KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

WOC.登山部 2018.08.29 剣山~次郎笈

2018年08月30日 | 四国の山
今年の夏は本当に天候に頭を悩まされます。

今週も当初は雨マークだった予報も、先週末には晴れマークに変わりました。

雨だったら傘をさして里山でも歩こうと思っていた予定を変更して

最終、少しでも高い山に『涼を求めて!』  『剣山~次郎笈』を歩くことにしました。

丸亀で集合した7名のメンバーと、貞光の道の駅で合流です。

見ノ越には9時30分過ぎに到着し、9時50分のゆっくり目のスタートになりました。

今日は復帰したセニョさんも参加で、久しぶりに一緒に歩けます。








駐車場の手前にある石段を登り『劔神社』でお参りをして、登山開始です。




西島駅までの道は樹林帯の木陰の中を歩いて行きます。

復帰したばかりのセニョさんのペースが速く、なかなか追いつけません。







途中のリフト下のトンネルで一息入れているメンバーに一旦追いついたものの

どうも今日はお嬢様のペースが遅く、先頭とはどんどん離れていきます。








(ハガクレツリフネ)


いつになくお嬢様がお疲れの様子。執事としては最後まで付き添わなければならないのですが、

麺法師さんが途中で後ろに下がってきたので、

お嬢様はお任せすることにして少しペースをあげてみます。







西島神社の手前でセニョさんに追いついたので、西島駅まで付いて行きます。

相変わらず修業僧のように黙々と歩くセニョさんの後ろを付いて歩くのは本当に久しぶりで、

なんだか懐かしささえ感じます。





(タカネオトギリ)


西島駅まではほぼコースタイムで到着しました。ベンチに腰掛け後続を待つ間に

少し小腹が空いたので、菓子パンを口に入れます。気圧のせいで袋がすでにパンパンです。

リフトを使って次々と乗降客が降りてきます。










かなり遅れてお嬢様が登ってきました。

『今日は次郎笈まで行けん!』とおっしゃっています。取りあえずここから山頂まではお供をして

様子を見ることにします。




西島駅から上は木々もまだらになり日差しが厳しくなってきます。

足元には可愛らしい花が道の脇に沢山咲いていますが、

おそらくお嬢さんには目に入っていない感じです。





(トゲアザミ)


この時期の剣山で一番目立つのがテンニンソウ。あちらこちらで群生しています。





(シコクフウロウ)





お嬢様は今回ザックを新調して容量も大きくなり、そこに防寒着や雨具を詰め込んで

今までに比べて荷物が重くなっているのが影響しているのかもしれません。

前を歩くメンバーはやはりいいペースで登って行きます。




『刀掛けの松』の上で、『剣山山頂ヒュッテ』のスタッフが

歩荷の途中で休憩していました。その荷物を見て好奇心旺盛なMさんが、担がせてもらおうと

挑戦しましたが、持ち上がるどころか30kg以上はありそうな荷物はビクともしません。







樹林帯を抜けると山頂まではあと少し。今日は牛歩のお嬢様が重い荷物を背負った歩荷の若者に

追いつかれそうになっています。




行場への分岐で『あと少しやで~!』と声をかけても、もう死にそうな感じです。





(クガイソウ)


『劔山本宮宝蔵石神社』をお参りした後、植生保護で作られた木道を

山頂へと歩いて行きます。青い空に白い雲、ミヤマクマザサの緑。コアラさんも絵になっています。




先に着いたセニョさんがこれも久しぶりに見る恒例のバンザイ!をしています。







山頂西側のベンチで何やら作戦会議をしています。

どうやらお嬢様はギブアップ!宣言をしています。

ここでお嬢様一人にしてしまうと、お昼に用意したラーメンのお湯を沸かす人がいなくなると思い

心配していると、『ヒュッテでビールを飲む!』との事。

そういえば、ヒュッテがあるので食事も心配することもなかったのです。

何かと執事は気を使います・・・・・。





(疲れ切った顔を見られたくないお嬢様)


