高崎白衣大観音

　一週間ぶりに昨日、東京に戻ってきました。涼しい信州とそれほど変わらないくらいかなと思ったけど、今日はまた暑いですねえ。全国的に猛暑復活だそうで、練馬は昼過ぎに33.9度まで上がり、うだっています。久しぶりの松本でしたが一番の思い出は、地元チームの松本山雅と大分トリニータの一戦を生で見たことです。サッカーの試合をスタジアムで観戦したのは初めてで、市民の我がチームに寄せる熱いを肌で感じることが出来ました。大体はテレビ観戦ですが、やはり生で大声援の中に身を置いて見るサッカーの迫力はすごいですね。帰り道の途中、高崎市のシンボル、白衣大観音に寄って参拝してきました。

　高速道路から見たことはありましたが、現地を訪れたのは初めてです。昭和11年に建立されたといいますから、生まれるずっと前からあったことにまずびっくり。高さ41.8㍍、コンクリート製で重さ6,000㌧で当時は東洋一の大きさを誇ったそうです。その後、各地に観音像がお目見えしており、高さでは仙台大観音の100㍍が一番の大きさですが、国内で最も古く、国の登録有形文化財に指定されている高崎大観音は関東八十八カ所霊場の第一番札所でもあるためお詣りする人も多く、初詣の場所として地元の人たちに愛されているそうです。

　80年余にわたって高崎市民を見守っている観音様は、見る場所によって表情が異なるように見えますが、慈しみ深く優しいまなざしは信仰心がなくとも引き込まれそうで、自然に手を合わせたくなります。