アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

蘇った赤レンガの東京駅

2012-09-24 16:48:35 | Weblog
 戦災で失った南北のドームや3階の部分を元通りの姿に戻そうと復原工事が進められていた丸の内の東京駅が完成、1週間後の10月1日にグランドオープンします。報道関係者に公開された24日、お天気もよかったので見に行って来ました。現役を退いて今は“ただの人”になったので3日に開業する東京ステーションホテルの内部などは見られませんでしたが、駅舎は誰でも見られるので十分です(笑)。赤レンガの東京駅として親しまれている丸の内駅舎は大正3年(1914年)に創業、南北にドーム屋根のある3階建ての堂々とした建物でしたが、昭和20年(1945年)5月に戦争の東京大空襲で3階部分とドームが焼失しました。


 その後修復工事で2階建ての駅舎としてお馴染みになりましたが、平成15年に国の重要文化財に指定され、JR東日本では創業当時の姿に蘇らせようと同19年から500億円を投じて復原工事を進めていました。長い間、工事のためすっぽり建物が覆われていましたが今年春には一部覆いがとれて67年ぶりにドームが姿を現し、このほど工事がほぼ完成し全体が威容を見せました。工事の完成でこれまで地上2階、地下1階だった駅は地上3階、地下2階、以前の2.2倍の広さになったそうです。10月1日からは毎日、午後6時から同9時まで、LED証明1200個を使用して駅舎のライトアップが行われます。


 一方、八重洲口は来年秋の完成を目指して、南北のグランタワー高層ビルを結ぶ屋根型構造物のグランルーフの工事が進められています。グランルーフは全長234㍍、下には歩行者用デッキも設けられるそうです。

 
コメント (2)
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