お嬢様一人を残しメンバーは次郎笈を目指しまずは鞍部まで下って行きます。

今月初めにサザエさんと来たばかりなのに、それでもここから見る次郎笈までの稜線は、

何度見ても飽きることがありません。










初めて歩くOさんもMさんもこの気持ちのいい稜線歩きを気に入ってくれています。




この山はどの道を歩いても整備されていて、途中ですれ違った家族連れのように

気軽に楽しく山の雰囲気を味わえる、本当にいい山です。










鞍部からも稜線沿いの快適な道が続いています。

大岩を過ぎると次郎笈への最後の登りになります。先ほどまでのルンルン歩きから

一転してゼイゼイ歩きになります。それにしても今日のセニョさんは、今まで4ヶ月も休んでいた

うっぷんを晴らすかのように、すごいペースで登って行きます。










次郎笈山頂でも恒例のバンザイをするセニョさん!




メンバーが揃ったところで昼食にします。

今日はそろそろ暖かいラーメンかなと思いお湯を沸かしましたが、

この気温だとまだざるそばくらいがいい感じです。

ただこの夏の高温の影響か、いつもこの山頂で苦労する虫がほとんどいません。










次郎笈は先ほどの剣山の山頂と比べるとさほど広くはないので、

360度周りの山々が見渡せます。







昼食を済ませた後は麺法師さんの提案で、北西尾根を下ってトラバース道から戻ることにします。




この道は私も初めて歩く道。思ったより勾配も緩く歩きやすい道でした。










一カ所だけロープがかかった場所もさほどでもなく、何故かコアラさんは綱引きしているように見えます。




丸石を通って三嶺へと続く稜線。丸石の避難小屋まではピストンで歩いたことはあるのですが、

いつかは三嶺まで続くこのゴールデンコースを一気に歩いてみたいものです。





尾根を降るとトラバース道を先ほどの往路の分岐まで戻って行きます。

次郎笈の北斜面は笹原の緑一色。そこに一本の道が続いています。




このトラバース道も歩きやすく、山歩き!といった感じを満喫できるいい道です。

帰りにこの道を選んで大正解です!













分岐から一旦鞍部まで下り、今度は剣山への登り返しです。







少し登って途中の分岐から『二度見の展望所』を通って、西島駅への

トラバース道を歩いて行きます。

途中から見える『大劔神社』の巨大な岩が空に向かってそびえ立っています。







この道も以前は通行止めになっていましたが、きれいに整備され

トリカブトとテンニンソウの群生を横目に見ながら気持ちよく歩いて行きます。










西島駅に着くまでの間、帰りのリフトに乗るかどうか物議を醸し出していましたが、

結局コアラさん以外は歩いて降りることに。(これが普通と言えば普通なのですが)











見ノ越から夫婦池の途中にあるベンチでコーヒータイム。

程よい疲れにコーヒーがとてもおいしくいただくことができました。







今日は腰痛治療?に参加したセニョさんも満足気です。




当初は里山歩きで簡単に済ませようとしたのに、思わぬ天候の回復で

思っていた以上に快適な山歩きが今日はできました。

そろそろ山も暑さを気にせず歩けるベストシーズンに入ってきました。

あとは気まぐれな台風が来ないことだけを祈って、次回はどこを歩こうかな?

