KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC登山部2020.06.24 笹倉湿原

2020年06月25日 | 四国の山
さぁ~今週はどこに行こうかと思案していたら先週の石堂山ゆかりん

『KAZASHIさん笹倉湿原、知ってます?』と言うので『知ってるけど行った事ないわ~』

と答えると、『行きたいな~』とおねだりしていたのを思い出した。

ただスタート地点の石鎚スカイラインまではけっこうな距離があるので、

運転手になるIRIBITOさんに事前に

『長距離運転大丈夫ですか?』と聞くと、『全然大丈夫!』と返事が返ってきた。

それじゃあと言う事で『神の庭・笹倉湿原!』とFBで案内したところ、いつも以上に参加希望が

直ぐに集まった。では2台の車でと思っていたらさらに定員オーバーになり、3台目を出すことに。

ただ今回は高速料金がけっこうかかるので頭を悩ませていたところ、3台目目も何とか埋まって

ほっと一息。週末の天気予報ではあまりよくなかったのがどんどん回復してラッキー!

3台目は3ヶ月近く動かしていなかった車をコアラさんが出してくれるというので、

取りあえずその助手席には子守役(笑)の私が乗ることにして丸亀を出発した。


天気もいいので往きはUFOラインを通り石鎚スカイラインを目指すことにする。

寒風茶屋を過ぎ伊予富士を回り込む手前からは笹ヶ峰からチチ山の稜線、そして冠山が見える。

すると山の名前をなかなか憶えないあっちゃんが『笹ヶ峰の横がチチ山やね!』と言うので

『お、正解!DランクからCランクに昇格!』

その横で運転しているコアラさんが『運転しているから全然見えん!』と愚痴を言っているので

あっちゃんより山名音痴のコアラさんに、『コアラさんはEランクやから見えんでもええやん!』と言うと

『憶えないんではではなくて必要のないものは憶える気がないだけや!』強がりを言っている。

伊予富士直下まで来るとまたあっちゃんが『今度は瓶ケ森を当てるから教えんといてよ!』と。

すると前方斜め前の東黒森山のピークを『あれ、あれ!が瓶ケ森!』と言うので

『ブ・ブー!Dランクに降格!』などと、たわいもない話で盛り上がっていたら、

UFOラインの絶景が見える場所で前を走っている2台に追いついた。

ここから見える東黒森山から自念子ノ頭に続く稜線。

そしてその奥の筒上山と手箱山の山容は四国でも屈指の展望だ!







瓶ケ森の展望台で車を降り、氷見二千石の笹原と山頂を見上げ

さらに近づいてきた石鎚山を写真に収める。強い風が吹きこの時期だというのに肌寒い。










土小屋でトイレを済ませ先行するメンバーの元へ。土小屋の駐車場からは更に瓶ケ森の笹原の広さが見て取れる。

『あっちゃん、あれが瓶ケ森ですよ!』(以前にここから石鎚山に登った時に、

所々で見える瓶ケ森を見て何回も『あの山はなんていう山?』とあっちゃんは聞いてきた)





石鎚スカイラインを面河へと下り金山谷に掛る橋の手前で先行していたメンバーが待っていた。

そして平日にも関わらずすでに他にも3台程車が停まっていた。

身支度をして10時15分にスタート!







