波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに  「人生って何?」

2013-06-03 17:59:19 | Weblog
昔から人生を色々にたとえて語られているが、中でも一番多いのは「旅」に例えたものが多い気がする。すぐ思いつくのは「元旦や冥途の旅の一里塚目出度くもあり、めでたくもなし」がある。そうは言っても、この旅は私たちが考えている「旅行」と言うイメージではない事は言うまでもない。自分で勝手に内容を盛り沢山に楽しく作り上げて、思い通りに運んで終わるというものではないのだ。まず自分の思い通りにならないこと、まだ旅を続けたいと思っていても、いつ終わりが来るか、それも自分で決められないのだ。
まして軽い身で一人で歩けるものではないし、誰もが目には見えない大きな重荷を租負わされているのだ。言ってみれば「障害物競走」のように目の前に起こるハードルをかわし
ながらでもあり、止まってしまうと倒れてしまう「自転車操業」ともいえるかもしれない。こう考えると、人生とどう向き合って、どう生きるかと言うことを改めて考えさせる。(もうこの年齢になって考えても遅いと思われるかもしれないが、)
「仕事」はなんによらず「計画」と言うものが伴います。人生をたとえば仕事と考えれば
計画を立てて考えることが出来るかもしれません。
人生が仕事と同じように計画通りに進み完成するなら、こんなにいいことはないでしょう。しかし、これは中々難しいし、計画通りいったと思っても又、新しい計画が出て変更せざるを得なくなることでしょう。
では計画通りいったとしてその人生を人が感心したり、ほめたり、うらやましがったりしたらその人生は成功なのでしょうか。その人は満足するのでしょうか。これは中々人間の目から見て簡単には決められないことでしょう。
むしろ人から馬鹿にされたり、さげすまされたりする人生もあります。
人間にとって大切な事がそんな人生にたくさんあり、そういうところから生まれてくるということが出来るのです。簡単に言えば、「自分の願い」のためだけの人生に走らないと考えることだと思うのです。時に損と思われること時に自分が犠牲になったと思うこと
人のために苦労をするということ(利害を抜きに)
人は往々にして自分の利益、得にならないことをしたときに自分をむなしいと思ってしまうものだが、その時、自分以外の大きな目が自分を見ていることを知ることが出来ることが人生は変わってくるのではないかと考えている、
「梅雨入り」とともに「あじさい」の季節に入った。今年もそろそろあの不思議な色合いの花を楽しみたいと思っている。

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