波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに

2012-02-16 10:33:44 | Weblog
人の行動はよく注意して見ていると同じようで同じでないことが分かる。それはその人の考え方、性格、又そのときの状況にもよるが、それぞれ違うのだ。しかし大きく公約数でまとめると特徴で分けられることも出来るようだ。
「物事を行う場合、イギリス人は走りながら考え、フランス人は壁にぶつかってから考える。それに対してドイツ人は走り出す前に考えるんです」と言う言い習わしが昔からあるそうです。(昔何かで読むか、聞いたことがある気がする)
今この話題がヨーロッパで話題になっているとのことだが、それは守れない約束はしてはならないと頑なに主張しているドイツの首相がヨーロッパの債務危機に対して慎重な態度をとり続けていることで取り上げている。その事で世界全体が影響を受けることも事実で、そのためにいらいらしながら世界が見守っていることを知らされた。
さて、そんな話から日本人はこの三つのどのタイプに当てはまるのだろうか。それともどれにも当てはまらない特色を持つ国民だろうか。そこまで考えてその一人として自分はどうだろうと考えてみる。短気な人(結構多い気がする)のんびり屋さん、
日和見な人、それぞれ行動も話すことも違うだろう。でも大きくまとめると「いらいら屋さん」タイプが多いかもしれない。
私の知っている人で新幹線で何処かへ出掛ける場合、出発時間の2時間前には必ず着いているという人がいた。最初は驚いたが
決して悪いことではなく、むしろ慎重な人とも言えるが、気が早いとも言える。そう考えてくると総じて「走り出してから考える」というイギリス人タイプに似ているのかなと思ったりする。
しかし全てのことの判断は基本的には慎重であるべきであろう。直感的に判断したことをもう一度ゼロに戻して「待てよ」と
考えられる人のほうが安全かもしれない。そして結果的に答えが同じことになったとしても、それは無駄ではない気がする。
それは言葉として話すときに大きく響くことが多い。話す前に「これで良いかな」と思いを致すことが出来るくらいが、大きな過ちや失言をしないブレーキになるのではないだろうか。
ドイツ人の国民性はそのま今のドイツの存在を表しているんだろうし、それぞれの国がそうなのだろう。(良い、悪いは別として)感情に駆られて、言い過ぎたり、言わなくても良いことを言ってしまったり、しなくてもいいことをしてしまうことのないようにと、この事から自戒の言葉としたのである。

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