皇帝ダリア

　今日から12月のスタートです。ついこの前、あけまして…なんて言ってたような気がするのに、あっという間にカレンダーがあと一枚。何にもしないうちに１年が過ぎようとしています。とにかく時間が進んでいくのは早過ぎて、若い時なら気にもならないけどある程度トシを取ると置いてけぼりにされたような焦りさえ感じます。

　今日は、予報ではいく分暖かくなるということでしたが、それほど気温は上がりませんでした。花の少なくなったなかで、ひと際大きな花が咲いてます。夏のヒマワリを思わせるような、天に向かって伸びて澄んだピンクの大輪の花を咲かせている様は皇帝の名にぴったりの風格です。木立（きだち）ダリアともいわれ、晩秋から初冬にかけて咲きますが、草丈は１㍍から６㍍にもなるので、花を見上げることも多いですね。原産地は中南米で日本には大正時代に入ってきたようです。花言葉は「乙女の真心」だそうです。