橋を渡って金山林道の案内板が脇に立つ場所から林道へと入って行く。

林道とはなっているが、道は荒れて車はとても走れないような道をしばらく歩いて行く。







砂防ダムの下を渡渉しさらに進んで行くと笹倉湿原と書かれた看板。ここからが登山口となる。










登山口からはいきなり急登が始まる。晴天が続いた後なのに足元はまだ少しぬかるんでいる。

コロナ以降数カ月ぶりの山登りのさおりんが、『やっぱりしんどいな~』と言っている。

直ぐに傾きかけたヒメシャラの大木。そいてウラジロモミの真直ぐに伸びた大木が現れる。







所々で杉林の道になり急登はさらに続いていく。







二ヵ所ほど小さな水の流れを渡り進んで行くと、林床は背丈ほどのスズタケに覆われてくるが

道のスズタケは刈りはらわれているので問題なく進んで行ける。








そんな中で天までグイグイと延びていきそうな巨大なブナの木。この大きさだとこの森の中で

何百年と逞しく生き延びてきたことだろう。




道は緩急をつけながら続いていく。次第に深い森の雰囲気になり、湿気が多いのだろうか

立ち枯れた木や倒木はコケがまとわりつき、あちこちでキノコが生えている。







以前に来たことのあるキョウちゃんが車の中で、『今日はハイキング程度』と言ったらしくて

『全然話と違うやんか!キツイよ!』と山さんが後ろから来て文句(笑)を言っている。




さらに進んで行くとやっさんとキョウちゃんが空沢に下りて何やら物色している。

どうやら天然のワサビが自生しているらしく、他のメンバーも探し始める。

ただ葉は大きくても芋の部分は小さく、足元の岩で擦ってみてもほとんどワサビの匂いはしない。











ワサビ田?を後に苔むした空沢を登ると道はやっと緩やかになってくる。








90度に折れ曲がった巨木のトンネルを抜けると道は左に折れ、

真っすぐに伸びた杉の林とスズタケの道を少しづつ下って行く。










そんな薄暗い杉林を進んで行くと忽然と一面ウマスギゴケに覆われた笹倉湿原が現れる。











ただ何度か訪れた事のあるやっさんが『ん~ん?』と言って頭をひねっている。

苔は懸念していた水没はせずに丁度いいバランスで水面から出ているが

ネットの写真で見たモコモコ感があまりない!少し先に回り込んでみても変わり映えがしない。

苔の上の方はまだ茶色く、これから成長したらよく見る写真のようになるのだろうか?













田んぼを眺めながら『今年の稲は不作やな~』と言っているような杉さんとまゆゆ

杉さんもキョウちゃんの『ハイキング程度!』の言葉に騙されたうちの一人。

(キョウちゃん多分参加するたびにしばらくは言われ続けると思うよ!ー(笑)ー)

たっぷりと汗を掻いてズボンのお尻までびっしょりと濡らしている。





回り込んだ場所は広場になっていて杉の高木で日陰になっている。丁度いい時間、ここでお昼ご飯にする。

先ほどまでの蒸し暑さから解放され、木々の間から湿気の少ない爽やかな風が吹いてくる。

三人寄ればただでさえ“かしましい”のに、今日は女性陣が多くお弁当を食べている間も賑やかだ。

この笹倉湿原は笹に浸食されて年々その湿原の面積が小さくなっているというが、

WOC登山部もこのままいくと女性陣に浸食されていくかもしれない! (*´▽`*)







お弁当を食べ終える頃に、まゆゆがお手製の白玉で作ったというケーキを配り始めた。

もちもちとして程よい甘さでとても美味しい!

みやさんに配り終えた時に『あれ?ひとつ余っている!』とまゆゆが騒いでいる。







するとまゆゆのすぐ目の前に立っていたコアラさんが『僕、もらってないんですけど!』と。

すねたコアラさんに最後に渡すと『美味しい!』と言いながら喜んで食べている。




そんなひと騒動?の後、名残り惜しんで湿原を撮影。













写真を撮る寸胴のような私の背中をやまさんが後ろから!




その山さんを横から!




せっかくだから湿原をバックにと三脚を構える場所を色々考えた山さんだが、

その甲斐なく15人が並んだら湿原はほとんど写っていないですよ山さん!







神の庭を見てご飯も食べデザートも食べられたことだしそろそろ下って行こう。

下山はほぼ立ち止まることなくどんどん下って行く。







『いつも企画でお世話になっているからKAZASHIさん、腰か肩か揉もうか』とゆかりんが言ってきた。

『どっちがいい?』と言うので、『若い女性ならともかく、遠慮しときます!』。さらに

ウラジロモミの巨木に抱きつく私に、『肩も揉みとこっち、どっちが幸せかな?』と聞くので

『相手がゆかりんなら、もちろん、こっちです!』




登りで私は全く気が付かなかった二本の木の横でゆかりんがまた騒ぎ始めた。

ネット上では『ラブラブの木』とか『助平な木』とか色々と書かれているが、

見る人の感性によるものだろう。ゆかりんは助平な木と言っている。

私には今日神戸(実は三木市)で69歳の誕生日を迎えたやまじい(エロじい)の木に見える。(笑)





林道近くまで下り、ふと振り返ると『ゲ・ゲ~!』後ろは熟女ばかり!

『このままでは本当にWOC登山部は・・・・・?』などと思いながら、

相変わらず賑やかな声を背中に受けながら下って行く。













ほどなく林道入り口に到着。するとあっちゃんがザックに何やらビニール袋をぶら下げている。

『ヌ・ヌ・ヌ!ワサビをいつの間に!』でもねあっちゃん、あっちゃんの横にこんな看板があるよ!