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WOC.登山部 2018.08.15 飯野山

2018年08月16日 | 香川の里山
ここ数日は朝の通勤時も車が少なく、いつもより短い時間で会社に到着します。

世間ではお盆ですが会社は営業しているので、毎年のことですがお盆休みはありません。

WOC登山部もさすがにお盆は・・・・と思っていたら、今日も歩くと言う事です。

最初は麺法師さんと杉さんと三人でと思っていたのですが、FBに案内をすると

更に三人が参加したいと連絡がありました。

今日は『伊予富士』を予定していたのですが、

台風15号の影響か、山の天気は良くありません。

前回の『伊予富士』も迷走台風のお陰で、結局山には登らずドライブになって

しまいました。今年はどうも台風の影響ばかり受けています。

天気予報は県外はどこも思わしくなく、唯一香川だけが曇りの予報。

仕方がないのでWOC登山部のホームグランドの『飯野山』に変更しました。


この夏の猛暑の中、里山は山歩きと違った危険度が高くなりますが、今日は幸い曇り空、

朝の気温も昨日と比べると随分低くなっていました。

登山口の駐車場にはすでに20台近くの車が停まっていました。




飯野山に変更したので参加が減るかな?と思っていたのですが、

予定通り6人が集まって山頂を目指して登って行きます。

野外活動センターの横でコアラさんが、登山道補修用の土を袋に詰めています。


しばらく麺法師さんと先日の『八甲田山遠征』の土産話を聞きながら

歩いて行きます。気温は低いものの湿度が高く、直ぐに汗が噴き出てきました。







そう言えばこのコースをコアラさんが32分で登ったのが話題になり、

なんとコアラお嬢様も34分で登ったと・・・・。

山さんが二人とも早い!と疑心暗鬼になっていたので、果たして二人の話が本当なのか

現場検証をしてみることにしました。




ただ途中の六合目ですでに20分経過してしまい(ここまでが1・0㎞、ここから1.2㎞と案内板)

麺法師さんに『これは無理やな~!』と言いながら、少しペースを上げて行きました。




山頂直下で直登(200m)、周回道(400m)と案内板に書いてあったので

時間を気にしてそのまま直登コースへと左に登って行きました。当然勾配も急になってきたので

途端にペースが落ちてきました。天狗周回路と合流し大岩の横を過ぎると山頂に到着です。




ここまでで34分かかりました。しかもショートカットしてです。

コアラさんはその内30分を切りたいと言っていましたが、登りに弱い私には無理なような気がします。

コアラお嬢様のタイムも大したもんです!




山頂のベンチに腰を降ろしていると、麺法師さんそしてコアラさんと順番に登ってきました。

全員が揃ったところでベンチで談笑。

同じ山歩きをしている人との話題は尽きません。その内にちらついてきた雨も気にせず

おしゃべりをしています。




山頂の温度計は25度ですがやはり蒸し暑く、ベンチに腰かけている間に

スポーツ飲料を1本飲み干してしまいました。




雨も降ったりやんだりの中を帰りも周回コースを下って行きました。







そんな天気の中でも登ってくる人と度々すれ違います。

さすが県内の里山の中でも人気の『飯野山』です。








山から下りた後は今日は素直に散会です。

丁度お昼過ぎに家に着きシャワーをした後は、なかなかできない奥様サービスに

ランチを・・・・・。そして買い物にも付き合い。

『なにもこんな日に』とか『皆勤賞やね』とか言われながらも、何とかご機嫌取りもでき、

有意義な?一日でした。


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WOC登山部第二班2018.08.08 一の森~剣山

2018年08月09日 | 四国外の山
今週のWOC登山部本隊は、二泊三日で青森の八甲田山に遠征しています。

なので居残り隊は取りあえずお休みにしようとしたのですが、

サザエさんとお嬢様2号が、上手くお休みが取れたのにと

残念がっていたので、急遽居残り隊で出かけることにしました。


さてさてどこを歩こうか?と考えていたのですが、前日には宴会を予定していたので

二日酔いでも歩ける(笑)『剣山』を計画しました。

一応テーマとしてはシーズン真っ盛りの『キレンゲショウマと一ノ森・剣山』

テーマがあればこれで何とか体裁がつきます。


今朝は予想通りの朝帰りで二日酔いよりも睡眠不足でした。

最悪の体調で家を出て、集合場所の貞光に向かう途中でスマホを忘れたのに気づき

どうしようかと考えながら、しばらく走った後、結局取りに引き返しました。

そのせいで集合時間に10分ほど遅れてしまいましたが、これがそのあと結果オーライとなりました。


貞光からはサザエさんの車に乗り込み、一路『見ノ越』

予想通りキレンゲショウマ目当ての人で、平日でも駐車場は満車状態でした。


スタート前に駐車場の写真をデジカメで撮っていると、『バッテリー切』のサインが!

