く~にゃん雑記帳

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<大和郡山お城まつり> 満開の桜の下、勇壮な時代行列とかわいい〝白狐お渡り〟

2013年04月01日 | 祭り

【源義経・静御前・武田信玄・筒井順慶・豊臣秀長……】

 奈良県大和郡山市で31日、「お城まつり」(4月12日まで)のメーン行事の1つ「時代行列」と源九郎稲荷神社の「白狐お渡り」が行われた。さくら名所100選の郡山城跡の桜もちょうど今が見頃。甲冑に身を包んだ戦国武将らの行列に、白狐に扮したかわいい子どもたちが続き、沿道を埋めた観客から盛んな声援が送られた。

 

 

 時代行列はふれ太鼓に先導されて進んだ。先頭は鎌倉時代の名僧、叡尊上人。地元出身で西大寺の復興などに尽力した。この後、源義経・静御前や武田信玄をはじめ、筒井順慶・豊臣秀長・柳沢吉里ら歴代藩主が続き、馬上での勇壮な姿を披露した。真っ赤な甲冑姿の大阪城甲冑隊も参加して華麗な時代絵巻を盛り上げた。

 中でも人気を集めたのがこの後に続いた「白狐お渡り」。狐のお面をかぶった白衣姿の子どもたちが「白狐踊り」をしながら練り歩く。アマチュアカメラマンもその光景をカメラに収めようと、しきりにシャッターを押していた。源九郎稲荷神社は歌舞伎・文楽「義経千本桜」でおなじみの源九郎狐(白狐)を神の使いとして祀り、「げんくろうさん」と親しまれている。その神社まで戻ると〝大役〟を果たした子どもたちにはお菓子などが配られていた。

 

 

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