道路脇の日陰で寛ぐ女性陣。しばらくして男性陣が遅れて次々と到着してきた。

『おじさんたち!もっとがんばらにゃ~、ほんまにWOC登山部アマゾネスになっちゃうかも!』














ここからは石鎚スカイラインを下って面河渓谷の駐車場の木陰で

いつものコーヒータイムにする。今日はあっちゃんに代わってさおりんが淹れてくれる。










渓谷を流れる水は身震いしそうなくらい透明で、川底まで透き通っている。







美味しくコーヒーを頂いた後はIRIBITOさん号はまたUFOラインへと走り、

残りの2台は黒森峠を通り川内ICから高速に乗り、

途中で石鎚ハイウェイオアシスのモンベルを覗いたり、その横で買い物をしたりしながら帰路につく。




山頂も踏まず三角点もなかった今回だったが、UFOラインからの眺望と巨木のたつ深い森、

少し物足りなかったが神秘的な湿原、そして透き通った面河の川の流れと色々と楽しめた一日となった。

今日のトラック



今日の3Dトラック




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WOC登山部2020.06.17 石堂山

2020年06月18日 | 四国の山


先週は持病?が再発した為WOC登山部をお休みして軽くウォーキング。

まだまだ朝起きると腰からお尻にかけてガチガチで、少しでも変な姿勢をとると

直ぐにまた発症しそうで、毎朝用心深く顔を洗っている状態だった。

WOC登山部のセニョさんの理論では、無理してでも歩けば治るというものだが、

治りはしないが、取りあえず山歩きをしている間は今までも大丈夫だったので、

麺法師さんの企画の比較的楽な石堂神社からの石堂山に今週は参加した。

石堂山は過去の記録を見てみると15年以上前は落合峠から矢筈山を経由して往復していた。

矢筈山からの道は笹が生い茂り足元の見えない長い激坂。当然帰りは同じ道の急登でけっこうしんどかった。

2013年に石堂神社からのコースがあるのを初めて知って登ったのが、もう7年も前になる。

神社の記憶と笹を掻き分け歩いた記憶はあるが途中の記憶はほとんどない。


今週も2台の車で石堂神社を目指す。県道304号線から神社手前の林道に入ると悪路というよりは

車がひっくり返るんじゃないかと思うほどの急坂。IRIBITOさんの四駆は問題なかったが

後ろから来た麺法師さんのワゴン車は、全員が降りて登ってきたそうだ。

神社の前に車を止め脇にあるトイレで用を済まし、9時50分にスタート。

神社の右脇の鳥居が登山口。標識には石堂山まで3.2kmとなっている。










最初は尾根の北側に道が続いていて陽があまり当たらない場所では苔むした岩が点在している。




急坂を登りしばらくすると明るい尾根に出た。尾根の南側は際まで伐採地が広がっている。

伐採の影響で雨風が強く当たるようになったのか、大きな木が何本も倒れている。










麓に流れる片川を挟んで向かいの矢筈山から黒笠山に続く稜線の北斜面で大きな土砂崩れの跡が見える。

よく見るとその土砂崩れの際には鉄塔が立っている。崩れたケ所をコンクリートで補強しているが

何だかとてもあぶなかっしい!







伐採地を過ぎると道は緩やかになり自然林の中の素敵な道が続いていく。

新緑の中に賑やかに鳥の鳴く声が響き渡っている。










登山口から20分弱で途中にある1335m、四等三角点石小屋

道の両側に群生しているのはテンニンソウだろうか?







しばらくはさほど負荷もなくのんびりと尾根道を歩いて行く。










尾根の北側をトラバースしはじめると、周りには巨木も目立ち始めた。

この辺りが今日のコースの中で特に雰囲気のある自然の奥深さが感じられる場所だった。













白滝山への分岐の手前から足元は笹が目立ち始めて急登が始まる。

分岐からはまずは石堂山を目指すことに。







ここからも石堂山に続く尾根道。まだ新緑の明るい道が続いていく。

前回歩いた時はもっと笹の背が高く、笹を掻き分けて歩いた場所もあったように思ったが、

道なりにきれいに笹は刈りはらわれ、とても歩きやすい快適な道になっている。

時折木々の間から矢筈山が顔を覗かせてくれている。











1533mの標高点辺りから樹林帯から笹原の道になる。

早弁大将の山さんが例によって『腹がへった!』と言って、コアラさんのザックのポケットに

食料がはいっていないか漁っている。








笹原の向こうにこんもりと石堂山の頭が見え始める。木々のない笹原の道は日差しも強いが、

まだ今日は湿気の少ない爽やかな風が、笹原の頭を撫でながら吹き上げてきて気持ちがいい。







道の脇にモフモフの綿毛をつけたヤマナラシ?の木だろうか。




しばらく歩くと足元にそこら中その綿毛が落ちていた。それを見た麺法師さんが

『何の獣の抜け毛だろうか?』と。


笹原から山頂手前の樹林帯に入りしばらくすると巨石が目の前に現れる。

石堂山の名前の由来になっている石の下が石室になっている大工小屋石だ。

好奇心旺盛なキョウちゃんとみなちゃんが覗き込んでいる。







大工小屋石を過ぎるとこの山のシンボルの御塔石が鎮座していた。

神が宿るという御塔石は石鎚山にも剣山にもあるが、正面から見ると大きさ的にはその二つには劣るものの

山頂手前から全体を見ると、そこそこの大きさがある。

また何層にも重ね積み上げたまるでミルフィーユのように見える独特な外観をしている。







そのご神体に神妙な顔で手を合わして拝むまゆゆとみなちゃん。







するとその後ゆかりんとみなちゃんが神聖な神様に登り始めた。

『こら、こら!』と言っているうちにまゆゆまでもが!





