道端の水仙

　昨日は予報通りに東京でも初雪が降りましたね。昼頃はまずまずの天気だったのでホントに急変して降るのか、と半信半疑でしたがテレビで大学ラグビーを見ていたらワシワシ降ってきたもんね。プレーが中断するほどですからねぇ。その頃練馬は全然降ってませんし、こっち迄来るんかいなと思ってたら5時過ぎにはこっちも降ってきました！さすがに積もるほどではなかったけど、気温が急降下1度台まで下がって寒かったね。

　明けて14日は朝からすっきり晴れたいい天気です、が朝は都心は0.2度、練馬は−1.8度と冷え込みました。全国的に天気はいいものの気温は上がってませんね。寒いうえに花の少ないこの季節、冬の花と言えばやっぱりこれ、スイセン（水仙）ですね。雪の中でも春の訪れを告げる花として「雪中花」ともいわれるだけあって寒さにも強い花です。日本画の題材になりそうな感じの、日本の風景にもよく似合う花ですが生まれは地中海沿岸地方なんだそうです。この花が目白通りの街路樹の足元の花壇でも咲いてます。寒い盛りに、通りすがりに道端で清楚な花に出合うと少しホッとしますね。

　スイセンの種類は品種改良が進み、なんと1万種以上の品種があるそうです。普段よく目にするのは花の真ん中が黄色いニホンスイセンやフサザキスイセン、ラッパスイセンなどです。福井県の越前海岸の群生は有名ですね。スイセンの花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」ですが、ギリシャ神話の伝説からきているのはご存じですね。