KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

明日は山の会

2013年11月30日 | 山の会
明日は私が一応席を置いている山の会の山行と忘年会。

毎月の山行は第一日曜日になっているので

仕事の都合でここのところほとんど参加できていません。


ほとんどと云っても、最後に参加したのが2008年の星山~櫃ケ山の山行。

もう5年も前になります。


今年はなぜかお久しぶりが続いていて、八面山でお会いしたご夫婦が8年ぶり。

エントツ山さん、kyoさん、マーシーさん、reikoさんのメンバー全員とお会いするのが6年ぶり。

そして明日の山行と・・・・・。


明日は大手を振ってお休みする為に、かなり集中して仕事を片付けての参加で、楽しみです!


5年前の山行、星山~櫃ケ山








山岳ガイドが山でヒートテックを使わない理由

2013年11月19日 | 雑記
面白い記事を見つけたので、ご紹介します!

汗をかくスポーツであるラン、登山、自転車に乗る人はヒートテックを使わないほうがいい。
北ア周辺の山岳ガイドの先輩から教えてもらった事を紹介する。今はやってないけど私も昔9年間ほど雪山を案内する手伝いをしていた頃があった。その頃装備の話は自転車と変わらず装備については、どこのメーカがいいとか、あそこのはダメだとかそういう話をよくした。

毎回変わらず聞かれるのは、身に着けているもの。特にインナーの話だ。自転車では凍死しないけど、山を登るとついて回る話。特に体温の低下は死活問題である。昔はウールがメジャーだったけど、近年の装備の進歩は目覚ましく進み、いかに保温し発汗し体を守るか開発が進められている。

実は、私もヒートテックが出始めたころは正直使っていた。そして山に行く時も使っていたのだ。そこで、やはり装備の話になったとき「え、使ってんの?」的な「君素人さんw?」という感じで扱われたことを覚えている。まだ山に入る前の準備段階の時だ。「暖かいし、ヒートテックだし」とか何か言い訳したが。結論として先輩曰くヒートテックを使う条件は、気温が低く発汗する条件下においては非常に不向きであると。

インナーを構成する素材に着目する
ユニクロヒートテック
34%ポリエステル
34%レーヨン
27%アクリル
5%ポリウレタン

レーヨンという素材に着目する。本人口繊維は植物繊維から作り出した、天然素材原料から構成される。レーヨン自体の特徴としては肌触りを良く感じられる等の利点はあるが、吸水性が高く発汗が大量だと吸水率が飽和してしまうという欠点がある。そして乾くのが遅いという特性があるのだ。この「乾くのが遅い」というのが外気の影響で汗冷えを起こし、体温の低下につながる。

したがって3割もレーヨンが入ったユニクロのヒートテックは特に汗を多くかくスポーツ、体温の低下が生死を分けるようなシチュエーションで使うのに適していないのだ。ここで、一つの突っ込みを入れる人がいるかもしれない。パールイズミにも「ヒートテックセンサー」というヒートテックの類似があり、ユニクロでいうところの「ヒートテック」か!と安直な発想をすると落とし穴がある。パールイズミの「ヒートテックセンサー」の素材を確認してみよう。

・パールイズミヒートテックセンサー
ポリエステル89%
ポリアクリレート系繊維11%
解説:かいた汗をスムーズに拡散し、ウェア内部の蒸れを防ぎ、身体を冷やしにくくする効果もあります。
ヒートテックだがレーヨンは全く使われていない。

冬場の発汗に対する問題は、登った後の下りの汗冷え、だったり体温を低下させることによる寒さだろう。では今何を私が使っているかというとその時に教わった今年で3シーズン目で、好んで使っているモンベルのジオライン。ユニクロのヒートテックと比べると体感できる雲泥の差がある。ジオラインは以前紹介させてもらったが少し触れておく。

汗をほとんどかかない普段の日常生活には、ヒートテックは有効であると考えられる。しかし我々スポーツをする人が使う条件は、「普段しない汗をかく運動」であり、発汗も当然多い。時にはLSDで山も登るだろう。そして登っている体が暖められているときはいいが、下りの汗冷えが一番つらい。条件が異なれば使用するインナーも変わってくることを知っていれば今年の冬は安心して走ることができる。

自転車で凍死することはないが、山では人一倍「汗冷え」についての対策が必要であると言えそうだ。


と云うことみたいです!

お土産

2013年11月10日 | 雑記
10周年記念のイベントを終えて数日後

エントツ山さんから電話がかかってきました。

『車の中にモンベルの帽子を忘れとったで~』

『よかったら会社まで届けるわ・・・・』



『序に去年の忘年会のときに車の中に忘れとった笠を持っていくわ~』と連絡がありました。

エントツ山さんの車に乗せてもらったのは2回。そして2回とも車の中に忘れ物をしたのでした。


そして昨日、外に出かけている間にエントツ山さんが会社までその忘れ物を届けてくれました。

その時届けていただいた帽子と一緒に入っていたのがこの黄色いツエルト。

タグには『ライペン・スーパーライトツエルト』と書かれていました。





アライのHPで見てみると『あなたのなにより大切な命を護り、

よりダイレクトに自然の息吹を感じさせることができるシェルター』と説明が・・・・。

頂いたツエルトはファスナー部がないので





どうやら本当に非常用のツエルトみたいです。





日頃から日和見の軟弱山歩きをしている私に、もっとも縁遠い山の道具ですが、

甘ったるい山歩きなんぞせずに、もっと硬派な山登りをしなさいよ!という

メッセージを頂いた・・・・・のかな?


