What Me Worry? カーモデル製作記

気の向くままに、のんびりと

トゥルー・ロマンス(映画:1993)

2018年10月13日 09時49分41秒 | 映画
ディレクターズカット版でした。違いはどこなのかな?

有名作品を今頃なのか、すでに観ていたのかを思い出せません。最近記憶力やばいな。デニス・ホッパーのシーンは覚えているような・・・そのほかにもチラチラ。でも、他の映画と混ざってしまっているのかもしれません。

オープニングでクレジットを見るとズラッと有名俳優が。これすごいな!と思っていたらほとんどが脇役。人数が多いから当たり前だろ?じゃなくて、本当に脇役。サミュエル・L・ジャクソンなんてチラッとしか出ないし、ヴァル・キルマーなんて「いた?」ってくらい(笑)贅沢なキャスティング。
ブラッド・ピットも「まだ売れる前か?」って雰囲気で出てる。リバー・ランズ・スルー・イットの翌年だから違うよね。

ゲイリー・オールドマンは出てきた瞬間「あれ?ジャック・スパロウ?(笑)」って思いました。ってこっちが先ですよね。見た目はヤバイくらい同じ。でも雰囲気はちょっと違う。ジャック・スパロウは飄々とふざけた感じになるけれど、同じようにフラフラしていてもドレクスル(ゲイリー・オールドマン)は怖い怖い。
翌年にレオンをやってるから、そのイメージが固定しちゃうのはしょうがない。バットマンのゴードン警部補をやった時に「子供に出演作を見せられる」と喜んだエピソードはなるほどだよね。

有名なデニス・ホッパーとクリストファー・ウォーケンのシーンもすごいね。これはクエンティン・タランティーノらしさ出てます。台詞がやばい。ヒヤヒヤする。
ただし、全体は監督のトニー・スコットの影響かタランティーノらしさが足りない。バックの音楽もちょっと合ってないような気が・・・のんきに楽しそう。これは主人公の性格を表してるのか?ちょっと違和感。

特にラストは脚本の真逆になったらしい。それにタランティーノは怒ったとか。

決して悪い作品じゃないけど、タランティーノの監督で観たかったな。両方のバージョンがあればいいのに。
それはキャスト以上に贅沢か。


監督 トニー・スコット
脚本 クエンティン・タランティーノ
出演者 クリスチャン・スレーター、パトリシア・アークエット、デニス・ホッパー、ブラッド・ピット、ゲイリー・オールドマン、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソン

(ジャンル:映画) 2018年:(23) 


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