名残の花吹雪

　ここ何日か続いた好天はひと休み。5日は前線を伴った低気圧が西から近づいていて全国的に雨や曇りのマークが並んでいます。九州などでは雨の降っている所もあり、今後雨の範囲は広がるようですが関東は今日は天気の崩れはなさそうで、十五夜の月が見られるでしょうか。東京は予報では曇りになってますが雲が多いながら晴れて気温も21度超え、練馬は22.6度まで上がってます。今日は二十四節気の清明（せいめい）です。清浄明潔の略で、晴れ渡った空に柔らかな南寄りの風が吹き、木々の若葉が一斉に芽吹き、花々が咲きそろい万物が清らかに明るく感じられる時季です。

　都内でもちょっと風の強い所もあったようですが、練馬は午前中はそれほど強くもなく気持ちの良い清明の風でした。散歩道のあふれんばかりに咲いていたサクラも大分葉桜になってますが、ちょっと風が吹くと残っていた花びらが風に舞い頭から降り注ぎ、名残惜しい花吹雪となって流れて行きます。サクラの木の下の道が積った花びらでピンク色に覆われている光景も、この時期ならではの風物詩といえるでしょうか。南の方ではツバメが渡ってくる頃で、雨の多い時季でもあり明後日は全国的に雨模様です。