今日一日はスマホでの撮影となりました。(遅刻しても取りに帰って正解でした)



『劔神社』の石段をまずは登って行きます。石段の途中でお嬢様2号が

『あ~もうしんどい!』と言っていますが、それ以上に私は胃からこみ上げてくるものが・・・・。




サザエさんは4年ぶりの登山部復帰から今日で3回目。久しぶりの1回目の時は

けっこうバテていましたが、2回目からは現役復帰で今日もいいペースで登って行きます。

今日の私の体調では少し早いのですが、後ろから付いて行くお嬢様2号のペースが

丁度いい感じです。先頭を行くサザエさんは間があくたびに立ち止まってくれています。




樹林帯の中は木々が日差しを遮ってくれ、湿度も気温も低くてとても歩きやすい・・・・はずですが、

嫌な汗が出てくるだけで相変わらず空嘔吐をしながら歩いて行きます。

この辺りが一番しんどかった時間帯です。




リフト下のトンネルを抜けしばらくすると

お嬢様2号  :  『もう半分は来たかな?』

私      :  『いえいえ未だでございます!』

お嬢様2号  :  『え~~!』

本来はサザエさんがお嬢様2号の執事のはず!、今日は私のお嬢様がいないので

羽が伸ばせると思ったのに、これでは・・・・・!(笑)


途中で三人の大きなザックを背負った一組とすれ違いました。その内の若い女の子は今風のいで立ち。

それを見て、

私     :  『あれが本当の山ガールやね!』

お嬢様2号  :  『ほんとやね!』

(お嬢様2号もどうやら山ガールではないと自覚があるようです 笑 )