すぐ下の岩のテラスから御塔石を見ると、信号機の色をした三人が仲良く並んで腰掛、

手を振っている。今にバチが当たるぞかしまし娘?




御塔石から山頂はすぐそこ。途中で振り返るとその全景が見える。

こちらから見ると剣山の御塔石にも引けを取らない大きさだ!

『コアラさん!御塔石が見えるよ!』と声を掛けるが、

聞こえていないのか見向きもせずにコアラさんは先を歩いて行く。

どうやらいつものように悪口をたたかないとあまり聞こえないようだ。







山頂からは南に矢筈山と落合峠からの稜線が見える。西側には木地屋から一字に続く谷あい。










山頂広場でお昼ごはんにする。途中で食べ損ねた菓子パンの袋がパンパンに膨れている。







ルリちゃんがギリギリセ-フ?写ってる。




お腹もおきたし。それでは下山開始!コアラさんと同じように往路で御塔石の

全景が見える場所がなかったねと言っていた麺法師さんも『見えた!見えた!』と言いながら下って行く。







帰り道に見ると大工小屋石の大岩が犬の横顔に見える。

岩の下の石室は大工仕事をするにはちと狭い!







山頂直下の樹林帯を抜けて笹原へ。













標高点を過ぎてさらに進んで行くと尾根の北斜面には新緑の広葉樹と下草の笹が広がり

今にもその辺りからバンビでもぴょんぴょんと飛び出してきそうな雰囲気だ。







分岐から白滝山は直ぐ近く。石堂山にはなかった三角点が白滝山にはあった。

1526m、三等三角点男竜。何だか任侠映画に出てきそうな男っぽい点名だ。










往路では先頭をグイグイ登っていたコアラさんだが、膝が悪くて下りは滅法遅い。

山さんに『後ろから押してやれ!』と言ったら、『コアラさんがおらんようになったら困る!』と。

『なんで~』と聞くと、『途中でお腹が減ったら食料を貰える人がおらんようになる』と。




急坂が終わると緩やかな下り坂。時折木々の間を爽やかな風が吹き抜けていく。







北側に桟敷峠から六地蔵峠を通り水の丸に向かう途中にあるビニールハウス群が見える。

随分前にこの登山部のメンバーは、水の丸からパラグライダーで飛んだ事があるらしい。




自然林の広がる尾根道。後ろでIRIBITOさんが『秋にも来てみたいな!』と。

その内に片側が自然林、もう片側が杉林の植林の道になる。










伐採地まで来ると登山口まではもうすぐ。登山あるあるの『最後に油断して転倒』に

ならないように急坂を下る。










山頂から白滝山に立ち寄って、おおよそ1時間30分で石堂神社に帰ってきた。







帰りは土々呂の滝に寄り道。

公園の中にある東屋の下でいつものようにコーヒータイム。いつもIRIBITOさんが焙煎した

美味しいコーヒーを飲めるのをみんな楽しみにしている。










みなちゃんが滝壺の近くまで降りている。青く澄んだ滝壺と滝は

あのニコ淵と見間違えるほどきれいだ!







梅雨に入って水量の増えた土々呂の滝は迫力満載!










ほとんど記憶になかった今回のコースだが、梅雨の晴れ間に自然林の中の新鮮な空気を

思う存分吸ってリフレッシュ。山はやっぱりいいな~!


今日のトラック



今日の3Dトラック
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里山に遊ぶ2020.06.10 山上山

