こんにちは赤ちゃん！

　今年も誕生の季節がやってきました。石神井公園でも石神井池、三宝寺池それぞれに新しいカルガモの“家族”が誕生、かわいいヒナ鳥たちが元気いっぱいお母さんの後をついて泳ぎ回っています。


　これまで気がつきませんでしたが、どうも一週間か二週間前くらい前に誕生したみたいです。片方は７羽、もう一方は１２羽ほど確認できます。ただ、例年のことながら子供たちは天敵のカラスなどに狙われる危険がいっぱい。全員がスクスクと育つのは非常に厳しい状況にあり、自然の厳しさを思い知らされます。


　まるでオモチャのようなちっちゃなヒナたちはまだ怖いもの知らずで、岸辺で身を寄せ合ったり、水面を飛び跳ねたりといつまで見ていても飽きません。全員がいつまでも無事でいますようにと、祈らずにはいられませんね。

散歩で出会った野鳥⑪ シロハラ

　全体が褐色のツグミの仲間の鳥です。冬鳥として渡ってきて木の実や昆虫を食べるそうです。光が丘で写真を撮ったのは２月ですので、今頃は見られないのかもしれませんね。シジュウカラなどは群れをなしていますが、シロハラは単独で行動するようです。


　人が近づくと逃げるというので、水浴びしている写真は珍しいのかもしれません。喉は白く、脇腹は褐色、尾の先に白斑があります。今年初めて出会った鳥で、気持ちよさそうに水浴びしていのが印象的でした。

麦 畑

　麦畑…何となく郷愁を誘う響きがあると思いませんか。子供の頃はよく見かけたものでしたが、近頃はほとんど身の回りから姿を消してしまいました。東京近辺では水田はまだ少し見ることもありますが、麦畑はあまり見られませんね。


　このところ、ぐずついた天気が多く、散歩に出るには向かない日が続いていますが、じっとしているのもかえって疲れるので雨の上がった隙にほいほいと歩くようにしています。１８日も午前中は曇り空でしたが、出かけました。練馬区の隣の埼玉県・新座市片山で見た麦畑は麦がもう大きく育っていました。


　さすがに北海道のように見渡す限りというわけにはいきませんが、広々とした麦畑はなにかホッとするものがありました。お天気がよかったらもっと素敵だったかもしれませんが、遠い昔にタイムスリップしたみたいな気がしました。こういう景色がだんだんなくなっていくのは、ある程度仕方のないことかもしれませんがちょっと寂しいですね。

散歩で出会った野鳥⑩ ホオジロ

　ホオジロもなかなか見かけることの出来なかった小鳥でした。顔の白と黒の目立つくり色の鳥で、胸はやや赤みを帯びています。まるでタイガーマスクのような顔立ちで、低地の低い木のあるところにすみついているそうです。


　出会ったのは立川市の昭和記念公園で、それほど高くない木の枝にとまっていました。鳴き声は聞くことが出来なかったんですが、ガイドブックなどによれば「一筆啓上つかまつりそうろう」などと聞こえるそうです。昭和記念公園では何度か見たことがありますが、鳴き声は一度も聞いておりません。

散歩で出会った野鳥⑨ ヒガラ

　シジュウカラは比較的身近に観察できる小鳥ですから、ご覧になった方も多いと思いますが、同じシジュウカラ科のヒガラはあまり見かけませんね。でも、よく似ているので、案外、シジュウカラと思っていた中にヒガラがいたかもしれません。


　ヒガラはシジュウカラよりは少し小さめで、ほおが白く灰色の小鳥です。シジュウカラも同じような感じですが、胸から腹にかけてまるでネクタイをしているような黒いたてすじがあり、つばさに白線が一本なのにヒガラは二本あります。ツピンツピンと聞こえるようにさえずり、これもｓジュウカラに似ていると言えば似ていますね。


　針葉樹林に多く、枝から枝へ身軽に移動し、枝先にぶらさがったりして落ち着いていません。光が丘公園で出会った時は群れをなしていて、こぞって細い枝の先にぶらさがっていました。