『西島神社』の手前では、先ほどかかっていた雲も流れて

眩しいくらいの青空が見えてきました。




神社の大岩の横を抜けると、いつものように山頂と『雲海荘』が手招きしています。

西島ではサザエさんがまた是非行きたいと言っていた『三嶺』も手招きしています。







西島駅からまずは『刀掛けの松』を目指します。

この辺りから足元に小さな花が目に着き始めます。




トゲアザミ



タカネオトギリ




途中で北に『丸笹山』から『赤帽子山』に続く稜線がくっきり見えます。




刀掛けの松で一息入れていると、行場の方から一人のおじいさんが

大きなカメラを抱えて上がってきました。

『花は咲いていますか?』と聞くと、『一方通行の分岐の下が一番沢山咲いていた』との事。

でも今日は一ノ森まで歩くので、一番の群生地には立ち寄れません。







行場への道は道幅も狭くなり登山道らしさが漂ってきますが、

道の両側には鹿よけのネットが続いています。




ツルギシシウド



カニコウモリ



『岩屋神社』『おくさり』を過ぎると、

上の道のキレンゲショウマの群生地ですが、前を行く二人は気づかずに通り過ぎようとしています。










少しピークを過ぎているような気がしますが、それでもまだ蕾も多くこの週末ぐらいが

最後かもしれません。

群生地を過ぎると『穴吹川源流の谷』。暑い日が続いていますが

まだまだ水量も豊富です。水に手を付けるととても冷たく一瞬で体までもクールダウンしたような

気になります。










源流の谷を過ぎるとカニコウモリのお花畑が続きます。とても小さな花弁のカニコウモリですが、

これがもっと大きな花弁の花の群生地なら見応えがあると思います。






刀掛けの松から行場を一気に下った道を、一ノ森までは少しずつ登り返していきます。

行場を過ぎるとすれ違う人もなく、鳥の鳴く声だけが聞こえる静かなトラバース道が続きます。

その内に右上に木々の間から青空がちらちらと見え始めると、一ノ森と二ノ森との鞍部に着きました。

先ほどまでの樹林帯の中から青空の下の笹原に飛び出しました。

行く手には一ノ森の山頂が見えます。するとサザエさんとお嬢様2号が

『え~あれを登るん?』と。




ペースもゆっくりしていたので、剣山で昼食の予定を変更して一ノ森でお昼にしようと

話をして最後の登りを歩いて行きます。すると途中で二人の子供とお母さんが降りてきました。

お嬢様2号が話しかけると、お姉ちゃんは7歳で、弟は4歳。朝の5時から歩いて次郎笈から剣山そして

一ノ森を歩いたとの事。『凄いね~!』と三人でひとしきり感心。




山頂直下の笹は背丈以上に伸びていて、笹の海の中を歩いているような気がします。

お腹も減って何とか踏ん張って登って行きました。







一ノ森山頂は周りの笹も低く、木々もなく360度見渡す限りの山・山・山です!

吹く風も涼しく文句なしの山頂に、二人からも感嘆の声が上がっています。

まさに『超気持ちいい!』











せっかくなので『一ノ森ヒュッテ』まで降りて、ヒュッテの前のベンチでお昼にします。

広場では休憩を終えた団体さんが出発しようとしていました。

お嬢様2号は買い物の時からお昼はラーメンを食べると意気込んでいたようで、

嬉しそうにザックからカップラーメンを取り出しました。

今日はサザエさんがお湯を沸かしてくれています。




ヒュッテとベンチの間にはシコクフウロのお花畑が広がっていて、そのせいで腰かけている周りを

次々と蜂が飛んできます。




お嬢様2号が食べ終わると、今度はサザエさんがコーヒーを淹れてくれました。

青空と緑の笹原、そして白骨林を目の前にして贅沢なお昼です。







いつになくのんびりとお昼を過ごした後、剣山を目指します。鞍部まで下り

針葉樹の樹林帯の中を今度は登って行きます。この道も変化があってお気に入りの道です。










樹林帯を抜けると次は笹原の中の道が続きます。

剣山と次郎笈がどんどん近づいてきます。














笹原歩きで暑くなるかと思っていたら、予想以上に風が心地よく

昨日のお酒も完ぺきに抜けて気分爽快!











そんな爽快感に気分を良くしたのか山頂手前の最後の登りでは、お嬢様2号のペースが上がって

先頭を歩いて行きます。逆にサザエさんが少しバテてきたようです。




山頂の東端のテラスでは風が強くて、汗冷えがしてきました。







テラスからトイレまで歩き振り返ってみると先ほどのテラスがまさに『天空のステージ』

トイレから山頂までの木道では、サザエさんが近所の知り合いとバッタリ会う場面がありました。




山頂には最初は一組がベンチに座っていただけだったのが、次々に登ってきた人で

直ぐに満員状態になりました。




今日は雲のある割には遠くまで見渡せ、三嶺の奥には石鎚山の姿もありました。







この山頂から次郎笈に続く稜線は本当に四国屈指の景色だと思います。










山頂から次郎笈を眺めながらお嬢様2号が

来る途中でも言っていた『飛びます、飛びます!』と連発しています。

おばさんですが親父がギャグです。(若い人には分らない坂上二郎)

『さぁ次郎笈までどうする?』と言う事になったのですが、あっさりと諦め

(4歳の子供に負けたことになります)、次回に楽しみを置いておくと強がりを・・・・・。

山頂から次郎笈への鞍部までの意外と急で滑りやすい下りに、二人は少し難儀をしていますが

下りの大好きな私はルンルン気分で下って行きます。

振り返っての剣山も絵になります!