2020年06月11日 | 香川の里山



今年は年間53週あり、週に一度の休みだと53回山に登れることになる。

年頭に今年は50回以上の山登りを目標にして、1月から一度も欠かさず

順調に毎週どこかの山に登ってきた。ところが先週持病?のギックリ腰を

またやってしまって、取りあえずはWOC登山部はお休みして

様子をみることにしたが寄る年波には勝てず、年々回復するのが遅くなり、

週を開けても調子が悪かった。

天気予報では雨だったが朝起きると空はどんよりしているが

雨はまだ降っていなかった。取りあえずリハビリにと思い近くの

亀鶴公園に出かけてきた。

毎年この時期に開かれている菖蒲祭りはコロナの影響でやはり中止となっていたが

菖蒲の花はそんな世間とは関係なく今年もきれいな花を咲かせていた。







花の見ごろはもう少し先の様だが、何人もの地元の人が雑草を抜いたりしながら

丁寧に手入れをしている姿が見える。イベントが中止となり大勢の人に見てもらえないのは

さぞかし残念だろう。










菖蒲園の北側には宮池に浮かんだ亀島に続く桜並木。そして亀島は

自然林に覆われた外周0.6kmの小さな小島。島の中には25基ほどの古墳群がある。




ほとんどフラットな小道が島を一周する形で続いている。大きな木々に囲まれた小道は

夏には暑い日差しを遮ってくれ、今日のような雨の日も少々の雨なら

気持ちよく歩ける散歩道だ。










今日はこの周回路を少し汗ばむ程度に軽く4周ほどしてウォーキングを終えた。

菖蒲園の脇にはアジサイも咲いていて菖蒲の花と相まって

この季節らしい風景を楽しんできた。













ただこのままだと年明けから途切れず続けていた山登りが途切れてしまう。

少し歩いて腰の調子もいいので、取りあえず言い訳程度に東に10分程走った所にある

山上山に登ることにした。この山もいつもリハビリで登っている山。

標高は206mほどで駐車場からだと100mほどの標高差。

時間にして10分ほどで登れる、お手軽な里山だ。

門入ダムの脇の駐車場に車を停めて先ずは階段を登って行く。

さっきの平坦な亀島の遊歩道と違って、直ぐに汗が噴き出てきた。

グイグイ高度を上げていくとダム湖を見下ろせる尾根に出る。










山上神社の鳥居を潜り役行者が祀られている山上神社に着く。

神社と言っても仏が祀られている県内でも珍しい神社だ。










神社からはすぐに山頂なる。標高200mほどとはいえ、ここからの景色は絶景だ。

香川らしい風景のおむすび山。そして志度湾越しに小豆島まで見渡せる。

まぁ~これで何とか毎週登山が取りあえず途切れず本日のリハビリは終了。









追記

先週は2ヶ月ぶりに県外の山に登ったが、その時に感じたのは

まだコロナはけっして収束したわけではないという事だった。


山犬嶽はメジャーな山でなくどちらかといえばマイナーな山。

それでも平日にかかわらず何組もの人たちとすれ違った。

県を跨ぐ移動が解除されたとはいえ、

おそらくその人たちの中には、できるだけ人のいない接触のない山に

という考えで来ている人もいるように思う。実際何組かの人達は

メンバーが話しかけると(しかも15名もの団体が)今までとは違い

挨拶はしてくれるものの少し引いているようにも感じたのは気のせいだろうか。

さらに大勢で遠足のように賑やかに歩いているのもどういうふうに受け取ったのか。

人目を気にしてとメンバーは言っていたが、やはりこの時期まだまだ

人目を気にして他の登山者にも気をつかう必要があると感じた。

また車を停めた場所から山間部の集落の中を30分ほど歩いた。

県外から来て大勢で集落の中を歩いている姿は静かな山村で暮らす人たちに

どう目に映っただろうか。まだまだ行く場所や途中の行動についても

自分たちさえ楽しければいいという考えではなく、出来るだけ周りにも気を使いながら

行動する必要があると思った。




話は変わってリハビリウォーキングが終わって、部屋の整理をしていたら

懐かしいCDが出てきた。その中から20年近く前の写真を引っ張り出してみた。

ということはまだ30代後半の若かりし頃。10年近くブランクの後

山登りを再開して3年目くらいで誘われて出かけてきた槍ヶ岳

大学時代登山部だったメンバーの一人を隊長に、残り3人の初心者が

大胆にも槍ヶ岳から大キレットを歩き、北穂高岳奥穂高岳を経由して

上高地へ降りるという壮大な?計画だった。

初めて訪れた上高地は雨。ここから一日目は槍沢ロッジまでの道のり。

途中、明神までの間で台風の豪雨で土砂に埋まったコカ・コーラの配送車を見る。

何も言わないが初心者メンバーは災害の少ない香川と違う自然の猛威に少しビビッていた。




徳沢までは緩やかな道。コンビニで買った弁当で徳沢のベンチで昼食。




徳沢からは沢沿いの道となり、梓川はその台風の後の増水で勢いよく流れている。




徳沢を過ぎると次は横尾。ここから左に折れると涸沢への道になる。

横尾を過ぎると今日のコースで唯一槍ヶ岳が見える槍見河原




さらに進んで行くと今日の宿の槍沢ロッジに着いた。このロッジは山小屋にしては珍しく

狭いながらもお風呂のあるロッジ。今日はまだ軽めの5時間30分の行動時間。




二日目、朝食は6時半からなのでお弁当にしてもらい5時にロッジを後にする。

赤沢岩小舎を過ぎると、足元は土から石に変わって行く。

この辺りですでに標高は2,000mを越えてきた。朝日に照らされ稜線が輝いているが

槍ヶ岳はまだまだ姿を現せてくれない。沢の近くまで降りてロッジで作ってもらった

お弁当を広げて朝食にする。




沢沿いの道には7月中旬だというのにまだ雪渓が残っている。

槍ヶ岳へはまだまだ遥か遠く!











