城とアルプス

　風薫る皐月の信州に行ってきました。城下町・松本市は修学旅行の生徒たちで賑わっていました。レンタサイクルで市内の見所を回ったり、買い物を楽しんだりと思い思いの時間の過ごし方で旅の思い出をつくっているようです。


　信州は一年で最もさわやかな季節を迎えています。新緑に抜けるような青空、周りを山に囲まれたような松本は、近くの山の向こうにそびえる北アルプスはまだ雪を被っていて、壮大なパノラマを見るようです。


　私のお気に入りは、松本城公園から見る国宝・松本城と北アが一緒におさまるポイント。城の全景を入れるのはアングル的に無理ですが、この写真でも雰囲気は感じられませんか？ひと際高く見えるのは常念岳です。

散歩で出会った野鳥⑰ タシギ

　チドリ目シギ科で、旅鳥として冬に飛来する、２５～２７センチほどの大きさの鳥です。昨年の２月、石神井公園で撮ったものです。初めて見たので、最初は幼鳥かと思いましたが、詳しい人がいて「タシギという鳥で成鳥です」と教えてくれました。


　クリーム色のたてすじの目立つ、くちばしがまっすぐで長いシギで、カワセミの保護区域の近くの湿地にいました。草むらにじっとしていることが多いようですが、時折、動き回り浅い水の中で長いくちばしを垂直に土の中にさしこんでミミズや昆虫を獲っていました。


　今年は一度も見なかったので、ひょっとしたら石神井には来なかったのかもしれません。

白子川の源流は住宅街

　ゴールデンウィーク真っ只中、皆さんはどうお過ごしですか。お天気は言うことなしですが、どこへ行っても大混雑ですね。休み前半に久しぶりに昭和記念公園に行ったのですが、駐車場へのアプローチが大渋滞、待てど暮らせど動かぬクルマにあきらめて帰ってきました。こりゃ期間中はじっとしているに限る、ということで渋滞のないウォーキング三昧の日を送っています。


　さて、練馬区から和光市を経て笹目橋近くで新河岸川に合流する白子川がありますが、この川の起点は大泉です。川の源流というと、山の近くと言うイメージがあるんですが、白子川の起点は南大泉１丁目と東大泉７丁目の境界の住宅街なんですね。大泉にはあちこちに湧水地がありますが、ここもそのひとつ。源流は湧き水ということです。


　このあたり一体は井頭公園として整備され、付近住民の憩いの場になっています。あの有名な井の頭公園と間違えそうですが、こちらはいがしらこうえんです。