鞍部手前の西島への分岐の道標を見て、ここまでの距離と次郎笈までが倍以上あるのを知り

お嬢様2号が『やっぱり無理!』と言っています。




西島へのトラバース道から次郎笈へ最後のお別れです。

『待ってろよ次郎笈!』




この道も途中で通行止めになっていたヶ所は復旧されていました。

大剣神社へ登らずにそのまま西島へと降りて行けます。










西島からも軟弱三人組はさっさりとリフトで降りることを選択。

このリフトに沿ってニッコウキスゲの花畑が続いています。

途中ではキレンゲショウマモ!




歩行距離8.3㎞を行動時間約6時間かけてのんびりと歩け、予想以上の好天に恵まれた一日でした。

『困った時の寒風山』と『二日酔いなら剣山』は私の定番となりまそうです。

(山に登る前日に、大酒食らうなんて不謹慎や!の声が聞こえてきそうですが)
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WOC.登山部第二班 2018.08.01 伊予富士断念そして迷走

2018年08月02日 | 四国の山
今週の登山部は二班に分かれての活動となりました。

一班の4名は恒例の松山の講演会に参加するため、その前に『皿ケ嶺』を登山。

二班の7名は来週に控えた『八甲田山』遠征を前に、

直前の調整と言う事で、軽く『瓶ケ森林道』側から『伊予富士』

目指すことになりました。時間的には余裕があるので、下山後は今、

カローラスポーツのCMの舞台となっている瓶ケ森林道をドライブします。

天気予報は一日中晴れマーク!絶好の登山・ドライブ日和に期待が膨らみます。


前日の夕方に完全復活を果たしたサザエさんからメッセージが届きました。

『急ですが人数に余裕があるなら1名参加をお願いします』と。

『まだ余裕がるので、どうぞどうぞ!』と返すと

『うちのお嬢様をよろしくお願いします!』と返ってきました。

どうやらサザエさん本人ではなく、『魔戸の滝』の時に初参加した、Iさんが参加したいとのとこでした。


今日は集合場所までお嬢様二人をピックアップしていきます。

さっそくコアラお嬢様がお嬢様2号に何やら語っています。

お嬢様   : 『最初に言っとくけど、WOCは年功序列やから!』

お嬢様2号 : 『???』

お嬢様   : 『車の着座で三人並んだときは、一番若い人が真ん中に座るという決まりがあるん!』

お嬢様2号 : 『そうなんですね!了解しました!』

今まで一番若くていつも真ん中の席で揺れる身体に苦労していたお嬢様が、今回年下の参加で

先輩面してうれしそうに話をしています。そんな会話を聞きながら、

(一番若い言うてもな・・・・・50を過ぎたおばちゃん二人が・・・・)と心の中で

思いながら決して口に出すことはせず、執事は運転を続けました。


西条ICを降り途中のコンビニでは、お嬢様が瓶ケ森林道のドライブで飲もうと

今日はビールを冷やしてきたというのを聞いたMさんが、『私も!』といって

ビールを買いました。そして冷やしたスポーツ飲料と一緒に新聞紙に巻いて

嬉しそうにザックに詰め込んでいます。(この時はまだルンルン気分のメンバーでした・・・・)



国道194号線を南に走せると

車中から見える山の峰々には重く雲がのしかかっているのが見えました。

『トンネルを抜けるとそこは・・・』と言いながら寒風山トンネルを抜けると曇り空が一転、

青空になっているのに期待していたのですが、トンネルを抜けても相変わらずの曇天。

さらに一の谷の館から寒風茶屋への林道では路面が濡れているではありませんか!

寒風茶屋でトイレ休憩をしているとトレラン姿の人が登山口を降りてきました。

伊予富士まで行ったけれども、ガスで何も見えなかったとのこと・・・・。

(;´Д`)

わずかな期待を胸に、瓶ケ森林道を西に車を走らせますが、どんどん霧が濃くなるばかり

その内に雨が降り始めました。




本来なら林道登山口辺りからはCMの景色の通り、瓶ケ森林道の全景が見渡せるはずだったのが

『一寸先も霧』の状態です。

先週の山から戻ってザックを干した後、今日の天気予報を信じ切って

雨具もスパッツも詰めるのがめんどくさくなって、今日は雨用の装備は持ってきていません。

他のメンバーもそれに近い状態だったし、笹原の今日のコースはこの霧の中では

全く面白味がなく、逆に苦行になりそうなので、相談の結果伊予富士登山は諦めました。


仕方がないのでそのまま林道ドライブで瓶ケ森方面へ!

