皇居乾門通りに行ってみた

　７日は二十四節気の大雪（たいせつ）。文字通りの大雪（おおゆき）に見舞われている地方もありますが、まだ12月なのにこれでは先が思いやられます。５日まで仙台にいましたが宮城県北部でも月が替わった途端に大雪になった所もありました。東京は良い天気でしたが朝の気温は低く、練馬では７時になってもまだマイナスでした。皇居の乾門通りが一般公開されていますが、連日びっくりするほどの人が詰めかけていますね。あまりの人の多さに、待つのが嫌いなワタシは今回はあきらめようと思ってましたが、普段は一般は入れないところですので、この機会に行かないと悔いが残るかと逡巡した末、意を決して出かけました。

　東京駅からもうぞろぞろ歩く人並みに、さてどれだけかかるのかと不安になりながら外苑に。既に気が遠くなりそうなほどの行列が出来ていましたが、ここは我慢我慢と忍の一字で並びました。それでも一時間ちょっとで入り口の坂下門をくぐることが出来、期待に胸を弾ませ乾通りに。こちらも圧倒的に人が多く、警備の人が「立ち止まらないでください。写真撮影も手短にお願いしま～す」とアナウンスしてますが、せっかく入ったのにと皆さんあっちでパチリ、こっちでパチリと忙しそう。お目当ての紅葉は終わりに近かったのですが、メープルの黄葉はとてもきれいでした。大都会の中心にありながら自然がそっくり残っていて、騒音もなく本当に静かな環境で癒されました。

　今回の一般公開は、天皇陛下の傘寿を記念して陛下の発案でサクラの時期に次いでの二回目で、来年以降はどうなるかまだわからないようですが、ぜひまた実現してほしいものですね。サクラの乾通りも拝見したいものです。