いってらっしゃい!

2013年11月05日 | 雑記
親父が宴会して山で遊んでいるうちに

連休で帰っていた娘が大学へと戻って行きました。

家族はやはり一人でもかけると寂しいもんですね・・・・・。

まぁ~でもそのうちに家では奥さんと二人きりになってしまうのでしょうけれど。



記念登山の行き返りで話題になったのは、ご夫婦で仲良く山歩きをされている方々のこと。

互いの共通の趣味があるのは良いなぁ~と・・・・。

ただせっかくの山歩きの途中でケンカになることもあるそうですが、

それでも計画を立てる時とか、山から帰った時にも色々と話ができていいですよね。



我が家ではたぶんこれからも実現しそうにはありませんが、なにも趣味がなく休みの日に

家出ぐうたらしているよりはマシかな、なんても慰めています。



戻って行く娘を見て寂しくなりますが、

娘も親元を離れるのは少しは寂しいようで、そんな雰囲気の写真です。






いざ御来光の滝へ

2013年11月04日 | 四国の山
去年の何時の頃だったかHP仲間のkyoさんから『来年はホームページ開設10周年やから

みんなで集まろう!』と声をかけて頂いていました。

そして年が明け、春が過ぎ夏が過ぎしてしまって、のろのろしている私のせいで結局

紅葉のこの時期に集まることになりました。


集合場所は以前何度もお邪魔した木の根の森。

午前中仕事を終わらせ集合時間に駆けつけると、もうすでに皆さんコテージで準備万端。

席に座る間もなくマーシーさんと高御位山さんは飲み始めていました。遅れをとってはと

乾杯をして、さっそくビールをぐびぐび『ホームページ開設10周年記念登山』の前夜祭が

なんと16時にスタートしました。kyoさん、静御前、エントツ山さん、マーシーさん、

高御位山さんにreikoさん。それぞれが自分流に山を楽しんでいるメンバーです。






山の話はとにかく話題がつきません。走行しているうちにコテージのドアを叩く音が・・・・・。

扉が開くと宇和島からJRで駆けつけたすまし粉さんが登場しました。

そして2組目はグランパさんとグランマーさん

が仕事を終えて駆けつけてくれました。結局16時にスタートした前夜祭は23時まで続くことに。

ビールもたっぷり飲んだはずなのに、部屋の隅にはこれだけの空き瓶が転がっていました。





お酒のお陰で寝つきはよかったものの、目が覚めたのが夜中の3時過ぎ。そこから一睡も出来ずに

朝を向かえ、帰宅組と別れを告げてメインイベントの御来光の滝の入り口、石鎚スカイラインへと

出かけていきました。




駐車場に車を置き、スタートしたのが10時過ぎ。コテージでの朝をゆっくりしすぎて遅めのスタートと

なりました。取りあえずは面河渓谷へと30分ほど掛けて下って行きます。








下る途中でも上に下にと紅葉の花が咲き乱れて『ウォ~』『ワ~』と歓声があがります。

沢に下りてからは渡渉と高巻きの繰り返しですが

雨の中、足元の悪い中進んで行きます。途中の七釜も岩肌の落ち葉と薄く流れる水に

周りの木々の色が移りこんで、何ともいえないすばらしい場所でした。








その後も魚止めの滝や洞門など、普段の登山道歩きでは決して体験できない

景色の中を歩いて行きました。ただスタート時間が遅かったのと足元が悪かったせいで

思ったより時間が掛かってしまい、御来光の滝の手前でタイムアウト!

残念ながら遠目で滝を眺めて引き返すことになりました。





来年の秋はなんとしても足元まで・・・・『待ってろよ御来光の滝!』



帰りもとにかくすばらしい景色の中を右に左に沢を渡り下って行きました。

が、最後の七釜の手前の渡渉でストックが思ったより深く沈んで足を滑らせそのまま頭から沈!

冷たい面河の水をまともに飲んでしまいました。あわてて起き上がって渡りきったものの

後ろから来るメンバーからは『惜しかった!シャッターチャンスが!』などと薄情な言葉が返ってきました。











幸いにしてカメラは浸からなかったものの、今度みんなで来ることがあったら、防水カメラを買って

最後尾を歩いてシャッターチャンスを狙ってやるんだと、心に誓いました。


生憎の雨でしたが、しっとりとした木々の紅葉の中を歩くのもなかなかのもんでした。

でも今度は是非晴れた青空の下でご来光の滝を見上げて見たいものです。








当日の詳しい様子はkyoさんのレポートで!