途中では高山植物の写真を撮りながら少しづつ高度を上げていく。

足元はゴロゴロ岩で歩きづらい。先頭を歩く私に『もっとゆっくり!』と隊長から指示が飛ぶ。







見上げると至る所で残雪が見える。慣れない雪渓も滑らないように何とか登って行く。







ロッジを出て4時間30分。やっと槍ヶ岳が姿を現せてくれた。

『お~槍ヶ岳、待ってろよ!』











槍ヶ岳が見えてからもまだまだ道のりは遠い。

途中の大岩でその槍ヶ岳をバックに!

なかなか様になっていると自画自賛!







雪渓を越え岩場を歩いて行くと、次第に槍ヶ岳が近づいてくる。







2,000mを越えたあたりから少し頭痛がしていたが、だんだんひどくなってきた。

それをメンバーに話をすると、買って来たばかりの酸素のボンベを無理やり吸わされる。







槍ヶ岳の肩に建つ槍ヶ岳山荘の手前はザレた急登が続いている。ここを何とか登りきり山荘に着いた。

ここまでおおよそ6時間。ここから槍ヶ岳に登り更に大喰岳・中岳を経て

南岳までが今日の行程。まだまだ先は長い。







山荘の前にザックを置いてアタック開始!途中からは一方通行となるが、ほぼ垂直な梯子や岩場を

後ろのの人に石を落とさないように気を付けながら登って行く。







『アルプス一万尺、小槍の上で~』の小槍も近付くとけっこう大きな岩だ。




最後の梯子を登りきると念願の槍ヶ岳山頂。岩塊の山頂は遮るもののない360度の大展望。

普段なら狭い山頂が大勢の人で賑わうがこの日は我々メンバーだけ。

メンバーそれぞれが自宅に電話をかけて登頂を自慢する。




下りも高度感があって慎重に下って行く。山荘でカレーライスを食べて南岳を目指す。

山荘のテント場を過ぎ一気に鞍部まで下る。大喰岳ではライチョウが姿を見せてくれた。







南岳までは稜線歩きだから楽だと聞いていたのに、やはり3,000m級の山々が続く稜線、

アップダウンも結構な標高差があり、慣れない岩稜歩きに愚痴がでる。







それでも何とか16時10分南岳の山頂に立つことができた。朝出発してから11時間。

メンバーも疲労の色を隠せない。




南岳のさらに先に今日の宿南岳小屋はある。山荘の奥には北穂高岳が見える。

さらに小屋の先には今回の行程の中で最難関の大キレット。遠目に見るとさほどではないが、

痩せ尾根の両側は切れ落ち、その奥に北穂高岳の岩壁が立ちはだかっている。










小屋の中は暖かいはずなのに寒気がして夕食も残してしまった。早めに床に就くが夜中から

小屋の窓ガラスを激しくたたく雨の音が聞こえてくる。翌朝も風雨は止まず、小屋の主人にも

無理をしない方がいいと言われて、大キレットは諦め、南岳新道を使って飛騨側にエスケープルートをとる。

岩稜の下りはまともに雨風が体に吹き付けてくる。樹林帯迄下ると風雨も弱まり何とか一息つくことができた。




急な下りを黙々と3時間下ること、最後の雪渓を過ぎるとやっと槍平小屋に着いた。

小屋で暖かいコーヒーを頼むとどっと疲れが出てきた。







槍平小屋からもアップダウンの道が続いていく。

沢では増水して渡渉するのも慎重になる。










途中の滝谷避難小屋でカップラーメンを食べ、白出小屋辺りから道は林道になり

幾分か余裕が出てきた。途中の穂高平小屋でもコーヒーを頼みのんびりとする。







4時前には新穂高に着いたが今日も9時間以上歩いてくたくた。

旅館の階段が筋肉痛で上がれなかった。もちろん夕食の後は即ぐっすり。

翌日は朝から露天風呂に浸かってゆっくりめのスタート。ロープウェイに乗って

一気に1,000m以上上がって穂高口駅に着く。