相変わらず霧は流れず車の速度も落としての運転が続きます。Mさんは青空の下での爽快ドライブでの

ビールを諦め、薄暗い霧の中でビールを飲み始めました。

『こんなこともあるんやな~』

『セニョさんも今日は4か月ぶりに山に登れているから、呪いは溶けているはずなんやけどな~』

などと言いながら『よさこい峠』まで来ました。

ここから林道を引き返すのも、長沢へと降りて行くのも時間的には変わらないので、

峠から長沢ダムへと降りて行くことにしました。

よさこい峠からの県道40号線も先ほどまでの瓶ケ森林道と同じように、

曲がりくねった道が続いて行きます。先ほどまでビールを飲んでいたMさんが次第に無口になり

目を閉じています。どうやらビールに酔ったのではなく車に酔ってきたようです。

途中には『大瀧の滝』(おおたびのたき)の展望台がありました。

もう30年近く前に冬に訪れた時は、この滝は凍結して氷瀑となっていたのを思い出しました。








大瀧の滝で休憩した後、さらに細い道を下って行くと突然道を塞ぐコーンが!



なんと道路工事のための通行時間制限!



警備員のおじさんがいたのでダメ元で

『通れんのかな?』と聞いてみると、『数分違いやったのにな~』と。

『以前に他のところであった工事の時は通らせてくれたんやけどな』と粘ってみても

どうしても通らせてくれないとのことです。

これもセニョさんの呪いか?



仕方がないので時間待ちをする間、ここで昼食にすることにしました。




私は今日もこのところハマっている蕎麦大盛!




車の中でこれも恒例となった歯磨きをしたお嬢様が、口を濯ごうと車の外へ出てきたのを見て

執事  :  『きたないな~』 と言うと

お嬢様 :  『何が汚いん!歯を磨かん方がよっぽど汚いわ!』と

さらに

お嬢様 :  『おまけにたばこは吸うわ、酒は飲むわ、顔は皺だらけやわ!』

とたたみかける様にして・・・・・お嬢様、何もそこまで言わなくても (T_T)




さてさて、このまま帰っても本当に車で走っただけになるので、どこか立ち寄れる場所はないかと思案。

そしてふと思いついたのが以前に麺法師さんが是非行きたいと言っていた『にこ渕』

『秋ぐらいにどこかの登山と絡めて出かけましょう』と約束していたのに、麺法師さんのいない間に

出かけるのは気が引けますが、ここは背に腹はかえられません!

後ろ髪をひかれる思いで国道194号線に出て、10分ほど南に走り『にこ渕』への林道に入ると

『にこ渕歩道通行止』の看板が!嫌な予感がしますが、

歩道の工事くらいなら、そこは登山部!・・・・・・と思いながら向かうと、ここにも警備員の人が!

『すみません!にこ渕へは降りられませんよ!』




これは絶対『麺法師さんの呪いや!』

いやいや抜け駆けをしようとした私が悪いんです。

(工事は8月中位の事なので、ごめんなさい!にこ渕には秋に絶対麺法師さんと一緒に来ますから!)





助手席にいた山さんが一班のセニョさんに電話を入れると、松山は青空が広がっているとのこと。

一班の様子です!

竜神平



4か月ぶりのセニョさんのバンザイ!



恒例の自撮りでポーズ!



