J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「発泡入浴剤を作る」

2008年10月10日 | 修理・制作(工作)
○使用する材料と分量
1 重曹200g、クエン酸100g~75g程(要するに1:0.5~0.4位の比率)
(重曹300gの場合、クエン酸150g~125g位で反応が旨く行く)

3 結着剤としてコーンスターチを大さじ1~2程

4 グリセリン小さじ1.5~2(蜂蜜を入れても良い)

5 全部の材料の分量を量り、ステンレスボールに入れよく攪拌する。

6 無水アルコール、もしくは消毒用アルコールを霧吹きで数回程様子を見ながら加える
  入れすぎると数分して反応が始まるので入れすぎに注意。

7 この作業中、ゴム手袋をする事。グリセリンを混ぜアルコールを霧吹きしたら、手で
  湿り具合を確認して、写真の様になったら型に入れる。

○道具
 ステンレスボール、スプーン、計量ばかり、霧吹き、お菓子用の型、ゴム手袋、ラップ
 フィルム、ジッパー付きポリ袋、粘着テープ。

○その他
  エッセンシャルオイル(各人の好みで選択)

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まず材料ですが、写真左からクエン酸、グリセリン、重曹、無水アルコール、手前の
ステンレスボールは重曹とクエン酸を混ぜた所で、この段階では何の問題もない。


クエン酸、と重曹はは医薬品クラスの物は高価なので、スーパー等で販売している
「掃除用」の安価なものが良い。




此のクエン酸は、純度が高く医薬品なので高価、このクエン酸は此のBlogの前出の
「浅漬けの元を作る」で使用したものです。




グリセリンは量的には差ほど多く使用しないので、薬局で購入したものでも良い。



写真上は、無水アルコールに2割ほど精製水を混ぜて2回ほど霧吹きをして固まり具合を見た、未だ少し湿り気が足らない。
写真下は、更に霧吹きで2回ほど掛けて攪拌した物。手で握って固まれば良い(ゆっくりと様子を見ながら)。




この写真は、前回制作した時、グリセリンとアルコールを入れ過ぎた為に、型に入れ5分程したら反応が始まってしまった失敗例。



型に入れ指などで押し固める、5分~10ほどで硬化して来たら型から出す、この容器の場  合一つ当たり45g×8個で丁度良い。
機械で圧縮する訳では無いので柔らかいが仕方ない。




型から取りだしたら、ラップフィルムで包んでシッカリテープで止め、更にジッパー付きのポリ袋に入れて。冷蔵庫で乾燥させる。

* 乾燥すればカチンカチンに固まる、その後はラップに包んで保存。
* エッセンシャル・オイルは使用直前1個に付き2~4敵を振りかけて・・・
* 梱包をシッカリしないと、湿気を吸ってグズグズになり崩れるので、保存は
  冷蔵庫が最適。

ヒドロキシ基(水酸基OH)のグリセリンは水分を呼びやすいので要注意です。
アルコールもヒドロキシ基で使用は注意が必要(水は重曹とクエン酸の反応を
促進します)

あらかじめ浴槽に入れて、発泡が終わった後、浴槽の蓋を開けた時にエッセンシャルオイルの
香りが、浴室に広がりとても気持ちが良いものです。市販品の香りと違い自然の上質な香りと
癒し効果は抜群と思います。
又、コーンスターチを多めに入れるとお湯が乳白色になります。グリセリンは肌にしっとり感を
与えますので湯冷めもしにくくなり風呂上がりの感じがとても良いです。
トータルコストや保存管理、泡立ちの感じは市販品には適いませんが安全と上質感は負けません。
更にごく少量、様々な色の食紅を添加しても楽しくなるかも知れません・・・・・・






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