穂高口駅から1時間強で着いた西穂山荘は大勢の登山客で賑わっていた。




西穂山荘から少し下った分岐から直接上高地には下れるが、せっかくなので焼岳を目指すと隊長が。

ただ前日の雨で足元は悪く、何度もアップダウンを繰り返して行くうちに連日の長時間の歩行で

疲れはピークに。結局初心者3名が焼岳は行きたくない!と言い出し隊長も諦めることに。







焼岳小屋で一息入れて上高地を目指す。途中、大正時代の焼岳の噴火の際の火山屑流でえぐられた山肌が見える。







焼岳登山口からは梓川の右岸をのんびりと歩いて行く。







今日も9時間30分、歩きに歩いて河童橋に到着した。初めての北アルプス。3,000m級の峰々を走破し

計画とは違うルートとなってしまったが辛く、苦しく、楽しかったという思い出話でした。








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WOC登山部2020.06.03 山犬嶽

2020年06月04日 | 四国の山


緊急事態制限が解除され、6月1日からは県を跨ぐ移動も解除された、

朝にはランドセルを背負って通学する子供たちの姿も見られるようになり、

少しづつだが日常が戻りつつある。

WOC登山部も再開後は里山を歩いていたが、今週からは県外の山に!

久しぶりに標高の高い山の稜線歩きでもと思っていたら、今度は例年より早い

梅雨入りとなった。雨の中を歩くのもどうかな・・・と言う事で、雨が似合う山?の

水苔で有名な山犬嶽に出かけることにした。


するとどうだろう。週が明けると天気予報が変わり朝起きると窓の外は晴れ!

まぁ~こればかりは仕方がない。今週も2台の車に乗り合わせ一路、上勝町へ。

山犬嶽の駐車場には既に2台の車が停まっていたが、もう少し上の道幅が

広がった場所に停めさせてもらう。今日も総勢15名の参加。登山部を再開してから

今までになく15名以上の参加が続いている。




車を停めた場所から直ぐに『日本の棚田百選』に選ばれ、徳島県では初めて『国の重要文化的景観』にも

選ばれた樫原の棚田を見下ろせる場所に着く。等高線に沿った不規則な曲線のあぜと

田植えが終わって水の張られた棚田は、一枚一枚が小さく全部で550枚近くあるという。










その棚田を眺めながら樫原の集落の中の道をのんびりと登って行く。

この集落の中に続く道と棚田は200年前に描かれた絵図と全く変わっていないというが、

恐らくこの集落でも高齢化が進み、この棚田を維持するのも難しくなっている事だろう。










くねくねと続く道を登って行くと最終民家に着いた。ここが山犬嶽の登山口で登山道が始まる。

さぁ~それでは!と思っていたら早弁大将の山さんがさっそく腰を降ろしておにぎりを食べている。

その横で今日の隊長の麺法師さんが案内板を見ながら、コースの説明をしてくれている。







鳥居とシカ避けのネットを開けて杉林の中へ入って行くと、道の脇が広場になりベンチと見慣れない

ベルトが二本の木の間に張られていた。最初は進入禁止の目印かな?と思っていたら

どうやら最近テレビなどで目にする、綱渡りをスポーツにしたスラックラインのベルトの様だ。

物珍しさでチャレンジするが木から手を離したら2、3歩進むのがやっと。ゆかりんも直ぐに落ちる。










道は枝打ちされ手入れの行き届いた杉林の中を続いている。急な斜面でも天に向かって真っすぐに伸びる杉の木は

見ていて気持ちがいいが、前を歩くコアラさんが『私の性格のように真っすぐやね!』というので、

『え~~??』と言うと本人は納得していない様子だ。((笑)