それを聞いて二回続けての通行止めにあった二班のメンバーのテンションは・・・・・。

『二度あることは三度あるやから、絶対最後に何かあるかもしれんな!』と今日の不運を呪いながら

194号を戻って行きます。

『大橋貯水池』を右手に見ながら車を走らせると、途中に『木の根の森』

渡るつり橋が掛けられています。向こう岸へとひとまず渡ってみることに。

このつり橋、結構高さもあって揺れるのですが、足元が安全だと言う事で

高所恐怖症の山さんも渡って行っています。




折り返しでIさんが山さんを怖がらせようと追いかけて行きますが、逃げる山さんに追いつけません!

お陰でつり橋は『揺れるは揺れる!』

後ろからついて行った私が、何だか酔ったような気分になってきました。




反対になぜが先ほどまでぐったりしていたMさんが、急に復活してきました。




今日はここで3週続けてのWOC登山部の記録を更新しました。

それは一日の歩行距離がほぼこのつり橋の200m(往復)という記録です。


つり橋からは山さんの提案で新居浜にある『みんなのコーヒー』に立ち寄ることにしました。

その前に寒風山トンネルを越えた西条市側で、お嬢様が『名水』を汲んでらっしゃいます。

トンネルを抜けて直ぐにある麺法師さんお勧めの名水ではなく

この場所の名水でないとダメだというお嬢様。しかも3カ所ある汲み口の一番北側にある汲み口で

ないとダメだとおっしゃります。さすがお嬢様です。こだわりが半端ないです! ( ゚Д゚)

そして大きなペットボトルに二本も入れた手提げ袋を持ってお嬢様が

『あ~重たい!』と宣っています。

自分はか弱いので、車の後部座席にはよう持ち上げられないとアピールしてきますが、

そこは『硝子の腰』の執事は、前々回のちち山から下りて来た時に

ギックリ腰気味になっているので、聞こえないふりをして無視をしていると

お嬢様2号が力強く持ち上げて、苦にせず後部座席に運んでくれました。

『ありがとうございますお嬢様2号。今度からサザエさんと交代して、

私はお嬢様2号の執事となります!』 のでサザエさんよろしくお願いいたします!

(えっ!お断りしますって。先日、山さんにもお願いしたら荷が重すぎると断られました。

私はずっとコアラお嬢様の執事でしょうか?・・・・ト・ホ・ホ・・・・・!)




その後、西条市から新居浜市内に入り市内を抜けようとした時に道を間違え、

スマホを見ながら元の道に戻ろうと左折をすると、

『な・な・なんと!今日三回目の通行止め!』







メンバー全員、もう笑うしかないです!

『二度あることは三度ある』 昔からの言い伝えはさすがです。

前日に自分は参加できないのに、お嬢様2号の為に連絡をとってくれたサザエさんが、

お嬢様2号に何度も『感謝しろよ・感謝しろよ』と恨めしそうにメッセージを送ってきたと言います。

ひょっとすると、そのサザエさんの呪い!かもしれません。



新居浜市の東の端に、『みんなのコーヒー』は海沿いの県道13号線から

海側に少しだけ北側に入った場所にありました。

黒い壁に白い鋼板の屋根の平屋のこじんまりとした可愛らしいお店。

店内に入ると入り口と反対側は大きな掃き出しの窓から、向かいの大島と青い海が見えます。







さっそく山さんのお勧めのコーヒーアイスクリームとブレンドコーヒーを注文しました。










瓶ケ森林道で24度だった気温がやはり平野部に下りてくると、

その温度差に余計な暑さを感じていた中、

涼しい店内で美味しいコーヒーを飲みながら、まったりとした時間を過ごしました。

コーヒーを飲み終わり目の前の防波堤まで出てみると、青空が広がっていました。













今回の山の天気は先日の迷走した台風12号の影響が残っていたのかもしれません。

そのお陰で、同じように山の中を迷走した登山部二班でしたが、

300㎞近くも運転してくれたIRIBITOさんには本当にお気の毒でしたが、

こんな日もあっていい思い出と経験になりました。

そして昔山の会の人が『弁当忘れても雨具は忘れるな!』と言ったのを思い出し、

胸にまた刻んだ一日でした。


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