。そんなに捕ってしまったらいなくなってしまうのではと思ったら、一説には億という単位で棲みついているともいわれます。そして管理事務所でも困っているのだそうです。


 というのは、ここでは数年前から囲いを作ってホタルの飼育実験をしているのですが毎年、ホタルの幼虫の餌になるカワニナ(巻貝の一種)を放流してもザリガニにやられてしまうんだそうです。いくら囲っても土の中からの攻撃ではかないませんね。あの手この手で試行錯誤していますが、未だにホタルの姿を見たことがないと、事務所の人が嘆いていました。共存は難しいんでしょうねえ。
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ホシホウジャク

2008-09-19 16:33:02 | Weblog
 台風の接近で蒸し蒸ししますね。歩いていても、日が照っているわけでもないのに汗びっしょりでした。関東地方に最も近づく恐れのある土曜日は、目が覚める頃は雨が降っているようで、予報によると湿度は90%を超えていそうです。気温は25度くらいですからたいしたことないのですが、これだけ湿度が高いと全員不快でしょうね。


 曇り空でも、アベリアの花から花へ飛び回りホバリング(空中停止)しながら密を吸っているのはホシホウジャク(星蜂雀)です。4、5㌢ほどの小さい昆虫で茶色の胴体と後翅の黄色が目立つので、アベリアやコスモスなどの花を見ていると飛んでいるのがわかります。名前や姿形から蜂のように見えますが、実は蝶の仲間のスズメ蛾の一種です。停まっているところは見たことないのですが、写真でみると三角翼の飛行機みたいでやっぱり蛾ですねえ。



 なにしろ飛ぶのがとても速く、ホバリングして吸密している時間だって1,2秒ほどとせわしないので写真を撮るのが一苦労です。狙いをつけていてもアッという間にファインダーから消えてしまいます。公園や生垣などでアベリアはよく見られますので、ご覧になってみてください。


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石神井のキセキレイ

2008-09-18 16:22:18 | Weblog
 石神井公園を歩いていて久しぶりにキセキレイを見ました。枯れ葉で埋まった湿地を、尾を小刻みに上げ下げするセキレイ独特の動きでチョイチョイと動き回っていましたが、いつ見ても腹部の黄色は綺麗で、可愛らしい小鳥です。近くにはカワセミの餌付けのポイントがあるため、大きな望遠レンズのカメラを持った人たちは皆んなそっちに釘付けになっています。


 以前、白子川沿いで何度か見かけたことがありますが、ハクセキレイと違って水辺が好きなようですね。縄張り意識が強いということで複数で見かけることはありません。背中の黒、胸の白、そして下腹部の黄色と貴公子のような姿はカワセミの美しさにもひけを取らないと思うのですが…。
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さまざまな秋

2008-09-17 17:08:29 | Weblog
 厳しかった夏の暑さもようやく峠を越え、めっきり秋らしくなりましたね。あれほどやかましかったミンミンゼミ、アブラゼミの大合唱も消え、最後の力を振り絞ってツクツクホウシが取って代わり幕引きを担当しています。秋といえばスポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、収穫の秋などいろんな形容詞がありますが、やはり涼しくなって身体を動かすのに最適な季節といえるでしょうね。


 ウォーキングを日課にしている私にとっては歩くのが楽になる季節です。気がかりなのは台風13号が日本に近づいていることです。週末には関東地方にも接近する恐れがあり、予報はしばらく雨マークが並んでいます。雨の前にと、久しぶりに郊外を歩いてみました。


 まだまだこの辺りは農村の雰囲気が残っていて、のんびり散歩が楽しめます。アカトンボに混じって蝶の姿も多く見られます。まだモンシロ、モンキもいますが数が多いのはタテハチョウですね。ニラの花で吸蜜していたのはタテハの中でも綺麗なヒメアカタテハでした。そこで下手な句を一句。
  秋の陽を浴びてゆったりひと休み  お粗末さまでした。
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