しばらく歩くとフタリシズカが道の脇に目につくようになった、

そのうちに道の両側に今まで見たこともないような群生が広がっている。

花は二本だけでなく三、四本のも見える。『これはシズカじゃくくて、賑やかやな!』




フタリシズカの群生地を過ぎると杉林から自然林の森になり、苔のついた岩が目立ち始める。










山犬嶽への道からすこし外れると今日の目的地の苔の庭園がある。

他の山でも苔むした風景は目にするが、これだけの規模で岩と苔が広がっている場所は他にはない。













周りの木々の新緑と苔の緑の中、先ほどまでの蒸し暑さが一変してひんやりとした空気が漂っている。

初めて来るメンバーも何度も来たことのあるメンバーも、しばらくの間この緑の海にどっぷりと浸かって楽しんでいる。







まるで緑の団子を積み上げたような苔の小山。今にももののけがどこからか飛び出してきそうな気がする。










木々の間から差し込む光がスポットライトの様にさらに苔の緑を際立たせている。







苔の広場でリフレッシュした後、登山道を進むと山の神さんと案内板に書かれた大木がある。

あっちゃんがその大木に手を添え、何やらパワーを頂いているようだ。







山の神さんから急登を登ると石鎚山を模した巨石とその上に石鎚神社がある。

男性陣が見守る中、おてんば娘??達が鎖を登って行く。頂部にはこれも苔むした石鎚神社が祀られている。

見る角度によってはこの巨石は石鎚の天狗岳のようにも見える。










石鎚神社からはまた杉林が始まり、このコースで一番の急登の階段が続いている。

自粛期間中に山には出かけていなかったのにやまじいは元気に登って行く。




ふと見ると先週に続いてまたお尻がびっしょりと濡れている。先週の失敗に懲りてハイドレーションの

チューブはしっかりと差し込んできているはずなのに『まさか??やまじい!』





杉林の上に更に大きな杉の木が目に入ると、東光寺に着いた。











ここで昨年登ったメンバーは山頂まで行かずに待っているというので、初めてのメンバーを中心に

ザックを置いて山頂を目指すことにした。

『山頂までは10分くらいで登れるので』と麺法師さんが言うと、去年登ったコアラさんが『判りますよ!』

と道案内をかって出た。『珍しいな~』と山さんと二人で感心していると、さらに麺法師さんが

『山頂から西に行くと景色のいい場所があるから』と言うと、今度はコアラさんが『覚えてないわ~』と。

山さんと二人で『やっぱり~~!』


身軽になって山頂までの急登もグイグイと登っていける。巨岩が目立ち始めると程なく山頂に着いた。

山犬嶽は1660年に7日7夜にわたって大雨が降り続いて山頂が崩れ落ち、

岩と土砂が山麓の集落を埋め尽くした大災害があったと言い伝えられていて、

崩落前の頂上が山犬が口を開いたように岩石が形づくられていたため「山犬嶽」という名前がつけられたという。

また山頂には早雲神社があることから雲早山とも地元では呼ばれている。










先週に続いてここにも以前からあったキティー山岳会のプレートがある。

徳島の山の山頂で時々見かける木彫りのヤッホー地蔵とはまた違う可愛らしいお地蔵さんが置いてある。

下で待っているメンバーもいるがここで取りあえず記念撮影。

鳴門から来たという二人組の男性に写真を撮ってもらう。







山頂から西へ痩せ尾根を進んで行くと南の眺望が広がっている。

足元が崩れていて少し危ういが、先ほどの麓の棚田も見渡せる。

びびって近づけない男性陣を尻目に、あっちゃんが平気で覗き込んでいる。










東光寺まで戻って行くと待っていたメンバーは昼食を済ませ、IRIBITOさんがお湯を沸かせてくれていた。

東屋やベンチやトイレもあるこの場所は休憩するにはもってこい。

登山口からはミニ八十八カ所霊場の石仏が点在しているが、この奥に結願の大窪寺の石仏があった。







全員揃っての記念撮影の後はしばらくは往路を下って行く。







途中の分岐から展望岩と金毘羅のあるコースへと進んで行く。往路の苔の広場とは違う

巨石が点在するまた違った雰囲気のする道だ。手水舎にもびっしりと苔がまとわりついている。

これだけ広く苔の森になっているということは、大雨災害の伝承通り、

普段から雨の多い地域なのだろう。










巨石の脇を抜けたり跨いだり狭い岩穴を通ったりしながら下って行く。

なかなか変化があって楽しい道だ。周りの木々を見ると秋に訪れても見ごたえのありそうな場所だ。
















金毘羅はこのコースで最も大きな岩の下に祭られていた。頭上で大きくオーバーハングした巨岩は圧巻だ。













また集落の中を通り、登山口まで戻ると最終民家の脇には2台の車が停まっていた。

平日にもかかわらず、やはりこの時期みなさん考えることは同じの様だ。

集落を抜け水車小屋の脇の東屋で恒例のコーヒータイム。




お揃い?の帽子を被った、あっちゃん、みやさん、亀仙人!((笑)










今日も手慣れたあっちゃんが美味しいコーヒーを淹れてくれている。

棚田を眺めながらのんびりとした時間を過ごす。











せっかくなので帰りは色々と寄り道をしてみる。まずは月ケ谷温泉にできたいろどり橋へ。

キャンプ場と対岸の温泉の間の勝浦川にかかるつり橋は18年に新しくできた橋。

注意書きには『揺らさないように!』と書いているのに、みんなが渡ってくるとゆらゆらと揺れる。













次に日浦休憩所で買い物そして、先にあるRISE&Brewingで地ビールを購入。







そして最後は雁頂ケ滝へ。落差80mはあるというこんな写真を見て出かけたのだが、




雨があまり降っていないせいか、『あれ?』という感じだ。

落ち口からは流れ落ちずにそのまま空中に飛び出した水は霧状になって落ちている。

それでも不動明王が祀られている滝壺近くまで登ったメンバーは『まぁまぁ』だったとか。










標高自体はさほではないが、途中の水苔や巨石群。そして麓の棚田と見所満載の山犬嶽。

上勝町の名所巡りもできて二カ月ぶりの県外の山を楽しめた一日となった。


今日のトラック



今日の3Dトラック
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